ヘイ!タクシー!   作:4m

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ジューンプライド20

隣にいるその人は、自分より全然大人で

きっと私のことは、子どもとしか思ってない

どんな時でも私たちの味方で

きっとこれからもそうなんだろう

 

「はい、二名様ですね。どうぞ、お楽しみください」

 

係員の人の指示に従って、丁度降りてきた赤くて丸いゴンドラの扉から中へと入る

入る際にユラユラと揺れるゴンドラにバランスを崩しそうになると、零次さんが肩を支えてくれた

触れられた瞬間に、心臓が跳ねそうになってしまう

 

「···ありがとうこざいます」

「いえいえどうも」

 

そんな気持ちを悟られないように、私はゴンドラの座席にちょこんと座り込む

零次さんは私と向き合う形で、通路を挟んで反対側に座った

 

二人きり

あんなに騒がしかった喧騒が嘘のように静まり返って、完全に個人的な空間が出来上がる

考えようとしなくても、自然と頭がそういう方向に回ってしまうのは、普段レッスンなどで歌っている曲の影響なのだろうか

それとも前に奈緒さんから借りた恋愛漫画のせいかな

 

私がどぎまぎしている間も、零次さんは普段の表情を一つも崩さずに、ゴンドラの窓から外を覗いていた

 

やっぱり、零次さんは大人なんだなぁ

きっと、昔付き合ってたっていう彼女さんとも来たことあるんだろう

梨沙ちゃんはいつも''お子ちゃまドライバー''って言ってるけど、やっぱり零次さんは大人だよ

 

私も同じように外を見ると、ゴンドラは観覧車を支えている鉄柱を抜けて、段々と上に上がっていく

さっきまで私たちがいた柵の部分がどんどんと下へと下がっていき、遊園地の風景が段々と一望できるようになってきた

 

すると零次さんが私たちがお昼に撮影で訪れたレストランのほうを指差す

言われた通りにその辺りを見てみると、私がよく知っている格好をした女の子二人がうろうろとさまよっているのが見えたのだった

 

黒髪のツインテールと、金髪ショートのボブヘアー、私と同じくらいのそれはもうよく見知った二人が何かを探すように辺りを振り返りながら歩いている

 

「あれ?二人とも、私の着替えの後に帰ったんじゃ···。確か、プロデューサーさんが迎えに来るって···」

 

零次さんに尋ねるが、零次さんは頭を傾けて知らん顔だった

 

一体いつから!?恥ずかしい···!

どうしよう···はしゃいでる姿見られちゃってた?それとも本当に偶然二人も遊びたくなっただけ?

お姫様抱っこされたところも見られちゃったのかな···でもあれはゲーム機の中だったし···

 

「たぶん、お前が考えてるようなことじゃないと思うぞ」

 

私が二人に対して疑うような素振りを見せたのだろうか、零次さんがそれを遮るように言うのだった

 

「きっと、千枝が嫌な思いをして逃げ出したりしてもいいように···とかじゃないのか?」

「嫌な思いって何ですか?」

「それはたとえばほら···あれだよ。俺もさ、自信なかったっていうか、あー···」

 

いつもとちょっと違って、零次さんは言葉を濁すように口ごもると、窓に肘をついたり、腕を組んでうつむいたりと何だか落ち着きがない

私が痺れを切らして''何か二人と話したんですか?''と尋ねると、零次さんは渋々話し始めるのだった

 

「最近の子の趣味はわからんからさ、色々梨沙に相談したりしたんだよ。その時に、もし千枝が嫌になって帰ってしまったら、フォロー頼めないか···みたいな事をさ」

「ああ、それで···」

 

それであの時、梨沙ちゃんは零次さんが何か言ってきたら殴り飛ばす···とか言ってたんだ

そっか···零次さん、ちゃんと考えてくれてたんだ

どうしよう、凄く嬉しい

 

「そうさ、それに今日はお前の誕生日だろ?そんな日にそんな事されたら一生トラウマになっちまうなって思ったんだ。それと···今日は、千枝を女の子として扱うようにと言われた。上手くできてたかどうかはわからない」

「お、女の子···ですか?」

「ああ」

「それって、どういう···」

 

どうしよう、胸が高鳴る

ちょっと期待してしまう自分がいる

二人っきりのゴンドラ、時々聞こえるゴンドラが軋む音しか今は聞こえないのに、私の中にもう一人、知らない自分がいるような気がして、思いっきり叫びだしそうになってる

 

どうしよう、聞こえてないよね

私、口に出したりしてないよね

膝の上でぎゅっと両手の拳を握りしめて、動き出しそうになる自分を押さえつける

今すぐベッドの上に寝っ転がってゴロゴロしながら枕にうずくまって叫びたい

 

「女の子とこうやって、キチンとデートするのは久しぶりだから。千枝を喜ばせられたかどうかはわからない。今日は、楽しかったか?」

 

どうしよう、今デートって言ってくれた

どうしよう···!今デートって言ってくれた!

頭の中のつっかえが、背中のほうに一気に落ちていくような感覚!

わたしが、私が···!久しぶりって!

''女の子''だって言ってくれた!

''女の子''だと認識してくれた!

 

いつも梨沙ちゃんとケンカしてる零次さん

いつも桃華ちゃんと会社でお茶してる零次さん

いつも凛さんと加蓮さんにからかわれてる零次さん

いつも唯さんに追いかけ回されてる零次さん

 

そんな、皆がいつも零次さんと真っ正面から向き合えているのが羨ましくて、前にやっとお家に招待したけど、それでも零次さんは私のことは、子どもとしか思ってなくて

 

でも、今ハッキリ言ってくれた

今の私は、''女の子''なんだよって

 

「はい、とても楽しかったです。ご飯も、スイーツも、一緒に撮った写真も。最後のカートは、勝てなかったのは残念でした」

「一応お前のほうが有利だったんだぞ。千枝のやつは1人乗りだったし、俺のやつは2人乗りだったんだから。それに、俺のほうが体重のぶん重いし。千枝なんてまだまだ軽いわ」

「あ、丁度そのカート場が見えますよ」

 

私は立ち上がって、通路の真ん中の扉の窓からカート場を指差す

そのコース全体が見渡せる程に、観覧車はいつの間にか、あと少しで頂上に到達するところまで上がっていた

零次さんは窓ガラス越しに指でコースをなぞりながら、''ライン取り''とか''アクセルワーク''とか色々と教えてくれるが、まだよくわからない

 

いつか私が零次さんを追い越せる日が来れば、私を認めてくれたりして

だけどそれは、どれだけ未来の話か···わからない

だから、せめて今は、この、''アイドルの佐々木千枝''ではなく'''女の子''であることを許してくれるこの瞬間は、もう少しだけ歩み寄っても、いいのかもしれない

 

「あそこでは、ブレーキを踏まなくてもいいんですか?」

「ああ、あのカートはリミッターがかかってるから普通の人が乗っても大丈···夫」

 

零次さんが説明している間に、体を近づけ、顔を零次さんが指でなぞっている窓ガラスへと近づけた

丁度、零次さんの顔の真横辺りへと

零次さんが息をする音が、耳元で聞こえてくる

 

「···近くないか?」

「反対側だったのでよく見えません。それに、これなら一緒に考えることができますし···」

 

私はその説明している窓から顔を離していって、段々と零次さんの体のほうへと近づいていった

零次さんの左足、太ももの辺りに跨がるように立つと、私はゆっくりと腰を下ろしていく

向かい合った状態で聞こえるのは、お互いの衣服が擦れる音と、完全に腰を下ろして零次さんの太ももに座り込んだ時の私の吐息

 

心臓が高鳴っていくのがわかる

お互いの体の距離がもう10cmもない

 

「···重い」

「''みっしょん''より軽いんですよね?」

「それとこれとは別」

 

そう言いながら、零次さんが私をよけようと伸ばした右手を左手で掴まえて、そのまま私の胸の中心辺りへと押し当てた

零次さんの手が細かく鼓動に合わせて振動しているのを見ると、私の心臓がいかに騒がしく動いているのかがわかる

 

私ったらなんて、大胆なことをしているんだろう

そんな私とはうって変わって、零次さんは冷静な態度を崩すことなく、密着している私を静かに見つめていた

やっぱり大人ってズルい、私は今にも胸がはち切れそうなのに

零次さんが悪いんです、そんな、''女の子''だなんて言われたら、服が似合ってる何て言われたら、お姫様抱っこなんてしてくれたら

 

デートなんてしてくれたら、嬉しくなるに決まってる

だからこれは全部全部、零次さんのせいだから

 

「今日は凄く···楽しかったです。だから最後に、''女の子''の私のわがままを···聞いてください」

 

そう言うと私は、零次さんと向き合ったままゆっくりと目を閉じて、少しだけ顔を上げて、自分のキュッと閉じた唇を零次さんのほうへと近づけていく

窓から差し込む夕日が一層強くなったのが、閉じた目蓋の外側から感じ取った

それは私たちのゴンドラが、まわりに何も遮るものがない頂上へと到着した証拠で、ここなら誰にも私たちがやっていることを見られることがない

 

私はためらうことなく、零次さんへと顔を近づける

零次さんも嫌ならそんな私を、この胸に当てている手で簡単にはねのけることが出来るのに、ただ私が近づいていく上半身に合わせてどんどんと引っ込めていく

 

そして私は、空いていた右手を零次さんの背中にまわし、上半身を完全に密着させるように抱き寄せると、その零次さんの唇に目掛けて、自分の唇を押し付けるのだった

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

柔らかい感触が、唇に広がる

いや違うな、もっと細かく言うと、唇の左端のほう、乾燥してくるとよく切れてしまうあの部分の上唇の辺りに、上下から柔らかく挟み込まれるような柔らかい感触が広がった

これは···キスと呼ぶにはどうもお粗末な結果で、本当ならドラマや映画のようなモノを千枝は想像していたのだろう

本人もそれに違和感を感じたのか、くっ付けていたのはほんの数秒で、唇を離すと何だか思っていた結果とは違ったのか、少し顔を横に傾げていた

 

「···あれ?」

「ふっ···ふっふっふ···」

 

千枝を太ももに乗せたまま、俺はそんな千枝が可笑しくてついつい苦笑いを浮かべてしまう

そうしていると、千枝はそれが面白くないのか顔を真っ赤にしてプクーっと頬を膨らませていた

 

「下手くそ」

「もうっ!零次さっ!んっ!」

 

いよいよ我慢が出来なかったのか、千枝はぷんすかと怒り出す

プライドが許さなかったのか、千枝はもう一度と言わんばかりにその膨らませた頬のまま顔を近づけてくるが、すでにゴンドラは地面へと下がりはじめて、これでは反対側から丸見えになってしまう

それを伝えると、千枝は恥ずかしそうに俺の足から降りて隣へと腰掛けるのだった

 

「もうちょっと···上手く出来るはずだったのに」

「そう落ち込むな、難しいって言っただろ?」

 

うつむいて、みるからに落ち込んでいる千枝を俺は何とか励まそうとする

最初は大体みんな失敗すると千枝に言うと、その話に興味を持ったのか、千枝は逆に俺の過去の経験について聞いてくるのだった

 

「じゃあ···零次さんも最初はこんな感じだったんですか?」

「···まぁ、お世辞にも映画とかドラマとかみたいなロマンチックな出来じゃなかったな。千枝より下手くそだったかもしれない。相手にも笑われたし」

「前の、彼女さんですか?」

「ああ。···って昔の話だぞ?」

 

それでも、千枝は俺の元カノの話を聞きたがった

どこに出掛けたのか、どんな料理を作ってくれたのか、どんなことをして遊んだのか

話すのは簡単だったが、中々に辛いものがある

というか俺は小学生に一体何を話してるんだか、今じゃ完全に立場が逆になっていて、千枝が俺を励まし始めてる

 

「···そんな青春だった。もっとしてやれることはあったと思うけど···俺もガキだったし。そんなとこだ、情けないだろ?」

「そんなことありません!」

 

千枝は俺の腕を強く掴むと、そう言い切る

 

「きっと彼女さんも嬉しかったと思います。色々な所に好きな人と沢山行ったんですもん。きっときっと···たくさんたくさん嬉しかったはずです!絶対絶対!間違いありません!」

 

そうか、そう言ってくれるだけで嬉しい

そう千枝に伝えると、千枝は立ち上がって俺の目の前に立つ

もう少しでゴンドラは地面に到達しようとしていた

 

「じゃあこれからは私と、もっと、色々なところに一緒に行ってください!今度は、千枝にご飯を作らせてください!私と、沢山遊んでください!私といる間は、私を!是非!彼女だと思ってください!絶対絶対!彼女さんより、零次さんを幸せにしてみせます!」

 

千枝が啖呵を切る

それは、俺の元カノに対しての敵対心なのか、それとも俺を哀れんでいるのか

千枝の目はとてもキラキラと輝いていて、本当に青春してるなと思った

どちらにしても、その気持ちだけでも嬉しかった

だが

 

「···彼女っていうのはどうも···」

「···!」ガーンッ

 

しおしおしお~っとみるからにしょんぼりしていく千枝は、俺と通路を挟んだ向かい側の元の席に座り込んだ

座り込んだまま、自分の膝の上で指をいじいじいじいじ

どうも納得がいかないみたいだ

 

「···でも、一緒に出掛けてはくれるんですよね?」

 

おお、意外とたくましいな

 

「まぁ。というよりいつも出掛けてるようなもんじゃ···」

「そういうことじゃなくて」

 

怒られてしまった

 

「千枝がご飯を作りに行ってもいいんですよね?」

「···親御さんがいいって言うなら。っていうか既に何人か勝手に台所使って作ってはいるけど」

「そういうことじゃなくて」

 

···すいません

 

「この先、5年後も10年後も、千枝が大人になっても、一緒に遊んでくださいね。きっとその頃には、料理も上手くなってるはずですから」

「そうか、それは楽しみだな」

「その時にはもう私は、理想の彼女になっている···かな?」

 

千枝はニコッと笑顔を浮かべる

凄いな、こんな状況でも笑顔を浮かべることができる、これがアイドルか

だが

 

「どうかな、理想の彼女ねぇ···もしかしたら逆にだらけてるかもしれないし」

「あっ。アイドルに向かってケンカを売りましたね。いいでしょう、そのケンカ、買ってあげます」

「随分と上から目線じゃないか」

 

バチバチバチと何だか俺と千枝の間に火花が散り始める

だが、お互い薄笑いを浮かべて、普段梨沙とするときとは少し違う、心地よいケンカの火蓋だった

 

「そういえば···」

 

今度はうって変わって、千枝は聞きずらそうに俺に話し掛けてくる

 

「前の彼女さんとは、どうして別れちゃったんですか?」

 

おお、そうくるか

遠慮がないな、今日の千枝は

ここぞとばかりに根掘り葉掘り聞いてくる

 

だが、その話をするには、まず俺自身の話をしないと

 

「そうだな···。なぁ、千枝」

「···?」

「俺はな」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ゴンドラを降りると、辺りはもう夕日が沈みかかっていて、遠くのほうから黒い雲が近づいてきていた

時間帯もあり、この観覧車がある丘も家族連れもめっきり減って、代わりにカップルが増え始めた

 

出口へ案内してくれた係員の人も、相変わらず俺たちの事を仲のいい兄妹か何かだと思って微笑ましく見送ってくれる

 

園内ではなく駐車場へと真っ直ぐ繋がる長い一本道を千枝と下っていると、千枝が隣に並んで俺の腕の横にピッタリとくっつく

やはり、さっきのはこんな時にする話ではなかったと少し後悔していたが、それに反して千枝は特に何も言わず、そのまま俺に寄り添う形で歩いていた

 

そんな千枝が少し気になってふと横を見ると、俺の左手に恐る恐る手を伸ばして、掴もうとしている千枝がいた

俺はそんな千枝にこちらから手を伸ばすと、千枝は恥ずかしそうに黙って手を伸ばし

ーーーーー ーーーーー

その左手をギュッと握った

零次さんの手は何だかゴツゴツしていて、これが美空さんが教えてくれた''職人の手''っていうものなんだなって思った

 

でもそれは、これまで共演したどんなカッコいい俳優さんよりも頼もしくて、どんな時でも助けてくれそうな、そんな''大人''を感じた

そう思うと、本当に今日は勇気を出してよかったなって思った

 

私はどうだろう、今日は沢山零次さんを困らせてしまったと思う

 

でもその分、零次さんのことについて知ることができた

 

私をエスコートするように、零次さんは黙って私の手を取って歩いてくれている

 

大丈夫かな、手、汗ばんだりしてないかな

歩くの遅くて迷惑してないかな

今日は楽しかったかな

また本当に遊んでくれるかな

 

色んなことが頭の中で駆け巡っていたが、そんな私もいつか大人になって、今度は私が零次さんを助けてあげられるような、そんな存在になりたいと、そう思う自分がいた

 

だから今だけは、こんな未熟な私を許してほしい、そう神様にお願いすることにした

 

「何よ!今日はたまたま調子が悪かっただけよ!大体ね、車が遅かったのよ車が!」

「あら、いけませんわ梨沙さん。お車に罪はありません。それに、私のほうが二人乗りでしたから分はそっちにあったのではなくて?やはり···」

「何よ、やはり何よ!あんたまであいつと同じこと言うわけ!?大体ね、体重管理くらい日頃しっかり···あっ!噂をすれば来た来た来た!」

 

その二人組の姿を見た瞬間、零次さんから溜め息が漏れていた

梨沙ちゃんは零次さんを見つけるや否や、一気に詰め寄ろうとするが、私の姿を見ると取り繕ったように自分の襟を正しながら向き合う

 

「あ、あら千枝じゃない。偶然ね~、アタシたちも残ってたのよ~。そう、そう!たまたまね~、アタシたちもゴーカートで遊びたくなっちゃってね!それで、残ってたら送ってくれるっていうじゃない?だから、他にも美味しいものもたくさんあるみたいだしだから···」

 

と、私はまだ何も聞いていないのに梨沙ちゃんは説明を始める

私は''へぇ~''とだけ返事をしながら聞いていると、そんな私達を見ながら桃華ちゃんはクスクス笑っているのであった

 

零次さんは···どこかから電話がかかってきたようだ

何だろう、話す内容を聞いていると星花さんからみたいだけど···

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