PC版まちカドまぞく/シャミ子覇王ルート主人公生存縛りRTA 作:セノ
永続罠
相手がドローフェイズ以外でカードをドローした時に発動する事ができる。
その後、相手がドローフェイズ以外でカードをドローする度に、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
はーい、よーいすたーと(棒読み)
シャミ子を育てて我が魔王にするRTAはーじまーるよー。
スタートを押してタイマースタート。難易度は『ぜつぼうまぞく』。スタート地点はシャミ桃入学時点、タイマーストップはED突入前の暗転時点とします。
性別は男、名前は入力速度と慣例を重視して『保安 望亜(ほあ もあ)』。略して『ホモ』*1。女みてぇな名前してんなお前な(JERD兄貴)
今チャートではもちろん幼馴染機能を使用します。ぜつぼうまぞくで非幼馴染スタートは通常プレイでもなかなか…むずかしいねんな…。
種族は人間。ステータスはランダムでもまぁなんとかなりますがぜつぼうまぞくではまずみが強いイベントが多いのでここは独自チャートのために魔力全振り、余ったポインヨは魅力に全振りします。
初期フィートは通常どおりなランダムでもいいのですがここは安定をとってプラスフィートを『器用貧乏*2』と『小金持ち*3』、マイナスフィートを『天涯孤独*4』と『精神汚染*5』を選択しましょう。
さて、ここでスキップできないOPとプロローグが挟みやがりますのでゲーム初見の方のために軽く説明をば。
先駆者様などのRTAで皆さんご存知の通り漫画を原作とした作品のゲーム版がこの『まちカドまぞく』となります。
その圧倒的な自由度と予想外のシビアさにゲーム版『がっこうぐらし!』と共に界隈の話題をかっさらった名作です。こんな作品作っちゃってさぁ…誇らしくないの?
今回走るチャートは通称『シャミ子覇王ルート主人公生存縛りぜつぼうまぞくチャート』です。
『ぜつぼうまぞく』は他のゲームで言うヘルやハードコア*6のようなゲーム内最高難易度になります。
作中で発生する固定イベントを始め、幼馴染み機能の強制ランダム化、サブイベントやら平時に至るまで様々な判定が詳細化し全体的にシビアな状態になるのが特徴です。ついでに好感度や相手のデータなども閲覧不可となります。必要ねぇんだよ!(強気)
特に戦闘に関しては桃クラスのスペックでもないとほぼワンパンで即死するマゾゲーと化します。ま、自分は非戦闘チャートですので関係ないですけどね!(Ride on)
主人公生存縛りに関しては、シャミ子覇王ルートだけなら比較的簡単に達成してすぐに終わってしまうので見せ場の為に追加したオリジナルのレギュレーションです。
本来ならシャミ子の友情、愛情をMAXにして目の前で野良まぞくや野良魔法少女に惨札されるだけで達成できてしまうのですが、これによりプレイに幅ができて試行錯誤の余地ができます。
キャラメイクで男にした理由についてはシャミ子や桃との役割被りをできるだけ避けるためです。
ハードコアにおいては正直チャート組むのがほぼ不可能なレベルでストーリーが分岐します。運や乱数だけでなくプレイ時の表情や仕草ひとつで行動が分岐しますので*7。だからせめて基本骨子が大きくぶれない様に安定をとる必要があったんですね(例の構文)
魔力極振りの理由についてはまたおいおい。
と、ここで飛ばせないOP(怨嗟)が終わりいよいよ本編スタートです。
幼馴染機能によってランダムに選出されたキャラによってスタート地点や過去経歴が微妙に変化します。好感度が見えない『ぜつぼうまぞく』ではこういった些細な違いやキャラの反応から幼馴染を特定しチャートを組み直したり選択する必要が出てきます。苦行かな?
今回は…おっ、ばんだ荘*8近くの一軒家です。これはラッキーですねぇ!
このばんだ荘の近くということはかなりの高確率で吉田家の人々の誰かと幼馴染になっています。チャート組みやすくていいゾ〜コレ。
ちなみに人間スタートの場合は光闇割が適用されない*9のでばんだ荘以外に住居を持つことがままあります。今回は小金持ちフィートと天涯孤独フィートを持っているので桃の様に一軒家で一人暮らしの確率が上がってたんですね。スッゴイカワイソ。
逆にばんだ荘スタートにしたい人は光の一族か闇の一族でスタートしましょう。余計なことをするかガバ運を発揮すると普通に一軒家になったりしますが。
さて、今チャートでは入学式からスタートなので他のアレコレは後回しにして準備をして登校しましょう。
ベッドから起きたら一階に降りて朝シャワーを浴びて新品の制服に袖を通します。ドライヤーとヘアブラシで軽く寝癖を整えたら食パン1枚咥えてばんだ荘へGO!
料理?(技能値が足り)ないです。(あ、ない)
ところで皆様、冒頭を憶えておいででしょうか?
私は望亜くんのステータスを魔力に極振り、余ったポインヨを容姿に全振りしました。つまり全力ダッシュです。
この住所と現在時刻、そしてクソザコナメクジなステータスを考慮すると全力ダッシュで向かわなければシャミ子が家を出るまでに間に合いません。
そして1度シャミ子が家を出てしまえばシャミ子以下の運動性能しか持たない望亜くんでは入学式開始までにシャミ子に追いつける道理はないです。
だから全力ダッシュで向かって家族一同に挨拶して今後のチャートのため好感度を確認する必要があったんですね。
というわけで足を酷使しましょう。もちろん全力で走りますが、この際普通に走るのではなく半ばスキップのように地面を跳ねて走ります。そうすることで誤差レベルで滞空時間が増えて若干ですがスタミナが長持ちします。
おいっちにーおいっちにー…あっぷぇ!
一般通過猫にぶつかりそうになりました。ここで踏んづけてしまうと野生猫との戦闘になってしまいます。
望亜くんのステータスでは野生猫の爪攻撃5発で行動不能になるので戦闘に入ったらリセットです(6敗)
さて、道中即リセットの危機に見舞われましたが、無事ばんだ荘に到達しました。
ゆーうーこーちゃーん!一緒に登校しましょー!
出てきたのは清子さんでした。やさしいやさしい清子さんは汗だくで息も絶え絶えな望亜くんを見て慌てて家に招き入れてくれます。ありがとナス!
ちなみにここで吉田家に「誰?(AKNM)」と言われると幼馴染でもないのにお宅訪問した事になり、恥ずかしさとリカバリーの難しさからリセットです。
お水をいただき、汗も引いてきたところで後のシャミ子こと吉田優子が準備を整えて出てきます。
おはようございます(団長)
え?いつ来たかって?さっき大声で呼びかけたダルルォ!?
聞こえなかったんですか?じゃあなんで清子さんが出てきたんですかね。言い訳は見苦しいってそれ一番言われてるから。
そんなことよりさっさと学校行きますよーイクイク。清子さんお水ありがとナス!気づいたらシャミ子の鞄持ってる良ちゃんも謝々茄子!(国際派淫夢)
イクゾー!
デッデッデデデデッ(カーン)デデデデッ
あっ待ってくださいよ~(シャミ子に置いて行かれる走者の屑)
「…よし、これで大丈夫ですかね」
整えた髪と薄くナチュラルメイクを施した顔を鏡の中で何度も確認する。どうやら問題は無さそうだ。
「せっかくの入学式です!望亜にかっこ悪いところは見せられません!」
グッと両手で拳を握って決意を固める。
そのまま傍らに置いておいた学生鞄を力強く掴み取り、少しだけ早歩き気味に部屋を出た。
どこへ行くのか…と聞かれれば答えは1つ、望亜の家である。
こう言ってはなんだが私の幼い頃からの友達──そう、友達である望亜は体が弱い。
幸いにして致命的な持病だの生まれついての身体障害などは存在しないものの、一般的な女子中学生はおろか幼稚園児にすら劣りかねないほどに弱い肉体を持ってしまっているのだ。
その原因は知っているのだが今の私たちに出来ることは無く──、つまりそれが今の私の生き甲斐の一つともなっていた。本人には少し悪い話だが。
さて、朝ごはんは既に食べ終えてあとは望亜の家に行って一緒に登校するだけ。なので家を出る前に母と妹に一言声をかけて家を出よう、としたのだが…。
「あっ、おはよーゆーこちゃん!」
「望亜!?なんでここにいるんですか!?」
あろう事か、望亜はそこにいた。
かなり疲労の溜まった様子で、水が入っていたのであろうコップを片手にこちらに微笑みかけていたのだ。
うん、いつ見ても数十万の宝石のように素敵な笑顔である。…が、これは吉田家に連なる者として…友としてとてもいただけない!
「あれ、声聞こえてなかった?外から大きな声でよんだんだけどなー。せーこさんも出てきてくれたし」
「それはどうでもいいです!それより1人でここまで来るとか…!」
「まあまあ、気持ちはわかりますがそこまでにしましょう優子。早く行かないと時間的に遅刻してしまいますよ?」
言われてハッとポケットの中からスマホを取り出して時間を確認する。
見れば時間に余裕はある、のだがそれは1人での時の話だ。
「仕方ありません!早く行きましょう望亜!」
「はーい!ありがとね、せーこさんりょーこちゃん!」
笑顔でパタパタと小走りに玄関へと向かう望亜。
ああ、もう!小走りなんかして転んだりしたらどうするんですか!
いつの間にやらカバンを持っていてくれた良子に礼をいいつつ受け取り、バタバタと慌ただしく家を出る私たち。
望亜より少し先行しつつ
「ゆーこちゃん、ちょっと速いよー!」
「ごめんなさい望亜くん、でも待っててあげますので許してください」
謝りながらも望亜の姿を視界に収めながら周囲に気を配る。見回してみるが偶発的なもの以外の危険はなさそう。
どうやら幸いにして今日も何事も無く平和な一日になりそうだ。
「──!」
ピリっとした感覚が肌を叩く。
魔族のそれとも少し違う。これは…魔法少女の?
その感覚に振り向くと、そこには背の低い2人組。
女の子が女の子に肩を貸しながら歩いている。どうやら肩を貸されている子の疲労困憊な様子を見るに少しばかり体が弱いようだ。
が、その体の弱さには覚えがあった。
例えばそう、穏健派の魔法少女に魔族の魔族たるを封じられた魔族の弱体化。
あるべきを封じられた者の些か不自由なそれは、以前にも見た事のあるものだ。
パッと見たところ魔族らしいパーツは見当たらないし、封印だけで済んでいるというのであれば恐らくはどちらも穏健派の魔族魔法少女であったのだろうか。
ともすれば過度な警戒は無意味…かな。
「大丈夫?肩を貸すよ」
「…!いえ、大丈夫です!」
「大変そうだし、遠慮しないで」
赤髪の少女はこちらを見ながら少し考えこんだようだが、しぶしぶと受け入れたらしい。
それでも懐疑的な視線があるのは私が魔法少女だと気付いているからだろうか。
ある程度詳しい人か素質がある人にすれば、知ってさえいれば魔族や魔法少女の
「よいしょっと…」
「かたじけない…!」
「なんで武士言葉?」
「見知らぬ誰かの手を借りねばならぬとは、この保安望亜一生の不覚…!」
思ったより逞しい…というか愉快な子なんだろうか。
そして近づいてわかったがこれは…。まあそういう事もあるのだろう。
しかし意識してよく見てみるとかなり雁字搦め、それでいて凝固な封印である。これをした魔法少女は余程の不器用なのか、それとも急いでいたのか。
ともかく、念の為にしばらくは近くで様子を見てみようかな。大丈夫だとは思うけど用心に越したことはないしね。
「あの、ところで貴女は…?」
「私は千代田桃。たぶん君たちと同じ新入生だよ」
「ちよだもも…さん」
「ちよもも…」
「いきなりフランク」
「ちよだ…千代田…魔法少女…」
ぼんやりした顔でいきなり距離を詰めてくる子と名前を聞いてなにやら考え込み始めた子。
…なんだろう。どうやらこの高校生活、思ったより退屈しなさそうである。
…あれ?杏里ちゃんは?
ゆーこ:5/0
ちよもも:1/0
せーこ:?/?
りょーこ:?/?