なぎさは…
「負けたら記憶、封印させてもらうな」
「!」
…記憶?
妖怪探偵団さん達も状況が読み込めずオドオドしている
そして…
「『"一閃"』で…ごめんな…お前はやっぱ幸せに暮らすのが1番だよ」
ぁあ…なんで…ずっとそんな調子なの?…なぎさ…
その声が耳に入るのを最後に私は意識を手放した
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一体何がどうなって…なぎささんは何故もう1人の…なぎささんを?
ンーーッ!!!頭がこんがらがる!
白髪というか銀髪というかの方のなぎささん(以下白いなぎささん!)倒れちゃってるし…
記憶封印するどかこの非常事態に何やり始めてるのよ!!?
神様ですら慌ててしまっているこの非常事態に何をやり始めて…ウーーーーッ!!!
どうしよう
「ナツメ様お悩み事デスカ!?だったらこのミッチーにおまかせあれっ!」
「うるさいから黙ってて」
「ハヒンッ!?」
…さっきの感じ…殺気っていうのかな?
なんか…凄くヤバい感じがした…
と、エンマ様がいらっしゃる、と同時になぎささんの様子に気づく
「なぎさ!!…てめえ…黒…ふざけるなよ!!!」
そうエンマ様は叫んだ…
重々しく怖い雰囲気ながらも芯に優しさを感じる声
…あいつ…ただ私達の邪魔したいだけなんじゃないか?
もしかして風月さん達も?そんな事を思っていると
「あ、そうそう、やっぱここから引っ越すわ」
それを聞いて風月さんは
「何故!?」
そう聞いた、が、それに対して答えは
「ウザイからだけど?何か?」
そう笑いながら言った…そうか…そうだよね…呪い関係どか言ってたし…でも今までお世話になった方にウザイ?おかしくない?私はイラついて黒いなぎささんを睨む、がその顔は少し寂しそうに見えた
黒いなぎささんが居なくなってから結構すぐに白いなぎささんが目覚めたのだが
「なぎさぁぁあァァァア!!!?」
起きた時の事、そう飛び出しそうな勢いで叫んだ
記憶何を封印されたんだろう…
「大丈夫か?記憶どか」
そう大王様が言うとなぎささんは泣きながら答えた
「わからないでもね…でもね…私…倒れる前にね…なぎさが『 お前はやっぱ幸せに暮らすのが1番だよ』って言ってたの…多分また…他人の為にって…自分なんかって…きっと」
…一体どういう……
「あれ?お父さんどうしたの?」
お父さんがなんか困ったような…不思議そうな顔をしていた
「ぁ…あっちの…黒い方のなぎささんと話した時…なんかさっきみたいなこと言う人じゃなかったらと思うから…」
??さっぱりわからない…うーん
と考え込んでいると黒いなぎささんが帰ってきて
「ぁあ…悪い忘れてたわ『"色覚結界"』妖怪探偵団さん達にはちょっとね…おいしょっと」
その声とほぼ同時にコドンという音がする
そして
「なぎさ、腕だけでごめんな〜」
次の瞬間結界が割れるが何も変わっていない?そう思ったのたが地面を見ると赤い水溜まりが出来ていて、黒いなぎささんの腕に妖怪ウォッチは無かった
「ちょっと取れなかったから、でもこれで問題無いだろ?」
そう言って消えてしまったのであった