初投稿です
カエサル討伐から始まる人理修復RTAはぁじまぁるよー!
前回、無事に強化カエサルを撃破することが出来ました。いやあ、カエサルはRTAの視点から見ると割と面倒な存在だったりするんですよね。
特によく舌が回るのでほっとくとすっごい喋ります。ですからその分時間をロスしてしまいがちなので蛮族よろしく
そのおかげで大した問答もなく、ささっと討伐出来ました。それにヴォイドセルを奪えましたので更にホモくん強化が捗ります。
まあ、とは言ってもヴォイドセルでの強化は割とリスキーなんでこのまま無事に特異点攻略が済めばやらない方がいいでしょうね。
ヴォイドセルはその特性から無制限に魔力を取り込みかねないので下手なビルドだと肉体が耐え切れずにパーンと弾けます。
なので安牌を取るなら使わない方がいいです。でも今回は巨神ルートなので使わないといけない可能性もあるかもしれない。後ホモくんの心臓には大聖杯が埋め込まれてますからね。普通よりも魔力の許容値が多いのです。なので破裂して死ぬ可能性も通常時よりも低いというわけでヴォイドセルを集めているというわけですね。
備えあったら嬉しいなというわけです。
さて、次の目標ですが神霊であるステンノに会いに行きます。話を聞いた所いるのは確定してますからね。
それでは形ある島まで倍速……と行きたいところですがここで一つ、一部の会話を短縮することが出来る仕様があるのでそれを是非それを使いましょう。
>あなたは古き神がいると噂されている地中海の島に行くためにネロが操縦する船に乗ろうとする立香を呼び止めた。
「なぁに?」
>立香は首を傾げながらあなたの下に駆け寄ってきた。
皆さんご存知かもしれませんが、ネロが操縦する船はワイスピも真っ青なトンデモ運転です。そんな船に特に耐性もない一般人である立香ちゃんが乗り込むとそれはもうグロッキーな状態になります。
それの回復に時間が取られるのでそれを防ごうという訳ですね。
手段は色々とありますけど今回は魔術師ルートですので魔術師ならば大なり小なりできるはずの強化魔術を立香ちゃんに施します。これが一番速い上にお手軽です。
>あなたは船酔い防止のために立香に強化魔術を施した。
「ん、ありがと。船酔いしちゃったら大変だもんね」
>立香はあなたにお礼を言うと一緒に船へと乗り込んだ。
「では行くぞ、出航だ!」
一応念の為に立香ちゃんが船から落ちないように手を握って掴まえときましょうか。落ちるわけないじゃんと思われるかもしれませんがごく稀にあるんですよ。立香ちゃんが吹っ飛んで海ぽちゃする時が。ワケワカンナイヨ-! (1敗)
それではここからはネロがクレイジースタントをするだけなので倍速です。
……
…………
………………
着きました(満身創痍)
強化魔術を施したおかげで立香ちゃんがグロッキーにはなりませんでしたけどそれなりにフラついてますね。あんなん、只の人間が耐えられる動きじゃありませんから仕方ないね。事実、強化魔術を施してない兵は完全グロッキーで死にかけてますし。
「望幸に強化魔術掛けてもらわなかったら絶対酷い状態になってた……」
「あはは……確かにあの運転はちょっと……」
『強烈な体験だったみたいだね。立香ちゃんのバイタルを通してどれだけのものなのか、こっちにもよく伝わったよ。とは言っても望幸くんは何も変動がなかったんだけど。……いや待てよ? 立香ちゃんのバイタルにはそこそこの変動があったけど望幸くんのバイタルは特に変動がなかったし、案外そんなに大変って訳じゃ──』
「ドクターも体験する?」
『遠慮しようかな!』
>失言を零したロマニに対して立香が恨みが籠ったような声で脅しをかける。
そらそうよ。
ホモくんはそういったバステが効かないのは当然なんだよなぁ。カスが効かねえんだよ(無敵)
まあ、実際問題こんなんでいちいち足止めされたらTNPが悪いですからね。仕様的にもバイタルが変動しないのも当然でしょう。
さて、そんなこんなで島に到着したわけですが……そろそろかな?
『……! みんな、サーヴァント反応だ。それもこっちに近寄って来ている』
「何だ、またも敵襲か? この島も既に連中の手の内に落ちていたか」
>ロマニは計器に観測された反応を見ていたがやがてこれは只のサーヴァントの反応ではないことに気がついた。
『いいや、これは……サーヴァントではあるが……。何だ、違う。正常なそれとは些か違う。これは何だ?』
>困惑の声を上げるロマニを他所にソレは現れた。
「ええ、そうよ。普通のサーヴァントではないもの」
>そこにいたのは目の覚めるような美少女──などと言う括りを遥かに超越した美貌を誇る少女だった。
「御機嫌よう、勇者の皆様。当代における私のささやかな仮住まい、形ある島へ」
>美貌、声、仕草……どれをとっても人間のソレを超越した存在に兵士達は息を飲んだ。
>気を強く持たねば一瞬で虜にされるであろう人外の美に立香達でさえ、僅かとはいえ感嘆の息を漏らす。
「あら、あらあら……ふふ。此度はどんな勇者が来るのかと思いましたのに……」
>少女はゆっくりと立香達の方へと歩み寄り、彼女達を庇うかのように前に出ていた星崎望幸の前に立った。
「残念だわ、既に少し混ざってしまったのね。もしも、純粋なままだったのなら……ふふ」
>何処か妖しげに微笑む少女にあなたはえも言われぬ不安を覚えた。
女神による骨抜きRTAでも始めるおつもりで? 馬鹿野郎! 俺はホモだぞ! (天下無双)
「ああ、そう言えば私の名前を教えてなかったわね。私は女神──名はステンノ。ゴルゴン三姉妹の一柱。古き神と呼ばれるのは好きじゃないのだけれども、私の美しさは時間によるものではないもの。好きに呼んでくださいな」
『……信じ難い事だが彼女が言ってることは恐らく事実だ。この反応はダウンサイジングされているとは言え神霊だよ。しかもかのギリシャ神話の女神なんて正真正銘の古き神そのものじゃないか』
ロマニが驚いている様ですが後はいつも通りの流れでステンノがご褒美と称して洞窟の中にいるキメラをけしかけてくるのでそこまで倍速です。
ギリシャ神話の神々はホントさぁ……。
さて、今回のステンノからご褒美もとい試練についてですけれども今回はホモくんが立香ちゃんと一緒に行くつもりはありません。
というのもですね、マシュや立香ちゃんの戦闘経験値が足りてないんですよ。ちょっとばかり強い奴と戦い過ぎててまともに戦えてなかったので今回のキメラ戦を利用して少しでも戦いの経験値を積んでもらいましょう。
まあ、あとは……恐らくいる可能性があるタマモキャットに時間を取られない為ですね。タマモキャットは本当に自由人……狐? なので振り回されやすいんですよ。
しかも下手したらここで縁を結んじゃう可能性もあるのでなら、立香ちゃんに縁を押し付け……ゲフンゲフン。既にホモくんには玉藻がいるのでね、立香ちゃんと縁を結んでもらおうというわけです。
タマモナインが集結するのは月の聖杯戦争だけで十分だ。内ゲバが酷すぎるからね……。あんなハチャメチャなフラグ管理など余はもうしとうない!
おっと、そんなこんなでどうやら洞窟に突入することが決まったようですね。さて、立香ちゃん達にどうやって言いくるめをしたものか……。
普通に試練があるから立香ちゃん達だけで攻略してきてとは言えませんし、ふーむ。
「ああ、そうそう。悪いけれどこの子を少し借りるわね」
>ステンノの言うご褒美を取りに行こうとするあなた達に向けてステンノが立香に向けてそう言った。
「えっと、望幸を?」
「ええ」
>困惑した表情を浮かべる立香とは反対に見惚れるような微笑を浮かべるステンノ。
>その無言の圧力に立香はタジタジといった様子だ。
おや、これはちょうどいいタイミングですね。これに乗らない手は無いです。
>あなたは立香を助ける為に立香達だけで行ってこいと言った。
ついでにジャンヌ・オルタとアルトリア・オルタもついて行かせましょう。もしもと言う時の保険です。まあ、クーフーリンにジャンヌとマシュがいるので万が一もないとは思いますけど保険はかけておくことに損は無いので。
とは言え、全員送り出すとホモくんがサーヴァントもいない状態で一人だけでステンノと一緒にいることになってしまうので能力だけで見るなら最強格の式ちゃんにはいてもらうことにしましょう。
おじさんが来ても式ちゃんなら普通に勝ってもおかしくないですからね。護衛としてはバッチリです。
>あなたはジャンヌ・オルタとアルトリア・オルタに何かあった時のために立香達について行って欲しいというと二人は渋々といった様子で頷いた。
いってらっしゃーい。
>あなたは立香達が洞窟の中に入っていくのを見届けると先程からあなたへ視線を投げかけていたステンノの方を向いた。
で、何の用ですかね。
>その瞬間、ステンノはあなたの顔をその白磁の陶器のような細い両腕で優しく──されど決して逃げれぬ様に掴まえると先程まで浮かべていた微笑とは比較にならぬほどの魔性の笑みと言って差し支えないほどの微笑みをあなたに向けた。
>そんな笑みを向けられたあなたはどうしていいのか分からず困惑しているとステンノは少しだけ愉しげな様子であなたの顔から手を離した。
「……うふふ、本当に惜しいわぁ。頑張っているあなたには蕩けるように甘い終わりを与えようかと思っていたのだけれど……。けれどそうよね。
もしかして今魅了しようとしました?
え、なんで……? (困惑)
いや、まあうーん。女神の気まぐれと言うやつなんですかね。ステンノだしなぁ。突飛な行動はいつもの事ですし。
>困惑しているあなたの様子を愉しげに観察しているステンノから両儀式があなたを抱えるように胸に抱き締めて引き離した。
「あら、嫉妬? 貴女、随分と可愛げがあるのね」
「……」
「ふふっ、そんな怖い顔で睨まないでくださいな。私、か弱い女神ですもの。貴女と戦うなんてとてもとても……」
>そう言って酷く意地の悪い笑みを浮かべるステンノに両儀式は深いため息を吐いた。
「あんまり私のマスターにちょっかいをかけないで頂戴」
「ええ、これ以上手を出したら怖い神様にも怒られてしまうもの。今日のところはここで勘弁してあげるわ。……でもね?」
>ステンノは両儀式にまるで蛇のようにするりと近づくとあなたに聞こえぬほどの小さな声で両儀式の耳元で囁いた。
「彼は決して貴女だけのマスターじゃないのよ」
おーん、なんというか。こう、根源接続者と神がああも接しているのは何かゾワゾワするというか。背筋に薄ら寒いものが走るというか、ガバの気配がするというか……。
引き離すか? でもそれで何かあったらもっとガバに繋がりそうだしなぁ。
>何かを伝えたステンノはふわりと身を翻してあなたの方へと振り向くとそのまま極々自然な様子であなたの腕を絡め取った。
「それじゃあ、彼女達がご褒美を持って帰って来るまでの間エスコートしてくださいな」
>ステンノはそう言って世の男性が骨抜きにされること間違いなしな可憐な微笑みを浮かべてあなたへと迫る。
>だと言うのにあなたはその微笑みに何処か末恐ろしいものを感じて思わず無意識に頷いてしまった。
ン゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙。強制連行イベント! ステンノと仲を深めろってことですね。オリオンも言ってるけど女神に気に入られると本当にろくな事がないんですよ。
でもやりますけどね!
ついでに欲を言うなら何か触媒に近いものが欲しいです。え、女神と契約とか厄ネタすぎない? と思われるでしょうが、安心してください。召喚には触媒を使いません。
オケアノスでエウリュアレに手っ取り早く信頼して貰う為に貰いたいだけです。ステンノはエウリュアレでもあるので彼女から何かを下賜されるだけで信用されやすいんですよね。
まあ女神の気まぐれで台無しになることもありますけどね(3敗)
というわけで先の特異点を見越してステンノの好感度稼ぎを頑張りますよー! 稼ぎすぎには注意だけどな! (6敗)
……
…………
………………
いや、立香ちゃん達遅くない???
試練の洞窟に入ったのが大体昼頃だったから夕方までには帰ってくるだろうなとは思っていましたけど、もう夕日が沈んで空に月が登ってきてるんですけど。
しかも満月やんけ。嫌だわぁ……。
あ、ちなみにステンノとはコミュ成功しましたよ。楽しく話せたな! ヨシ! (現場猫)
一応彼女が身に付けていた物を貰うことに成功したので次回のエウリュアレとのコミュの成功率が高まりましたね。
あの特異点だとエウリュアレが1番大事ですからね。信用を早めに得ることが出来ると事がスムーズに運びやすいのです。
話は戻りますが、個人的に満月は苦い思い出があるのであんまり好きじゃないんですよねぇ……。主に真祖というか、月の最強種のせいで。うっ、トラウマが。
そ、それにしても夜ということはカリギュラにはかなり気をつけないといけませんね。夜、しかも満月ともなれば彼の宝具はその効果を十全に発揮します。
彼の宝具は言ってしまえばストレス値爆上げ+宝具、スキル封印の完全に妨害に特化した宝具なんですよ。バーサーカーがもつ宝具じゃねぇだろぉ! というツッコミを置いといてまあ、これが厄介極まりない。
ストレス値のないホモくんには大した効果を発揮しませんが、耐性の無いサーヴァントや立香ちゃんに対して効果抜群です。
特に終盤の立香ちゃんなら兎も角序盤の立香ちゃんじゃねえ……。心構えが出来てない立香ちゃんじゃあ簡単に揺さぶられてストレス値爆増からの発狂コンボが来るからね。
なので大体の人達はここでストレス値の洗礼を受けるんですね。そして同時に如何にストレス値管理大切なのかということと戦線崩壊した戦いがどれだけ厳しいものになるかを知ることになります。
狂化が付与された味方陣営の同士討ちほど惨いものはないよ……(2敗)
「あら、彼女達帰ってきたみたいね」
>ステンノが向ける視線の先には酷く疲れた様子で所々ボロボロになって薄汚れている様子の立香達が此方に向かってきていた。
お、帰って──ええっ!?
お、えぇ? なんで? クーフーリン、Wジャンヌ、アルトリア・オルタにマシュ迄行って何でそんなボロボロなの?
いや、今はそんなことよりも立香ちゃんの治療を早くしないと!
>あなたは疲労困憊といった様子で此方にやってくる立香の方へ向かうと立香に怪我の有無について来た。
「あ、ううん。平気だよ。ジャンヌとマシュが守ってくれたから怪我一つしてないよ」
ほんとぉ? 怪我を隠してストレス値が増えるとかやめてよ。特に今はカリギュラが襲ってくる可能性が高いんだから。
うぅん、やっぱり不安だ。置換呪術を使って立香ちゃんの今の状態をホモくんに移してしまおうかな。とりあえず治癒魔術を掛けるふりしながら置換呪術でササッと移しましょう。
本人が気がついていない怪我とかも移せば治るし気付けますからね!
>あなたは念の為にと言って立香に向けて治癒魔術を放つ──と同時にこっそりと置換呪術を起動させる。
>立香とあなたの状態が入れ替わる。
>あなたは少しだけ疲れた。
ん、怪我は本当になかったようですね。いやぁ、良かった良かった──
「わふん」
>あなたは何故かとても嫌な予感がした。
あっ、これまずい。
「何やら懐かしい匂いを感じてもそっと寄ってみれば我が愛しご主人を発見! 一万年と二千年前からあなたのそばに侍る良妻キャットなタマモ属。良妻であり良きペットでもありながらご主人に限りお値段なんと無料の良心価格なのだナ。──ところでご主人今、何をした?」
ほあぁぁぁぁ──!?
やっば、キャットがおるやん。というか、相変わらず頭が飛んでるねー。昔から思ってたけど何言ってるか理解出来んのよな。
>あなたは突然目の前に現れたエプロンを纏った玉藻と瓜二つなサーヴァントの姿に面食らった。
「むむん、何故黙っているのかワン? ご主人の声が聞けぬのはキャット的には大分悲しいのだナ。悲しみのあまり玉ねぎを微塵に切り尽くしてしまう位には泣いてしまうのだ。はっ、もしやこれは待てをされているのだな? これには良妻フォックスであるキャットも待ちの姿勢。でも待てが長すぎると流石のキャットも痺れを切らして完売である。具体的に言うと
『わっ、ちょっ──』
>そのぷにぷにとした柔らかそうな肉球をあなたに見せつけるようにワキワキと動かしながらあなたの顔を挟もうとする玉藻と瓜二つの女性。
>そんな最中、何処か焦ったようなロマニの声が聞こえた瞬間──
『……駄狐。それ以上妾のご主人様に迫ってみよ。その尻尾、引きちぎって焼却してくれる』
>地獄の底から響いているかのような恐ろしい声色で警告する玉藻の前が通信に現れた。
「む、このいけ好かない声はオリジナルだな。だが、ご主人を目の前にしたキャットには恐れるに足らず。勇往邁進あるのみなのだ。それにご主人はオリジナルだけのものではないと月は言っている。ご主人の隣は常に1人! このタマモキャットのものなのだナ!」
おっふ、玉藻とキャットが争ってますね。まあ、当たり前ですけど予見はしていました。タマモナイン揃ってる時の内ゲバヤバすぎましたからね。
ですが、今は渡りに船です。争ってる内にホモくんフェードアウトさせていただきます。逃げるんだよォ!
>あなたは玉藻と言い争っているタマモキャットと自称した女性からそっと距離を置こうと音も無く立香の方へと行こうとした。
>が、それを阻むようにオルレアンで出会ったエリザベートがあなたの前に立ち塞がった。
「また会ったわね子犬! 私がいなくて寂しかったんじゃないかしら!」
ガアアアアア!!
今度はエリザベートかよ! イロモノ枠はキャットだけでお腹いっぱい何ですけど。
「……ハッ、あまりの情報量に戸惑ってしまいましたがマスター、敵性生物が2体です。トカゲか竜か、或いはアイドルか。兎も角蹴散らしましょう」
「うん、蹴散らそうか」
『そうだそうだ、どうせろくな事しないから早めに撃退しておこう!』
>マシュの提案に立香と別の通信機で話しかけてきたロマニが賛同する。
ここら辺マジで無慈悲で草生える。オルレアンでカッコイイとこ見せてくれたとは言え、決戦前とか割りと大変な目にあったりしましたからね。主に歌とか。
「ちょ、またそのリアクション!? 可愛くないヘンな子ジカ!」
「先輩、望幸さん! ヘンな人にヘンって言われました!」
>ぎゃあぎゃあと姦しく騒ぎ立てるエリザベート達。
>それを何処か面白そうに眺めるステンノに若干イラついた様子のジャンヌ・オルタとアルトリア・オルタ。
>反対にクーフーリンやジャンヌ・ダルクは苦笑していた。
そう言えばちょっと気になることがあったんですよね。高々キメラ程度なら圧殺出来る程度のサーヴァント引き連れていったのに何でこんなにも時間がかかったのかっていう。
立香ちゃんの戦闘における指揮経験が少ないとはいえ、アルトリアにWジャンヌ、その上クーフーリン迄いてここまで遅くなるのはまずありえないんですよね。
ちょっと聞いてみますか。
>あなたは騒ぎに混ざり出したネロを他所に立香に随分と時間がかかったようだけど、どうかしたのかと尋ねた。
「あ、うん。それがね──」
>立香から話を聞いたところによると洞窟の最奥には何故かキメラがいたということ。そしてそのキメラを撃破したらそのキメラが溶けて、ドラゴンらしき生物へと変貌した。
>その上、そのドラゴンらしき生物が非常に強く苦戦を強いられたとの事だった。
は? ドラゴン? この特異点に?
いやいや、嘘だろ? この特異点に出現する幻想種なんて精々がワイバーンくらいで上位種としてもキメラ位しかいないはずなんだが……。
あ、いやそうか。
恐らくはワイバーンか何かがヴォイドセルに侵食されて変化したのか。多分その可能性の方が高いですね。
あー、そっかそっか。ワイバーンの変種が出てくる可能性があることすっかり忘れてましたね。ワイバーンの変種とか全然遭遇しないから存在ごと忘れてましたわ。
ま、それを思い出せたので今後はそれも念頭に──
『っ!? 皆、騒いでるところ悪いけれどサーヴァント反応だ!』
「「「「?」」」」
『あっ、ごめん! 此方に海から猛烈な速度でやってくる新しいサーヴァントの反応だ!』
皆サーヴァントだからね。この反応になるのは仕方ないね。というわけでカリギュラがようやく来ましたね。
出来れば日の出てるうちに戦いたかったんですけど……まあ、この人数差です。カリギュラ一人じゃどうにもならんだろ。
適当に数の暴力でボコボコにしてついでにヴォイドセルをちょろまかしましょう。運が良ければカリギュラでヴォイドセルが溜まり切る可能性があります。
というわけでキリがいいので今回はここまでです。
ご視聴ありがとうございました。
キャットの口調のエミュが難しすぎる……。
それにしてももうちょっと話を短縮した方がいいんですかね。まだ二章半分で50話超えてるRTAとか見たことないよ。