妖怪ウォッチなぎ+   作:蕾 咲来

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ストーリー後
忘れ者


……やっぱり思い出せない

とてももやもやする、確かに記憶が消えると

もやもやするな…まぁなにが思い出せないのかは

知ってるんだけど…何が思い出せないか、それは

まぁ…大王様との間にいたハズの子供だ

というのも、最近元世界関係で色々言ってたのと

クロイドを見てたら思い出した、

思い出したと言っても金髪ロングだって

事なんだけどな…でも絶対クロイドでは無いのだ

んー…もうわからん!!!

ふよふよしよっと

僕は思考を放棄したのであった。

「おや、何をしてるんですか?」

咲か…

「ふよふよ」

「怒られませんか?その名前」

こいつはバカだろうか?とりあえずいいや

そう思い画面に視線を戻そうとすると

『いってぁー』

死んだ…だと!?

「咲てめぇ!!!!」

「ぁ…えっと私は急用を思い出しましたのでっ!あとビタが呼んでましたよォっと!」

クソっ逃げられるっ

「待てゴラっ!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここにはもう何も無い

日に日に色はせて傷んでゆく街並みに

私は一人今日も空を見上げる

プラスチックのゴミ山が作る地面にももう慣れた

あれからどれぐらいの月日が経ってしまったのだろう

太陽も無ければ月も見えないこの冷たくもいつまでも凍りはしない

私はおそらくもう魂だけなのだろう

人工物以外ない世界

妖気はなんとか自分ので足りているので明かりは十分につけられるが元の世界みたいに

空気で埋める事は出来なさそうだった

おそらく魂だけの状態であるが故に死なないし死ねない

…私が悪いのだ

母上がアレを一瞬かばったからと言って

刃を向けてしまった、それへの罰だ

そうすることでしか自我を保つことは難しかった

そんな毎日に365日か366日に1個、

プレゼントが置いてある、それは決まってチョコボーだった、ただ、悲しくなった、自分の無力さを

再び感じさせるような…

機械どかは全然動いてて、完全に自立してるのでたまに人間界に行く

父上や母上に連れて行ってもらった時とは違い

父上のおかげで妖魔界と人間界の境目は薄れていた

私は閻魔鏡火、父上にとって姉の方であり、母上にとって一人娘である

何故こんな事になったのかはわからないが

おそらく…だ、私は時に封じ込められた、

理由は私が緊急時に暴れそうだったから

だから母上が止める為に私の時間ごと止めた、

異世界への転移も試みたのだが全然ダメだった

異世界との境界に触れた瞬間、電流が走る

この世界はおそらく隔離されている……

…ぁあ、せめて謝罪を述べられたら…

そんな事を思い今日も師匠の墓場に向かうのだった

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