瀬笈葉を愛しすぎてる人が鬼滅の世界に転生して植物のような特異体質を得て日輪刀を食った話   作:カラー・ロザリオ

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ハスハスハアハア


転生したらハードな世界だった

翡翠島 然葉(ひすいじま ぜんば)そうなづけられた。

 

俺は生まれ変わった。いわゆる転生と言う奴だろう。異世界ものばっかり読んでいた俺はすぐにわかった。

だとしたらここはどんな世界だろう。楽しみだった。けれど、現実はそんなにワクワクな事は起きなかった。

 

"鬼"と呼ばれる存在が目の前に現れた。俺は理解した。この世界は"鬼滅の刃"の世界。簡単に人が死んでしまう、残酷な世界だと。

 

気がついたら、どこかの崖の上だった。ここはどこだろうか。足が痛い。呼吸をするにも苦しさがある。体が重い。どこからか出血している。必死に逃げたんだ。鬼から。でも、肺が痛い。頭がクラクラする。状況を理解する度に体の不調も感じてきてる。やばい。このまま放っておいたら死ぬ。

 

「そこで何をしているのかな? その怪我、大丈夫?」

 

誰だろう。後ろを振り向くとそこには鬼殺隊の服をきた女性が立っていた。見たことがない。知らないキャラクターだ。でも、多分助かった。この人が助けてくれる。

そう思ったら、今度は意識が遠退いた。

 

 

 

 

次に目を覚ましたら鬼殺隊の女性はいろいろな事を教えてくれた。"日輪刀"のこと、鬼のこと。漫画を読んでいたから知識はあったが。

俺の親は鬼に殺された。親のいない俺を誰も引き取らなかった。怪我で休暇中だが女性も任務で長くは入られないこと。誰も頼ることが出来ない。1度死んでいるから死の恐怖を知っている。親を殺された。俺の心が折れるには充分だった。

 

「刀の握り方はこう」

 

女性は俺に刀の握りかた、振り方を教えてくれた。自然を生きるための知識を教えてくれた。たった一週間だったけれど、絶望に染まろうとしていた俺にとっては光の存在だった。刀をくれた。余り物と言っていたが、何故持っていたのだろう。

 

その一週間は俺にとって大きな出来事で、鬼にあったら終わりだったが、大自然を生きる事ができた。それでも孤独が嫌で俺の頭の中で好きなキャラクターに励まされる妄想をし続けた。妄想癖の強い俺にはとても心強かった。

その中でも一番好きなキャラクターに俺は少しだけ親近感を覚えていた。この状況が少しだけ似ていたからだ。弱くても諦めず、強くても気取らずに、強い意思を持っていて、逃げたい弱音を吐いて諦めかけても前に進むことを決めた。いつしか心の支えから憧れになり、見えない背中を追いかけるようになった。

 

ある日、俺は自身の特異体質に気づいた。不死川玄弥の事を考えると決して不思議ではなかった。植物を大量に摂取し過ぎたこと、ずっと晴天だったことにより、光合成できる体質に気づき、さらに体質を強めた。

 

呼吸は、そもそも"育手"に教わってないので基礎すらできてない。それでも伊之助の事を考えると諦められない。呼吸は頭を柔らかく考える。今ある知識と合わせると必要なのは"回復の呼吸"だった。自然界では怪我すること、疲労が溜まることは当たり前。ましてやまだ俺はまだ子供。必要な呼吸だった。

 

それから2年がたった。"回復の呼吸"を会得した。刀も随分と扱えるようになった。歳は13だ。俺の体質はどんどん植物に近づいた。水と栄養のある土があれば治りが早くなり、髪は緑色になった。

 

憧れていたキャラクターの背中を追いかけていたらいつの間にか自分自身がなりかけているように感じた。それからは俺の呼吸はそのキャラクターをベースにしようとした。回復の呼吸を元に派生を作り出そうとした呼吸は一年で完成した。精度や練度は低い荒削りだが、体質のおかげで良く馴染む。体に合っている。おかげで"型"ができた。戦闘には充分に使えると思う。

炭治郎が15歳で"最終選別"に行ったし、俺もその歳になったら行こうと思う。残り一年はさらなら体の強化と呼吸の強化に専念した。

 

重大な問題が発生した。最終選別の場所がわからないのと刀の刃こぼれが酷い。刀は仕方ない。だが場所はどうすればいいかわからなかった。前世の記憶を頼りに方法を探した。1つの可能性を見いだした。

俺の体質と呼吸を合わせれば行けるのではないか。植物たちの呼吸を、俺は次第に感知できるようになっていた。もしかしたら、僅かな違いから言っていることがわかるようになるかもしれない。やってみる価値はあった。

 

(はっぱ)の呼吸 一枚目 深緑の温もり」

 

感覚と耳を研ぎ澄ます。植物の僅かな呼吸の違いから植物達の"言葉"を理解しようとした。

 

「鬼殺隊の最終選別はいつどこで行われるんだ? 教えてくれ」

 

何も変わらない。何もわからない。もっと研ぎ澄ました。もっと集中した。

 

『〜〜〜〜』

 

僅かに呼吸が変わった。

 

『藤の花』

 

その違いから理解できた。植物達の"言葉"を

 

『西南西』

 

場所がわかった。植物たちの言葉を理解したとき、あまりの嬉しさにその場だ走り回った。そのせいでそれ以降の事は聞いてなかった。

俺はお礼を言って最終選別に行った。

 

 

 

 

 

 

 




最初葉ーたんで書こうと思ったけど葉ーたんに苦しんで欲しくないからやめた。

読者の皆さんは東方自然愈、瀬笈葉を知っていますか?

  • 知らない。
  • ちょっと聞いたことがある程度
  • ゲームはやったことないけど動画とかで
  • ゲームやったことあるから物凄く知ってる。
  • 愛してる。好き。幸せになってほしい。
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