ガチャを回して最強ステータスを目指せ! カードで作る異世界ハーレム!!   作:ブランチ

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ガチャ77連

 

 オレのステータスはここまで成長していた。

 

##########

  名前: ニング

  -…-…-…

  力量: E級※

  MP: 27/27(限界29)※

  心力: 9※

  技力: 9※

  体力: 9※

##########

 

 ――E級。

 

「やった……やったぞ」

 

 もうオレは、底辺のF級じゃねえ!

 

「受付嬢さん! オレ、E級に上がっちまった!」

 

 さっそく冒険者ギルドへ見せびらかしに行く。

 

「う、嘘でしょ。どんなインチキしたんです!」

 

 受付嬢に失礼なことを言われた。

 

「おい、人聞きが悪いぞ!」

 

 まあステ上げした方法(●●)がインチキっぽいのは事実だが。

 

「ギルドの魔鏡で測ってもE級だわ……」

「現実を認めな、あんたも言ってただろ」

 

 ――でもさ、『限界突破』できるかもしれないし……。

 ――呆れました。ごくまれ(●●●●)って意味、分かってます? 大半の凡人には縁のない話ってことですよ。

 

「オレは凡人(●●)じゃなかったってことだ」

「……うぅ」

 

 受付嬢はぐうの音も出なかった。

 

「『E級』昇格おめでとうございます……。腕章を更新しますね」

 

 そして『E』と書かれた腕章を渡される。

 これは冒険者の身分証だ。

 

「おう、ありがとう」

 

 腕章を左腕に装着。

 オレは意気揚々と、ギルド会館を後にした。

 

 あぁ~すっきりしたわ。

 あの受付嬢、何かと説教しやがって気に食わなかったし。

 

 さあて夕飯食って、家帰ってぐっすり寝るか。

 

 ――とはいかねえんだけどな。

 寝る前にやることがあるだろ。

 

 ガチャだ。

 今日も日課の4連しないとな。

 

 自宅に帰り、さっそくガチャ台を回す。

 

 ガチャ、ガチャ、ガチャリ……【ただのメンコ】。

 ガチャ、ガチャ、ガチャリ……【ただのメンコ】。

 

 ガチャ、ガチャ、ガチャリ、

 

「んんん……ッ!?」

 

【ただのメンコ】……じゃない。

【限界突破:1】とも違う。

 

 なんかキラキラ光るカードが出てきたのだ。

 

##########

  ☆☆☆

  【愛天使(キューピッド)の矢】 消費MP9

  -…-…-…

  <魅了>、<長射程>、<放心>

##########

 

 なんだ、このキラカード!

 

『カード認証。【愛天使の矢】を獲得しました』

 

携帯魔鏡(ポケットミラー)』のアナウンス。

 ではステータスが更新されたのか?

 

「ステータスオープン」

 

##########

  名前: ニング

  -…-…-…

  力量: E級

  MP: 27/27(限界29)

  心力: 9

  技力: 9

  体力: 9

  -…-…-…

  スキル:

  【解体】

  【愛天使の矢】※

##########

 

 おお、新しい項目が!

 キラカードって、『スキル』を覚える効果があるのか。

 

【愛天使の矢】、どんなスキルだろう?

 カードの説明にはこうしか書いていない。

 

 ――<魅了>、<長射程>、<放心>。

 

 まあ言葉から何となく察しはつくが。

 

 これは、人と仲良しになるスキルじゃないか?

『愛』、『魅了』とかまんますぎる。

 

 人を魅了する魔法って、おとぎ話でも見たことがあるモチーフだ。

 それで主人公が、王子様やお姫様をたぶらかして、結婚しちゃったりとかよ。

 

「お姫様……結婚……ああああ!」

 

 そうだよ、このスキルは使えるかもしれない。

 女を口説くのに!

 

 オレの夢は『ハーレム御殿』。

 女を<魅了>するスキルとか、喉から手が出るほど欲しいわ。

 

 これはもう、試しに使ってみるしかないだろ。

【愛天使の矢】を検証することにした。

 

「しかし使うとして……どの女にする?」

 

 オレには女の知り合いがいない。

 

 生活に余裕なさ過ぎて、恋愛なんてしたことねえ。

 おかげで20歳にもなって童貞だよ、ちくしょう!

 

 ……ま、愚痴ってもしょうがない。

 今からでも探そうじゃないか、理想の恋人ってやつを。

 

  ◆  ◇  ◆

 

 日が変わり、翌朝になった。

 

 オレは街中のある酒場へ向かう。

 何の用かといえば、

 

「――情報が欲しい。どっかに可愛い娘いないか?」

 

 そこに頼りになる『情報屋』がいるのだ。

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