妖怪ウォッチなぎ+   作:蕾 咲来

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今回の話はわりとグロテスクですので
気をつけてください。by咲


6章・違和感
人体ドーナツ


…久しぶりの依頼だ、ナニナニ?

「人体ドーナツ!!!?」

思わず叫んだ私にUSAピョンが声をかける

「何物騒なこと言ってるダニ?…ダニィ!!?」

USAピョンも依頼内容を聞いて驚く

まぁでも面白そうですなぁ

ぐふ…ぐふふふふ

とーか思ってたのにUSAピョンは言う

「さっさと断るダニ!こんなの受けた日には

きっと裏の社会の人に殺されるダニ!!!」

それが面白いんじゃん!どか言おうとしたら

カランカラーン

「うん、出来ればその依頼は受けないで欲しい、多分心の傷になる、でもどうしても受けるなら私を同行させて」

なぎさちゃんだった

「お!しゅわっち…んでもなんでなぎさちゃんが…そんなに行きたいんですか?」

うーん…妖怪が見えるとはいえこんな可憐な少女をそんな工場には

「ぁーそうえば言ってなかったね…私大王様の護衛を担当してるの、それで向かうように指示があって、でもイナホちゃん達が来るとまずいかもと思ってね」

なんと!!!!大王様の護衛!…実は物凄く強かったりする?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うーんなんか最近負け続けたせいで負けキャラで定着してる気がしてならない

名誉挽回…とまでは行かずともせめて

こんな物騒なモノ、消さなくては…

「んで、行くんですか?行かないんですか?」

私がより一層真面目な顔になるとUSAピョンは

ゴクリと息をのみ、イナホちゃんは

「行きます!…少しは仲間も入りますよね?

なぎさちゃん!」

…来るのか…

まぁ余りにも精神が安定しない時は…

悪いが悪い夢だった事にして記憶を薄めればいいかな…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー〜ドーナツ工場〜ーーーー

ゥッ何この臭い…

腐った臭いが充満しており、吐きそうだった

けど…何より怖いのはなぎさちゃんだった

「臭いがだめなら帰った方がいいよ」

そうなんとも思っていないような空洞のような…

つまりは感情のこもっていないような顔で言われた

「いえ、大丈夫です…大丈夫?USAピョン」

さっきからずっと俯きながら歩いていた

返事もなくて…なんかみんながみんなここに居ないみたいに…

!!?

私はその時例のアレを見てしまった…

「あの…なぎさちゃん…」

すると少し刀に手をかけながらこちらに来る

そして息を着いて

「…ぁあ、ドーナツね、結構転がってるよあと上は絶対見ない方がいいよ、私でも吐き気がしたし」

…!?

相当やばいのか…

もしかしたらUSAピョンがずっと俯いてるのは

そのせいなのかもしれない…

「…下がって」

「ぁ…はい」

するとサッという閃光が走り

なぎさちゃんがいつの間にか抜いた刀を鞘にしまう

するとそこには…

「ゥッ」

私が叫びそうになった所をなぎさちゃんがつかさず

口を手で押さえる

そこでは人を切っていた

もがいても、もがいても、もがいても、もがいても

離されることなく口を切られていく姿

喉は既に潰されているのか叫ぶ人は居ない

なぎさちゃんはそれには構わず刀を構えて戦闘態勢になっていたそして次の瞬間…

 

 

 

「はわっ!!?」

チュンチュン

朝、

つまりは夢だったのだろうか?…

しかしながらテレビには大量殺人の人体ドーナツのニュースが字ズラだけとはいえ流れているのであった

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