瀬笈葉を愛しすぎてる人が鬼滅の世界に転生して植物のような特異体質を得て日輪刀を食った話 作:カラー・ロザリオ
上弦の参漢字打つのが凄い面倒くさい。
「葉の呼吸 三枚目 悲しき落葉!」
多すぎる。煉獄さんはこれを一人で五両も、凄いです。私と炭治郎さんで三両が限界!
「?!」
列車が少し浮いた?! 鬼の攻撃、いえ。この鬼に列車が脱線する可能性がある衝撃を加えるのはおかしい。
「翡翠少年!」
「煉獄さん!」
この衝撃は煉獄さんのだ! 凄い、移動するだけで。純粋な力だけなら霊夢さんにも負けない気がします。
「余裕はない! 手短に話す! この汽車は八両編成だ! 俺は後方四両を守る! 竈門少年と猪頭少年は鬼の頸を探してる! 君は残りの四両を黄色い少年と竈門妹と共に守れ!」
「五両守ります! 煉獄さんは三両守ってください!」
「先ほどと気配が違うが今は気にしない! 君たちの実力はまだわからないが三人で五両はきついだろう!」
「上弦の参さんが来ます! 煉獄さんはなるべく体力を使わないでください!」
「うむ! どうしてそんなことがわかる?!」
「私は植物と話せます! 」
「なるほど! 先ほど言って欲しかったがわかった! 五両を君達に任せよう!」
煉獄さんはまた列車が浮くほどの勢いで移動した。み、耳が痛いです。
善逸さん禰豆子さんすみません。ですが、ここで私たちが頑張らないといけない! 煉獄さんが死なない道を進むために!
隣の車両から寝てる善逸さんが来た。
「善逸さん!」
「君は、然葉の奥から聞こえてきた」
「瀬笈葉です! 善逸さん、上弦の参さんが近づいています! 私たちが五両守って少しでも煉獄の体力を温存させてください!」
「上弦が、わかった。ここで俺達が頑張らないと」
「はい!」
下弦の壱さんは炭治郎さん達が倒してくれます。それまで私が頑張らないと。今の私の実力じゃ戦力にならない。ですから、それまでに起きてください! 然葉さん! たった一瞬でも戦力になれるように一つの技を極めてきたんですから! 私ではできない。だから早く起きてください!
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なんで、どうしてこうなった? どうして? 俺は、救えたんじゃないのか? 救ったんじゃいのか? なのに、どうして? なんで瀬笈が目の前で倒れてる? 沢山の血を流して、なんで俺達は罵倒されてる? 瀬笈は幻想郷を救うために命を投げ出して、俺は投げ出した命を救ったんだ。悪いことなんて、してないはずなのに。何故?
「葉! 起きるんだぜ! 葉!」
魔理沙が必死に瀬笈に声をかける。でも瀬笈は動かない。
「何故異変の主犯を助けた! 妖怪の味方をするなど博麗の巫女も落ちたものだ!」
誰かの声が聞こえる。
「魔法に手を出し幻想郷を崩壊させる妖怪の手助など、お前を産んだのが恥だ! いや、間違いだった! 私の最大の過ちだ!」
また誰かの声、きっと魔理沙の親父さんだろう。
他にも俺達を攻め、否定する声が飛び交う。瀬笈が異変の主犯? 違う! 瀬笈は!
「瀬笈は異変の主犯じゃない! 異変の主犯は植物達の毒だ! 瀬笈はそれを浄化するために命を捨てたんだ! 幻想郷を救うためにだ! 俺達はその命を救った! お前達のように真実を知らない情弱ゴミ自分が正しいと思ってる糞やろうとは違う! 」
なにを言っても、真実を言っても、誰もが攻めるのをやめない。何故かこの異変の影響を受けていないやつらまでいる。幻想郷中が俺達のやって来たことを否定する。
どうして? 何故こうなった? そうだ。瀬笈の偽物が現れたあとにこうなった。あいつが何かしたんだ……
「霊夢……俺達がやって来たことになんの意味があったんだろう。そうやって責められて、救えたと思った瀬笈を目の前で殺されて、この分だと霊夢がせっかく作った弾幕ごっこも、否定されていく。早苗も、瀬笈を信じ続けた。信仰も薄れる。色んな場所で積み上げた色んなものが崩壊していくのがわかる。なあ霊夢、この異変で俺達がしたことに意味なんてあったのかな」
「意味なんてあったわよ! 意味ないのは真実を真実と捉えよとしないこの大馬鹿もの達よ!」
「そうだよ。意味あった。俺は瀬笈が死ぬ運命を知っていた。だから必死になった。好きだったから、運命に抗う姿も、あの天然も、可愛いかったから。だから、一緒にいて、一緒に抗って、やっとたどり着いて、俺は瀬笈の事を愛していた。だから、異変が終わったら、気持ちを伝えようと思ったんだ。臆病だった俺は変われたんだ。だから、臆病を捨てて、強い自分で立ち向かえた。意味はあったんだ」
でもその意味も無くされた。
「皆壊してやる! 瀬笈を嫌う奴なんて! 皆! 」
フランがこの幻想郷のルールを無視して壊し始める。次々に命が失われる。紫が無理矢理止めた。だが、あまりの狂暴さに皆が怯え始める。フランの能力を考えたら、当たり前だろう。
幻想郷が歪み始めていくのがわかる。ルールも崩壊するだろう。関係も変わる。もう、どうにもならない。
「これが夢だったら……?」
夢? そう言えば、瀬笈の偽物もそう言っていた。鬼? 本当に夢なら今俺は眠っている……列車? なんでいま列車を考えた?
「…………」
なんだこの違和感は、何かが違う。俺は今、この世界に疑問を感じている。悲しみで押し潰されている筈なのに、俺は今、行かないといけない気がする。でもどこへ?
偽物の瀬笈は攻撃を受けたら消えた。まるで夢の中で驚いて飛び上がるように覚めるように……。
そもそもどうして瀬笈が殺された? 紫も、風見もいるのに、そう簡単に殺されるはずがない。なら、どうして? 夢だから、悪夢だから? 何か、忘れている気がする。いや、忘れている! 内側から戦えと言っている。でも、瀬笈を殺された恨みからじゃない! なんだ! おれは何を忘れているんだ。
「この悪魔め!」
誰かが瀬笈に石を投げつけた。俺は咄嗟に庇う。瀬笈の髪にある葉っぱが眼にはいる。
悪、葉っぱ……鬼、夢、誰かを救う……
鬼滅の刃!!!!!!!
「……然葉? その格好は」
鬼殺隊の隊服、葉柄の緑の羽織、腰につがえた刀。全て思い出した。ここは下弦の壱の夢。今すぐに自分の頸を斬って起きないと……できるのか? こいつらの前で、止められる! 思いっきり、躊躇なくしなくては行けない。俺にできるか? いや、できない。炭治郎でさえ一回めは躊躇したんだ。俺にできるはずがない。起きれない!
「くそ! なんで俺はこんなにも臆病なんだ!」
夢の中の俺は臆病を捨てていた。なら、俺も臆病を捨てろ!
ダメだ。今から自殺しないといけないと考えると震えが止まらない。それに、たとえ捨てずに起きれたとしても駄目なんだ。捨てて起きないといけない! 臆病を捨てるほどの勇気がないといけないんだ!
…………悪夢に変わらなかったら俺は瀬笈を完全に救えていた。夢の中の俺。
瀬笈の死体を見る。気持ちを伝える……か。そうだな、俺も救えたら、瀬笈に気持ちを伝えよう。やっぱり瀬笈の事を考えると勇気が沸いてくる。でもこの勇気は今までと違う。自分が瀬笈葉だと思ってきたから勇気が沸いた今までとは。瀬笈に伝えるということは、俺は瀬笈であっては行けない。翡翠島然葉と言う、一人の男だ。
そして、命を落とした瀬笈も、魂だけ来た。誰かを救いたいのは同じだ。俺は翡翠"島"だ。この世界に現れた小さな島だ。そこに全員を立たせてやる。だから、瀬笈の願いも俺が立たせる。"皆さんと生きていられますように"煉獄さんも、しのぶさんも、皆救ってやる!
俺はその意志を示すために目の前の瀬笈の髪の毛の葉っぱを取って俺の髪に付ける。そして刀を抜く。
「然葉、何をするつもりなの?」
「霊夢、夢の中でとはいえお前と会えて嬉しかったよ」
「夢の中って、まさかあんた、葉の偽物の言葉を信じちゃダメよ!」
「俺は鬼殺隊の翡翠島然葉であって、幻想郷の翡翠島然葉じゃない。だから行かなくてはいけない」
「行くって、どこへ」
「俺だけが、物語に抗うことができるんだ。だから、目の前にいる瀬笈も一度は救えた。すまないな、もう行かなくては」
「ちょっとまちなさ!」
俺は躊躇なく自分の頸を斬る。いきなりのことで誰も止めることは出来なかった。俺は目を覚ます。
「起きれた! 」
辺りを見渡すと横に炭治郎がいた。俺も怪我をおっている。
「炭治郎! 今起きた! 今どうなってる!」
「この匂いは、然葉! 起きたのか! 今煉獄さんと上弦の参が戦っている!」
「どんだけ寝てたんだ俺は!」
煉獄とアカザが戦っているのが見えた。まだ怪我をおっていない。始まったばかりだ。
「葉が然葉の代わりに戦ってくれたんだ! 葉は凄いんだな! 上弦の月の攻撃をかわし続けたんだ! まるで当たっているように見えても当たっていないんだ!」
「瀬笈が?! どうやって……俺の体を使ったのか……なるほど、グレイズか」
「グレイズ?」
「"避ける"を極限まで追求したような技術だ。当たってはいるがダメージがない。紙一重よりも凄い」
「然葉はできるのか?」
「出来ない! だがやる必要はない。炭治郎、善逸を呼んできてくれ。考えがある」
「わかった! 善逸! どこなんだ!」
瀬笈がアカザの攻撃を避けたとなると、俺の記憶から作戦を知っている。だが俺じゃないと出来ないから時間稼ぎをしてくれたんだ……ありがとう。
始めよう。対アカザの作戦、たった一撃の為の作戦を! 煉獄に希望を託す作戦を!
グレイズ、柱なら全員その技術会得できそう
読者の皆さんは東方自然愈、瀬笈葉を知っていますか?
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知らない。
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ちょっと聞いたことがある程度
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ゲームはやったことないけど動画とかで
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ゲームやったことあるから物凄く知ってる。
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愛してる。好き。幸せになってほしい。