白兎は【フレイヤ・ファミリア】へ!? 作:dsvfjkl
僕はフレイヤ様の護衛として【ヘファイストス・ファミリア】に所属しているとある鍛冶師の工房に訪れていた。
「いらっしゃい、ここまで来てして貰って悪いわねフレイヤ」
「あら、そんな事はないわヘファイストス。こっちだってお願いしている身なんですもの、当然の事でしょ」
フレイヤ様と話をしている赤髪の男装の麗人が【ヘファイストス・ファミリア】主神であるヘファイストス様だ。
すると、ヘファイストス様が僕の方を見て来る。
「へぇ、この子がフレイヤのお気に入りね」
そう言って来るヘファイストス様に僕は挨拶をする。
「僕はベル・クラネルと言います、今後ともよろしくお願いします」
そう言いながら頭を下げる僕に対してヘファイストス様はこう言って来る。
「えぇ、こちらとして長い付き合いがお願いしたいわ、
「はい!!」
そうして話していると、フレイヤ様がヘファイストス様に話しかける。
「それで、候補の
「えぇ、そうよ。腕はいい子だからきっと大丈夫なはずよ」
そう話した後、ヘファイストス様が工房の扉を叩き声を掛ける。
「ヴェルフ、一寸良いかしら?」
「何ですか、ヘファイストス様・・・」
扉が開き、中から赤髪の青年が出て来ると同時に僕とフレイヤ様を視界に捉えて顔を顰める。
「また魔剣の依頼ですか?」
「自分で聞いてみなさい」
顔を顰めながら自身の主神であるヘファイストスに問いかけ、それに対してヘファイストス様は青年にそう言った。
「僕の装備一式を作ってください!!」
「魔剣は作らねぇ!!」
「「え?」」
僕と赤髪の人が同時に言い、互いにキョトンとした顔をする。
それを見ていたフレイヤ様とヘファイストス様が笑いをこらえようとしていた、笑いを堪えようとしているフレイヤ様可愛いな~と思ってしまう。
すると、赤髪の人が話しかけて来る。
「なぁ、お前魔剣が欲しいから俺に会いに来たんじゃないのか?」
「いえ、別に・・・。というか、魔剣って何ですか」
「なっ・・・!!」
「「あはははははははっ」」
問いかけられた質問に答えると赤髪の人は顔を赤くして驚き、
「魔剣がなんなのかはあとで教えてやるよ、それよりもお前俺の作った装備が欲しいって言ってくれたよな?」
「はい、言いました」
「それなら任せてくれ、お前に俺が最高の装備を揃えてやる!!」
破顔させながらそう言って来る赤髪の人のその言葉に僕は嬉しくなった。
「ありがとうございます、僕はベル・クラネルと言います!!」
「俺はヴェルフ・クロッゾ、ただ家名で呼ばれるのは嫌いだからヴェルフって呼んでくれ、敬語も無しでな」
「うん、分かったよヴェルフ!!」
こうして、僕は鍛冶師のヴェルフと出会い、装備一式を注文するのだった。