白兎は【フレイヤ・ファミリア】へ!? 作:dsvfjkl
ヴェルフから新しい装備を受け取った僕は
フレイヤ様の神室の前までやってくると、身なりを整えてから扉を叩く。
「誰?」
「ベルです」
「入ってきて良いわよ」
「はい、失礼致します」
フレイヤ様から入室を許された僕は部屋の中に入ると、そこには椅子に座り
「お帰りなさいベル、今日は良いことあったようね。顔に出ているわよ」
「そ、そうでしょうか?」
フレイヤ様にそう指摘されてしまったが、うれしかったことに変わりないので否定はしない。顔に出ていたことに関してはちょっと恥ずかしかった。
そう話した後、椅子に座られていたフレイヤ様が立ち上がり
「フレイヤ様、この本は一体・・・?」
「これは
「ありがとうございます、フレイヤ様!!これからも御身により一層の忠節を捧げます!!!」
そう言いながら跪き、それを終えるとフレイヤ様の手から魔導書を受け取った。
「えぇ、これからも貴方の輝きを見せてねベル」
「もちろんです、フレイヤ様!!」
その話を終えると、僕はあの話を切り出した。
「あの、フレイヤ様お聞きしたいことがあるのですが宜しいでしょうか」
「えぇ、何かしら?」
「僕のダンジョン禁止はあとどのくらいなのでしょうか」
「そうね明明後日から良いわよ」
「明明後日ですね、解りました!!」
僕の問いにフレイヤ様そう答えてくれた。
そうして、僕は神室を出て身体を休めるべく自室へと戻っていった。
翌日の朝、目を覚ました僕は新しい装備終えた僕はそれまでオッタルさんから借り受けていた刀を返しに行くことにした。
「オッタルさん」
「ベルか・・・、どうかしたのか?」
「あの、新しい装備が出来たので借りていた刀を返しに来ました」
「その必要は無い、その刀は元より俺は刀を使うことが無い。俺が持っているよりも武器として振るわれる方が良いと思ったからこそお前に渡した。それだけだ」
そう言ってオッタルさんは装備を整えてダンジョンへ向かっていくのだった。
その後を追って幹部のアレンさん、へディンさん、アルフリッグさん、ドヴァリンさん、ベーリングさん、グレールさんが飛び出していったが飛び出していった。
まぁ、目的は本拠でやっている
幹部の人達とは団長のオッタルさんと
ヘグニさんとは何度か対面はしているけど第一級冒険者の敏捷で避けられている。
そういえばオッタルさんを追う中にヘグニさんが居なかったけど如何したんだろう。
フレイヤ様のために何処かで行動しているとかかな?
そんなことを考えながらダンジョンに行く前になまった身体をたたき直すために洗礼に参加をする。
新しい装備にしてからの洗礼は今まで以上に苛烈だった。
常に多対一を余儀なくされ対処に追われる形になってしまっている。
それには僕も対処しきれずに負傷してしまうけれど、それでも僕はフレイヤ様の為に強くなるんだ!!
その一念で洗礼を受け続けた結果、新しい装備が受け取って十数時間後に整備行きになりました。
「たくっ、どんな特訓したらここまでボロボロに出来るんだよ・・・」
ヴェルフはそう言い呆れられながらも整備をしてくれた。
「それでヴェルフ、フレイヤ様からダンジョンに明後日からなら行って良いって許しが貰えたから行こうよ」
「行こうって言ったってお前の装備新調する必要があるぞ」
「えっ、そうなの!?」
「刀の方は刀身が損傷がデカすぎて新しく打つ必要がある。防具の方も同じだ」
「そ、そんなぁ・・・」
新しい装備は一日足らずでお釈迦になってしまった。
そう落ち込んでいる僕に対してヴェルフが質問をしてくる。
「・・・【フレイヤ・ファミリア】の洗礼ってのはそんなに激しいのか?」
「そうだよ、僕と同じLv.1からLv.4の冒険者が広場で
「そ、そうか」
質問に答えると、ヴェルフはなんでか退いていた。
まぁ、【ヘファイストス・ファミリア】は鍛冶派閥だしそう言うのとは無縁なのかな。
そんなこんなで僕は新しく装備をヴェルフに受注し
そして、決めたことがある。
ヴェルフとのダンジョン探索でローンを返済できる以上の成果を上げる、と。