久しぶりのRTA視点です
フラウロス撃破から始まる人理修復RTAはーじまーるよー!
前回ホモくんの強化を進めたことによってレフことフラウロスを撃破することが出来ました。
ぶっちゃけレフに背後から致命の一撃された時は死んだかと思いましたね。
まあ投げ飛ばされた先にヴォイドセルに汚染済みの化け物達の死体の山があったのでむしろ強化イベに繋がりましたけど。
これがRTA走者の運命力って奴ですガハハ!
正直ヴォイドセルに関しては実用レベルまでの因子回収はできないかなぁと諦めていたんですが、セファールが雑魚を大量召喚してくれたおかげで規定量集まったのは激アツ展開でしたね。
あれがなかったらマジで集めきれませんでした。
さて、現在の状況なんですがホモくんのステータスに新たな項目が追加されています。
HPバーと魔力バーの下にあるなんかやたら禍々しい色をしたこのバーですね。
これはホモくんの侵食率を示すものでして、これがMAXになると無事ホモくんは脱人間宣言してから化け物になります。
今回ですと私が意図的に竜に似通った存在にする為に竜の因子を沢山集めてたので進化先は竜種に似たナニカということになるでしょう。
オルレアンでワイバーンを狩ったのはこのためです(大嘘)。
ここで一つ注意しておきたいことがあります。
それは侵食率のメリットデメリットです。
まず大前提として侵食率というのはヴォイドセルや異形化、悪竜現象等のイベントをこなした時に発生するものです。
要は人間から別のものと変貌する時に発生するものだと思っていただければ。
それで侵食率が高まれば高まるほどに異形化は進み、ある一定の値まで行くと元の姿に戻すのに莫大な時間と魔力が必要となるか、侵食状態によっては二度と元の姿に戻れなくなるというのが特徴です。
特に100%に到達するとあらゆる手段を尽くしても人には戻れません。
聖杯を使用してもです。
これは何故かと言われますと、スキルの一つである無辜の怪物に似たパッシブスキルに変化するからなんですね。
無辜の怪物のデメリットで似たような例をあげるなら沖田総司の病弱なんてものが該当するのではないでしょうか?
彼女の病弱スキルも聖杯では消すことが不可能ですので。
じゃあ侵食率100%になると二度と人の姿になれないのか?
いいえ、これも違います。
人に戻ること自体は出来ませんが、人の姿になることは出来ます。
英雄譚などにもあるように化け物などが人の姿に化ける技能──所謂擬人化という奴ですね。
それを使えば人の姿になることは出来ます。
種族は変わりませんけど……。
ここまで話したところでメリットデメリットの話をしましょう。
まずメリットに関してですが、自キャラのステータスが幸運を除いて爆発的に跳ね上がります。
一段階上昇が当たり前のこのゲームにおいて脅威の三段階上昇です。
最低でも二段階は上昇します。
まあ、人間なんていう貧弱な存在から竜種など上位存在に変化するので当たり前と言えば当たり前の上昇なんですけど。
自キャラが強くなればなるほどに特異点の攻略は安定しますし、進化先によっては特異点の高速移動なども出来るようになるという夢のようなメリットがあります。
ここまで聞くとクソ強メリットでガンガン侵食率上げた方がいいやんと思われるでしょうが、これデメリットも相応に重いです。
まずカルデア所属のNPCを除いた友好NPCの好感度がバチクソに上がりにくいです。
場合によってはマイナスからのスタートとなります。
まあ、見た目どう見ても人間じゃない上に垂れ流してる力が化け物由来のものですからね。
血に飢えた表情を浮かべているグリズリーと仲良くしろと言われているようなものです。
身の危険を感じ取って仲良くなるどころじゃありません。
二つ目は侵食率によって敵から滅茶苦茶狙われます。
特に善性が高いサーヴァントほど狙ってきます。
殺しにくるサーヴァントもいれば拘束してこようとしてくるサーヴァントなど反応は様々ですが、通常時に比べて明らかに被ターゲット率が上がってます。
敵対心が通常時より50%位は増加しているじゃないでしょうか。
まあ、化け物は英雄と相容れない存在ですからね……仕方ない仕方ない。
んで、三つ目のデメリットが一番ヤバイです。
何と発生するイベントの種類と進行度によってはカルデアを離反して敵対します。
これ考えたやつ馬鹿かな?
まあそうなった時点で人としての自我も肉体も何故カルデアと一緒に戦っていたのかも忘れて完全な化け物になったということですのでどう足掻いても人理の敵になるのは確定です。
なのでカルデアと敵対するのも宜なるかな。
人理を修復する為に頑張ってたのにいつの間にか人理を破壊する側になっていたなんてなぁ……。
というわけで侵食率はメリットも大きいですが、デメリットもそれ相応に大きいのでご利用は計画的に、ということですね。
あ、あと一つだけ伝え忘れていましたが、侵食率で発生するイベントは大体カルデア組のストレス値を上昇させることが多いです。
ゲージ管理を見誤って発狂されないように気をつけよう! (32敗)
今回のゲージ調整は……まあなんとかなるやろ!
現在のホモくんは見た目だけで言うなら竜に似通った特徴を持った人間……人間? のような状態です。
ざっくり言うならドラコーの姿と酷似してますね。
禍々しさと醜さはこっちが上ですけど。
それで先程態々狙って竜に似せていると言いましたが、これに関しては純粋に全体的に強化する場合の効率が竜種が最も良いからです。
伊達に地球の最強種族してないんやなって。
他にも水中や陸上に特化した種族もありますけど、やっぱり制空権が一番大事ですよ。
古事記にも制空権は必ず取れと書いてある。
あとは何と言っても竜の炉心ですね。
生きているだけで魔力を生み出す公式チート性能なので聖杯持ちのホモくん相性最高なんですよね。
これで生み出した魔力を聖杯にどんどん突っ込んでいけば今までのように魔力をちまちま集めなくてすみますからねー。
ホモくんがこれから先取得するであろう魔術は燃費悪すぎて聖杯一つの出力じゃあ足りない可能性が高いんですよね。
なので竜の炉心というサブ動力炉を付けることで安定性を増加させるんですね。
……本音を言えば何処かの特異点で二つ目の聖杯を入手してデュアルコア運用したいところ。
まあ、こんだけやらかしてしまえば警戒されるのは目に見えているので暫くは大人しくしておきましょう。
さて、現在の状況ですが──
>あなたから発生する魔力嵐が吹き荒れ、立香達を近づかせることを許さない。
風の音ヤバすぎて声が何も拾えねえ〜!
ずっとボボボボボ!!! みたいな音しか聞こえませんよ。
こんな所までリアルにしなくていいから。
んーまあ、これに関して言えばあんまり危惧するような事でもないんですよね。
ホモくんの侵食率を今のうちに上げておくのが今回の目標なので。
ですが立香ちゃん達なら突破してきてもおかしくはないので、目標達成するまでの間出来る限り妨害しなければなりません。
>汚染侵食率10%超過。
>あなたは自身の体が人から離れていく感覚に襲われている。
お、10%超えたことでホモくんの人間離れが本格的に進められるようになりましたね。
今までの経験から考えるに今の立香ちゃん達はホモくんの救出を第一にしている事でしょう。
そうなればホモくんの下に辿り着いてホモくんを気絶させるなりなんなりしなければこの汚染は止まらない……と考えているはずです。
であるのであれば此方もそれ相応の抵抗をしなければならない──と考えるのが普通ですが、今回はRTAですし、現時点で立香ちゃん達カルデアと敵対とかしたくないので立香ちゃん達に対しては遅延行動こそすれど攻撃行動はあまり行いません(やらないとは言ってない)。
特に立香ちゃんが大怪我とかしちゃったらロスも良いところですからね。
攻撃行動をするにしてもマシュを除いたサーヴァント位にしましょう。
死んでもこの特異点から退去するだけだしね(人間の屑)。
なので最低目標は今の竜の炉心よりも高性能な竜の炉心が出来上がる20%、欲張るのなら基本性能が大幅強化される60%に行きたいですね。
ちなみに20%超えなかったらリセです(真顔)。
ま、それまでは龍脈から魔力回収しながら肉体改造に勤しみましょう。
この為の肉体置換です。
>汚染侵食率15%超過。
>あなたは心臓が熱く燃えたぎるような感覚に襲われている。
>そしてそれを証明するかのように胸が赤く光る。
お、心臓の改造──というよりも動力炉が改造されている合図ですね。
まあ、この調子なので20%は絶対越えられますね。
だからこその最低目標なのですが。
>あなたの魔力に反応するようにあなたの周りに渦巻く魔力嵐の勢いは更に増す。
>大地を引き剥がし、草木を薙ぎ倒す様子はまるで大型の台風のようだ。
うーん凄まじい風量、マジで風の音しか聞こえません。
「望……! 今……に……!」
>そんな嵐の中、無謀にも立香達が此方に向かう姿が見えた。
ま、来るよね。
とは言ってもこの風量です。
その速度は亀の歩みでしかありません。
一歩ずつ着実にと言えば聞こえはいいですけどね。
立香ちゃん達が此方に到達した時点で敗北確定です。
まあこれ自体は此方側が抵抗を一切しないので当たり前なんですけどそれまでに侵食率をガンガン上げていきましょう。
唯一の不安材料はホモくんの肉体改造が呪術由来のものなのでそれを抑え切れるどころか、ホモくんの術式に干渉して侵食率を下げられる可能性すら持っている呪術EX持ちの玉藻ですが……カルデアに置いて来ているのでホモくんをどうこうすることは出来ませんし、この特異点で彼女を呼べる存在である玉藻キャットは形ある島に置いてきましたからね。
仮に来たところでホモくんは遊星の因子を持っているので遊星の因子を活性化状態にしておけば相性最悪な玉藻では上手く干渉できない可能性が高いです。
遊星の因子に干渉して不活性状態に出来そうなのは遊星の尖兵たる巨神としてのアルテラですが……既にぶっ潰しているので問題なし!
その巨体さ故にか未だに頭とか完全に消え切ってないですけど、金色の粒子は出ていますからそのうち消えるでしょ。
そして生きているだけで魔力を生み出せる竜の炉心と龍脈から魔力を吸い上げていけば侵食率はガンガン進められます。
あ、でも竜の魔女であるジャンヌ・オルタならワンチャン竜の炉心に干渉できるかもしれませんね。
まあ、ヴォイドセルによって侵食させた龍脈があるので問題ありませんけど。
……用意していたチャート通りに進んで安心安心。
これならセプテムという特異点自体の攻略タイムは遅くなっていても総合的に見れば好タイムを狙えること間違いなしです。
美しい……これほどのチャートなどそうそう見ることは出来ないでしょう。
これこそRTA! これこそ走者というものです!
ガバガバRTAとは口が裂けても言えませんね──いえ、言わせません!
>汚染侵食率20%超過。
>ドクンと明らかに今までの心臓の音は異なる感覚がする。
>呼吸をするだけで、息をするだけで今までとは段違いな程に魔力回路に魔力が張っていく。
勝ったッッッ!!! セプテム完ッッ!!
>魔力が滾る、全身が熱く燃え盛っているかのようだ。
>漏れ出た魔力が白い瘴気へと変換され、あなたの周囲に三重の魔力障壁を展開させる。
最低目標は達成出来たので後は安心して侵食率を上げていけますね。
ついでに漏れ出た魔力が勿体ないので遅延要素として魔力障壁を展開しておきましょう。
立香ちゃん達ならこの程度の魔力障壁なんて叩き割って来ることでしょうが、それでもこの魔力嵐の中です。
それ相応の時間がかかることでしょう。
「──斬る」
ん?
>両儀式の刀が振るわれた。
>ただそれだけで魔力嵐は崩壊していく。
>渦巻いていた暴風の障壁は制御を失ったようにあちらこちらに四散する。
>両儀式の蒼く輝く瞳はあなただけを映していた。
「望幸ッ!」
ゲェ──ッ!? 直死の魔眼!?
いや、そうか、そうだよな! 概念すら殺せる直死の魔眼なら魔力嵐くらいぶった斬れるわなぁ!
だが、魔力嵐はあくまでホモくんが龍脈から魔力を吸い上げることによって副次的に発生するもの。
つまり嵐が収まるのは一時的なものに過ぎない。
>汚染侵食率25%超過。
>……酷く、気分が悪い。
>あなたは自分の体がもう二度と純粋な人へと戻ることはないだろうと確信した。
ヨシ! これでホモくんの体に各因子が完全に定着したので直死の魔眼を用いて因子破壊を狙おうにもホモくんと同化してしまった以上、完全な排除はできません!
何故なら強引な因子破壊をするということはそれ即ちホモくんを殺害するということに他なりませんから。
抑制は出来ても完全な破壊は根源の力でも使わない限り無理ですし、根源の力を行使すればその時点でこの特異点から強制退去させられるでしょう。
それを理解しているからこそ直死の魔眼しか使っていないわけですからね。
「走れッ! 少しでもこの嵐が止んでいる間に彼との距離を詰めるんだ!」
>荊軻の掛け声に反応するかのようにマシュが立香を担いで一気に距離を詰める。
>だが──
ふふん、ここで魔力嵐の再発生です!
龍脈から魔力を回収しているだけで溢れた分の魔力が嵐になっているだけですからね。
当然、復活も速いんですよ。
>あなたを覆うように再度暴風が吹き荒れる。
とは言え、このままではまーた式にぶった斬られて終わりなのでちょーっと邪魔しますか。
>汚染侵食率30%超過。
>あなたは一瞬、ぐらりとフラついた。
>今も尚ずっと爆発的に跳ね上がる魔力の制御が乱れたのだ。
>あなたの置換呪術が勝手に発動した。
んげ、デメリットの自動発動引いちゃったか。
なら、ちょっと大きめの岩をいくつか飛ばすように修正して──っと、直死の魔眼を嵐に向けてあんまり使えないようにしたいですね。
>引き剥がされた小石が巨岩へと置換され、近づく立香達に迫る。
「ハァッ!!」
「フッ!!」
>しかしそれは当然の如く立香を守るように展開されているサーヴァント達が粉々に打ち砕く。
よしよしいいぞいいぞ。
この調子でガンガン遅延行為していきましょう。
>汚染侵食率35%超過。
>何だか体の様子がおかしい。
>特に下半身に力が入らないのだ。
>あなたは膝を折るようにゆっくり崩れ落ちた。
「望幸! 待ってて、絶対に助けるからッ!!」
>人から堕ちていくあなたの耳に立香の声が響く。
お、ついに来ましたわね?
50%超えたらホモくんは上半身、或いは下半身のどちらかが完全に化け物に変わります。
今回はどうやら下半身だったようで。
行動制限デバフが掛かったのはホモくんが今竜へと変性しているからです。
要は蛹みたいなものです。
ホモくんの下半身の中身を一度完全に溶かして竜のそれへと変性させるのでしょう。
とは言え、油断は出来ませんね。
この調子だと立香ちゃん達は暴風域を突破して魔力障壁へと辿り着くでしょう。
そうなればサーヴァント達が全員いる立香ちゃんが有利です。
……いっそのことサーヴァントを削るか?
ホモくんがガッツリ直接攻撃するというのはちょっとヤバいのでここは暴走している感じで……虚数空間を用いた攻撃をしますかね。
あれです、黒桜がやってた対サーヴァントに特化した攻撃。
ちょうどホモくんも聖杯持ってますし、聖杯の機能の一つであるサーヴァントの分解機能を使えば似たようなことは出来るでしょう。
>あなたの影が独りでに蠢き、まるで影そのものが竜のような、されど獣のような歪な形を取り始めた。
「──ッ! おい、全員アレに絶対に触られんな! 絡め取られたその時点で強制退去させられるぞ!!」
>蠢く影を見たクーフーリンが焦った様な声を挙げる。
ああ、そう言えばクーフーリンはこれ知ってるんでしたっけ。
となると、アルトリア・オルタもか。
「お主はアレが何か知っておるのか!?」
「ああ、よく知ってる! ありゃ特級のサーヴァント殺し──聖杯の分解装置だ! サーヴァントである以上、アレに触られたら強制的に魔力に分解されるぞ!」
>汚染侵食率40%超過。
>足の感覚がもうない。
>そもそも足が本当に存在しているのかすら、分からない。
>あア、気分が
40%超過!
未だに障壁割られてないし、こりゃ60%は余裕で行けそうですね。
>形の崩れた歪な影の竜がボコボコと膨れ上がり、4つの触手の如き尾が生える。
>そしてその尾は立香が率いるサーヴァントへと餌を求めるピラニアのように殺到する。
「来たぞ!」
>殺到する尾にサーヴァント達は必死に抵抗する。
>本能のままに動いているからか、動き自体は非常に分かり易く速度もさほど速くはない。
全力に殺しに掛かるのはやばいのである程度は簡単に対処出来るようにしておきましょう。
あと、これやっとけばホモくん自体が抵抗しているムーブにもなるので。
「意外とッ! 動きが分かりやすいッ! ものだねッ!」
「それだけ彼も抵抗しているということ──ではないかッ!?」
>ブーディカや荊軻を筆頭に迫る4つの尾を的確に捌いている。
>だが……。
「クソ、切がないわね!」
「口を動かしている暇があるなら手を動かせ突撃女!」
「私より倒してから言いなさいこの冷血女!」
「抜かせ! 私の方が多く倒しているに決まっているだろう!」
>倒しても倒しても切がないのだ。
>尾の強さ自体は100戦して100戦勝つ自信はあるほどに弱い。
>だが、実体が虚数空間である以上物理的な排除が意味をなさない。
>倒した傍から新たな尾が生え、立香達へと迫るのだ。
「──ここ!」
>幾度目の撃破か分からぬ程の殺戮を得て、荒れ狂う暴風の中、両儀式は居合抜きのように刀を抜き放ち一直線上に重なった4つの尾を纏めて斬り殺した。
>しかし、当然の事ながら撃破したところで正体が実体を持たぬ虚数空間である以上、4つの尾は平然と復活する──はずだった。
クソッ、敵に回すと本当に厄介だな根源接続者は!
これで直死の魔眼持ちというのもキツい。
>直死の魔眼によって死の線を絶たれた影の竜はぶるりと体を震わせると体の形を保てずにグズグズに溶けて崩れ落ちた。
>そして両儀式は返す刀でもう一度魔力嵐を殺した。
「突撃女!」
「分かってるわよ!」
>暴風が止み、影の竜も消えたほんの僅かな瞬間で、ジャンヌ・オルタとアルトリア・オルタは同時に宝具を発動させる。
「
「
>燃え盛る地獄の業火に包まれた魔竜の息吹は瘴気で編まれた一枚目の魔力障壁を容易く突破し、二枚目の魔力障壁へと激突する。
>だが、そこまで。
>一枚目の障壁で威力の大部分を殺されたせいで二枚目の障壁を割ることは出来ず、罅を入れることが精一杯だった。
「硬すぎるでしょうが……!」
>汚染侵食率45%超過。
>思考が纏まラナイ。
>視点ガ可笑シイ。
>何ダカ、トテモ目線ガ高イ。
キタキタキタキタ!
下半身の変性が始まった!
50%超過すればホモくんの下半身は完全に竜のそれへと変わります!
……ケンタウロスの亜種かな???
「嘘……!」
「駄目、駄目です! 望幸さん! それ以上は──ッ!」
>立香達の顔が絶望に染まる。
>じわりと涙が滲む。
>けれど現実はあまりにも無情で──彼の変異に伴い、影の竜がまた這い出て来ようとしていた。
>そして同時にアルトリア達が罅を入れた魔力障壁すらも罅が修復されようとしていた。
「マスターッ!! 絶対にあの大馬鹿者を助け出せよ!」
>その言葉を最後にクーフーリンは残像すら残さないほどの速度で加速し、そして身動きの取れない空中へと身を投げ出した。
>それはクーフーリンの持つ最大火力の一撃。
>高まる魔力に反応した影の竜がクーフーリンへと喰らいつこうとその顎を大きく開く。
「クーフーリン!? 駄目、そんな事したら──!」
「ここで死んでもカルデアに還るだけだ! 俺の事よりマスターは前に集中しろ!」
>クーフーリンは槍が軋むほどに強く握り締め、己の体を維持する為の魔力すらも槍へ込める。
>
>だが、そんなクーフーリンに対して影の竜は無慈悲にも喰らいつく──!
「ぐっ……!」
「たはは……こりゃキツいね……!」
>影の竜の顎に捕らえられたのはクーフーリン……ではなく、そんな彼を守るように彼の前に現れた荊軻とブーディカだった。
「荊軻、ブーディカ!」
「ごめんねー! お姉さん達はこれ以上は役に立たないからさ!」
「だが、せめて肉盾くらいにはなれるだろうと思ってな」
>竜の顎に捕らわれたブーディカと荊軻の体が黒く染まり、体が崩れていく。
「ちゃんと助け出しなよ、マスター」
「ああ、お前ならきっと出来るさ」
>その言葉を最期に荊軻とブーディカは笑みを浮かべてこの特異点から完全に消えてしまった。
「──ぶち抜いてやる」
>二人のサーヴァントを喰らった影の竜は、残りのクーフーリンを喰らおうと大口を開けた──瞬間。
>既に
「
>放たれた呪いの朱槍は眼前の竜の撃ち抜き、魔力障壁の僅かな罅へと突き刺さる。
>アルトリア・オルタとジャンヌ・オルタの宝具を合わせて漸くぶち抜けるほどの堅牢さを誇る魔力障壁。
>普通であれば如何に破壊力に特化したクーフーリンの宝具と言えど突破は難しい。
>しかし、彼女達が付けた罅の中心点に寸分違わず突き刺さることで槍が杭の役割を果たし、魔力障壁に罅が広がっていく。
「ぶち抜けぇぇぇええええ!!!」
>大爆発と共に二枚目の魔力障壁が砕け散った。
「行け、マスター! 彼奴を救って来い! きっと、助けられるのはお前だけだ!」
「任せて!」
>その返事を聞いたクーフーリンはニッ、と笑うと黄金の粒子へと変換され消滅した。
二枚目突破!
侵食率はもう50%行くか。
>汚染侵食率50%超過。
>アア、ヨク分カラナイケレド……何ダカトテモ眩シイモノヲ見タ。
良し! 下半身の変性完了!
一旦ここで安定を取ってセーブするか……?
いや、どうせここまで来たのならタイムを取りましょう!
3枚目の障壁をぶち抜いたところでホモくんを人に戻す手段なんかないしなガハハ!
行けるとこまで突き抜けるぜ!!
>残る最後の魔力障壁。
>だが、それは今まであったどの障壁よりも分厚く堅牢そうなものだった。
「……っ! 望幸さんの体が!」
>悲壮に染まる声を挙げるジャンヌ・ダルク。
>魔力障壁を一枚隔てた先にいるのは最早人としての下半身は消え去り、本来の竜の頭部が存在する場所の代わりに人の上半身をくっ付けたような異形な姿をしたあなたの姿だった。
やっぱりこれケンタウロスでは?
この姿でケイローンにおそろっちだねとか言ったらどうなるんですかね。
……後ろ蹴りか、パンクラチオンで〆られそうですね! やめとこ!
「どんな姿でも望幸は望幸だよ。だから、今度は私が君を助けるんだ」
覚悟を決めている立香ちゃんは相変わらずかっこいいねぇ!
でも、この魔力障壁ぶち抜けるんですかね?
最後の一枚というだけあってメタクソに硬そうなんですけど。
ま、変性が終わり次第自動的に消えるでしょうから安心ですね!
何が安心なんだよはっ倒すぞ(豹変)。
「……酷いわね、斬るにしても混ざり過ぎてて線が見えにくいわ」
「だったら正面から力技でぶち破るしかないでしょう?」
『待って、下手に力押しでやるのは危険だ。この魔力障壁からヴォイドセルの反応がある。一撃で破壊できるほどの威力でぶち壊すか、もしくはヴォイドセルに干渉出来る何かがないと宝具で散った魔力を吸い取って更に強化されかねない』
「……っ、なら全員一斉に攻撃を──!」
「そうしたら彼奴の前で全員が隙を晒すことになるぞ。少しは頭を冷やせ突撃女」
ウハハ! そらもう無理よ!
可能性があるのは式くらいですが、直死の魔眼対策に色んなものをごちゃ混ぜにして線を見え難くしています。
まあ、あくまで見難いだけなので時間をかければ普通に突破できるでしょうけど。
けどその時間さえあれば十分です!
理想の60%はやっぱ余裕でしたね!
うーん、素晴らしいチャートだぁ……!
>汚染侵食率55%超過。
>竜の体の胸に当たる部分が裂けたような感覚がする。
>目を向けてみればそこには大きく裂けた口らしきものが見えた。
>異形だ、これ以上にない化け物だ。
>けれど、ああ──
>俺ニハ似合イノ姿ダ。
>あなたはそう思った。
はい、55%突破。
いい感じにホモくんも人間を辞められましたね。
竜の体に大きく裂けた口! 4つの尾にジェット機みたいな翼!
うーん、いくらなんでも混沌すぎる。
ごちゃ混ぜにしすぎたか?
……まあいいか、これからの新生ホモくんをよろしくなぁ!
さてさて、60%目前になりましたし、60%達成したらタイムと今後のチャートの為にも障壁を解除して立香ちゃん達と適当にバトって負けましょうかね。
これぞ完璧なRTA。
ガバガバRTAとか言った奴は悔い改めて?
ガハハ──
「なら、私が破壊しよう」
>倒れていた巨神の方から声がする。
>一体誰だと咄嗟にその声の方へと視線を向ければそこにいたのはまるでセファールの右腕を人間大のサイズで移植したかのような右腕を持った少女だった。
「あなたは──」
「マルスとの接続開始。
>あなたの頭上に三層の魔法陣が展開され、高速で回転し始める。
>グズグズに溶けきった理性がほんの僅かに働いたあなたは魔力障壁を最大限まで硬化させる。
──は?
「私は失敗した。けれど、最悪の未来だけは破壊させてもらう。そうでなければ私は死んでも死にきれない」
「……どの面下げてと言われるだろう。けれど、それでも私は──」
「君に
「
>魔法陣より旭光が天から流れ落ちる落涙の如くあなたに目掛けて飛来する。
「▅▅▅▂▅▂▂▅▂!!!」
>もはや人の言葉すら忘れて獣の如く叫ぶ。
>竜の炉心で生成した魔力を、龍脈から吸い上げた魔力を全力で魔力障壁へと回す。
>罅が入る傍から魔力で強引に修復する──が、アルテラが放ったのは戦神達の怒りそのもの。
>神々の権能そのものだ。
>故に──!
む、無理無理無理!
流石にこれは無理!
だってこれ権能だよ!?
個人に向けて放つようなもんじゃないだろ!
てか何でこんな火力高いの!?
遊星に対する怒りをホモくんにぶつけるの反対!
八つ当たりとか神々のする事じゃ──あ、そういやホモくんは
そらダメだわ!
そりゃあ戦神達もお前セファールの関係者かってなってガチギレするわ!
防ぐのは無理だから被害を軽減させる方向にシフトしまーす!
ていうかなんでアルテラが生きて……
クッソ、道理でセファールの頭だけ残ってたわけだ!
史実でもセファールが死んだ後アルテラは頭脳体として存在したからね!
分かるかこんなもん!!!
>──魔力障壁が突破される!
虚数潜航ォォオ!!!
退避退避ー! こんなもん防げるか!
>あなたは魔力障壁が破壊される刹那の瞬間に影を纏い、虚数の中へと潜り込む。
>だが、虚数に潜り込んだあなたを神々の怒りは逃しはしない。
>虚数に潜り込む最中のあなたにアルテラの宝具は追尾し、そして虚数を貫通して激突する!
ひょわああああHPが!
滅茶苦茶高かったHPが! カスみたいに吹き飛ばされるゥゥ──ッ!
いや、でも生きてる!
ホモくんナイス食いしばり! とっても偉い!
>あなたは歯を食いしばって今の一撃を耐えた。
これ魔力障壁と虚数潜航での軽減なかったら食いしばり貫通して死んでてもおかしくなかったな。
つーか、アルテラいるのか……うーん、やばいなこれ。
──よし、殺しとくか。
>虚数から這い出てきたあなたは全身から黄金の粒子が流出しているアルテラに対してありったけの魔力を収束させる。
「──ッ、耐えたのか今の一撃を! 何処までやればそれほどまでに──」
ごめんね、本当に悪いんだけどチャート崩壊の可能性は摘まないといけないんだ。
消えかけの最中だけどここで完全に消えてくれ!
「▅▂▂▂▅▂▂▂▅▅▅!」
「させませんよ!」
>フラウロスをも消し飛ばした魔力砲撃を前に出たのはジャンヌ・ダルクだった。
「何故とは聞きません! どうしてとも聞きません! ですが、
>クルクルと回した御旗を勢いよく突き立てる。
「主の御業を此処に──我が旗よ、我が同胞を守りたまえ!」
>襲来する魔力砲撃を前にジャンヌ・ダルクは一切臆することなく正面から対峙する。
>そして渾身の声で叫んだ。
「
>天使の祝福によって味方を守護する結界宝具と魔神柱を一撃で消し飛ばした魔力砲撃が激突する。
>周辺のもの全てを薙ぎ倒し、破壊する魔力砲撃を前にジャンヌ・ダルクの宝具は揺らぎはしない。
>絶対に防ぎきってみせるという強いジャンヌ・ダルクの意志が折れない以上突破することなど出来はしない!
あっあっあっ!
ちゃ、チャートが、私の完璧で無敵のおチャート様が……!
い、いやでも流石のジャンヌ・ダルクと言えど宝具の連射はできないだろ?
だったら第二射をぶっぱなして今度こそ──!
「今!」
「オッケィ! 任せて!」
今度は何!?
「子犬ー! 私の歌を咽び泣きながら聞きなさい!」
うげぇっ!? エリちゃん!? 何度も出てきて恥ずかしくないんですか!?
「
「Laaaaaaaaaaaa!!!」
>唐突に現れたエリザベートの独特な歌があなたの脳を混乱に陥れる。
うるさァッ!?
距離が離れてるから威力はないに等しいけどいくら何でもうるさ過ぎる!
つか、これホモくんのターゲットがエリザベートの方向いてない?
……本能!! ホモくん今理性ほとんどないから野生動物みたいな感性しているせいでピカピカ光ってうるさいエリザベートの宝具に釘付けになっちゃってるのか!
えっ、嘘こんなことある?
こんな仕様初めて知ったんだけど?
ていうか、さっきエリザベートとステンノが見えたってことはもしかしなくても……。
あっ、あぁ……!
わ、私の完璧なチャートが壊れたぁぁぁ!!!
次回でセプテム完結です。