妖怪ウォッチなぎ+   作:蕾 咲来

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暴走

「大王さんや、俺は手加減する気はねぇぜ?いいのかそんな姿で」

まぁ確かに強いだろうが…傷つけるのは無しだ

今は黒に頼った方が良さそうだが

あいつは他のやつと戦ってやがる、

多分黒のやつが苦戦してるってことは

俺なら瞬殺だろう…

なら時間を稼ぐのが最優先だ

「ちっと覚醒するのは気が引けてな」

「時間稼ぎか、確かに俺と戦って覚醒したままだと持って3分かもな」

冗談では言ってねぇ、なぎさの体であるという事はスキルなどは使えるだろうし、

風月丸の元使い手なら剣術もやべぇだろうな

だがおそらく守りに徹するのであれば

腕輪の効果で少しはマシだ

「まぁそんな所だ」

「んじゃ、始めるぞー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あちらでやる気のない永夜の声が聞こえる

実際あいつらが穏やかだからそんな気はしないが刀の暴走だ。

「よそ見しないでよ」

「『"十二重結界"』お前の苦無どうなってんだよ、スーパーボールか?!」

まじでそのレベルに跳ねる、

リアル弾幕ごっこだよ本当

「面白いこと言うわね、やっぱりあなた好きよ」

そんなこと言いつつ足に手裏剣を投げてくる

何より笑顔が怖い

「『"壱の句"』これ避けたら私は手を引くわ、これ以上やったら死にそうだし」

ヒッなんで360°苦無があるんだ

これをどう避けろと!?

転移もなんか不可空間になってるし…

ぇえい!!!

時間が経つにつれ避けづらくなる、

今のうちに強行突破だ!

ってもうそんな隙間はないかまぁ刺さっても

いいか、別に。

そう思って苦無に凸る、すると…

「げ…幻覚?」

「あら、運が良かったみたいね、

あ、ちなみにそこ以外全部本物よ」

まじかよという訳でみやびは帰った、

さっさと大王様を助けなければ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「大王様!」

そう黒の声が聞こえた。

「…終…ったのか…黒」

「えぇ、帰りました。」

帰った?まぁいいか…

「なぎさ…頼んだぜ」

意識が無くなる寸前、回復魔法をかけられた事に、大王様は気づかなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「やるのかなぎさ…お前にとって体は

どうでもいいっぽいな」

「ぁあ、なぎさはそもそも半霊だから

関係ないし僕が死ぬだけだ、既に魂を半分にしてるから死ぬのは僕だけだしな。」

そう半人のなぎさが言う、はっきり言ってそれだけは避けたい、そうなれば

完全に分離とは言いつつ多分半霊の方に引っ張られて混ざる、するとどうなるか…

ごちゃごちゃな記憶やらが入ってきてパニックになる、あいつらの場合余計な…

パニックになるのはほぼ半霊だろうけど

「んじゃ逆にこうしよう、体、及び半霊のなぎさにはお互い傷を付けない、これは俺の望みを重視した結果だ。」

すると風月様を思わせる目でこちらを見る

冷たい目だ、しかし風月様より全然優しい

真っ直ぐな目だ…夜に蒼い三日月を落としたような綺麗な瞳どか歌大好きっ子が

言ってたっけなぁ…まぁいいや。

お互いゆっくり向かい合って息を吸う

伍…肆…参…弐…

「壱っ!!!!」

そう声を出したのは半人、

この様子を傍から見れば

白黒対決、正義と悪の対決にも見えるかもな

まぁ俺は正義どかいう言葉は嫌いだがよ

カキィンカンッ、、、、バゴーッ!!

、、、、、、ガッスッ、、、、 デュリャン

ズダーンッ!!!、、、、、ガガガガガガ

「心の中にしか正義ってのは無いだろう?」

「唐突にッ」

ズバッ、、、、、、、ザンッ

「どうしたんだよッ!?」

…なぎさは結構余裕が無さそうか

そりゃそうか、あいつは俺の霊体以外傷つけることは禁止だからな…

そもそも俺のスキルは剣を交える事に

体力が持ってかれる、そんなスキルだ。

っ!?

ぐっ何やってんだげんっ!!!

「なぎさ、気持ちはわかったけど…

なぎさじゃ…私じゃ永夜は倒せない」

「は!?なぎさ!?おま意識!!?よく出せたな!?い…維持は出来るのか?」

ったく

『げんっ!お前何やってる!』

『みやびとお菓子食べてた、もう3時だよ』

こいつらぁ…

「ううん、多分今何にも制限がかかってないだけ、だから…私、なぎさの呪いぐらい一緒にかかるよ?伝染ってもいいから

…帰ってきてよ…」

…半霊はこんなにかっこつけて、

半人はあんなに意地になっているが

実際風月丸の近くなら魂に固定化する前に呪い解けるんだよなぁ…

半人は悩んでいるご様子だ。

『おーい、ちょっと変われ半霊!』

『えぁっちょ!!!!!』

やっぱ半霊弱ぇえ

「安心しろ、なぎさ、呪いは風月様のお陰で伝染りやしねぇよ」

すると肩の力が抜けたように言う

「もっと先に言え…」

そのまま倒れたので拉致した

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