妖怪ウォッチなぎ+   作:蕾 咲来

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番外編・回る狂い、下

で…なんでそんなほぼ同じような内容の手紙が

別人というかなぎさちゃんと大王様から届くんでしょうかねぇ…

まぁ大王様の手紙には続きがあった、

『まぁそういう訳で煉火を紹介する式をやる予定なんだが来ないか? エンマより』

何故大王様直々に書く必要があったのかは謎だけど…

久しぶりに戻るとしますか…

まぁ私があいつの1番の従者だからか?…

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「よう!お前ら、今日は俺の娘を紹介しようと思ってな」

はぁ…私が記憶無いならかなり無用心な事やってくれるな…父上は。

「おい、煉火」

…面倒だ、そんな心の声は置いておきとりあえず

自己紹介をするとしよう

「閻魔煉火です」

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…何故エンマと師匠の子供がここに?

そうした疑問の念が心を埋める、今…今更思い出した、なんでエンマと半霊の小娘が結婚しているんだ…そう頭がぐるくる回って痛いそれになんで俺が師匠にセクハラしてたんだっ!俺がもし好きだとすればあの生き様というか剣筋だ!

…しかもあの師匠が呪い…

1度師匠に会って見なくてはなるまい

…今更過去の事を思い出した蛇王カイラは、自分の正気を疑っているのであった、

師匠が居るならどこだ?ゲームセンター…いや

おそらくあそこだろう…

そう思い式の途中とはいえそっと抜け出したのだった

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月が綺麗だな…

「師匠!!!!!」

…カイラか…あいつ次期大王に抜擢されたはずだからそんなに暇じゃないだろうに…何しに来たんだ…?

全く…僕は忙しいのにさ、のんびりするのに。

そう思いつつも振り返ると冷たい鉄が喉の真ん中に当たる、ギリギリ刺さらない位置にしている

ようだった、といっても結界の向こう側だけどな

…ってかさっき…師匠って言ったか?

「何の用ですかカイラ様」

イラつき気味で言う、何故こんな奴に様付けしなくてはいけないのか…

「昔の記憶を思い出してな、さて、師匠、実は腕が鈍ったのでは無いか?呪いなんぞに手を出して」

どいつもこいつも呪い呪いうるせぇんだよなったく

「ずいぶんと遅かったみたいだなじゃ、鈍ったかどうか、確かめるか?」

「そうだな、貴様の目を覚まさせてやる」

お互いに刀を構える

「おいおい、ずいぶんと大口叩くようになつたじゃねぇか、まぁ、僕に勝てたら今日の失言は見逃してやるよ」

そこで行き良いよく首筋目掛けて飛んでくる

あぁ、初めてあいつの、カイラの高く伸びた鼻を叩いてやった時の真似事かだがしかし、僕は寸止めになる前に受け流し、逆に同じことをしてやる

そして首筋に刀を寸止めする

「遅い…何か…言いたいことはあるか?」

強くはなっている、が、僕に勝てるかは別問題だ

「完敗だよ、やはり師匠には勝てんな…だが…」

「だが?」

少し僕を睨み言う、

「腕が鈍ったという言葉を撤回する気はない、呪いなんぞに手を染めた貴様は落ちぶれている」

ったく…

「あのなぁ!!!いちいちいちうるせぇんだよ!何が落ちぶれただ!確かに命を捧げるべき主を失い落ちぶれたのかもしれない!てもな、呪いは関係ねぇだろうが!確かに呪いは僕の弱さだ!だからなんだ!お前には僕の気持ちがわかってて言ってるのか!!?あの世界を守れなかったのは僕である事は間違いねぇよ!だが今更記憶が戻ったような無知なてめぇには言われたくねぇよ!」

思わずキレた、そしてびびったカイラが聞いてくる

「待て…なんで今呪いの臭いが強くなったんだ?もしかして俺?なのか?その呪いの原因は…」

呪いの臭いが強くなる時、それはもちろん呪いの威力が強くなった時だ、そして呪いの威力が強くなる時…

「たしか呪いは視界に自分が呪い殺したい相手がいる時にその相手に対してキレた時だろう?」

…【”無感情”】

「悪い、取り乱したな、カイラ、なんでお前を呪う必要があるんだ?大切な…一番弟子を。」

その異様さ故か更にびびったように聞いてくる

「もしかして…自分…なのか?」

何度も何度も聞かれたような気のする質問、

「そうだけどどうかしたか?」

…やばいかも…ちょっと呪いをかけただけでクラっときたな…カイラはまだ動揺している様子であったがそんなの気にしている場合じゃない

「カイラ様、どこかに行ってくださいませんか?僕ちょっと暴走しそうなので、見られたくないんですよ、そういう所。」

少し作り笑顔をする

呪いの暴走は今まで呪ってた時の感情が溢れ出てくるような感じだ、そしてその時間はもちろん呪いの効果も強くなる、だから暴走中は特に問題ないんだ、僕の場合、感情を消しているから

だが終わった後完全に呪いが解けた時、どうしようも無いような不安が襲ってくる…その時を他人に見られたくない、それだけだ

「いや、離れたら危険なのでは無いか!!?自分にかけているなら師匠は死んでしまうのでは無いか!!?」

「死なないから、大丈夫、何回かあったけど大丈夫だから」

「そう…か」

不安そうにカイラは何処かに行った

「『”オートヒール"』」

僕はそう呟くと、少し眠りに入るのだった




暴走手前ぐらいからは呪いが解けないそうです
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