瀬笈葉を愛しすぎてる人が鬼滅の世界に転生して植物のような特異体質を得て日輪刀を食った話   作:カラー・ロザリオ

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再開

次の任務は炭治郎とは別だった。三人も屋敷に向かっていっているのだから仕方がない。

俺の呼吸が他人にも影響ある。癒しの効果だがそれは鬼にも言えるのが困るな。ただ禰豆子は直接だったし、炭治郎は匂いだったから、何らかでの察知能力が必要だな。

 

そんなことは置いといて。

 

「鎹鴉。本当にここだろうな」

「ココ! ナンナントウ! モクテキチ!」

「一軒屋敷付近っていってなかったっけか。見る限り森しか無いぞ。もう夜だぞ! はあ、すまない。ここらへんに屋敷はないか? 俺たち道に迷ってさ」

『人間が僕達のことわかるの?』

「ああ、逆に言えば俺しかわからないけど」

『へえ、凄いね。屋敷なら西だよ。でも危ないよ』

「危ない?」

『鬼がいる』

「俺は鬼狩りさ」

『ならお願いしていい?』

 

植物からのお願い。内容は単純に鬼を退治して欲しい。初めての内容だった。いつもなら水が欲しいとかそんな感じ。鬼なんて植物には殆ど関係ない。けれどその鬼は自分の血を植物にかけて枯れさせているらしい。嫌で重い空気だと言う。

 

あった。ここが一軒屋敷。この付近だが、確かに植物が一部枯れている。変色している。少し気持ち悪いな。

 

「俺は鬼狩りだ。ここら辺の植物を枯らしている鬼を退治しに来た。どこにいるか詳しく教えてくれないか」

『沢山の枯れた植物を抱えてあの屋敷の中に入った! 同じ格好の人が追いかけた!』

「その人も同じ鬼狩りだ! 」

 

鬼殺隊がいるのか!

直ぐに屋敷に入る。埃が舞っていたりと何年も人が住んだ形跡はない。今さっき荒らされた形跡はある。

慎重に行こう。わざわざ枯らした植物を持ってきているんだ。

 

ドアを慎重に開ける。いない。いや、右の廊下から足音が! 鬼の気配。呼吸で気配を薄くしてあの曲がり角にさしかかった所で頸を落とす! 今だ!

 

「なっ?!」

「え?!」

「はっ?!」

 

同時だった。鬼の頸を斬ろうとした瞬間、天井を突き破って上から鬼殺隊の服を来た人が現れて同じく頸を斬ろうとしていた。その刃同士がぶつかり、落下の勢いそのままに俺に落ちて鬼はその隙に逃げた。

 

「いた!」

「痛いのはこっちだ! 早く退いてくれ! 重い!」

「重いとは何! 失礼ね!」

「いで!」

 

上に乗っかられてさらにげんこつって、なんだこの理不尽な奴は! 声的に女性だけど! どこか聞き覚えあるけど!

 

退いてくれると立ち上がる。女性は不機嫌そうな顔だ。どこか見覚えもある。髪も紫だ。

 

「貴方のせいで鬼を逃したじゃない」

「…………」

「どうしたの? そんな驚いた顔して……おーい」

「思い出した!!」

「いきなりどうしたの?!」

「俺は貴女に救われました! ありがとうございます!」

「え?! いつ?! 貴方みたいな緑の髪、会ったなら覚えたいると思うんだけど」

 

この人は、数年前に俺を助けてくれた人だ。刀をくれた人だ。一週間だけだけど、心の支えになってくれた人だ。会えた。まだ名前聞いてなかったし。

 

「貴女と話したいことがあるんですが、今は鬼が優先ですね」

「気になるんだけど?! でもそうね。あの鬼、すばしっこくて厄介だから」

「わかった」

 

鬼を探す。それにしても二回から床を突き破って奇襲とか、とんでもない事をする人だ。それにしても親近感を覚えるのは何故だろう。

 

「鬼の気配がする」

「ああ」

 

あの戸の向こうだ。

アイコンタクトを取ると戸を蹴り飛ばして一気に入る。

 

「?!」

 

体に力が入らない?! 気持ち悪い! 立ってられない!なんだ! いきなり気分が悪くなった! この部屋、枯れた植物が沢山ある。まさか毒系?!

 

「大丈夫?! まさか、毒!」

「おいおい、いくら何でも効くのが早すぎる」

 

鬼がいる。あっちも驚いている。本来ならもっお遅いのか! ともかく呼吸を!

 

「うっ!」

 

だめだ! 手で口を押さえないと吐きそうだ! 呼吸ができない! まずい! 今すぐ部屋からでないと!!

 

「毒があるなら直ぐに出ないと!」

 

女性は俺を抱えて部屋からでる。鬼は追いかけてこない。おそらく毒が聞いてから倒そうと考えていたが俺があまりにも早く効いたからもう一人がまだ効いてない。

 

「すまない……部屋から出たらだいぶマシになった」

 

いや、本当に毒なのか? 部屋から出ただけで回復するか。おかしい。鬼のせいじゃない? 枯れた植物が沢山ある部屋……まさかな。

「恐らく気分が悪くなったのは毒のせいじゃないです。枯れた植物が沢山あったからだと思う」

「どういうこと?」

「植物の特異体質がある俺にとっては有害なんだと思います。呼吸も葉なので」

「私も特異体質だけど、まさかそんな弱点が、私にも特別な弱点があるかもしれない。気を付けないと」

 

女性は俺を下ろす。

 

「あいつをあの部屋から出せれば貴方も戦る。私に任せて」

 

頼りになる人だ。少なくとも、床をぶち破れるだけでも相当な力。あの人がどんな戦い方をするのか見れる。俺の恩人は、どんな人なのだろう。

 

女性が再度入ると抜刀せずそのままグーで鬼を殴る。鬼も日輪刀ではなかったが為にバカじゃないの? と言いたげな顔でくらうが頸がぶっ飛びそのまま壁ごと破壊した。

 

「はぁ?!」

 

ちょっと待て! どこからあんな力が?! 筋肉もりもりでもないのに! 特異体質っていってたけどもしかして甘露寺さんと一緒の体質なのか?!

 

「こいつそこらの鬼に負けないぐらいの力があるのかよ!」

「残念だけど私に毒は効かないわ! だからこんなものなんて捨てちゃえ!」

「ああ! 止めろ! 」

 

枯れた植物を捨て始める、少なくなれば俺も入れる! それにしても随分と遠くに投げるな?! どこに落ちたか見えなくてわからないよ?!

 

「いくら毒が効かなくても限度があるだろ! 毒血・身蝕腐毒の殺」

 

鬼が血を直接女性にかける。

まずい! いくらなんでもあの量は! ただでさえ鬼の血はそれだけでも有害なのに! ちくしょう! まだ枯れた植物が多い!

 

「効くかー!」

「ぼぶぁ?!」

 

そのままアッパーで鬼をぶん殴ると天井に穴を開けてそのまま二階までぶっとばす。

 

「……部屋から追い出したよ!」

「追い出したって言うか、ぶち破った?!」

 

そんな後は任せたような顔しないで?! そんな強いならそっちでとどめさしてよ! いやまあ戦いに行くけど!

 

「葉の呼吸 二枚目 虫食い黄葉!」

 

天井を切り裂いて二階にいく。すると二階の天井に鬼の頭が突き刺さってぶら下がっていた。 直ぐに抜くと窓を割って逃げる。

 

「あっ! 待て!」

「待つか! 」

 

そのまま建物を出ると森に出る。しばらく追いかけていく。

 

「鬼狩りを二人同時は無理だが一対一なら鬼の俺が勝つ! 毒血・身蝕付毒の生!」

 

血を辺りに撒き散らした?! しまった! 辺りの草木が枯れた! これ以上近づいたらまたさっきみたいに!

 

「まずはあの女からだ。特異体質の人間は食うと希血ほどじゃないが栄養があるんだ」

「追い付いた、てまた枯らしてるの?! また吹っ飛ばしてもまた枯らされるだけ、なら私が頸を取るしか……」

「さっきから思ってたんだが、そんなに力があるなら頸を斬りにいけばいいんじゃないか」

「体質の影響で刀を上手く握れなかったり、剣技がダメになったりで頸をなかなか落とせないの。いつも粘ってるけど」

 

なるほど、だとすると植物の被害が多くなる。粘られたらそれこそ広範囲に血をばら蒔かれる。だがここは森だ。枯れ木しか無いわけじゃない。

 

「刀を貸してくれ」

「二刀流で何かをするの?」

「ああ、枯れた所でも突っ切れるかもしれない。囮を頼む」

「任せて」

「後名前。まだ聞いてなかった。俺は翡翠島然葉」

「私は李慈露虹霓(いじろこうげい)

 

 

刀を受けとると自身のも抜刀し構える。虹霓が鬼を引き付ける。俺に背中を見せた瞬間、このタイミングだと思った。

 

「葉の呼吸 双葉 緑暴風」

 

二つの刀を回し風を起こす。木々の葉っぱが舞い俺と共に回転しながら一気に頸を斬りにいく。

 

枯れた植物の近くにいるから気持ち悪くなるのなら、生きている葉っぱと共に進めばいい。

 




李慈露虹霓は特異体質で毒を取り込むと体が拒絶反応を起こし異常な程の力が出る。毒が強く多いほど力は強くなる。その代わり発熱するので体温が41.0度を越えれば自身の命に関わる。
鬼の血も毒の対象になる。が、あまりにも多いと拒絶が間に合わず体が変化し始めてしまい、それを拒絶するので自身の体を破壊してしまい死ぬ。


葉の呼吸

一枚目 深緑の温もり
東方自然癒のスペカ参考。心身ともに癒す効果がある。集中力が上がったり毒の進行もとても遅くなる。回復の呼吸を元にしたこともあり治りが早くなる。
鬼を斬ると痛みは無く太陽の下の大自然にいるような安らぎを与える。

二枚目 虫食い黄葉
東方自然癒のスペカ参考。連激で虫に食われたように相手を切り裂く。突きも可能。

三枚目 悲しき落葉
次々と枝分かれするような剣技で相手を斬り落葉ように落とす。

四枚目 咲いた葉鞘
カウンター技。葉鞘のように刀を身に近づけて攻撃を受けた瞬間にしなりを入れて反撃する。咲いた葉鞘・芯になると受け身専用になる。そのためより衝撃を和らげるが直後に追撃されると上手く反撃出来ない。

五枚目 風揺られの扇
流れるような一振。水の呼吸の水面斬りと似ているが緩やかな曲がりがあるため断面が真っ直ぐではない。風揺られの扇・進になると水面斬りと同じになる。風揺られの扇・強風になると体ごとひねりを入れて大きく振るう。

六枚目 魅惑の花吹雪
花弁が舞うように捻りを入れて回転する。一撃の威力は低いが応用として直後に風揺られの扇や緑白光の威力をあげられたりする。ただし、動きが多くなったりと咄嗟に使えるものではない。

七枚目 緑白光
東方自然癒のスペカ"リーフスパーク"参考。呼吸で足から腕までの筋肉を全て高め、一方向に全ての力を込めて突きをする。その勢いあまり刀が緑白く光って見えると言う。葉の型の中で二番目に早く威力は一番高いがその分側面や後ろがおろそかになる。後隙も大きい。

双葉 緑暴風
東方自然癒のスペカ"リーフストーム"参考。二つの刀を回転させ、強力な回転を起こし鋭い葉っぱと共に攻撃する。強力だが範囲が広いために近くにいる者にも当たる可能性がある。また、周りを巻き込みながら攻撃できる。

読者の皆さんは東方自然愈、瀬笈葉を知っていますか?

  • 知らない。
  • ちょっと聞いたことがある程度
  • ゲームはやったことないけど動画とかで
  • ゲームやったことあるから物凄く知ってる。
  • 愛してる。好き。幸せになってほしい。
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