カリギュラ撃破から始まる人理修復RTAはぁじまぁるよー!
前回、ステンノの試練をクリアしてその褒美として連合軍と異形達の情報を教えて貰うことになりましたが、その最中にカリギュラが襲いかかってきたので撃破致しました。
まあ、宝具使われて立香ちゃんが発狂したんですけどね! クソがっ!
いやあ、どうにも立香ちゃんは何かしらの幻影を見たらしく、不定の狂気を発症しかけたんですよね。発症直前で気付けに成功したので何とかバッドステータスが発生せずに済みましたが、恐らくホモくんが目の前で死にかけるなりすると間違いなく発症しますね。爆弾つけられちゃった……。
気付けをした時の立香ちゃんの反応を見るに恐らく「依存症」が発症しそうなんですよね。
まあ、まだ殺人衝動や自殺衝動なんかのクソオブクソのバッドステータスに比べれば大分マシとは言え、依存症はねー……ちょっと対処が面倒なんですよね(6敗)
依存症はその名の通りに何かに依存してしまうんですけど、大体は人に依存することが多いです。これがマシュや一部を除いたサーヴァント辺りに依存するのならばまだ楽なんですけど、問題はホモくんに依存した場合なんですよね。
依存症の特徴として依存したキャラと依存されるキャラ双方に行動制限のバッドステータスが生じます。それが単独行動不可デバフですね。
より正確に言えば単独行動自体は出来ますけど、そうした場合依存する側のストレス値が爆上がりします。近くにいないせいで不安になってストレスを感じるということですね。やばい(小並感)
これによって単独行動が封じられた場合、RTA的には激マズです。英国料理より不味いです。ブリテン時代のアルトリアでもギャン泣きするレベルで不味いです。
まだ一人では危ない序盤だとさして痛手にはなりませんが、中盤後半辺りにこのバッドステータスが発症すると泣く泣く再走確定となります。もう一回遊べるドン! (絶望)
RTA的には4章辺りから単独行動が増えますからね。
しかし、このバッドステータスですが段階にもよりますが、治すことは出来ます。依存症を持っている状態でストレスをかけ続けると再度発狂して永続回復不可のバッドステータスに変わりますが、最初期の状態だと1章クリア、もしくはイベントクリアなどのある程度の期間一緒にいることで依存症を治すことが出来ます。
確実なのはメインストーリーを1章クリアすることですね。そうすれば確実に治ります。反対にイベントシナリオだと確率ですね。
ま、なんだかんだ言いましたけど立香ちゃんは発症していないのでホモくんが目の前で死にかけたりしない限りは大丈夫でしょう。
巨神ルートなのが不安材料ですが何とかなるなる、多分ネ!
さて、それでは連合首都の位置も判明したので一度首都ローマへと帰ります。
それで今までの周回からの経験上、首都ローマに到着する前に誰かしらのサーヴァントが現れます。これは敵だったり、味方だったりと様々ですがそこそこの確率でスパルタの王ことレオニダスが出てくることが多いですね。
全力で縁を結びたいので是非来て欲しいものです。ホモくんのサーヴァントは火力に極振りしすぎてて防御がちょっと、いやかなり低すぎるので……。
>あなた達が首都ローマに向けて帰還している最中、荒れ果てた土地に立ち塞がるように誰かが立っていた。
お、来ましたね。誰かな、レオニダスだといいんだけど。
>道の真ん中で仁王立ちするのは屈強な肉体を持つ黄金の兜を被る男だった。
きたああああああ! レオニダスだ! 全力で縁を結べ! こっちを見たな! なら俺と縁ができたってことだ!
『皆気をつけてくれ。彼からサーヴァントの反応がする』
>ロマニの言葉にあなた達は気を張り直し、相手の出方を伺う。
>そんなあなた達に対して目の前の男は何処か悩んだ様子を見せて、そしてあなた達をもう一度見回したところで何かを決心したかのように構えていた槍の穂先を下ろした。
「貴様、何者だ」
「……私はスパルタの王、レオニダス」
「レオニダス……? かの伝説の炎門の守護者レオニダスか! まさか蘇ったのは皇帝だけではなかったのか」
「この異常事態だし、何が起きても不思議じゃないと思うよ」
「む、それもそうか」
>立香の言葉にネロは納得したように頷く。
>よくよく考えて見れば訳の分からない化け物や古の神なども現れたのだから皇帝以外の過去の人物が蘇ったところで誤差のようなものだ。
「それで貴様は何故余の前に立ちはだかる。まさかとは思うが……」
「いえ、それならばお気になさらず。今の私はただのはぐれ者。貴方達と事を構えるつもりはない──そのつもりでした」
お、これもしかして……
「貴方達と私が戦うことにさしたる意味は持ちません。何せ、こちら側に私が守りたいものはなかった、守るべき存在はなかったのですから。……ですが私がここに来た意味、私が呼ばれた意味。それが今ようやく理解出来ました」
>レオニダスはその身から魔力を昂らせると槍の穂先をマシュへと向ける。
「構えなさい、盾の少女よ。貴女に盾兵とは何たるかを、スパルタの守りの極意を教えて差し上げましょう」
や っ た ぜ !
マシュの強化イベが来るとは激ウマですよクォレハ。流石はレオニダスだぜ! 今回は敵対関係でもなく、味方でもないまさかの中立でしたけどマシュに訓練を施してくれるとは……。
やっぱりレオニダスは良いサーヴァントなんだよなぁ。
守ることに特化しているサーヴァントなのでマシュの指南役には凄くいいんですよ。デミサーヴァントになったばかりの序盤のマシュは力を貸してるギャラハッドから多少なりとも技術を無意識的に受け継いでいるとは言え、まだまだひよっこもいい所です。
それをレオニダスなどの盾を扱えるサーヴァントが訓練して上げるとマシュの盾の技術の上昇に補正がかかって強くなりやすいんですよね。
後、レオニダスのカウンター宝具がマジで強い。タイミングを間違えなければ少なくとも敵サーヴァントをほとんど落とせるくらいにはカウンター宝具の火力は高いです。
さて、そんな有能サーヴァントであるレオニダスがマシュに盾兵として何たるかを教えてくれるみたいなので待機で良さそうですね。
マシュはねー、とっとと立香ちゃんをしっかり守れるようになって貰わないといけませんから。『スノードロップ』獲得の為にも、ねぇ?
後は訓練が終わるまで倍速ですね。
……
…………
………………
「そうです、盾の少女よ。貴方は引いてはいけません。地面に根を張るが如くどっしりと構えて敵の攻撃を受け切るのです」
「は、はいっ!」
「よろしい。まだまだ甘いところはありますが、一先ずは及第点といったところでしょう」
>幾度目かの打ち合いの末、レオニダスは納得がいったのか槍の石突を地面へと付ける。
『ひとついいかなレオニダス王』
「構いません」
『こうまでしてくれるということは貴方は人理側のサーヴァントなのかい? もしそうなら貴方も私たちと共に行動してくれないだろうか』
>ロマニの提案にレオニダスは残念そうに首を横に振った。
「申し訳ありません。私ははぐれとなった身ではありますが、私を召喚してくれたマスターへの恩義というものがあります。ですので貴方達と共に戦うことは出来ません。さて──」
>不意にレオニダスの魔力が上昇する。
>高まる魔力に呼応するかのごとく兜の炎が轟々と燃え盛る。
「それではこれを以て最後の訓練と致しましょう。盾の少女とそのマスターよ。全力で私を打倒しなさい。私の亡骸を超えていきなさい。私程度超えてもらわねばこの先で待つ存在に手も足も出ないと知りなさい」
>高まり続けた魔力はやがて宝具として発現した。
>1人2人と彼の後ろに半透明のスパルタ兵達が現れる。
>やがて300人ほどのスパルタ兵が現れると彼らは己を鼓舞するかの如く槍の石突を地面に何度も叩きつける。
「
「「「
>レオニダスの号令に呼応するかのようにスパルタ兵達も声を張り上げる。
>大気を揺るがしていると錯覚するほどの声量に立香とマシュは圧倒されながらも覚悟を決める。
「マスター、指示を!」
「うん、任せて!」
>あなたはその二人の後ろ姿をただジッと見つめていた。
はあー!? これホモくん参加不可のバトルなんですけど!? しかもホモくんの操作が受け付けないんだけどぉ!?
何で……って、ああクソッ! そういやさっきのレオニダスの言葉にはホモくんは指定していませんでしたねぇ!
ふぁっきゅー。
立香ちゃん大丈夫かな。一応あっちにはクーフーリンとジャンヌ・ダルクがいますけどそれでも人数差ヤバいしな。……でもネロもいるし何とかなるか? いや、なってもらわないと困るんですけど。
まあ、流石に死にかけるような目にあったら操作可能になるでしょう。というわけで立香ちゃんがんばえ〜!
……
…………
………………
「
>決め手となったのはクーフーリンの宝具による一撃であった。
>因果逆転の呪いはレオニダスの心臓を穿ったという結果を作り出した。
>如何に優れた防衛術を誇るレオニダスであろうと権能一歩手前の因果律の操作には届かなかったのだ。
「……お見事です。どうかこれから先も
>その言葉を最期にレオニダスは黄金の粒子となり、この特異点から消滅した。
無事に何とか勝ってくれましたね。所々危なげな所はありましたけどそこはクーフーリンやジャンヌ・ダルクが上手くカバーしてくれました。
いや、本当に大した怪我もなく勝ってくれてよかった。
それにしても何故こうも本番に限って知らないルートが出てくるんですかねぇ!? これが走者の運命とでも言うのか……。そんな屑運発揮しなくていいから(懇願)
まあ、今後再走する時にこういうことがあったということを知れたのは良かったですけど。それにしてもタイムがなぁ。リカバリー出来る範囲ではありますけど……うーん。
まあ、この特異点をクリアしてからタイムと成長率を見て続行するか決めますかね。
それではキリがいいので今回はここまでとなります。
ご視聴ありがとうございました。
「僕は少し確かめたいことがあるんだ」
「……はぁ、それで私は何をすればいい?」
「はは、話が早くて助かるよ。僕は彼の本質が知りたい。その時に邪魔をされたくないんだ」
「あの集団相手にお前とあのバカを二人きりにしろと? 随分と無茶を言う」
「出来るだろう? 僕の信じる君なら」
「──10秒だ。今ある戦力と情報を全力で使って10秒だと思ってくれ」
「十分!」