〈4月10日〉 ストーリー開始時
俺は、大学の講義が終わってすぐに実家に帰って3DSを起動して、ウルトラサンのソフトが入っている事を確認する。
「やっぱり、相棒はカッコいいな」
初めて買ったポケモンのソフトであるダイヤモンドから使い続けているガブリアスを見ながら呟く。
「性格はたまたま理想だったのと王冠を使って強化したから普通に使えるな」
そう思いながら3DSの電源を落として、スイッチを起動してソードのソフトを入れる。
「第8世代では、リストラされたけど復帰すると聞いた時はめちゃくちゃ嬉しかった」
そう考えて、ポケモンをやっているとかなり時間が過ぎたので、夜ご飯と風呂を済ませて早めに寝る事にした。
ただ、この時3DSとスイッチが光っている事に気づかなかったのである。
そして、寝ていると寒く感じたので目を開くと森の中にいたので
「なんで森の中になんだ? それに、少し体が小さいように感じるな」
俺は立ち上がってみると
「これって、BWの男主人公の服と左腕にはキーストーンが付いている腕輪だよな」
これは夢かと思って頬を抓って見るが痛かったので
「夢じゃないのか? そうだとするとこの状態はマズく無いか?」
正直、サバイバルなんてした事が無いので焦った時に、腰の所から何かがカタカタする音がしたので見てみる。
「これってゴージャスボールか?」
本物なのかと思って投げると
〔ブゥワウゥ!!〕
と俺のゲームでの相棒であるガブリアスが出て来た。
「嘘だろ。いやいや流石にあり得ないだろ!」
俺は混乱して頭を抱えるがガブリアスがこちらに振り向いて抱きついて来る。
「お前はスカイで合っているのか?」
ふとその言葉が出たので聞いてみると
〔グワゥ〕
と言って頷く。
「まさかこうなるとは……。でも相棒に会えたのは嬉しいな!」
俺はガラにも無くテンションが上がる。
それから少し落ち着いた後に、今持っているアイテムなどの確認を始める。
「手持ちは少し大きめのスマホとトレーナーズカードで、お金は手持ちが20万円で通帳の中には500万円か……。これなら1年は持つ」
俺はポケットに入っている物を確認した後、リュックの中身を見る。
「回復の薬が30個、なんでもなおしも30個、満タンの薬が20個、元気のかけらが30個、キャンプセット一式、水筒、タオルなどや、食料が約1週間分だな」
なんとか生きて行けそうだな。〈後、年齢は13歳に戻っている〉
〔グゥゥ〕
「どうしたスカイ?」
俺はアイテムをリュックの中に戻した後、スカイが警戒し始めたのでビックリしていると
『ズシンズシン』
「何か来る!」
俺はスカイが覚えている技〈ドラゴンクロー、りゅうせいぐん、じしん、アイアンヘッド〉を思い出していると
「あれはペンドラーか? だがこっちに突進して来ているような……」
あれはマズいと思っていると
〔グゥゥゥ!〕
突進して来たペンドラーにスカイは手から青白い爪を出現させて近づき攻撃する。
「〈ドラゴンクロー〉か。当たり前だが、これはゲームのターン制じゃ無いな」
そして、ペンドラーにスカイの〈ドラゴンクロー〉が直撃してぶっ飛んで行ったので
「これ、もしかして……。スカイはアニメで言う四天王のエース並みに強くないか?」
こちらに抱きついて来るので頭を撫でながらそう考える。
少しして、俺はスマホ?を起動してみると
「ポケモン図鑑、タウンマップ、通話機能、ダウジングアプリ、ネットやテレビにも繋がるのか……。かなりの高性能だな」
俺はタウンマップを開いて、現在位置を調べるが
「アマンテ地方のアルセの森? こんな地方ゲームやアニメでも聞いた事が無いぞ!」
流石に、これだけだとわからないのでネットに繋く。
「えっと、チャンピオン〈レクト〉防衛戦成功?」
そこには、真面目そうな青年がバシャーモと一緒に写っている写真がメインの記事だったので
「……誰だよ! それよりも、他に有益な情報は無いのか?」
俺はスマホをスクロールするが特に有益な情報はなかった。
「マジでどうすれば良いんだ?」
〔グォウ!〕
スカイが慰めてくれたので気分はまだマシにはなったが、辛いのはあまり変わらない。
「まぁ、動いてみるか」
俺はそう思って立ち上がって、適当な方向に歩き始める。
それが、吉と出るか凶と出るかは本人次第である。