瀬笈葉を愛しすぎてる人が鬼滅の世界に転生して植物のような特異体質を得て日輪刀を食った話 作:カラー・ロザリオ
「階級癸、翡翠島然葉です」
「俺は村田、剣士がこんなにも集まって、那田蜘蛛山ってそんなにヤバイ鬼が出るのかな」
「六体はいますよ。家族みたいです」
「六体もいるのかよ?! 何でわかるんだ?」
「俺葉の呼吸なんで植物と会話出きるんですよ」
「植物と会話?! 」
俺と村田さんの会話を聞いた他の剣士達が興味をもって色々と聞いてくる。植物は素直な者が多く何かを聞いても教えてくれる。青い彼岸花だけはどの植物も沈黙するか知らないと言う。たまに水をお願いされることもあれば過剰に荒らす者を退治してくれとお願いされることもある。ただ、踏まれるや摘まれる事は気にしない。むしろ花達は摘まれて花束等にしてもらうことを喜んだりする。
植物の事を話した。剣士たちには評判が良かった。その為、今回の索敵等を任された。皆が皆信用してくれたのは嬉しい。
山にどこにどのような鬼がいるか聞いてみる。場所も教えてくれた。とても臭く毒を使う鬼が植物を溶かしたりできるので退治してほしいとお願いされた。まあ善逸がどうにかしてくれるだろう。
ただ、どういうわけか十二鬼月はいないと言う。目に数字の書かれた鬼がいないか聞いても「いない」と言う。数を聞いても六体だ。
"累""兄""姉""父""母""頸無し"
数は会うはず。特徴も一致している。なのに何故いないんだ?
「鬼は六体。糸を使う見たいです。糸も小屋を吊り上げる程に強力で、糸が絡まったら動けなくなりますし、場合によっては操り人形になる可能性があります。糸が見えなくても空振りをすることをオススメします。後、糸は蜘蛛がつけようとするみたいです、気をつけてください」
「そこまで細かく把握できるのか、とにかく糸に気を付ければいいんだな鬼は六体。一体につき二人で行くのか?」
「言え、一体一体は離れているみたいなので。ただ、全ての鬼が似たような姿で、"家族"見たいです。普通の鬼ではない事は確かです」
「へ、離れているのなら全員で斬りにいけば楽に頸を取れるぜ」
サイコロステーキ先輩この隊だったのね?! 顔見ただけでらいそうだ。確かに、炭治郎の前で森に戻された一人、操られていた七人、村田さん一人、サイコロステーキ先輩一人、合計十人だ。
皆いつも以上に警戒してくれているだろう。神経質になってる、けれど、糸がある以上神経質にならないと大変な事になる。
山に入る。暫くなにも起きない。蜘蛛を見つけた瞬間に斬っているし空振りしている。時々確認すると斬れた糸が確認できた。
「憶測ですが、糸を張るのでは無く直接つけに来ていると言うことは、鬼は糸を直接操れる可能性があります。恐らく、操って鬼殺隊同士で斬り合いをさせるためだと思います」
「なるほど、そうなれば頸を取られる心配もない」
「はい、糸で操るなら当然近い方が精度も高くなる。その鬼の頸を斬るのは呼吸を使えるもので後は糸に専念してください。俺は頸を取りにいきます。他に呼吸を使えるものはいますか?」
誰も返答がない。え? マジ? 十人もいるんだよ? 一人ぐらい使えても良くないか?
「俺一応水の呼吸だけど、呼吸が薄すぎて水が見えないんだ」
「え? 本当すか? 他の皆さんも?」
村田さんの言葉に全員が同意する。マジで一人ぐらいいると思ってた。水の呼吸は初心者でも使いやすい育手が複数いるほどポピュラーな呼吸だよ?
「水面斬りは……」
「できない」
あ……斬り合いをさせた鬼は伊之助と炭治郎の二人でどうにかしていた。俺一人で何とかなるのか? いや、斬り合いにならなければ。
「糸を斬り会えば全員で行けるだろ。その鬼をさっさと斬っちまえばいい。糸を操るっていっても全員が全員人を操れるほどの精度を持ってる筈がない。それに人を操れるなら両手を使う筈だ。懐にはいっちまえば頸は簡単に斬れる。それに居場所はわかってんだろ?」
「ぶふぉ!」
「俺の顔見て笑っただろ!」
確かにそうだが、割りと頭きれるやつだな。何故人柱になったし。うざったらしいな。助けられるよう努力するけどさ。だがそうかもな。十人全員が五体満足、行ける。糸は任せよう。
「鬼は向こうです。行きま」
『何か来る!』
『大急ぎで来る!』
『来る!』
「?! 何か大急ぎで来てます! 警戒を?!」
その瞬間、サイコロステーキ先輩が輪切りステーキ先輩になった。
「ひい! こいつ頸が無いぞ!」
「頸がない鬼?!どうやって切るんだよ!」
「一人やられた! あの鬼の腕ヤバイぞ!」
「いきなり来るなんて! そうか! あっちも蜘蛛でこちらの場所をわかっているのか!」
俺がいたせいで誰も操ることができなかったから痺れを切らして頸無し鬼を出してきた! どうする? 頸の付け根から脇の下まで斬れるが、そこまでの広範囲他の剣士に斬れるか? 俺が斬るとしてもこの攻撃を耐えきれるか? どうする!
「く!」
動きは単純だから上手く受け流せるが、仲間が殺られた上に頸無しの出現で他の剣士が混乱している!
「こ、こいつ糸で操られてる! きっと一人では動けないんだ!」
「糸? そうか! 俺がこいつの攻撃を引き付ける! 他の皆は糸を斬ってくれ!」
「わかった!」
ナイス村田さん! 一つ一つ対処するんだ!
「葉の呼吸 四枚目 咲いた葉鞘!」
腕は刃だが刀で受け流せば問題ない。懐に入れば既に攻撃をした直後、腕を切り落とす!
他の剣士が頑張って糸を斬る。すると頸無しはその場で倒れ、動かなくなる。
「よっしゃぁ! 動かなくなった!」
「まだ油断しちゃダメだ。確実に止めを刺さないと」
「でもどうやって」
「頸の付け根から脇の下まで斬ってみよう。広範囲なら弱点を斬れるかもしれない。ただ硬いこいつ。然葉、頼めるか」
「わかった」
斬ると鬼は消滅した。よし、サイコロステーキ先輩及び輪切りステーキ先輩は殺られたけれど勝った。まって、不謹慎だけどあの顔が思い浮かぶだけで笑いそう。ごめんね、ただでさえ短い人生をさらに短くしちゃって。
「逃げて!」
直後に声がする。驚いて後ろを振り向くと女の剣士が刀を振り下ろそうとしていた。しまった! 反応が遅れた! 他の剣士も反応できてない!
「しまっ?!」
刀が振り下ろされた。その瞬間、その女の剣士の目の前に現れて刀で受け止める。
あの背中に背負った箱は、まさか!
「鬼殺隊同士で刀を振るのはご法度だ!」
「ち、ちがうの!」
俺が糸を斬ると女剣士は脱力してその場で膝をつき。腕を下ろす。
「ありがとう炭治郎。彼女は糸で操られていたんだ。助かったよ」
「そうだったのか?! すみません! 御法度とか言ってしまい!」
「い、いえ、おかげで助かった。ありがとう」
炭治郎がいるってことは
「猪突猛進! 鬼はどこだぁ!」
「今さっき斬った」
「んだと?!」
伊之助だ。猪の頭被ってるの生でみると結構迫力あるな。皆ビビってるし。わかってなかったら俺もビビってた。多分大声あげてた。
「然葉も来てたのか!」
「炭治郎! 向こうにう鬼がいる!」
「わかった!」
「ウハハハハハ! 鬼は向こうだな! 」
「伊之助! 先に行くんじゃない!」
「おい待て! その鬼は糸を!」
「猪突猛進!」
「話をきけぇ!」
伊之助を俺と炭治郎が追いかける。そうだ! ホワンとさせれば良いんだ! 俺の呼吸は癒しの効果がある。触覚が敏感な伊之助なら感じ取れるはずだ! 葉の呼吸 深緑の温もり!
「……」
ピタリと伊之助が止まる。
「伊之助、あの鬼は人を操る糸を使う。気を付けないと」
「うるせぇ! お前から何かホワホワする感じがするんだよ! あとなんで俺の名前知ってやがる!」
「それは俺がさっき伊之助の事を呼んだからだ!」
「紋次郎からもホワホワするんだよ!」
「炭治郎だ!」
「ひっ!」
怯える声をあげたのは鬼だった。その瞬間、伊之助は鬼の頸を取りに行く。
「どうして一人も操れないのよ!殺せないのよ! このままだとまた累に! いや! 」
鬼は全力で糸を貼って蜘蛛で直接つけようとしてくる。しかし、伊之助に全て簡単に斬られてしまう。もう打つ手はない。この鬼は必死に考える、殺されることを回避できる方法を。でも、最後にたどり着く決断は違う。この鬼は……自ら頸を差し出し、楽になることを選ぶ。
「?!」
それに気づいた炭治郎は伊之助の前に出て伍の型で鬼の頸を斬った。干天の慈雨。ほとんど苦痛のない慈悲の剣撃。透き通るような優しい目。炭治郎はその目を鬼に向ける。
凄いよな、炭治郎は。頸を差し出した瞬間に伍の型を使った。炭治郎はあの一瞬で、切れ味の悪い伊之助の刀で頸を斬らせまいと前にでた。
「十二鬼月がいるわ。気をつけて……!!」
「「?!」」
「おい権八郎! 良くも前に出やがったな!」
どう言うことだ?! 十二鬼月?! 植物の話じゃいなかった筈だ!
サイコロステーキ先輩以外生存しました。
読者の皆さんは東方自然愈、瀬笈葉を知っていますか?
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知らない。
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ちょっと聞いたことがある程度
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ゲームはやったことないけど動画とかで
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ゲームやったことあるから物凄く知ってる。
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愛してる。好き。幸せになってほしい。