瀬笈葉を愛しすぎてる人が鬼滅の世界に転生して植物のような特異体質を得て日輪刀を食った話 作:カラー・ロザリオ
「あああああああああ!!」
炭治郎さんが大声をあげながら眼を覚ました。首を押さえている。汗も酷い。悪夢を見ていたのでしょうか? 違う。炭治郎さんは自分で頸を斬って起きた。
「禰豆子! 大丈夫か……!」
焼ききれた縄、切符から鬼の匂いがする見たいですが私にはわからない。
「煉獄さん! 善逸! 伊之助! 然葉は目覚めたのか!」
そう言うと炭治郎さんは座席の下にある日輪刀を取る。
「然葉さんはまだ目覚めていません」
「?! 目覚めていない……然葉の奥にある然葉とは違う植物のように優しい匂い、君はいったい」
「瀬笈葉です。然葉さんの体を借りています。本当は起こしたかったんですけど、私は強い衝撃で起きてしまうみたいです」
夢の中にいる然葉さんに今の状況を伝えようとしたけれど、霊夢さん達に偽物として退治されてしまったから、然葉さんが自力で起きられるように信じるしかありません。
「どういうことか良くわからないけれど、葉からは嘘の匂いはしない。わかった、今は?!」
「邪魔しないでよ! あんたたちが来たせいで夢を見せてもらえないじゃない!」
女の子がアイスピックを?! えっと、漫画では……然葉さんの記憶が見れない。でも、良い夢を見させてもらう為に動いているはず!
「何をしてんのよあんたも起きたなら加勢しなさいよ! 結核だが何だか知らないけれど、ちゃんと働かないならあの人に言って夢見させてもらえないようにするからね!」
結核……然葉さんのいた時代じゃないと直せない病気……。皆の心につけこんで、下弦の壱さん、許せません。
「ごめんなさい。私はこれからやらないといけないことがあるんです」
「ごめん。俺は戦いに行かなきゃならないから」
私と炭治郎さんで子供達を気絶させる。
「幸せな夢の中にいたいよね。わかるよ。俺も夢の中にいたかった……」
「私もです。
私は男の子の前まで歩み寄る。
「これを飲んでください」
私は泣いている男の子に歩み寄って、水筒を取り出す。
「これには万能薬が入っています。鬼に傷つけられた時や毒にやられたときに使います。きっと結核にも効きます。それを飲んで、元気になってください。できるのでしたら、ここにいる皆さんを元気付けてください。心が折れている時は、元気な誰かの言葉が必要なんです」
「…………甘い。美味しい…………ありがとう。ありがとうございます…………気をつけて」
男の子は泣いてしまいましたけれど、涙をこらえてそう言ってくれた。
「「はい!」」
私と炭治郎さんは列車の上に、禰豆子さんは皆さんを起こすために残りました。すると、下弦の壱さんかいた。
「あれぇ起きたの。おはよう。まだ寝てて良かったのに」
この人が、皆さんの心を……!
「せっかく良い夢を見せてやっていたでしょう。お前の家族を惨殺する夢を見せることもできたんだよ?」
「人の心の中に土足で踏みいるな! 俺はお前を許さない」
「そうです! 夢を見せるのならその人が現実で前を見て進めるような夢にしてください!」
「然、じゃなくて葉! そう言うことじゃない!」
「え?! 」
違いました?! 確かに! 心を利用して核を破壊しようとしてました!
「今から貴方を退治します! 葉の呼吸 八枚目 葉葉輪廻!」
「水の呼吸 拾ノ型 生生流転!」
「血鬼術・強制昏倒催眠の囁き」
手にある口から眠りの言葉が聞こえる。けれど私は意識を手離さなかった。
通常、眠り鬼の術に落ちている時は意識と肉体を完全に切り離された状態で夢に閉じ込められる。それは血鬼術をくらった肉体が魂ごと夢の中に閉じ込めるからである。しかし、血鬼術をくらっても既に然葉の体は然葉の魂を夢に閉じ込めているため血鬼術を一切効かなかった。周りにさんざん止められたがため自傷をするのに躊躇いの瀬笈葉には本人も気づかない下弦の壱の誤算だった。
そして、炭治郎もすぐに自殺して起きるという誤算をやってのけたが為に、下弦の壱の頸は落ちる。
「死なない?!」
「素敵だねその顔。そういう顔を見たかったんだよ。うふふ。それも喋っているこれも本体ではなくなったんだ。だから死なない。君達がすやすやと眠っている間に。俺はこの汽車と融合した!」
「汽車とですか?! 」
「この汽車全てが俺の血であり肉であり骨となった。うふふっその顔! いいねいいねわかってきたかな? つまりこの汽車の乗客二百人余りが俺の体をさらに強化するための餌、そして人質」
二百人?! 鬼は人を食べた人数で強くなる。そんな事させません! 誰も殺させません!
「ねぇ、守りきれる? 君達二人で。この汽車の端から端までうじゃうじゃしている人間たち全てを、俺に"おあずけ"させられるかな?」
「二人じゃ無いです! 」
「?」
下弦の壱さんは不思議そうな顔をします。
「禰豆子さんがいます! 皆さんを起こしてくれます! だから二人じゃ無いです! 伊之助さん! 煉獄さん! 善逸さん! 炭治郎さん! 禰豆子さん! 皆さんと一緒に守ってみせます! いえ! 絶対に守ります! 下弦の壱さんに負けるか!!」
「…………君、癪に触るなぁ。隣の君と同じぐらい……守って見せてよ。二百人を。君の言う皆で」
そう言うと下弦の壱さんは姿を消した。
「はい。守ります。もう既に皆さんは、起きてますから」
その瞬間、伊之助さんが汽車を突き破って上に来る。
「爆裂覚醒! 猪突猛進! 伊之助様のお通りじゃアアア!」
「伊之助さん! 汽車全体が鬼になってます! 眠っている人達を守ってください!」
「やはりな……俺の読み通りだったわけか。獣の呼吸 伍の牙 狂い裂き!」
「炭治郎さん! 前の車両をお願いします! 私はその車両の人達を守ります! 葉の呼吸 二枚目 虫食い黄葉 双葉 緑暴風!」
「流れるように技を出している?! 刀が二つ必要な緑暴風を一つで……葉。君はいったい」
炭治郎さんはそう言いながらも前の車両の人達を守る。
瀬笈葉の精神年齢を少しあげています。一度死を経験して、ゲームのハッピーエンドのように戻ってこれた訳でもなく、然葉の記憶も持っているからです。そのため膨大な情報量が魂に蓄積されるため鬼滅の刃の知識をピンポイントに思い出せない。
瀬笈葉はゲームでは役二ヶ月しか戦っていないですが異常な速度での成長、寄り道やサブイベ等全てやると相当な頻度で戦っているし鬼なんか比にならない奴らとばっかやりあってるしフランの段幕を油断した一回きり以外全て避けるほどの才能。そりゃ動きが洗練されるわな。
下弦の壱の血鬼術は自分なりに解釈しました。
読者の皆さんは東方自然愈、瀬笈葉を知っていますか?
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知らない。
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ちょっと聞いたことがある程度
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ゲームはやったことないけど動画とかで
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ゲームやったことあるから物凄く知ってる。
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愛してる。好き。幸せになってほしい。