ガチャを回して最強ステータスを目指せ! カードで作る異世界ハーレム!!   作:ブランチ

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D級を目指せ

 

 翌朝――村に来て10日目。

 

 今後の方針。

 しばらく村を拠点にして、ステータス上げだ。

 

 あれからガチャをしたのは、16回。(総数81+16)

 オレのステータスはこうなっている。

 

##########

  名前: ニング

  -…-…-…

  力量: E級

  MP: 31/31(限界33)※

  心力: 11※

  技力: 10※

  体力: 10※

  -…-…-…

  スキル:

  【解体】

  【愛天使の矢】

##########

 

 MPを81まで上げたい。

 そうすれば『D級』に昇格できる。

 

 いま1日に増える『成長値』は1ポイント。

 だからD級になれるのは……50日後ということ。

 

 時間かかるなぁ(汗)。

 地道にやってくけどさ。

 

 そして日課が始まる。

 

 村長一家の朝食会に参加。

 家を出て、森の見回りに向かう。

 

「ニングさん、行ってくるね」

「おう、1人でも頑張れよ」

 

 今日からアンナと別行動。

 ひさびさのソロ狩りだ。

 

 さて森でひたすら魔物を狩りますかね。

 

 そう思いながら村を出ようとしたとき、

 

「――あッ!」

 

 村の民家の方で、悲鳴のような声が聞こえたのだ。

 

 んん、何があった!

 オレは現場へと駆けつける。

 

「魔物だ、魔物が出たぞ!」 「誰かぁ助けくんろ!」

 

 民家の方から、村人たちが逃げてきた。

 彼らは口々に「魔物が出た」と言っている。

 

「魔物って、そんな馬鹿な!」

 

 にわかに信じ難い話だ。

 村に魔物が入って来るなど、普通はあり得ない。

 

 なぜなら、村の周りには防柵があるからだ。

 

 しかも、ただの柵ではない。

 魔法による強化が施された『魔防柵』。

 

 材質は木だが、硬さは石壁なみ。

 多少の攻撃ではビクともしないはず。

 

「ガルルル!」 そのとき獣の吠える声がした。

 

「あれは灰色狼(グレーウルフ)!」

 

 森の魔物が、民家の影から姿を現す。

 侵入したというのは、本当だったのだ。

 

 ええい、気持ちを切り替えるぞ!

 とりあえず、魔物を排除しないと。

 

「「「グルルル」」」 「「「グルルル」」」 「「「ガルルル」」」

 

「……あ?」

 

 ところが、グレーウルフは1体だけではなかった。

 10体の群れを成していたのである。

 

 ……おい、さすがにオレ(E級)でもキツイぞ!

 

 力量(ランク)の弱い敵でも、数が揃うと侮れない。

 

 ウルフ(F級)が3体までなら何とかできる。

 でも4体以上に襲われると、必ず勝てるとは言えなくなってくる。

 10体もいたら、ほぼ勝つのは無理だろう。

 

「おい、村の衆!」

 

 遠くで様子見してる、村人たちに声をかける。

 

「オレだけじゃ手に負えない! 加勢してくれ!」

 

 F級の魔物なら、武装した一般人でも互角に戦える。

 村人でも、十分な戦力になるのだ。

 

「わ、分かった」 「待ってでけれ!」

 

 武器を取りに行く、村人たち。

 

「「「グルルル(×10)」」」

 

 しかしウルフたちは黙って待つわけがない。

 一斉に襲いかかってくる。

 

 くッ……防戦に徹するしかねえか。

 そう思ったときだった。

 

 ――ヒュン、と風を切る音。

 

「ギャアン!」

 

 1体のウルフが絶叫する。

 何が起きたかというと、

 

「目玉に、矢!」

 

 ウルフの右目に、矢が刺さっていた。

 それを弓で射たのは、

 

「ニングさん、助けに来たよ!」

 

 エルフの娘、アンナではないか。

 騒ぎに気づいて、駆けつけてくれたのだ。

 

「いいタイミングだ」

 

 2人のE級が揃った。

 10体のF級が相手でも、高確率で勝てる戦力である。

 

 その後の戦闘は、特に語ることもない。

 オレたちは、10体のグレーウルフを全滅させた。

 

「冒険者さん、助かったよ!」

 

 戻って来た村人から感謝される。

 

「安心するのは早いぞ。他に入り込んだ魔物はいないか?」

 

 オレは警戒を怠らない。

 

「た、大変だ! 村長の家の方に、魔物が行っただよ!」

 

 そこへもたらされる凶報。

 まだ騒動は終わっていなかった。

 

「そんな……お姉ちゃんと、義兄さんが!?」

 

 家族の危機を知って、アンナは青ざめる。

 

「助けに行こう!」

 

 オレたちは慌てて走り出した。

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