エンマは大丈夫だろうか…そう俺が考えていると
「空亡… 」
ナツメがそう呟いた、上空にはもちろん空亡…
ここは街だ…危ないな…
「一旦神社に帰るぞ!大丈夫だ、背は向けるな」
その時だ
ザブァンッ!!!!
「ウアッ…何だこの黒影…」
師匠が飛ばされてきたのだ、しかも…俺たちに気づかない程の死闘をしているようだ…何かの間違いでは無いのか?
「大王様はなぎささんの事を助けてもらえませんか?」
そう誰かが言った、無理だ、俺は師匠よりも弱い…
しかしそこで見たものに再び目を疑った
「ちょっと本気になりますか…『"スペルブレイク"』」
封印解除…と…
符だ…妖気の消費量が少なくなる上に術式を作らなくていいが師匠が使えることには驚いたな…
すると師匠が符を投げた符が地面に刺さった時黒影の動きが止まるそして風月丸で斬った
「…オエ…ん?誰かいるのか?」
師匠は振り返る、そして先に空亡に目を向け
「あぁ、こいつの動き止めてあるから平気だよ」
そう言った…全く…
しかし…黒影の対処がなぜ出来たのだ?…あれは…
「ちょっと風月の力を借りてるんだよ…」
そう言ってきた、おそらく妖怪探偵団達にはなぜそんなに事を言うのかわからなかっただろう
まぁありがたいなすると向こうから走ってくる音がする
「なぎさ大丈夫!?」
半霊だ、すると師匠はやれやれといった様子で
「さっき終わった所だ、そんな事よりだぃ…エンマ様は大丈夫なのか?」
すると半霊は答える
「まだわからない…!?なぎさ!?」
ん?師匠がどうかしたのだろ…!?いつの間にか空亡ウイルスにやられている…!?そうえばさっき気持ち悪いどか言ってた気が…そこから付け込まれたか?
「…まだ大丈夫だ、とりあえずお前らは風月の所になぎさの転移スキルで移動してろ…ハガッ…」
!?黒い…液体?
師匠の口から何がドロドロと出てきていた…
…もしかして…呪い…?
「師匠、それはもしかして…無感情か何かの副作用なのか?」
するとゆっくり頷き虚ろになっていく目で言う
「早くしろ、大丈夫だ、風月のもとに行けば安全だし…僕が乗っ取られるマオボッ……前に対処してくれる…はずだから…」
…すると半霊は結界で師匠以外を包んで転移し、今魂操神の神社だ…
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なぎさの体が乗っ取られたら…大変な事になる…
まさか…なぎさもウイルスにかかるなんて…妖怪じゃないのに…普通の妖怪が暴走しただけでもかなりやばい事になってた…私の時もビタを…殺してしまったらしい…よね…だから…負の感情が倍になってしまって急に抑える為の呪いが誤作動を起こして感情の代わりにあの液体が出ていたのだと思う
つまりはあの黒はなぎさの本来の感情そのもの、
絶対に被害が出る
ただ…殺すつもり以外なら風ちゃんよりもしかしたらなぎさの方が有利になってしまう可能性があるのだ、理由は風ちゃんは本来殺すため以外に刀をふるわない、そのせいでなぎさに1回風ちゃんが結果降参したからとはいえ負けている
だからといって風ちゃんがなぎさを殺すとは思えない
そう考えこんでいると
「遅くなったわ、ちょっとこいつら起こして来たのよ」
光!?…そうえば気づいたらいなかったけ…こいつらというのは…煉火と…クロイド…
「危ないんじゃ…」
そう私が言うと光が言う
「そうね、もし空亡ウイルスに2人が感染したらあんた死ぬんじゃない?」
え!?そっち?って
「もう死んでるよ!」
「そうえばあんたは幽霊か」
笑われた…ぅ…別に好きで幽霊やってるんじゃないのに…