ガチャを回して最強ステータスを目指せ! カードで作る異世界ハーレム!!   作:ブランチ

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アンナ育成計画

 

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  名前: アンナ

  -…-…-…

  力量: F級

  MP: 9/9

  心力: 2

  技力: 4

  体力: 3

  -…-…-…

  スキル:

  【解体】

##########

 

「このステータス、『軽戦士型』か」

「軽……何それ?」

「冒険者の分類法だ。ステータスの傾向によって、7つのタイプがある」

 

##########

  魔法型……『心力』が高い。

  探偵型……『技力』が高い。

  戦士型……『体力』が高い。

  魔法工型……『心力』『技力』が少し高い。

  軽戦士型……『技力』『体力』が少し高い。

  魔戦士型……『体力』『心力』が少し高い。

  万能型……バランスの取れた心技体。

##########

 

『技力』が高いと、手先が器用になったり、身軽になったりする。

『体力』が高いと、筋力が強くなったり、生命力がタフになる。

(『心力』が高いと、精神がタフになったり、魔法技術に影響する。)

 

「『軽戦士型』はその2つの特徴で、トリッキーな戦い方をするタイプだ」

「へぇ、エルフのイメージにぴったりじゃない」

 

 神話やおとぎ話に出てくるエルフといえば。

 弓使いの野伏(レンジャー)というのがお決まりだからな。

 

「あたしも弓使いになるつもりよ!」

 

 アンナは手製の木弓と、矢筒を持ち出してくる。

 

「じゃあ、それを使って『瀕死狩り』をやってもらうか」

 

 ベテラン冒険者が、新人のステータスを手早く上げる方法がある。

 

 上位ランクの魔物を痛めつけ、瀕死(●●)まで追い込む。

 そして新人にトドめを刺させるのだ。

 これを『瀕死狩り』と言う。

 

「でもいいの? あたしは強くなれるけど、ニングさんは『成長値』が入らないんじゃない?」

 

 魔物にトドめを刺した者でないと、ステータスは成長しない。

 それが定められた法則だ。

 

「でも代わりに村長さんが、500cp(1日に)くれるしな。『成長値』は、金と引き換えってことだ」

 

 取引としては納得している。

 というわけで『瀕死狩り』によるステ上げが始まった。

 

 森を見回って、魔物を見つける。

 

『青銅の剣』で攻撃!

 

 オレが死なない程度に、灰色狼(グレーウルフ)をボコり、

 

「トドめッ!」 アンナが弓を射って、

 

「ギャン!」 矢が命中。

 オオカミの鼻面に突き刺さった。

 

 グレーウルフ死亡。

 

「この調子で狩ってくぞ」 「うん!」

 

 オレたちは息の合った連携で、魔物を次々に仕留めていく。

 

 そして、その日の見回りが終わる頃。

 アンナのステータスは、3ポイントも成長したのである。

 

##########

  名前: アンナ

  -…-…-…

  力量: F級

  MP: 12/12※

  心力: 3※

  技力: 5※

  体力: 4※

##########

 

「オオカミの毛皮が27個……まとめて1080cpになるよ」

 

 ドロップ品は、村の行商人に売却した。

 

「このお金も、ニングさんがもらって」

 

 アンナはどうしても報酬は受け取らないと言ってくる。

 結論はさっきと同じなので、大人しくもらっとこう。

 

 そんな感じで、アンナの育成計画は進んでいく。

 

  ◆  ◇  ◆

 

 ――村に来て9日目。

 時刻は夕方。

 

「や、やったぁ!!!」

 

 アンナが大はしゃぎする。

 

「おめでとう。これでお前もE級(●●)だな」

 

 オレは祝いの言葉を述べた。

 

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  名前: アンナ

  -…-…-…

  力量: E級※

  MP: 27/27※

  心力: 7※

  技力: 10※

  体力: 10※

##########

 

『瀕死狩り』を始めて6日。

 ついにオレと同格に追いついたか。

 

「じゃあ指導はここまでだな。明日からは1人で狩りをしてみな」

「ええ、ニングさんと離れなくちゃいけないの?」

 

 アンナが不満の声を上げる。

 

「ソロ狩りの方が、『成長値』『ドロップ』を稼げるだろ」

 

 E級になれば、1人で灰色狼(グレーウルフ)(F級)を相手にしても大丈夫だ。

 稼ぎの効率を考えるなら、別行動した方が得である。

 

「それに修業の目標を忘れたのか?」

 

 ――お前の姉さんを安心させることだ。

 ――強くなるのは、家族のためだ。そのことを忘れるなよ。

 

「ステータスが上がっても、お前には経験が足りない。同格の敵と戦うとき、その差によって敗れる場合もあるんだ」

 

 だから冒険者になるまで、戦闘経験を積め。

 E級になったからと言って慢心してはいけない。

 

 オレはそう言い聞かせた。

 

「……分かったよ、ニングさん。あたし我がままだった」

 

 アンナは素直に受け入れてくれた。

 

「でもさ、そのぶん、夜に可愛がってね」

「――えッ?」

「もう一度、ニングさんとあれ(●●)したいの」

 

 夜のあれって……あれだよな?

 

「駄目かな?」

 

 アンナは微笑する。

 まだ子供っぽい童顔。

 しかしそこには、大人びた艶っぽさが出始めていた。

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