サーヴァント戦終了から始まる人理修復RTAはぁじまぁるよー!
さて、無事にサーヴァント戦とワイバーン戦を切り抜け、近くにあった森林の霊脈地をベースキャンプにして先程であったマリーとアマデウスとコミュを取りながら過ごしています。
ケイローン先生からのお説教に関してですが、RTA的にはまずあじなのでは? と思われると思います。ですが、そもそもの話ケイローン先生がお説教をしてくるのは余裕がある時だけです。流石にケイローン先生もやるべき時とやるべきでない時はしっかり把握出来てるため、お説教をする時はこういった休息時間の時にやってきます。
こういった時間でしたらやることも特にないためタイムロスにはなりにくいです。なので思う存分説教してもらいましょう。
「いいですか? あなたは残されたたった2人のマスターであることをしっかりと認識してください。そもそもですね──」
『僕からも言わせてもらうけど望幸くんは無茶しすぎなんだよね! 今まで何の異常もなかったバイタルが突然滅茶苦茶になった時なんか僕の心臓と胃が持たないんだぞぅ! それから──』
「マスター? 私言いましたよね? 後ろに下がっててくださいと。ですのに何故前に出ているのですか? その上大怪我をされてしまうなどと──」
「フォウフォーウ! キャーウ!」
>あなたはケイローン、ロマニ、キアラの3人に叱られ、あなたの頭に陣取っているフォウにべしべしと叩かれている。
あーはいはい、何かケイローン先生だけじゃなくて3人に説教されてる上にフォウくんに叩かれまくってますけどスキップスキップ。これも速さのため、必要な犠牲です。ちゃちゃっとすっとばしておきましょう。
そういえばこの時間帯であればそろそろ邪ンヌが嗾けてくる敵サーヴァントが来るはずです。
それが誰なのか気になるところですね。取り敢えず先程戦っていたデオン、カーミラ、ヴラド三世は除外するとして流れ通りならば
まあどちらが来ようがこちらが有利を取れるので構いませんが……。
っと、そうでしたそうでした。新しい霊脈地に来ましたしカルデアから新しくサーヴァントを呼び出しましょう。立香ちゃんの
玉藻を呼ぶと前にやった置換による治療がやりにくいことこの上ないですし、カルデアのバイタルチェックの誤魔化しも出来ないので。せめて呼ぶにしても最終局面辺りでしょう。
それに今回の玉藻は実力が未知数なので不確定要素をかなり孕んでいるんですよねえ……。今のところタイムに関してはそこそこと言ったところなので、不確定要素が多い玉藻を導入したことでタイムロスしてリセットは怖いですし、今は安定をとってアルトリア・オルタを呼びますかね。
>3人からの説教が終わった頃にあなたのもとへ立香がやってきた。
>立香はあなたの膝の上に置かれている手にそっと手を重ねてあなたの目を覗き込むように見つめた。
お、なんだなんだ立香ちゃん。君も説教か?
「あのね、一つだけ約束して欲しいことがあるの。さっきの行動だってきっと望幸も何か考えがあってやってるんだと思う」
「先輩、それは──」
「どれだけ無茶をしてもいい。だけど必ず生きて。
>立香は何か強い意志を灯した瞳であなたを見つめる。
……まあ、少なくともこんな所で死ぬつもりはないっすね。そもそも死んだらリセ確定ですし。なのでここはしっかり頷いておきましょう。上手くいけばストレス値を抑制できるかもしれませんしね。
>あなたは立香の目を見つめ返して頷いた。
「ん、約束だからね」
>立香はそう言ってあなたに向けて小指を差し出した。
これなんすかね? 立香ちゃんはホモくんに何を求めてるんでしょうか(困惑)
「……もうっ! 指切りだよ指切り!」
あー……ああ! はい、指切り! 割と子供っぽいところあるんすね立香ちゃん。そういう純粋なところがサーヴァントに気に入られてるところでもあるんですかね。
>あなたは立香の小指に自身の小指を絡ませた。
「ふふっ、こうやって指切りしてると小さい頃を思い出すなあ……。望幸と約束事する時はいつもこうやってたもんね?」
はえー、そうなんすねえ……。
さて、ホモくんと立香ちゃんの幼少時代の事が少しわかったところでそろそろサーヴァント召喚に移りましょう。敵サーヴァントがやってくる前に召喚したいですしね。
>あなたは新たな霊脈地に来たのだからカルデアからサーヴァントを呼ばないかと提案した。
「そうですね、敵の全容が分からない以上味方が多いに越したことはありません」
「私もケイローンに同意だな。それで誰を呼ぶのかね?」
>あなたはクーフーリンとアルトリア・オルタはどうだろうかと提案した。
「まあ、確かに戦力として数えるならばあの男は特級のサーヴァントだが……」
エミヤが渋ってますねー。まあ、クーフーリンとよく喧嘩するからね仕方ない仕方ない。でもこれ人理修復なんだよね……。というわけでクーフーリンとアルトリア・オルタを召喚します(無慈悲)
ナスビちゃーん、盾貸してくださーいなー!
「はい、設置ですね! 任せてください。どの辺に置きますか?」
そーですねー……。じゃあここら辺でオナシャス! センセンシャル!
>あなたが指示した所にマシュが盾を置いた。
ついでに獣避けの魔術でも張っておきましょうか。戦うとはいえ、どの道ここを拠点としている以上不在の間に畜生共に荒らされるのは勘弁願いたいんで。なんでこのゲームこんな所までリアルにしてんだ……?
>あなたが獣避けの魔術を描いている横でマシュがあなたの顔をしげしげと見つめている。
この魔術が気になるんですかね?
>あなたはどうかしたのかと尋ねた。
「あ、いえ! 望幸さんがそうやってる所を見るとなんだか
>あなたに尋ねられたマシュは慌てたように手を振って答えるが、答えていくうちに自身が抱いていた感情がよく分からないといった様子で混乱していた。
これ、前にも見たイベントですね。どういうフラグで発生するのかはよく分からないんですけど、このイベント自体が何かの引き金になるってこともなかったんですよね。まあ所謂発生するだけ無駄のクソイベっすね。
そもそもナスビちゃんがホモくんに懐古の念を持つ意味が分かりませんし……。ギャラハッドの線から考えてもルート構築段階での試走した時にやったルートでならまだしも今回のルートではそっち関連は特にやってませんしね。
ま、余談はさておき召喚サークルの設置も終わったのでクーフーリンとアルトリア・オルタを呼びましょうか。
そんなわけで立香ちゃんを召喚サークル前に誘導してあげましょう。
>あなたと立香は召喚サークルの前に立ち、カルデアにいるサーヴァントを呼び出した。
「おっと、ようやく出番か待ちくたびれたぜ」
「ふん、貴様に言いたいことはあるが先程叱られていたようだしな。私からは何も言わんでおこう。ただ帰ってからは覚悟しておくといい。1匹荒れ狂ってる奴がいたからな」
一体誰が荒れ狂ってるんですかね? (すっとぼけ)
まま、それはそれとして──
『休んでるところ悪いけどサーヴァント反応だ! 数は3騎! それからその後ろに特大の反応がある。皆急いで戦闘態勢を整えてくれ!』
おっと、狙ったかのようなタイミングだぁ! まあ何にせよありがたいことこの上ないですが、3騎というのが気になるところ。あとロマニからの情報で特大の反応……というところを考えるにタラスク連れたマルタはほぼ確定でしょうね。
>あなた達が周囲を警戒していると茂みを掻き分けるような音とともに木が圧し折られるような音が鳴り響く。
わざわざまともに戦う必要もありませんし、出てきたところをアルトリア・オルタの宝具でぶっとばしましょうかね。あ、いやそれだと縁が結べないか……? んーまあ、とりあえずはいつでも宝具を撃てるようにしてもらっておきましょう。
>あなたはアルトリア・オルタに宝具の準備をするように頼んだ。
「ああ、そういうことか。いいだろう、魔力を寄越せマスター」
>その言葉とともにアルトリア・オルタの持つ黒き聖剣が妖しく輝きはじめる。
これで準備はOK。敵対者だと判断した場合即座にぶっぱなします。さて誰が来ますかねー。
>茂みを掻き分けて先に出てきたのは2人の大柄な男達だった。
「くっ、先回りされていたか……!」
「……いや、待ってください。どうやら敵意はなさそうですよ」
んんんん? なんでジークフリートと
>彼らの後方から地響きを鳴らし、木々を粉砕しながら何かがこちらに向かってきている。
>そして現れたのは竜と亀の合いの子のような風貌をした亀のような竜とその背中に跨っている女性だった。
「本当にここにいるとはね……。まあいいわ」
やっぱりマルタじゃないですかー! まま、ええわ。戦闘が始まった瞬間アルトリア・オルタの宝具ぶっちっぱで終わらせましょう。
3騎の内、2騎がこちらの味方になるサーヴァントでしたらタラスク諸共ぶっとばせばいいだけの話ですからね。何せ戦力を割く必要はありませんし。
「──何者ですかあなたは」
>旗の穂先を亀のような竜の上に跨る女に向けてジャンヌは問いただした。
「私の
『マルタ……? もしかして聖女マルタなのか!? ということは彼女が跨っているのはあの祈りで屈服させたというタラスクか!』
まあ、どっちかって言うと祈り(物理)なんですけどね。おっかねえステゴロ聖女やでぇ……。聖人連中って基本的にゴリラの集まりなんですかね?
「何故貴方のような方がそちらの味方をしているのですか?」
「──確認したいことがあるからよ」
「確認したいこと……?」
「ええ、ですがそれを言うつもりはありません。そして何よりも時間が惜しい。なのでさっさと始めましょうか。貴方達があの“
>その言葉とともに彼女はタラスクと呼ばれた竜をあなた達に向けて嗾けた。
はいじゃあ敵対したんでね、宝具ぶっぱで終わりですわ。対ありでし──
「悪いが既にこちら準備済みなのでな。一撃で消し飛ばさせて──」
「悪いけれど、そうするだろうってことは
>アルトリア・オルタが宝具を放とうとした瞬間、先程まで立っていた場所にヒビ割れを作りながらいつの間にかアルトリア・オルタの目の前に現れたマルタが拳を放つ。
「ぐっ……! この──」
>風を裂きながら迫り来る拳を剣の腹で受け止めたアルトリア・オルタであったが、あまりの威力に大きく後方へと後退させられた。
ファッ!? ちょっと待って! アルトリア・オルタがぶっ飛ばされたんですけどぉ! これ不味いっすよ! だってホモくんがいたのはアルトリア・オルタの真横ですよ!?
「さて、と」
あ、これ不味い。
>マルタはあなたの方へ振り向くと同時にあなたの側頭部目掛けて猛烈な勢いの回し蹴りを放った。
回避ー!
「む、この動き……。なら──」
>しゃがむことで回避をしたあなたに対してマルタは拳を上から放つ。
置換でお祈り回避です!
>あなたは置換呪術を使うことによりマルタから大きく距離を取った。
おっしゃ、お祈り回避成功──
「悪いけどあんたがどういう風に逃げるかも聞いてるのよ」
>置換呪術により大きく距離を取ったはずだと言うのに既にあなたの目の前で拳を固く握り締めているマルタの姿があなたの目に映る。
してないよ! さっきのフェイントかよ! ヴェアアアアアアア(フルフル)
「望幸!」
>危機的状況のあなたの姿を見て悲痛な顔であなたに手を伸ばす立香。
あかんこれじゃホモくんが死ぬぅ!
「──図に乗るなよ」
>その言葉と共に横合いからとんできた黒き閃光がマルタへと襲いかかる。
>だがマルタはそれを後方へ大きく跳躍することで回避する。
「かなり遠くまで飛ばしたつもりでしたが……」
「はっ、
「なるほど、それもそうです──ねっ!」
>目にも止まらぬ速度で先程の黒き閃光を放ったアルトリア・オルタに対して攻撃を仕掛ける。
>アルトリア・オルタはその猛攻を捌きつつも場所を変えるためか、マルタを誘導するように森の奥の方へと向かっていった。
生きてるぅ〜↑ 生きてる、あっはっはっはっ! あー↑ 生きてるよ! (ONDISK並感)
アルトリア・オルタの迫真の攻撃のおかげでホモくんが何とか生き残りましたね。いやよかったよかった。マルタの攻撃とかまともに当たれば一発で死にますよ。
とりあえずホモくんが生き残ることが出来たので今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。
こっそり撒いた伏線に気づく勘のいい読者は好きだよ(大胆な告白)
ちなみに裏話だけどマルタさんの攻撃は当たっても死にはしない。ちゃんと加減はするからね。まあただ死なないってだけですけど。
それじゃあ失踪します!(大胆な失踪宣言は作者の特権)