FGO主要キャラ全員生存縛りRTA(1部)   作:でち公

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書いてたら邪ンヌがやばい事になったけどままええわ。
無人島でイースターの準備をしているので初投稿です。


赤く染まる剣

 オルレアンでの初めてのサーヴァント戦から始まる人理修復RTAはぁじまぁるよー! 

 

 えー今回の敵サーヴァントはヴラド三世、カーミラ、デオンの3人ですね。邪ンヌは上からホモくん達の様子を見ているだけなので取り敢えず除外しておきます。仕掛けてくる様子も未だに見えませんしね。

 

 台詞から察するに邪ンヌは舐めプしてるのでしょう。一応こちらは倍の数はいるんですけどね! ホントそういうとこだぞ邪ンヌぅ! 

 

 ま、それはそれとして舐めプしてくれるのは此方としても有難い限りなので数の強みを活かした戦いをしましょうか。

 

 こちらはマシュも含めてサーヴァントが6人いるのに対してあちらは3人。つまりは2対1で戦わせることが出来ます。

 

 マシュの戦闘技術の糧になってもらいたいのでデオンには先生とマシュ、カーミラにはジャンヌとキアラ、残るヴラド三世にはカーマとエミヤで戦ってもらいましょう。

 

 ま、今回のサーヴァント戦は全員バーサーク化というの名の弱体デバフが掛かってるはずですし、戦い自体は簡単なことでしょう。特にスキルが防御よりの構成になっているデオンはRTAにおいては天敵でしかないので判断力を鈍らせるバーサークは最高のデバフです。邪ンヌちゃんサイコー! 

 

 そういうわけで立香ちゃんにもそんな感じでやるように伝えてさっさとやりましょう。

 

 >あなたは立香に考えた作戦を伝えると同時に自身のサーヴァントに指示を出した。

 

「うん、分かった! ケイローン先生とマシュは羽帽子を被った剣士の人をお願い! エミヤは槍を持った男の人を!」

 

「了解しましたマスター!」

 

 >あなた達の指示を受けてサーヴァント達は各自戦い始めた。

 

 それじゃあ後は隙を狙いつつ味方サーヴァントの援護をするだけの簡単なお仕事なので倍速します。超スピード!? 

 

 さて、この倍速の間にこの戦いの勝利条件について話しておきましょう。この戦闘は時間経過の敵サーヴァントのHPの一定の減少による勝利と敵サーヴァント撃破の2つの勝利条件があります。

 

 本RTAにおいては時間経過とHPの一定の減少による勝利を狙います。RTAなのになんで時間経過なんだよと突っ込まれるでしょうがこれにはいくつか理由があります。

 

 1つは敵サーヴァントを撃破した場合新たなサーヴァントが召喚されるため新たに対策を立てるのがロスに繋がる可能性が高いからです。

 

 ここで邪ンヌ率いる敵サーヴァントを壊滅させた所で邪ンヌが逃げ切ってしまえば聖杯によって新たなサーヴァントを召喚してしまいます。これによって本来此方が有利を取れるサーヴァントであったのが、撃破したことによって不利になるサーヴァントを召喚されてしまったためにロスになる、という可能性があるのです。なので今回は撃破はしません。

 

 2つめですが、此方は時間経過による野良サーヴァントもといこちらの味方になるであろうサーヴァントをこの戦いに介入させるためです。このイベント自体は確定で起きるようなので基本的にはサーヴァントと縁を結ぶためにも時間経過による勝利を狙った方がうまあじなのです。

 

 また邪ンヌがここに来ている以上、ここで邪ンヌをぶっ倒すことも可能ではあるのですが、終局で呼ぶためのサーヴァントとトロフィーのスノードロップを獲得するための縁はどれだけあってもいいのでここで倒すのはRTA的にまずあじなので邪ンヌは見逃します。

 

 時間経過による勝利のデメリットは獲得経験値が撃破時に比べ落ちるくらいですが、後ほど全員潰すので問題はありません。

 

 さて、話をしている間に終わり……終わ……。

 

 終わってねえな? 

 

 あれー? おかしいね? 終わらないね? 

 

 おかしいですね……本来であればバーサークしている鯖なんてケイローン先生などの様な高練度の技術を持ったサーヴァントがいればちゃちゃっとHP減らして終わるはずなんですが、見たところ減ってはいますが一定のラインまでは達していませんね。

 

 このままでもクリアは出来るとは思いますが、RTA的にはまずあじ以外の他でもないのでホモくんも参戦しましょうかね。

 

 取り敢えずは邪魔なデオンからやりますか。細身の剣なのでヴラド三世よりは調整もしやすいでしょう。イクゾー! デッデッデデデデ! (カーン)

 

 >あなたはデオンの方へ向けて走り出した。

 

「望幸!?」

 

「あいつ一体何をするつもり……?」

 

 妨害を行うなら動きを封じるガンドという手もありますが先程からガンドを避け続けてるあたり、ガンドについて警戒をしてるのでしょう。本当にバーサークしてるんですかねこれ。

 

 まあ、ですのでガンドをぶっぱなし続けるのは時間的には非効率なので他の策を弄します。

 

 先生とマシュの戦いを見たところデオンの剣捌きによって攻撃をいなされている場面が多いのでデオンの剣を封じる作戦でいきますかね。

 

 まー、たかがマスター如きがサーヴァントの動きを封じる事なんて無茶無謀でしかありませんが、やり方によっては少しの間ですが確実に動きを止める方法があります。ただ、調整に失敗すれば1発ゲームオーバーです。

 

 また、その少しの間にサーヴァントが倒してくれないとゲームオーバーになる可能性が高いですけど、まあRTA的には致し方なし。

 

 ではデオンが刺突の構えをとった瞬間突っ込みます。

 

 >あなたはデオンの動きを見計らっている。

 

デオンに向けて銃を……いや、あの角度だとデオンの手前になるわね。一体何を──まさか!」

 

 >デオンは剣を引き強く踏み込んだ。

 

 ここだぁぁぁっ! (シュルク)

 

「セイバー引きなさい!」

 

 >デオンは刺し穿つようにケイローンに向けて刺突を放った。

 >あなたは銃を放ち弾丸と位置を置換することでデオンの目の前に現れた。

 

「えっ……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 >デオンの剣はあなたの腹部を貫いた。

 >HPが大幅に減少した。

 

「望幸さん!?」

 

「望幸、あなたという人は……」

 

「あの馬鹿……っ!」

 

 セーフ! 予測通りのHP残量です! ぶっちゃけやばい勢いでHPが削られましたが、耐久に振っていたおかげと位置の調整のおかげで平気です! ギリ致命傷ではありません! 

 

「う、嘘だ……なんで、こんな……」

 

 >デオンはあなたを刺し貫いて赤く染まった剣を見てただでさえ白い顔を更に蒼白くさせて動揺している。

 

 おっ、なんか動揺してくれてますね。此奴はうまうまですよ。ついでに少しでも拘束するためにデオンの手首をにぎにぎしてあげましょう。

 

 もう逃がさねぇからなぁ? 

 

 >あなたはデオンの手首を掴んだ。

 

「あ、ちが、そんなつもりじゃ……」

 

 はい、じゃあ動きは止めたので後はよろしくぅ! 

 

「う、あ、マス──あぐっ!」

 

 >ケイローンの放った矢がデオンの両肩を射抜いた。

 >デオンが後ろに大きく仰け反ったことによりあなたの腹部から剣が勢いよく引き抜かれる。

 

 うーん流石ケイローン先生。見事にデオンの両肩を射抜いてくれたのでこの場面ではもはや剣をろくに振るえないでしょう。撤退すれば邪ンヌが聖杯の力を使って治すなりなんなりすると思いますが、この場面での敵サーヴァントのHPをさっさと削っておきたいので構いません。

 

 剣もまともに振るえないセイバーなんてアーチャーからしてみればただの的でしょうし、ちゃちゃっとHP削ってもらいましょうか。

 

「望幸、その傷を早く治しておきなさい。治癒魔術は使えるのでしょう? それからあなたには後で説教です」

 

 うっす。ケイローン先生からの説教が確定しましたが、これも織り込み済みなので問題はありません。さて、ケイローン先生の言う通りちゃちゃっと傷を治しましょう。

 

 幸いなことに立香ちゃんはエミヤの方のサポートでホモくんが直接ぶっ刺された所を見ていませんでしたし、後でケイローン先生達から話を聞いたとしてもストレス値は直接見た時よりも上がり幅は少ないはずなのでOKです。

 

 ナスビちゃん? さて、なんのことやら……。

 

 取り敢えず傷を見かけだけでも治しておきましょう。完全に治癒するまでには時間はかかりますが、見かけだけでも治しておけば立香ちゃんのストレス値を抑制できますし。

 

 さて、デオンは──

 

 >デオンは震える手で赤く血に染まった剣を見て茫然自失となっている。

 

 お? なんかまだ動揺してますね。いい乱数引いてんねえ! 隙だらけというしかありませんね。

 

「あなたにも思うところがないわけではありませんが……討ち取らせてもらいます」

 

 あ、ケイローン先生討ち取るのはちょっと勘弁してください。

 

 >ケイローンは弓を引き絞り、未だ茫然自失となっているデオンの眉間に狙いを定めた。

 

「──はっ、そんなことさせるわけないでしょう?」

 

 >矢を放とうとした瞬間、ケイローンに向けて巨大な獄炎が降り注いだ。

 >ケイローンはそれを後ろに跳ぶことで回避する。

 

「ぐっ……!」

 

「セイバー、あなたは下がっていなさい。ここからは私が相手をします」

 

「……分かった」

 

 >ジャンヌ・オルタの言葉により正気に戻ったデオンは後ろへと下がった。

 

「さて、はじめましょうか」

 

 >武器を構えたジャンヌ・オルタを中心に溢れた魔力が獄炎のように辺りを焼き尽くす。

 

 は? ここで邪ンヌ参戦するの? うせやろ? 

 

「……ふっ!」

 

 >ケイローンからまるで機関銃のように連続して放たれた矢がジャンヌ・オルタへと迫る。

 

「こんななまっちょろい矢が私に当たるとでも?」

 

 >しかし、ジャンヌ・オルタの周囲に揺らいでいた獄炎が壁となることでジャンヌ・オルタに届く前に焼き尽くされる。

 

「今度は私の番ですね。我が憤怒、味わってもらいましょうか」

 

 あ、なんかやばそうな気がする! ホモくんは1度撤退させてもらう! 

 

 >ジャンヌ・オルタはケイローンへと手を向けると未だに空を泳ぐ巨龍すら容易く飲み込むであろうほどの巨大な獄炎を放った。

 

「私が守ります!」

 

 >マシュがケイローンの前で盾を構えたが、獄炎は盾ごとマシュ達を呑み込んだ。

 >その獄炎の熱量によって辺りの大地は融解し、まるで灼熱地獄を想起させる光景を作り出した。

 

「マシュ! ケイローン先生!」

 

 >獄炎に呑み込まれたマシュ達を見て立香が悲痛な叫びをあげる。

 

 嘘やろ? 邪ンヌクソ強くない? 聖杯ありきとはいえこんな強かったっけ? まあ、流石に今の一撃でやられはしないと思いますけど。

 

 って、エミヤがヴラド三世との戦いの隙をついて邪ンヌに向けて矢を放とうとしてますね。邪ンヌの性格的にケイローン先生達を倒したと思って油断してると思いますし、攻撃は当たるでしょうね。流石エミヤだぜ! 

 

「不意を突いたつもりですか?」

 

 >視覚外からジャンヌ・オルタの蟀谷に向けて放たれたエミヤの矢を難なくと手で捉えた。

 

 は? 

 

「ほら、返すわよ」

 

 >掴んだ矢をオーバースローの要領でエミヤに向けて投げ返した。

 >その矢の勢いはジャンヌ・オルタの獄炎をブースターにしてエミヤが放った時よりも疾い速度でエミヤの元へと向かう。

 

「ぬおっ!」

 

「ふん、余を相手にして他所を向くからだ。それにあの者は癪なことではあるが我らの中で最も強いぞ」

 

 >間一髪と言った様子で体を傾けて避けたエミヤだったが、回避をしたことで体勢を崩したところにヴラド三世の槍の刺突が迫る。

 

「ちっ、仕方ないですねぇ」

 

 >エミヤの心臓を貫こうとしたがカーマの操る三鈷杵が間に入ることにより、ヴラド三世の攻撃を防いだ。

 

「すまない、助かった」

 

 >エミヤはカーマに礼を言いながらヴラド三世から距離を取りつつ仕返しとばかりに矢による攻撃を仕掛ける。

 >だが、その矢はヴラド三世が操る槍によっていとも容易く打ち払われる。

 

 まって、まって? なんでこんな強いの? 特に邪ンヌやばくない? エミヤの矢を避けるんじゃなくて掴む? しかも見もしないで? その上相当な勢いがあったのに体幹が少しもブレてなかったよね? 

 

 これ、やばくない? タイム大丈夫かこれ? 

 

 >どこからともなく飛来してきたガラスの薔薇がジャンヌ・オルタ達目掛けて降り注ぐ。

 >しかしジャンヌ・オルタは旗を勢いよく振るうことで全てを打ち砕いた。

 

 うおおおおおお!! Vive La France(フランス万歳)!!! グッドタイミングです! 

 

「優雅ではありません。貴女はそんなに美しいのに血と憎悪でその身を縛ろうとしている。善であれ悪であれ、人間ってもっと軽やかにあるべきじゃないかしら?」

 

「……知ったような口を利かないで貰えますかマリーアントワネット」

 

 >あなた達を守るように白い髪を風に靡かせて現れたのは天真爛漫で慈しみと優しさに溢れた少女だった。

 

 やったあ! 条件クリアによる勝利です! この私に運は味方してくれている! (吉良吉影並感)

 

「貴女は私の名を知っているのね。それと何故そこまでの憎悪を抱いているのかしら?」

 

「宮殿で蝶よ花よと愛でられ、何も理解出来ぬまま首を断ち切られた王妃に、我々の憎しみが理解出来るとでも?」

 

「そうね、それは分からないわ。だから余計に知りたいの、竜の魔女」

 

「なに?」

 

 >ジャンヌ・オルタは怪訝そうな目でマリーアントワネットを見つめる。

 

「分からないことは分かるようにする。それが私の流儀ですもの。それとね、私が最も知りたいのは貴女が本当は何に対してそこまで怒っているかなのよ」

 

「──貴女は私の敵。ならば答える義理もありません。敵となるのであれば私は一切の容赦もなく焼き払う。ああ、ですがそこに隠れているサーヴァントも含めこの人数差は少々分が悪い。故に今回は引かせてもらいましょうか」

 

「おいおい、バレてたっていうのかい?」

 

 >そう言いながら瓦礫の影から現れたのは黒服に身を包んだ音楽家のような格好をした金髪の男だった。

 

 お、アマデウスや。本来でしたらアマデウスの宝具を使って逃げる予定でしたが、なんか流れを見るに邪ンヌが逃げようとしてますね。まあ、結局の所結果は変わらないのでどっちでも構いませんけど。

 

「この人数差で逃れられると思っているのですか?」

 

 >そう言ってジャンヌ・オルタに対して敵意を向けているキアラであったが、それを見てジャンヌ・オルタは不敵に笑う。

 

「ええ、思ってるわ。──何故なら私は竜の魔女。故にこんなことだって出来るのよ」

 

 >ジャンヌ・オルタが指を鳴らした瞬間、彼女を中心に巨大で尚且つ複雑な魔術陣が展開された。

 >そしてその魔術陣に尋常ならざる魔力が注ぎ込まれていく。

 

『まずいぞ!? その魔術陣は召喚に関するものだ! 早く止めなくちゃ──』

 

「ふん、随分と察しがいいのね? けどもう手遅れよ。この召喚陣は既に発動している。故にもう止められないわ」

 

 >魔術陣が一際強く光り輝いた瞬間、その魔術陣から先程殲滅したワイバーンの群れとは比較にならぬほどの大量のワイバーン達が我先にへと溢れ出した。

 

「さあ、こいつらと戯れておきなさいな」

 

 ウッソだろお前。邪ンヌこんな魔術使えたか? ジルならまだしもよお! 

 

 >あなた達は襲いかかるワイバーン達と戦いながらも空を泳ぐ巨龍の背に乗って悠々とこの場から離脱するジャンヌ・オルタをただ眺めることだけしか出来なかった。

 

 ええい、仕方ありません! 臨時で竜の牙の取り放題が出来ると思えばいいんです! やったらああああああ!!! 

 

 というわけで今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 




デオンくんちゃんごめんな……。でも精神攻撃は基本だから仕方ないよね(決闘者並感)
それにしても早く4章まで進みたいところ。そんなことを思ったところで失踪します。
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