PC版まちカドまぞく/シャミ子覇王ルート主人公生存縛りRTA   作:セノ

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ぼーっと生きてたら2週間ちょいも経過していてビビったので初登場です。


Part4/このゲームは戦闘非推奨です

筋力をどうにか上げたいRTAPart4はーじまーるよー!

 

 筋トレしたところから再開です。

 望亜くんが死にかけているような気もしますが、本当にヤバいのは倒れ込んで一言も発さなくなった時なので続行します。ただし応援杏里ちゃん以外に特に見所さんは無いので3倍速です。

 

 お、3日経った時点で進展がありましたね。次のトレーニングに移行します。

 お次はどこかで見覚えのあるサクラメントキャノンの発射現場である工場跡地で特訓を行います。

 ここでは通常の筋トレの他、実戦形式や魔法方面の訓練ができますね。

 とはいえ、魔力おばけである望亜くんに魔法訓練などさせたら望亜くんごとここら一帯が綺麗に消し飛ぶ(3敗)ので大人しく逃走訓練と受け身の練習をしましょう。

 

 受け身はゲームのシステム的に身体能力の影響を受けず、一定高度以下の落下や一定威力以下の衝撃を無効化できます。

 一定以下の衝撃を受け流せるということは一定以上の魔族の攻撃を食らったら死ぬということです。当たり前だよなぁ?

 

 もちろんそれはこのチャートにおいてロスどころではないので、逃走訓練で回避を上げましょう。

 とはいえ、現状シャミ子には魔力コントロールの特訓をしていただかなければいけません。必然的に桃もシャミ子のコーチにつくことになります。

 

 というわけでカモン杏里ちゃん!本気を出してあげるので手加減してかかって来なさい!

 

 やることは単純、相手の攻撃を回避して距離をとる、近づかれるまで逃げ続ける、相手の攻撃を回避して距離をとるを繰り返すだけです。

 

 もんもやミカンならともかく、一般人である杏里ちゃん相手なら最弱ステータスでも回避の目はあります。ガッツで回避しましょう(根性論)

 

 滅茶苦茶判定はシビアですが、いち、に、さん。いち、に、さんのリズムで回避アクションを使えば追いすがる杏里ちゃんを回避できます。

 

いち、に、さん。いち、に、さん。いち、にゃああああ!

 

 杏里ちゃんに捕まってしまいました。これが敵なら急所狙いの打撃でワンチャンありますが(ワンチャンあるとは言ってない)杏里ちゃん相手にそんなことしたら好感度がやべー事になるので誤って攻撃しないようにしましょう(無敗)

 

 捕まった時にはもがいて振りほどきましょう。時間経過で解放はされますが、もがけば振りほどきの成否にかかわらずある程度の成長ポインヨが期待できます。

 

 

おらはなせぇー!とらー!このー!

にゃー!にゃー!

にゃー・・・。

 

あの・・・離して・・・。

 

 

 さて無事抜け出せました。ぺっ!雑魚が!

 

 

 

 そうそう、忘れてはいけません。回避特訓をしながら工場敷地内の特定のポイントを巡り合りアなんとかの杖を回収しましょう。

 本来もう少し後でないと手に入りませんが、ここに来たタイミングで偶然を装えば早期に入手することができます。故意に探そうとするとなぜか見つかりません。

 

 というわけで移動しながら探しましょう。何パターンかありますが、大体縦に刺さった鉄骨が目印になっております。

 スッと移動して各鉄骨の下の地面へ何かの拍子に手を当てる様にしましょう。杖のある場所は若干手触りが異なりますので望亜くんは気づきます。

 

 1つ目!・・・どうやらハズレです。2つ目!・・・・・・ダメみたいですね。

 3つ目!違うみたいです。4つ目!・・・・・・すいませーん木下ですけどー、まーだ時間かかりそうですかねー?

 

 ちょっとガバ運すぎんよー。まあポイントは5つしかないので次が正解ですね。

 

 手触りに違和感を感じた望亜くんが注視すると、どうやらそこだけ色が違うみたいです。

 じゃけん掘り返してみましょうね〜。

 

 ちょっと待って!?杖が入ってないやん!杖が欲しかったから掘り返したの!わかるこの罪の重さ?

 

 杖があるとシャミ子の戦力的価値が上がって野良魔族を相手に有利に立ち回れ、成長効率も若干上がるのでこれは外したくなかったのですが…。

 まあ多少強引ではありますがちょっと強引な攻めのチャートに切替えることで埋め合わせとしましょう。これはガバですね・・・間違いない。

 

 

 

 では気を取り直して特訓を…おや、工事の音が聞こえますね。どうやら近くで工事作業をやっているみたいです。

 見つかるといろいろめんどくさいので少し離れたところでやりましょう。OK?OK牧場?

 

 さて移動したなら回避訓練の再開です。オラオラ来いよ!バーミヤァァァン!(テニミュ)

 

にゃぁぁぁぁぁ!!!(捕縛)

 

 

 

──にゃー!

 

──フシャー!

 

「なにやってるんですか、あの人たち」

 

「さぁ?」

 

 工場の敷地でキャットファイト?を繰り広げる保安くんと佐田さんを遠目に眺める私と吉田さん。猫のような声を出しながら追いかけっこしているので、この表現で合っていると思う。

 

「とりあえず、私たちの方も始めようか。いつでも来ていいよ」

 

「はい!」

 

 そう元気よく返事をして吉田さんが取り出したのは星形が先端についたやたらにファンシーな杖。よくよく見れば持ち手付近には所々に枝分かれのように植物が見える。

 

 ・・・もしかしてだが今日のためにノリノリで作ったなりきりアイテムだったりするのだろうか。いや、普段の油断ならない吉田さんからすると普通に魔法的な効果のある杖であるはずだ。

 

「吉田さん、それは…」

 

「ふふふ、よくぞ聞いてくれました!これこそは我が一族に伝わる最強武器!その名も・・・おっと、ここから先は企業秘密でした」

 

「一族に伝わる・・・?」

 

 となると、やはりただならぬ力を有していると認識していいだろう。しかもあの吉田さんから直々に『最強武器』と来たものだ。

 

「ではでは…ふぉるむちぇーんじ!」

 

「なっ・・・!?」

 

 彼女が天に向けて杖を掲げると僅かに輝き、次の瞬間にはその姿を変えていた。

 それは傍目からしても見目麗しい彼女には似つかわしくないおどろおどろしさを持つ大鎌。その鎌の刃は交差するように3つ存在し、一見すると魔獣の爪のようにも見える。

 万が一捉えられれば魔法少女といえど只では済むまい。

 

「世界をお救いしたワールドワイドな魔法少女と見込んで、全力で胸をお借りします!」

 

「ちょっとは遠慮してもいいんじゃないかな!?」

 

 

 彼女が大鎌を振るうと、その3つの刃が分離して射出されブーメランのように回転しながら飛来する。

 魔法少女へと瞬間変身して強化された肉体により全て弾き飛ばすが、その弾き飛ばされた刃は木を豆腐のように容易く切り裂いた。

 

 そして、触って気づいたがあの刃はどうも魔力によって構成された部品であるらしい。つまり、その持ち主である吉田さんの意志をある程度反映できる。

 

 予想通り幾本もの木々を切り倒しながらも先程のようにやはりブーメランじみて戻ってくる刃。即座に魔力弾をぶつけて塵一つ遺さずに消し飛ばす。

 

「むむ、さすがです。では続いて!」

 

 吉田さんがその大鎌を再び振り抜き、さらにもう一振り・・・見れば3枚の刃が射出されるとほぼ同時に新たな3枚刃が生成されているらしい。厄介な!

 とはいえ、種が割れればみすみす厄介な軌道を描かせる必要も無い。射出された刃へ即座に魔力弾を連射し、1つ残らず消し飛ばした。

 

 

「む、やはり初見でなければ容易く対処されますか。さすがワールドワイド」

 

「まあ、攻撃そのものは単なる魔力刃だし、1回避けられるまではほぼ直線の軌道だしね。横に振り抜いて3方向から同時に襲いかかるようにしてみるとかどうかな」

 

「なるほど、勉強になります」

 

 あとワールドワイドって?という私の疑問には答えず、吉田さんは大鎌を空に掲げその姿を変える。

 あれは・・・槍?しかも馬上槍のそれだ。

 

「たあぁー!」

 

 気が抜けるような吉田さんの掛け声とともに、槍の持ち手から膨大な量の魔力が噴射されその槍先をこちらに向けて吉田さんごと音速で突っ込んできた。

 

「えっちょっ!」

 

 あまりの速度に咄嗟に槍の側面を押さえつけ、地面を削りながらその勢いを止める。

 

「かかりましたね!」

 

 止められたというのに離しも変形もさせずニヤリと悪い笑みを零す吉田さんと、数箇所に集中して高まる槍の魔力を感知して、即座に滑るように地面スレスレに倒れ込み槍先の延長線上から退避する。

 すると槍の笠の縁──よく見れば複数の銃口の様な穴が空いている──から複数の魔力弾が連射され、後ろの木を虫喰いに変えた。

 

「今のを避けるんですか!?」

 

「そりゃ、別の動作に移る気配もなければ何かあると思うで、しょっ!」

 

 イナバウアーのような体勢から槍を蹴りあげ、そのまま吉田さんの懐に潜り込もうとする。

 が、吉田さんは蹴りあげられて逆向きになった槍から魔力を噴射させて一瞬で数十mは遠くへと退避した。

 思わず余波による砂埃に噎せてしまったが、その姿だけは視界に入れたままにする。

 

「なるほど・・・フェイントというやつですね」

 

「次はこっちから・・・いくよっ!」

 

「えっ」

 

 魔力を爆発させて瞬きの間もなく吉田さんの後ろを取れば、彼女は咄嗟にその槍を杖に変化させる。

 魔力を伴った拳を突き出してみるが、どうやら杖から魔力障壁を貼っているらしい。拳は極めて硬い壁のような感触に阻まれてしまった。

 

 吉田さんがこちらに振り返り視認する、と同時に腕の魔力を爆発させて強引に壁をぶち破ることで突破し、今度こそインファイトだ。

 

 そのまま拳を吉田さんの急所へと連撃で放とうとする。

 ・・・?

 

「・・・あれ、吉田さん。もしかして近接戦闘できない?」

 

「・・・・・・・・・はい」

 

 こちらの全力の動作に追いつけず、その身を強ばらせるのみの吉田さん。それまでに変幻自在な怒涛の攻撃を見せていただけに簡潔に言って意外だった。

 

「・・・なるほど、じゃあ吉田さんの課題は近接戦闘の技術かな。咄嗟の状況判断はどうやらできてるみたいだし」

 

 素人だと思っていただけにそのレパートリーと判断力には舌を巻いた。

 彼女の戦法はその手数から放たれる初見殺し、と言うやつだろうか。特にあの槍の一撃などは肉体特化の私であったから良かったものの、仮にミカンだったなら普通に反射神経の差で倒されかねない。

 

 

「なるほどですね!それでどのような訓練を・・・」

 

「組手、かな」

 

「組手・・・?」

 

「私と、吉田さんで。致死級の攻撃でも身を竦ませないように鍛えよう」

 

 

 ちしきゅう・・・と呟いて冷や汗を流す吉田さん。

 仕方ないだろう、戦闘において接近されたら体を強ばらせてなすがままというのは文字通り致命的だ。多少荒療治になるが矯正する必要がある。

 ・・・別に槍の隠し武器でビックリした意趣返しとかじゃ無い。

 

 ところで、吉田さんはドンドンと魔力を垂れ流すような戦い方をしているように見えた。もちろんナチュラルボーンな魔族において単純なスペックの暴力とでも言うべき戦法はあまり珍しいものでも無い。

 だが、それでもさすがに私に冷や汗をかかせるようなレベルのスペックとなると吉田さん単体の魔力というには少し現実的ではないように思う。

 

 あの武器の力か、それとも他の要因か。彼女(協力者)に確認しておくべきだろうか?




しゃみこ 6/2
もんも 3/0
あんり 4/1


最新話で色々判明したけどこの作品では全て許容範囲内だったので安心したゾ。
でも場合によっては小倉ァ!が真ヒロインだった可能性も微レ存…?
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