こんにちは〜
では暖かくお願いします!
「あっ、おはようございます!助けてくれてありがとうございました!」
格好こそ患者用の服であるが見た目は小学生の美琴とそっくりの少年、否男の子という方が合っているかもしれない人物がベットにいた。
「あんた、ちょっと若くなってない?」美琴は素朴な疑問を尋ねた。
「いえ、老けていたんでしょうか?筋肉が戻ったので若く見えるのかもしれないね。」男の子は敬語とタメ口を交えながら答えた。
確かに見た目は小学生の中学年から高学年あたりで身長も美琴の胸あたりにしか達していない。他人から見れば、美琴とこの男の子は姉弟と思うであろう。
「ところで、名前は何て言うの?」男の子は尋ねた。
「私は御坂美琴よ。」
「あたくしは白井黒子ですの。」
少女たちは間髪入れずに答えたが、彼女たちは知らなかった。この男の子がとんでもない行動を起こすのを…
「お姉ちゃーーん!!会いたかったよ〜!ずっと一緒にいてね!」と言葉を残し自分の頭を美琴の胸に埋めて抱きついた。
「あんたは何堂々とセクハラしてんの‼︎」と電撃を放つがクローンである男の子には効かない。
「何で私の電撃が効かないのよ!」と暴言を吐いている間面白くないのは黒子であった。
「あたくしお姉様の露払いをしている白井黒子否唯一のパートナーですの!いくら子供とはいえ許しませんの!」と言い男の子に近づきテレポートした。
黒子はLevel4の空間移動で自身を含め3人でテレポート出来る。この能力を使い美琴から敵を離した。その瞬間…
「ひっぐ、ぐす…ひっく…」と男の子は見た目より幼い感じで泣き始めてしまった。
「ちょっと黒子、あんた何やってるのよ!泣いちゃったじゃない!」
「 あたくしはお姉様の露払いをしようとしたまでですのよ!」
こうして喧嘩をしている間も男の子は声をあげないように涙を流し続けている。
「その子は泣き疲れると眠っちゃうから安静にしとけばいいよ。じゃあちょっと話をしたいから来てくれるかな?」冥土帰しが提案して2人は渋々後に続いた。
「あの子は率直に言えば見た目ほど脳内の成長が遅いようだね。話しをしているとそれこそ小学1年生くらいかな?」
「じゃあ何でその子は私にそっくりで電撃も効かないのよ!」
確かに美琴からすれば1番の疑問ばそこである。彼女もLevel5の能力者。効かなかったことにはショックはある。
「まぁ、はっきりとは言い切れないけれど、おそらくあの子は君と同系統で同格の能力者だろうね。なぜ似てるかはわからないな。」
「では、名前は何と言いますの?まだ教えていただいてませんが…」
「名前は無いらしいよ。施設では異常者と呼ばれてたといっていたよ。可哀想だよね。そうだ、あの子が退院したら引き取ってくれないかい?僕も患者がいるのでね。」
「では、お姉様よろしくお願いします!お顔も似ていることですし。」
「ちょっと黒子!私たちは学舎の園に住んでいて、あそこは男子禁制よ!預かれる訳がないじゃない!」
「ふむ、君たちは常盤台の生徒だね。わかった、そちらの事は僕に任せてもらうから寮の責任者にこの事を説明しておいてくれないか?なに、患者のために何かをするのは僕たち医者の仕事だからね。」
しかし、美琴たちにとっては非常に難易度の高い任務だった。相手はあの寮監である。殺されるかもしれない。
「何で私が引き取ること前提なのよ!」
「じゃあ、弟さんということにして誤魔化して世話をしてくれないか?もちろん両親にも連絡をいれてね。僕は仕事があるからもう行くね。」
そうして冥土帰しは学園都市理事長に電話をしてどうにかしてもらうために相談し、そして本当にどうにかなってきまうのだった。
「とゆ〜訳なのよママ!どうすればいい?」と美琴がさっそく尋ねてみると…
「ホント〜?美琴ちゃん!息子が出来るなんて嬉しい〜!顔はどう?かわいい?かっこいい?名前は何ていうの?」
「まぁ可愛いんしゃない?後で写真送るわ。あと名前をつけて欲しいらしいんだけと…」
「えっ!私がつけていいの?じゃあ美琴ちゃんが生まれるときにもし男の子だったらと考えてた最高の名前をあげちゃうわ♡」
「んで、その名前は何なのよ?」
「ミナトよミナト!かわいいしかっこいいでしょ!漢字は湊に人で湊人よ!あ〜早く会って抱きしめたい!」
「じゃあ、湊人って伝えるわ。写真も送るから我慢してて!」
そして、美琴の母である御坂美鈴は送られてきた湊人の寝顔写真に悶えて抱きしめるだけでは足りないと心に決めるのであった。
どうでしたかね?
次回も頑張りたいです(^_^;)