エトナ火山に向かってから始まる人理修復RTAはぁじまぁるよー!
前回、ホモくんと立香ちゃんが別々に探索を終えました。それで探索で得た報酬なんですが……えー、まあ、はい。
ホモくんは何の成果も得られませんでしたぁっ……!
マジで何かないかとウロウロしてましたけど何もいいものはなかったですね。アルトリア・オルタのストレス値は最低値まで引き下げましたけど、戦闘に役立つアイテムなどは何も無かったです。
ですが!
ホモくんが何の成果も得られなかった代わりに立香ちゃんが何と高レアアイテムと謎のスキルを引っ提げて帰ってきました。
流石主人公、運命力がカンストしてるだけあります。
それでは立香ちゃんが持ってきたアイテムですが、一つは護身用の剣ですね。ただ未鑑定状態なので名前が未だに不明です。
ですが、この武器はとんでもないバフ持ちです。
なんと回復不可の魔術が掛けられてるんですよね。正確に言えば一定の条件を満たした薬剤ならば回復できるみたいですが、製作難易度から言って相手にメディアのようなキャスタークラスがいない限り回復不可と言い切っても問題ありません。
そしてこの武器の更に強い所は一定以下の魔術を全て弾きます。
普通こんな宝具レベルの武器は最終盤辺りでしか取れないんですがね。どうやってこんな序盤も序盤なこの特異点から見つけてきたんだ……?
ただ一つ気になる点といえば、この剣を見た時ロマニが少し動揺していたことですね。もしかしてロマニと何か関係があったりするのでしょうか?
まあ、その辺は鑑定して名が判明すれば分かることです。
取り敢えずその剣はお守りとして立香ちゃんに持ってもらいましょう。魔術を弾くのは強いので、魔術に対して何の対抗も出来ない立香ちゃんには最高のお守りです。
次に立香ちゃんが取得してきた謎のスキルなんですが……これ何なのでしょうね?
■■■■と書かれていて完全に塗り潰されています。ホモくんのスキルにも■■■の恩寵という一部塗り潰されたスキルがありますけど、立香ちゃんのは全て塗り潰されちゃってますからね。
流石に予測が立てられないですね……。まあ、悪いスキルじゃなければ良いんですけれど。
それでは探索の報酬の報告が終わった所でエトナ火山へと到着したところで漸くほんへです。
>あなた達はエトナ火山にある霊脈に辿り着いた。
>しかし、そこには先客がいたようだ。
『死霊系の怪物!? しかもとんでもない数だ。自然発生して湧いたにしても多過ぎる!』
>通信越しにロマニの驚愕の声が聞こえるようにあなた達がポータルを設置しようとしたところには夥しい数の死霊達が霊脈に群がっていた。
>恐らくは異形の怪物から逃げてきた個体も混ざっているであろうことが推測できる。
多いと言えば多いですが、この程度の死霊の集まりならアルトリア・オルタとクーフーリンでどうとでもなりますね。それにホモくんも殲滅を手伝えばすぐに終わる事でしょう。それから後の時間短縮のためにここは念入りに殲滅しましょう。
完全に殲滅すればターミナルポイント設置後の戦闘を省けます。
では戦闘開始です。
開幕にアルトリア・オルタの宝具ぶっぱしたい所ですが、霊脈に何かあっても困りますし今回の戦いは宝具無しで行きます。
被害の少ない宝具持ちなら気にせずぶっぱしてもいいですが如何せんアルトリア・オルタは火力が高すぎます。
なので高ステによるゴリ押しでぶっ倒しましょう。
それでは倍速で戦闘です。特に見所もありませんしね。
……
…………
………………
「戦闘終了。これでターミナルポイントの設置が出来ますね」
>全ての死霊を殲滅したところであなた達は早速ターミナルポイントを設置をした。
「ターミナルポイント設置完了です。これでこの時代でも戦力の補充が出来ますね」
よし、それじゃあ早速ホモくんが持ってきたこの特異点で取れた食材をターミナルポイントを通してカルデアに送りましょう。そこそこの量の食材を集めたので少しの間は食料に余裕が出来るはずです。
>あなたはターミナルポイントに大量の食料を置くとカルデアに転送した。
『……うん、ありがとうね。こっちに君達が集めてくれた食料が無事に届いたよ。後、望幸くんには追加で弾薬を送っておくね。戦いが連続して続いてるから残りの弾数も少ないだろ? ……ああ、そうそう。ダ・ヴィンチちゃんが幾つか特殊な弾丸を開発したみたいだからそれも送っておくね』
マ? ダ・ヴィンチちゃん最高すぎません?
追加弾薬補充出来るのは嬉しいですし、その上幾つかの特殊弾丸が無料で貰えるとは……。控えめに言って最高ですね。
何が貰えますかねー……っと、おおこれは……。
>あなたはMP5の弾薬を手に入れた。
>あなたは特殊弾丸:偽神殺しを手に入れた。
蛮神の心臓を使った特殊弾丸ですね。これ神性持ちに対して特攻が入るから使い勝手が良いんですよね。……こんなものを渡してくるって事は巨神との戦闘避けれそうにないなぁ。
大体こういう高レア素材から作られた物を渡される時って何かしらヤバいのと戦ってますし、今回のルートからしても巨神との戦闘は不可避でしょうね。
レフが生きてたらレフに使ったかもしれませんが、多分巨神に壊されてるだろうし。
あれ、でも何周目かで彼奴復活した事あったような……?
……やめだ、やめ。巨神との戦闘の後に魔神柱戦とか考えたくないです。まあレフだから勝てない事はないですし、それになによりこっちには秘密兵器の根源接続者の式ちゃんいますもんねー!
まあ、そうは言ってもそんなにホイホイ根源の力は使わないでしょうけどね。いくらサーヴァントの肉体を得たとは言え、根源の力をフルに使うにはサーヴァント如きの霊基では出力不足にも程があります。
せめて冠位か、あるいはビーストか……ああ、あと終末装置もか。そこまでの霊基ならば或いはって感じでしょうね。
ただまあ──終末装置の霊基を持った根源接続者は碌なものじゃないが。
おっと、話が脱線しましたね
それではターミナルポイントも設置しましたし、カルデアから追加戦力を呼びましょう。さて、誰を呼びましょうか?
強さで言うのならまず間違いなく式ちゃんは入ります。根源接続者はやはり格が違います。その上、直死の魔眼持ちですからね。ただまぁ……一つ問題がありまして、根源接続者は何をしでかすか分からないという事です。
ビースト勢もまあまあ何しでかすのか分かりませんが、根源接続者はそれに輪をかけて分かりません。ま、根源に接続してるような奴の動きを読もうとするのが間違いです。
根源接続者はガバの塊なので。
次点でやはりジャンヌ・オルタですかね。単体宝具持ちということとアヴェンジャーとしての性質、そして聖杯によって造られたという特異な出生によりステータスが高い為、ボスに対しての火力がピカイチです。
何気に強化無効付与と呪い持ちなのでギリギリで耐えた相手をスリップダメージで落とし切ったり、厄介なバフをミスらせたりと便利です。
まあ、アルトリア・オルタと相性が悪いのが難点ですけど……。
カーマ、玉藻、キアラは巨神との相性は最悪なので今回の特異点ではお休みですね。次の特異点で働いてもらうことにしましょう。特に玉藻にはしっかりと働いてもらいます。
補給の出来ない海上でガンガン魔力回せる玉藻が刺さらない訳が無いので。
さて、とりあえず安牌を取ってジャンヌ・オルタを呼びましょうかね。……いや、待てよ? どうせなら式ちゃんも呼びますかね。
式ちゃんいれば最悪な盤面が来たとしてもワンチャンひっくり返すことも出来ますしね。それに魔術師ルートでやってるので一般人ルートでは中々出来ない自分自身の魔力を使って召喚するということも出来ます。
魔力についてもホモくんの心臓そのものが超抜級の魔力炉心なので問題ないです。ここでホモくんが自分で呼ぶべきなのは魔力の燃費が悪い式ちゃんですね。
根源の力はアルトリア・オルタよりも燃費悪いですからね。
立香ちゃんは誰を呼びましょうかね。怪物殺しの達人であるクーフーリンはいますし、ここは多人数に強いエミヤでも召喚してもらいましょうかね? 或いはこのパーティは攻撃に傾倒しすぎているのでそれをカバーできるジャンヌを呼ぶのもいいです。
ふーむ、相性を考えるにエミヤが丸い気がしますが……。
いやでもエミヤにはカルデアで調理してもらってスタッフ達のストレス管理をして貰いたいんですよね。まあ、ジャンヌとジャンヌ・オルタは相性が悪いですけど最悪ではないのでジャンヌにしてもらいましょうかね。
というわけで立香ちゃんに誰を召喚するつもりか聞いた後にジャンヌで無い場合はジャンヌをオススメしましょう。
>あなたは立香に誰を召喚するつもりなのかと聞いた。
「うーん、ちょっと悩んでるんだよね。ジークフリートかジャンヌのどっちかかなぁと思ってるんだ。ちなみに望幸は誰を呼ぶつもりなの?」
>立香の質問にあなたはジャンヌ・オルタと両儀式の二人を呼ぶつもりだと答えた。
「えぇっ!? 二人も召喚するのは無理じゃ──って、そっか。望幸魔術師だから自分でも召喚出来るんだ。なら私はジャンヌがいいかな?」
お、誘導するまでもなかったですね。こういう地味なタイム短縮はのちのちに響く……。
>あなたはこくりと頷くとロマニにジャンヌ・オルタと両儀式、ジャンヌ・ダルクを召喚することを話した。
『ん、了解。ただ今のカルデアの電力だと一気に三人呼ぶのは無理だから望幸くんは誰か一人自力で召喚しないといけないわけだけど大丈夫かい?』
>あなたはこくりと頷いた。
それじゃ先にターミナルポイントを経由して式ちゃん呼びましょうか。
>あなたはターミナルポイントに手を翳して魔力を送り込むとカルデアと繋げて両儀式を呼び出した。
>召喚サークルがクルクルと回転し、それが収束するとそこには両儀式が立っていた。
「ん……漸く貴方の役に立てるのね。任せて頂戴、貴方が前に出る必要がない位には頑張るわ」
根源接続者が張り切るのほんとやめてもろて。張り切った根源接続者ほど怖いものは無いんだよなぁ……(108敗)
根源の姫様みたく何もかも台無しにするのはやめてね? ちなみに高性能AIも呼んでないぞ。月での出来事といい、人理修復のこといい、いざとなったら盤上ひっくり返すどころか土台からぶち壊すの本当にやめて欲しい。
その度にどれだけ進んでようが全部やり直しになっちゃう。
それじゃあ後はジャンヌコンビを呼ぶだけですね。
>あなたは続けてジャンヌ・オルタを呼び出し、立香も同じようにジャンヌ・ダルクを呼び出した。
よし、召喚も終わった事だしとっととネロがいる場所に戻ります──なんかジャンヌ・オルタの機嫌悪くない?
「……なんです?」
>腕を組んであなたをじっと睨むジャンヌ・オルタにジャンヌ・ダルクは苦笑いをしてあなたに耳打ちをした。
「あの子ったら一番最初に呼ばれなかったのを少しむくれてるみたいなんです」
「聞こえてるわよ能天気女! そんなわけないでしょうが! 人の気持ちを勝手に捏造するのやめてくれます!?」
「相変わらず仲がいいねあの二人……」
「良い訳ないでしょう! お目目腐ってるんじゃないんですか立香ァ!」
>ジャンヌ・ダルクを燃やそうと追いかけ回すジャンヌ・オルタと逃げ回るジャンヌ・ダルクの姿を見て笑う立香。
>その様子をアルトリア・オルタとクーフーリンはやれやれと嘆息していた。
>その光景を両儀式は何処か眩しいものを見るかのように目を細めて見ていた。
おぉう……セットで呼ぶとやっぱりこうなりますか。まあ、とっとと領事館に帰りたいのでジャンヌ・オルタを落ち着かせましょうか。
>あなたは未だにジャンヌ・ダルクを追いかけ回すジャンヌ・オルタの名を読んだ。
「……分かったわよ」
>若干ムスッとしているが、それでもあなたが伝えたいことは伝わったらしく渋々といった様子で追いかけ回すのやめて貴方の隣へと戻ってきた。
「いやまて、何サラッとマスターの横に陣取っている。そこは私の定位置だぞ」
「はぁ? 早い者勝ちに決まってるでしょうが。そもそもあんたの定位置とか決まってるわけないでしょう。頭沸いてるの?」
「──潰してやろうか」
「──灰にしてあげるわ」
>魔力を昂らせてバチバチと火花を散らす二人を尻目にいつの間にかあなたの隣にやってきた両儀式があなたの手をそっと引く。
「ほら、領事館に帰るのでしょう? なら急ぎましょうマスター」
「あっ、貴様──」
>アルトリア・オルタが何かを言う前にあなたの手を握った両儀式が楽しそうに駆け出す。
何だこの……何だこれ? 巨神が存在する特異点にいるとは思えない位には平和ですね。ほらほら、緊張感持ってほら。日常パートかと思った瞬間、ビーム飛んできたとかあるんだから(2敗)
てなわけで注意して下山していきますよ〜イクイク。
……
…………
………………
結局何もイベントは起こらず、無事領事館に戻ることが出来ましたね。素晴らしい……。快適に進めると気分がいいです。
さて、戻ったところでとっととネロに会ってガリアに行きましょう。
「む? おお、戻ってきたか──って、人が増えておらぬか?」
>あなた達はネロの下に向かうと最初は笑顔で出迎えたネロが見知らぬ者を見ると訝しげな目付きで見てきた。
>あなたはネロに彼女等はカルデアからやってきた援軍である事を話した。
「ふむ、援軍とな……?」
>ネロはそう言うとジャンヌ・オルタ、ジャンヌ・ダルク、両儀式の三人を観察するようにじっくりと見ると分かりやすく破顔した。
「うむ、良い! そこな双子は余でも分かるほどに良い戦士だ。もう一人の方もカルデアからの援軍ということはこの者らに負けず劣らずの強者なのであろう?」
「ちょっと誰がこの能天気女と──むぐっ」
はーい、ジャンヌ・オルタは事態がややこしくなるから黙ってようね。君がジャンヌ・ダルクの双子と言われるとキレるのは理解できるんだけどさ。
>あなたはネロに向かって何かを言おうとしたジャンヌ・オルタの口元にそっと手を当てて口を塞ぐ。
>突然口を塞がれたジャンヌ・オルタはムスッとした瞳であなたをジッと見つめるが、やがては諦めたように目を伏せてあなたの手を口元から外した。
「さて、帰ってきて早々すまぬが余はこれからガリアへ遠征を行おうと思う。無論、余、自らが出ねば意味が無い。ガリアにも貴公らのように怪物相手に戦えるものがいることにはいるのだが、その者達に任せっきりにすることは出来ん」
>ネロは何処からか地図を取り出すとガリアへ行軍する為のルートをあなた達に見せる。
「目的としては怪物達に苦戦する配下を助けつつ鼓舞するのが目的だ。そしてもう一つ少々きな臭いことになっている事があってな。その事実確認もしに行く」
>そこまで言うとネロは一度言葉を区切り、あなた達を力強い瞳で見つめる。
「望幸、立香、マシュ。貴公等には供を頼みたい。余と共に来てくれるか?」
>じっと見つめるネロを他所にロマニはあなたと立香だけに聞こえるように通信を飛ばしてきた。
『望幸くん、立香ちゃん。僕個人としての意見だけれどガリアには一緒に行った方が良いと思うよ。皇帝陛下から戦況の詳細を貰って状況を把握した限りだとガリアは今あの謎の怪物達との戦いにおける最前線の一つだ。それに此方に来てから初めて戦った敵サーヴァントもいる可能性も高い。恐らく皇帝陛下が言っていたきな臭い事というのは彼らサーヴァントの事だろう。勿論、危険は伴うだろうけれど……君達はどうするんだい?』
>その言葉に貴方はほんの少しの躊躇いもなく頷いて、ネロに同行する旨を伝えた。
「私も一緒に行きます。もちろん、命を大事にしながらね?」
>命を大事にしながらね? と言う時だけ立香はあなたの方を見た。
>どうやら立香はあなたを心配しているようだ。
大丈夫。安心しろって。
『いのちをだいじに』とかRTAする上では当たり前なんだよなぁ……。大体の事では死んだら死んだだけ時間も資源もロスするから死なないことは大事ってそれ一番言われてるから。死んで短縮出来るならやりますけど。
それにまあ、死ななければ問題はないという事だけなのでホモくんには瀕死にはなってもらいますけどね(無慈悲)
それに体力の減り具合によって火力が上がる火事場スキルやら逆境スキルを取るためにもこの特異点ではガンガン瀕死にしていきますよ〜イクイク。
火事場も逆境も背水系スキルなので火力上昇値が渾身系のスキルに比べると凄く高いんですよね。やっぱ火事場の馬鹿力は偉大なんやなって……。
それにホモくんと背水スキルは相性がいいですからね。タゲ取りやすいですし、味方の怪我を自分に移す事も出来るのでお手軽に背水状態に出来るのが強いのです。
「決まりだな! 皇帝自らの遠征である! 直ちに支度せよ!」
「はっ!」
>ネロの凛とした号令が下ると兵士達は慌ただしく動き始めた。
では、ガリアへの出発フラグを建てたところで今回はここまでとなります。ご視聴ありがとうございました。
グラブルしてたら前回の投稿からもう二ヶ月経ってました。時の流れ早いもんじゃけぇ……。と、まあ、言い訳はここら辺にしておいて今回で立香ちゃんとんでも武器を拾っています。
そんなとんでも武器を拾ってきたのは立香ちゃんの運命力か、あるいは……
失踪でございます。