瀬笈葉を愛しすぎてる人が鬼滅の世界に転生して植物のような特異体質を得て日輪刀を食った話 作:カラー・ロザリオ
それも愈史郎のせいだ。"ゆ"の漢字がでないばかりに似たような漢字"愈"で代用したからだ。愈史郎許すまじ
十二鬼月がいる。どう言うことだ、植物たちからはいないと確かに聞いた! だがこの鬼は原作通りに「十二鬼月がいる」と言った。どうなってやがる! いや、落ち着け。十二鬼月がいても炭治郎と義勇さんがなんとなしてくれる。今はあの鬼殺隊達を下山させることだ。十二鬼月がいるのなら、危険だ。
それに、鬼殺隊は他にもいる。累の姉の繭で閉じ込められた人達を助けるんだ。
「炭治郎、鬼はいないが鬼に閉じ込められた人がいる。十二鬼月がいる以上まともに呼吸を使えない剣士は無駄死にするだけだ。下山させる。助けたらすぐに戻る」
「わかった! こっちは俺達に任せてくれ!」
「気を付けろよ炭治郎、とんでもない馬鹿力の鬼と糸の頑丈な鬼がいる」
「わかった。ありがとう」
炭治郎達と別れ、まずは村田さん達の所に行く。十二鬼月がいることを伝え、下山を進めると皆素直に従ってくれた。これで九人は助かる。次に繭の処理だ。場所は聞いたからわかる。急がなくては。
途中で雷が落ちたような音がする。善逸が兄を倒したんだ。これで後三体。後は全員放っておいても柱の二人が助けてくれる。
「あれが繭か!」
全ての繭を斬り裂く。全部で14個。
「全員生きているか!」
「「…………」」
「なんとか」
「服が……」
「キャッ!!」
三人間に合わなかった! いや、四人だ。まだ生きていてもこれは間に合わない。くそ! もっと早く来ていれば! 十二鬼月がいると最初っからわかっていれば十人の鬼殺隊は登山させなかった。一度下山させるために戻る手間も省けた。頸無しも俺一人で腕を切り落とせたからたいして時間もかからなかった筈だ! そうだよ! 原作通りなんだからたとえ植物達がいないって言ってもいると思えば良かったんだ! 誤算だ。良く思い出して見れば累の眼は隠れてたから植物がいないと言ってもおかしくない。
「なんだよここの鬼、糸を使うし普通の鬼より強いし!」
「大丈夫だ! 十二鬼月がいるんだ」
「十二鬼月がいるなら大丈夫じゃないだろう!」
「幸いにも距離がある。すぐに下山すれば助かる。それに十二鬼月がいる、それをわかってる剣士が一人でもいると言うことは柱も来てくれると言う………こと」
十二鬼月がいるから柱が来てくれる? いやちょっと待て? 違う筈だ。柱が来た理由は剣士が殆ど殺られたからだ。兄、姉、母が殺ったのを合わせて最低でも二十五人以上。三十人以上殺られたかもしれない。でもその中の
「?!」
「お、おいどうしたんだ? いきなりそんな怖い顔して」
とんでもない誤算だ!! ここで大人数を助けたら柱が来ない! いや、毒を操る兄がいるからしのぶさんは来るかも知れない。けれど、そうなったら伊之助と炭治郎はどうなる? 義勇さんがいなかったらどっちも殺られる! 俺が加勢して何とか倒しても義勇さんがいなかったらどうやって禰豆子を守る? どうやってしのぶさんを足止めする!
「お前達は今すぐ下山しろ! 俺はもう助けることはできない!」
禰豆子の事は後回しだ! 複数の事を同時に考えるな! 一つずつ確実にやるんだ! まずは伊之助の加勢! 急げ! 休まず呼吸をし続けるんだ! 体を限界まで酷使しろ! 考えろ! あの鬼は脱皮をする! その瞬間を狙えば光輪刀の誤法で斬れる! たとえ頸が固くても日の光なら関係ない! できるなら脱皮前に斬る! 見つけた!
「伊之助! そいつの足止めをしてくれ!」
「うるせぇ! 俺に命令するな!」
「親分! そいつの腕を斬ってくれ!」
「子分の頼みとあっちゃ断れねえな!」
伊之助が腕を斬ろうとする。しかし、刃が途中までしかいかない。
「その程度も斬れねえのか弱い猪だな!」
「あぁ?! 俺が斬れねえわけねえだろ!」
伊之助は刀を叩いて無理矢理切り落とす。俺は光輪刀の誤法でもう片方の腕を切り落とす。
「なんだそれ?! 刀が光った! 俺もやりてえ!」
「できるか! 」
木の上に登った! 脱皮を始める! 僅かな時間だから急がないと! 呼吸で足に力を集中させろ!
俺は鬼の頸の高さまで跳ぶ。そして頸を斬ろうとする。その瞬間、鬼は斬れた腕を振るう。
「がはっ?!」
しまった! 急ぎ過ぎた! 始める前に斬ろうとしてしまった! 腕がまだ再生してなかったから対して力は無かったと思う。でもとんでもなく痛い! 呼吸のおかげで痛みは少ないがそれでも痛い! 確実に骨を折った! でも一番ヤバイのは絶好のチャンスを逃してしまったことだ! 脱皮された!
何とか受け身をとってすぐに体制を立て直すも脱皮した大きさと圧にすぐに動かなかった。
「……っ!」
ダメだ! 動け! 何で恐怖を感じているんだ! このままだと伊之助の頚椎が握り潰されて死んでしまう! いや、まだ義勇さんが来ないと決まった訳じゃない。そうだ、義勇さんが来ることにかけよう。
「獣の呼吸 参の牙 喰い裂き!」
伊之助の刀が折れる。この後伊之助は捕まって、刀を刺しても意味なくて……でも安心だ。柱が来てくれるから
『守りたい』
何故か瀬笈葉の言葉を思い出した。走馬灯でもないのに、死にかけてもないのに、葉ーたんの事が頭を駆け巡る。どんなに打ちのめされても、どんなに希望のない未来だとしても、立ち上がって前に進んだ。でもそれは仲間の支えがあったからだ。でも、その支えてくれる仲間も、決意も、勇気も、
「神頼みなんてしてんじゃねえぞ糞然葉! 救いたい人達がいるから前に進むんだろうが!! 」
光輪刀の誤法で斬り込みにかかる。恐怖心は消えない。でも、
鬼の腕を斬る。もう片方の腕で攻撃してくるも日の光の前には触れただけでもアウトだ。そのまま両腕を落とす。
「さらに硬くなったのに豆腐のように斬りやがる!」
「伊之助! 頼む! なんとか足止めをしてくれ! 俺の刀なら! 光った刀ならどんなに頸が堅くても斬れる! だから頼む! こいつの力だと俺一人じゃどうにもできない!」
「やってやらぁ!」
「オ゛レの家族に゛近づくな゛アァア!!」
伊之助を蹴ろうとするもかわす。
「獣の呼吸 壱の牙 穿ち抜き!!」
鬼の頸に刺す。しかし、頸の硬さに刃はそれ以上動かない。けれど、同じ日輪刀なら伝わる筈だ! 両腕を斬ってもなお頸の間合いには入れなかった! だがこれで届く!
「伊之助! 横に触れぇ!!」
俺は伊之助の刀の一本に光輪刀を当てる。その瞬間、日の光が伝わり、頸の半分を斬った。もう片方の刀にも当てようとするも鬼もそのままやらしてはくれない。再生した腕で俺を殴ろうとする。先に腕を対処しようとした瞬間。
「?!」
俺の刀が一瞬伊之助の振り切った手で持っている刃が滅茶苦茶に欠けている日輪刀に引っ掛かった。
「ゴフッ!!」
偶然だった。俺の刀が引っ掛かったから伊之助はどかそうと無理矢理俺を退かした。それにより、俺には当たらなかった。しかし、伊之助の腕に当たり、その腕ごと体を殴る。善逸じゃなくてもわかる。嫌な音だ。だが、俺は冷静だった。俺は刀を投げる。その刀は鬼の腕を貫通し、伊之助の刀に当たる。日の光が伝わったこと、ぶっ飛ばされようとも意地でも刀を離さなかったことにより、鬼の頸は落ちた。鬼は塵になっていく。
「……勝った」
いや、まだだ。すぐに炭治郎の所にいかないと。時間がかかりすぎた。急がないと!
「伊之助!」
反応がない?! いや、気絶しているだけだ。だが腕が……原作より酷い怪我だ。しのぶさんに治療してもらわないと。すまない。すぐに応急手当をしないといけないが、一刻でも早く炭治郎に加勢しないと、すまない。
呼吸を止めずに走り出す。
俺は気付かなかった。この状況で、一つだけ不幸中の幸いがあることに。炭治郎はお父さん鬼と戦うも同じく飛ばされる。しかし、操られた鬼殺隊、頸無しの鬼と対峙しなかったことにより原作とは少しだけだがお父さん鬼と会う場所がずれた。そのことにより飛ばされた炭治郎は直後に累に会うことはなく、その僅かな時間のズレが累との戦闘に俺が間に合うことになる。良い誤算だった。
光輪刀の誤法
東方自然癒のスペカ"スターソードの誤法"参考。日輪刀を強く握ることにより蓄えた日の光を送る事ができる。日の光を放ち近くにいる鬼は焼ける。握る力が強ければ強いほどより明るく光るが比例して日の光の消費も激しくなる。斬ったり刺したりすると通常よりも広範囲で斬れる。また、峰打ちや刺したりする事でも頸を落とせるようになる。また、同じ素材(猩々緋砂鉄、猩々緋鉱石)と接触すれば日の光を伝える事ができる。
読者の皆さんは東方自然愈、瀬笈葉を知っていますか?
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知らない。
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ちょっと聞いたことがある程度
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ゲームはやったことないけど動画とかで
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ゲームやったことあるから物凄く知ってる。
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愛してる。好き。幸せになってほしい。