ヘイ!タクシー!   作:4m

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12 水平線の宝玉

中々に見られない光景だ

ルールに辛うじて抑えられている性能

解き放たれる瞬間が今か今かと迫る

 

「はいっせーっのっ、よいしょっ···!前大丈夫ー?いい?大丈夫ー?」

 

ひな先輩のその声に、運転席から姉さんは腕を出してOKマークを作っていた

俺とひな先輩がタイミングを合わせて、トランクに手を掛けながら押していく

辺りがすっかり暗くなった頃、ガレージ外の電灯に照らされていたその巨体はゆっくりと中へ入ってくる

ガレージ内の明るい照明がその車の姿をよりハッキリと現していくのだった

ミシミシミシっと室内のコンクリートを踏みしめて、一台の車がリフトの上へと配置されていく

 

「はーいっ!お疲れ様ー!こんなもんでいいんじゃないのー?」

 

姉さんの叫ぶ声がガレージに響くと、やっと俺たちはトランクから手を離して腰に手を当てて一息ついた

 

「やっぱり重いな···」

「そうですね···」

 

運転席から出て''んー''と腕を伸ばしている姉さんを俺たちは大きく息を吐いて整えながら見て···、ガクッと項垂れる

 

「はいはいお疲れお疲れ。いやー、レイジ君の実家が意外と近いところにあってよかったね~」

「近いだけなら良かったんですが···」

 

外を見てみると、ガレージの外で搬送車がガラガラとエンジン音を響かせながら停まっている

一方、ガレージに入った車からは、ひな先輩がドアを開けた音しか聞こえない

 

「ひなちゃんもう一回やるの?」

「多分無理だと思うけどね」

 

そういうひな先輩が車に乗り込んだので、俺たちも近くまで見に行ってみる

ひな先輩がキーシリンダーに差し込まれているその鍵をひねってみるが···

ちなみにこれが、仕事終わりにわざわざ搬送車を借りて車を取りにいった理由である

 

「うーん···」

 

ひな先輩が鍵をシリンダーの''IGオン''の位置に合わせるように二回捻ると、メーターやモニター等の電装部品が点灯を始める

カチカチカチと後部座席付近から聞こえてきたのをみると、燃料をエンジンへ圧送する燃料ポンプも正常に動いているようだ

エンジンが回る準備は整っている、燃料も念のため携行缶に満タンに入れ、車へ注入済みだ

メーターの燃料計もちゃんと動いている

 

が、俺を含む姉さん、ひな先輩は浮かない顔だった

 

「はい、じゃ、掛けるよ」

 

後部座席からのカチカチ音も消えて、いよいよひな先輩が鍵を''スタート''の位置に鍵を捻った

 

しかしエンジンが掛かることはなくその瞬間、車の前のほうから金属が激しく擦れるような、ガガガッと何かを削るような甲高い音がガレージ内に響く

その音に思わず俺も姉さんも肩がすくんだ

ひな先輩が鍵を捻るのをやめると、その音の余韻が消えるまで呆然と眺めていた

 

「···ダメか、もう一回」

 

ひな先輩は何回かそれを繰り返すが、エンジンは掛からない

いよいよ諦めて鍵を戻してシリンダーから引き抜くひな先輩は、とりあえず車から降りてくると、近くにあるキャディの上に鍵を置いた

 

「これ以上やったらダメだ、かぶる。まぁ後々バラすんだけど」

「こりゃあ、フライホイールも怪しいわね~。まず最低限セルとフライホイールと···」

 

そう、この車の最大の問題、エンジンが掛からないのだ

 

これのおかげで実家から車を一人で持ってこれなかった

車庫から出すときも一苦労だった、エンジンが止まっているからパワステの利かないこの重いハンドルの車を一生懸命皆で押しては切り返し、押しては切り返し、やっとの思いで搬送車に乗せることができた

 

「それにしても···」

 

姉さんが顎に手を当てながら、ゆっくりと車を眺める

車のまわりを歩いて観察し、足元からルーフまでまじまじと見ているのだった

 

「よっっっく残ってたわね~、ここまで綺麗なのは中々ないと思うよコレ。ほら、フェンダーなんてほんのちょっとしか錆がないし、さすが車庫保管ね。そしてこの、純正ホイール。めちゃくちゃキレイ」

「ボディーが赤いのは珍しい、青と白と黒はよく見るが。これも本物のカーボンボンネットだ」

 

姉さんだけじゃない、ひな先輩も車のまわりを回ってボディーを見たり、タイヤの奥にあるサスペンションを触ってみたり、ボンネット、フェンダーとタイヤの隙間などの細かいところまで確認している

 

リフトの上で、タイヤを歪ませながら鎮座する、宝石とも言えるスポーツカー

そのエンジンから生み出されるとてつもないパワーを路面に伝える、速く走るための太いタイヤを格納する左右に張り出しているオーバーフェンダー

フロントのバンパーグリルと、リヤのトランクに貼り付けてある''GT-R''というエンブレムが、その車を特別な物だと語っている

 

「お父さんに感謝しないと、ね?レイジ君。本当によかったの?レースで使うために借りちゃって、こんな綺麗な車」

 

相当大事にしていたのだろう

日に焼けている部分が一切なく、その見事なまでのメタリックレッドに照明が反射して綺麗に輝いていた

車の中のパネル等も目立ったシミも汚れも、それどころか埃も見当たらない

経年劣化による''ヨレ''は多少はあるが、十分すぎる程に綺麗だ

 

「俺も、よくわからないんです。親父があんなに···すんなり渡してくれるなんて、しかも、''好きに使っていい''なんて言ってました」

「好きに使っていいってなぁ···、言ってくれるのは嬉しいけど、私は少し罪悪感がね。こんなに綺麗なんだぞ、ほら見てみろ」

 

ひな先輩が運転席足元に手を伸ばすと、ボンネットがガタンッと音を立てて前側が少し浮き上がる

その隙間に指を入れて、その驚くほど軽いボンネットを上に持ち上げると、この車の主役と言ってもいい心臓部が真ん中に収まっていた

 

「私もRBは久しぶりだ。自分の240に載せ替えるのも考えたが、値段的に現実味がなかった」

 

エンジンの上のヘッドカバーの文字も色褪せたり消えたりしていない、ボディーよりも少し濃い赤色で塗装されている心臓

それがエンジンルームのど真ん中に位置していて大半を占める

エンジン向かって左側にウォッシャータンク、右には吸い込む空気のゴミを取るフィルターが入っているエアクリーナー、その後ろにはエンジンを限界まで使いきる為のターボチャージャーが深い場所に備えられている

 

全ては速く走るため、その為に備え付けられているパーツが他にも沢山ある

普通の車とは違う、エンジンルームを見るだけでそれは十分に伝わってくる

 

「···ん?」

 

その時だった

このガレージのインターホンが鳴ったのだ

 

「おっ、来たのかな~、来たのかな~?うふふ~っとっ」

 

俺とひな先輩の間をすり抜けて、姉さんが嬉しそうにシャッター横の玄関へと駆け足で向かっていく

ひな先輩に誰か呼んでいたのか聞いてみようとしたが、ひな先輩も同じことを思っていたのか、互いに顔を見合わせてしまった

 

姉さんが呼んだお客···、しかもあんなに喜んで出迎えるような相手

嫌な予感がする

 

「あ、よく来たね~!さぁさっ!入って入って!外も少し肌寒くなってきたから~」

 

時計を見るが、前に梨沙たちが来たとき程遅い時間ではない

誰が来てもおかしくない状況だった

 

「こ、こんばんは···」

 

ガレージに入ってきた人影に、俺はホッと胸を撫で下ろす

おずおずと入ってきたその人物は、俺とひな先輩にも丁寧に頭を下げるのだった

 

「美波ちゃん、久しぶり」

「お久しぶりです、ひなさん。よかった、皆さんお元気そうで」

 

新田ちゃんはそれはそれはご丁寧に俺にも挨拶をしてから室内に入ってくる

一安心だ、これだよ、これが大人に対する正しい姿勢だ

新田ちゃんはあいつらの中でも数少ない常識人の内の一人だ、是非見習ってほしい

いつ来てくれても全く問題のない人種だ

 

「こんばんは···あ、どうも···すみません。こんな時間に···」

「いいのよ~、どうせ暇なんだから~。あなたたちならいつでも大歓迎よ!特に今は!」

 

どうやら来客は一人ではなかったようだ

続けて入ってきたのは、なんと本屋ちゃんこと鷺沢文香だった

ギャーギャー騒ぎ立てることもしない、とても静かだし丁寧な口調で、この前家に来た時も一人で静かに本を読んでいた

元々本を読むのが好きだから、あのお互いに一人の時間を過ごしていても何も気を使うことのない雰囲気は中々に居心地がよかった

 

「零次さん···こんばんは」

「おう、いらっしゃい。前に言ってた本なら上にある」

「あ···!本当ですか?ありがとうございます···」

 

本屋ちゃんの顔が途端に明るくなった

車の本なんて興味があるんだろうか?

言われたから俺の持っていた半分趣味みたいな本を用意しておいたが、面白いかどうかはわからない

 

「これが噂の···」

 

新田ちゃんが早速目の前の車に興味を示した

珍しいものを見るように、それでいてあまり近づこうとはせずに車の前側から、体を右へ左へ上に下にと動かしながらまじまじと観察する

 

「これが···ご···五千万円···」

「そこまではしない、この普通グレードだと。乗ってみるか?エンジン掛からないけど」

「で、できません···!滅相もない···!」

 

本屋ちゃんも興味があるのか車へ近づいていったので、座るだけ座ってみるかと誘ったが手を前に出して必死にお断りされた

 

その時姉さんの声が玄関先から聞こえてくる

 

「はいはいどうぞ~、中に入って~」

 

まだ来客がいるのか

姉さんの声に導かれて入ってきたのは···

 

「零次さんっ!こんばんはっ!」

「こんばんは···!すみません!夜ごはんのときに!あの、ママはいいよって言ってくれたので、今日は美空さんに呼ばれて···!」

 

途端にガレージが騒がしくなった

元気に手を振っているみりあに、ぺこぺこと頭を下げている千枝がそこにいた

 

···まだいい、ギリセーフな人選だ

 

「···ところで、今日はまたなんでここに来たんだ?家族はいいとして、プロデューサーはOKしたのか?俺たちと接触するのはマズいんじゃないのか?」

 

姉さんが玄関の扉を閉じた

どうやらここにいる四人で全部のようだった

 

そうだ、あれだけ問題になっているんだ

こうしてここに来るだけでもマズいんじゃないかと最初に頭をよぎった

 

「うふふ···それはねぇ~っ」

 

みりあが両手で口元を押さえて、ニヤニヤと笑いを堪えながら何かを言おうとしている

みりあが千枝と目を合わせると、千枝が説明を始めるのだった

 

「専務さんが言ってくれたんです。大変な作業だから、迷惑にならない範囲で零次さんたちを手伝ってもいいよって。だから、今日は私たちは予定がないので、美空さんに電話して来ちゃいました」

「みりあもみりあも!」

「粋よね~専務さん!今度ビール奢ってあげなくちゃ!」

「私も、車のことはよくわかりませんが、ひなさんがまだ本調子ではないと聞いていたので、代わりにご飯くらいなら作れます。他にも何でも言ってください」

「私も···何か、知識で役に立つことがあればと···、重いものは無理ですが···何か物を持ってあげたりできるかな···とも。ご迷惑でなければ···」

「···そうか」

 

こいつら四人誰一人、嫌な顔をしていない

本当に俺たちを助けようとしてくれているみたいだった

わざわざ予定を合わせてくれてまで、こいつらは俺たちを手伝おうとしてくれていた

 

「これだねっ!じーっ、てぃーっ、あーるっ!」

「み、みりあちゃん···!その、壊さないように···ご、五千万円だから···!」

「いや、そこまでしない」

 

千枝もみりあも車を一生懸命覗き込んでいるが、覗き込んでいるだけですぐに頭を傾げる

 

「だけど、一生に一度あるかないかだぞ。RB26を生で見られるのは」

「ひな先輩の言う通りだ、ありがたく思え」

「あーるびーにーろくー?」

 

専務の粋なはからいと、こいつらのやる気に今回は賭けてみる価値はあるかもしれない

人手が足りないことには変わりはない、時間はもうあまり残されていない

 

これで未来が少しでも良い方向に向かうことを願うまでだ

 

「さて、早速車を触りたいところだが、まずは飯だ。私もお腹が空いた」

「あ、それなら任せてください!早速何か作りますから!」

「美波ちゃんの手料理ぃぃ!!」

 

やっぱり今日はガレージが騒がしい

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

「これは何ですか?」

「ラチェットドライバー。みてろよ、ほら、こっちには回るけど、こっちに回すと自転車のペダルみたいに空回りして回らなくなる。一定方向に回したい時にめちゃ便利だ、機械とかいじらない家庭でも一本くらい買っておくことをオススメするな俺は」

「零次さんこれはー?」

「ソケットだ。このラチェットドライバーにも組み合わせて使える。色々な大きさがあるから、色々なボルトを回すことができて···お前らちょい近い」

 

新田ちゃんの手料理をいただいた後に、俺は千枝とみりあの相手をする為に自分のスペースへと向かっていった

新田ちゃんと本屋ちゃんは姉さんたちと一緒にキッチンで後片付けをしていて、手伝うと俺も千枝もみりあも言ったのだが、子どもたちまで人が入るスペースはないと追い出されてしまったからだった

というわけで、皆が片付けている間に千枝とみりあに色々と教えることになったので、今は三人床に並んで座りながら、テーブルの上に置いた工具を手に取って軽く説明する

二人とも根は真面目なのか、しっかり俺の話を聞いている

 

ん?ちょっと待て、俺は''子どもたち''の中に含まれていたのか?

 

「じゃあこの少し長い金属の棒みたいなのは···」

「それはエクステだ、少し奥にあって届かないところのボルトなんかを回すときに使う延長用の工具だ」

「みりあ知ってるよっ!飛鳥ちゃんの髪の毛に付いてるやつでしょ!」

「あれは髪の毛用で名前は一緒だけど違···だから近いっつってんだろうがうりうりうり」

「んむむむ···」

「んにゅにゅにゅ」

 

熱心なのはいいけど、そう前のめりになって俺の顔面のすぐ横に顔を持ってこられると狭いし暑苦しくて仕方ない

俺は二人の顔を顎の下から指で挟むと、グリグリと頬を指で円を書くように回しながら離す

ペタンっと二人が床に座ると、楽しそうにクスクス笑うのだ

 

「お前たち楽しいのか?こんな工具の話」

「楽しいというか···お勉強になります。そうですね、楽しいというより面白いです」

「みりあは楽しいよっ!コレ事務所にあったら凄い便利だよね!」

 

みりあはラチェットを手に取ると、実際に回して感触を確かめていた

おぉ~、っとカチカチと音を立てながら逆に回して、ラチェット機構に感心している

 

「みりあも、大人になって車を買ったらコレ使うのかなぁ~」

「それは人による、でもわからないなら無理に手をつけないで、整備工場に任せるのが一番安心だ」

「エクステ···」

 

千枝も興味があるのか、エクステンションバーを手に取るとまじまじと見つめている

 

「ねぇねぇ千枝ちゃん!千枝ちゃんも大人になったら車買うの?」

「わ、私?そうだなぁ···まずは運転免許を取って、それから···かな」

「何か欲しい車があるのか?」

「今はそういうわけじゃ···そうですね···あ、えっと···あの···みんなで乗れる車とかいいなぁ···なんて」

「みんな?」

 

みりあが尋ねると、千枝は恥ずかしそうに少しうつむきながら、こくっと頭を小さく縦に振るのだ

 

「その···け、結婚して家族が出来たら、その時家族みんなで一緒にお出かけしたりできたら···楽しいかなって」

「きっと楽しいよっ!みんなで行こうよっ!その時はみりあも呼んでねっ!」

「家族旅行なのにお前を呼んでどうすんだよ。しかしそれもいい、俺もたまには運転される側になってみたい。せめて交代で運転してくれる奴がいれば···」

「えっ?だって零次さん運転手でしょ?その時は運転しないとっ!」

「だから、なんで俺も一緒に行くことになるんだよ。家族旅行だって言っただろ?」

 

そうでした~、とみりあは自分の頭を掻く

千枝は将来設計を話したのが恥ずかしかったのか、モジモジとしながら未だにうつむいたままだった

 

「あの···零次さんは好きですか?人がたくさん乗れる車···」

「ミニバンか?嫌いじゃないぞ、ゆったりできるし、後ろの席倒したら寝れるし」

「どんな車がオススメですか?できれば、お話聞きたいです」

 

そういえば最近も同じような話をどこかでしたような気がする···

そうだ、梨沙とも何だかそんな話をした

そんなに好きなのか、ミニバン

確かに使いやすいとは思う

きっとこいつらも乗る機会は多いだろうし、馴れているのだろう

 

「···ステップワゴンかなぁ」

「あっ!みりあの家と一緒!」

「···でも、ミニバンだけじゃなくて、趣味に理解があってスポーツカーも持ってていいよって言う奥さんが俺は欲しいな」

 

梨沙みたいなのはお断りだ

あんな頭ごなしに全否定してくる奴と上手くいく気がしない

欲しい車があったら結婚する前にローンを組むぐらいのことをしないと無理だろう

 

「零次さんのタイプってそういう人なんだ~!千枝ちゃんはどう?みりあは優しい男の人がいい!」

「わ、私は!別に、スポーツカーに乗ってる人もカッコいいな···って、思ったり···!するのでっ!それなら、車庫を作ってあげます!」

「それはいいな千枝。将来俺と結婚してくれ」

「ひうっ······!!!!!!」

 

可愛いやつめ

喉から変な声を出して固まってしまった

ラブラブ~、とみりあがからかってきたので、また頬をむにむにと揉んでやった

後片付けが終わったみたいで、本屋ちゃんがここにやってきた

千枝の様子が不思議だったみたいで説明してやると、あんまりからかわないようにと言われてしまった

 

とりあえずキッチンのほうは一段落したみたいで、今日のところは車を運ぶのに疲れたらしく、車は置いておいて休むのだそうだ

千枝とみりあと入れ替わるように今度は本屋ちゃんがここに来て、本を渡してやると俺が寄りかかっているベッドの上に上がり読書に耽りはじめた

千枝とみりあは姉さんたちに呼ばれて、あっちはあっちで''序''とかいうロボットアニメを見るらしい

 

俺は本屋ちゃんの足元で一人、床に座って考えていた

色々な事が頭をよぎってくる、車の事、自分の事、そしてこいつらの事

未来はどうなっているのか、今はまだ神のみぞ知る

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