白兎は【フレイヤ・ファミリア】へ!? 作:dsvfjkl
僕が【フレイヤ・ファミリア】に入団してから一週間が過ぎた。
その間、僕は【ステイタス】を更新する事は無かった。
理由の一つが僕に合った武器を選ぶ為だ。
あの後、剣と盾から槍・籠手など様々な武器を使っていく。
それは何故かというと色んな武器に慣れておけば戦いの選択肢が増えるとオッタルさんに教わったからこそ、早朝から手に
「ガアアアアァァァァァァァァッ!!」
顔に似合わぬ獣の様な雄叫びを上げながら自分以外の団員を相手に大立ち回りをする僕の右側から槍の鋭い一撃が襲い掛かって来た。
その槍の一撃を体を捻って躱そうとするも、それは叶わず肩に突き刺さった。
「ぐっ!」
突き刺さった瞬間、痛みに苦悶の表情を浮かべるがすぐに槍を放った団員に
目を覚ますと、僕は
「目が覚めたようですね。」
そう言って来るのはこの一週間で一番顔を合わせているであろう
「全く、貴方達には呆れてしまいますね。」
そう言いながら
それを受け取り、一気に呷って飲み干すと倦怠感が治っていくのを感じた。
日々殺し合いを繰り広げる団員達を治療する
「目が覚めたんならフレイヤ様が君の事を呼んでいたよ。」
「フレイヤ様が!?」
フレイヤ様が僕の事を呼んでいる、それを聞いた僕は
急いでフレイヤ様の部屋の前まで来ると、扉をノックした後こう言った。
「フレイヤ様、ベル・クラネルただいま参りました。」
「入ってらっしゃい」
「失礼します。」
そう言うと、部屋の中からフレイヤ様の許可が下りて僕は部屋の中にへと入っていく。
すると、部屋の中にはフレイヤ様とオッタルさんが居た。
「フレイヤ様、どうかされましたか?」
「ベル、貴方が私の眷属になって一度も【ステイタス】の更新に来なかったわね。」
僕がそう質問するとそう言って来るフレイヤ様に僕はこう言った。
「はい、そうですね。」
「何か考えがあってのことかしら?」
フレイヤ様のその言葉に僕はすぐに返答した。
「いえ、特には考えていなかったです。」
「あら、そうなの?」
「はい」
僕の答えを聞いてキョトンとするフレイヤ様に肯定の意思を伝えた。
「まぁ、いいわ。いらっしゃい、更新してあげる。」
「はい、よろしくお願いします。」
それに対してフレイヤ様は気にしてないという感じでそう言って来られるのに対して僕はそれを了承し、背中を晒した。
その際、オッタルさんは静かに部屋から退室していくのだった。
こうして、フレイヤ様に【ステイタス】の更新をして貰った僕は【ステイタス】が書き写された羊皮紙に目を通すと目を疑うような数値が記されていた。
ベル・クラネル
level1
力SSS1982 耐久SSS1910 器用SSS1935 敏捷SSS2996 魔力I0
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魔力を除いてオールSという規格外の【ステイタス】が記されているのであった。
「フレイヤ様、これが今の僕の【ステイタス】ですか?」
声を震わせながらフレイヤ様に質問をすると、フレイヤ様は平然とした顔でこう言って来る。
「えぇ、そうよ。これは間違いでも何でもないわ。」
その言葉を聞いた僕は嬉しさで顔がにやけてしまいそうになったが何とか抑える事が出来た。
「これからも精進しなさい、ベル。」
「はい、フレイヤ様。」
フレイヤ様の言葉に僕はそう答えてから部屋を退室してもう一度競争に参戦するのだった。
ベルが退室した後、フレイヤとオッタルだけとなった部屋では思案を巡らせているフレイヤの姿があった。
「いかがされましたか、フレイヤ様」
珍しく考えを巡らせている主神の姿にオッタルは声を掛ける。
「オッタル、ベルの【ステイタス】を見てちょうだい。」
フレイヤはそう言ってオッタルにベルの【ステイタス】が書き写された羊皮紙を渡すと、オッタルの顔が驚愕の表情を浮かべる。
「フレイヤ様、これは・・・。」
言い淀んでいるオッタルに対してフレイヤがこう言った。
「成長速度が異常なほど早い、それもたった一週間という機関で魔力以外のアビリティオールSになる程にね。」
「はい。」
フレイヤの言葉に同意するオッタル。
すると、フレイヤがオッタルにこう言って来る。
「オッタル、そう言えばベルって冒険者登録って済ませてあったかしら?」
「いえ、ベルは入団してから一度もギルドに赴いてはいないのでまだかと。」
「そう。なら、今からギルドに行って冒険者登録をしてくる様に伝えてきてちょうだい。それと私は今からヘファイストスの所に行くわ。」
フレイヤの問いにオッタルが答える。
その後すぐにベルにギルドに向かうように伝言をオッタルに命を下し、自分のこれから向かう行き先を伝える。
「それでは、伝え次第陰ながら護衛を。」
「えぇ、お願いね。」
そうして、フレイヤはオッタルと共に【ヘファイストス・ファミリア】にへと向かうのだった。
ベルの装備設定
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原作通りのナイフや短剣
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剣と盾
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槍
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籠手
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二刀流