私達!バレーボール系アイドルμ'sです!   作:小野こまっち

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#5 3人目

「え〜かよちん一緒に帰れないの〜!!」

 

「ごめんね。飼育係の仕事代わってって言われちゃって・・・」

 

「なら終わるまで待ってるよ!」

 

「凛ちゃん・・・!でも結構時間かかっちゃうから・・・。気持ちだけ受け取っておくよ・・・。」

 

「・・・・・・わかったにゃ。あーあ練習も無いし、かよちんと帰れないし、今日は散々だにゃ。」

 

ボヤく凛ちゃんを見送って飼育係の仕事へ向かいます。

でもなんでアルパカがいるんだろう・・・。可愛いけど不思議です!

 

「えーっと道具はこれで全部・・・。あれ?アレは・・・。」

 

体育館を覗く後ろ姿・・・。アレは間違いなく西木野さん?

また練習見に来たのかな?

 

「あのー・・・。西木野さん?」

 

「ヴェェ・・・。えーっとアナタは・・・小泉さん?」

 

「うん。どうしたのこんなところで?今日はバレー部休みだよ?」

 

「そ・・・、そう。じゃあ私用事があるから!」

 

「あっ!ちょっと・・・!」

 

行っちゃった・・・。やっぱり入りたいのかなぁ・・・。

ん?これ西木野さんの生徒手帳。

 

ーーーーーーーーーー

 

「えーっとこの辺のはずだけど・・・。」

 

飼育係の仕事が終わった後、西木野さんの生徒手帳を届けに来ました。

書かれてる住所はこの辺のはず・・・です!

 

「この辺はあんまり来たことないけど・・・、こんな公園あったんだ・・・。

アレは・・・。」

 

公園の片隅で壁打ちをしていたのは・・・、西木野さんでした。

 

「西木野さん。」

 

「・・・・・・小泉さん?」

 

こちらに気づいて壁打ちを辞める西木野さん。

その後、私と西木野さんは公園のベンチに座り、私は生徒手帳を渡しました。

 

「これ、私の・・・。えっと、ありがとう。」

 

「ううん、どういたしまして。ねぇ・・・西木野さん。」

 

「・・・なによ?」

 

「バレー部入らないの?練習見てたし、今だって・・・。」

 

「べっ別に・・・、なんて言うか・・・。何となくよ!中学でもやってたし、何となく手持ち無沙汰だっただけ!」

 

「そっか・・・。」

 

「ねぇ・・・。明日・・・。」

 

「明日?」

 

「明日は練習あるの・・・?」

 

「・・・!うん!朝練もあるんだ!見学だけじゃなくて体験も歓迎してるから!その・・・西木野さんが良ければ来て・・・欲しいな。」

 

「・・・考えておくわ。」

 

髪をくるくるしながら答える西木野さん。

きっと・・・来てくれるよね?

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「でもさーホントに来るの?西木野さん。」

 

「うーん・・・、たぶん・・・。」

 

もうすぐ学校に着くけど西木野さんには会いませんでした。

あの感じなら来てくれるかなって思ったのに。

 

「ねぇかよちん!アレ!」

 

凛ちゃんが校門の方を指差します。

校門の前で待っていたのは・・・!

 

「西木野さん!」

 

「あなた練習に誘ったのに時間言わないからかなり待ったじゃない。それから・・・、真姫」

 

「え?」

 

「これから一緒の部活に入るんだから名前でいいわ。私も2人の事名前で呼ぶから・・・。」

 

前みたいに髪をくるくるしながら話す西木野さん。

私は謝りながら2人と一緒に体育館へ向かうのでした。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「1年の西木野真姫です。よろしくお願いします。」

 

真姫ちゃんの自己紹介の後、先輩達の紹介をして、練習が始まりました。

 

「じゃあいつも通りアップから始めるわ。1年だからって遠慮なくプレーしなさい!2、3年はインハイを見据えて練習すること!いいわね!」

 

「「「「はい!」」」」

 

今日のメニューはみっちり基礎練です!

私もまだまだ下手っぴだし、頑張らなくちゃ!

 

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