妖怪ウォッチなぎ+   作:蕾 咲来

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番外編・遠い未来の話

昔…何を話していたのだったかもう私はわからない

「ぬらりさん、氷鏡はどこかしら」

私は多分いわゆるボケ老人

…そのレベルに記憶が思い出せない

「氷鏡は神界で修行…、光さん、少し寝ますか?」

ぼんやりと映る視界には美しくのびるその白髪が見える

氷鏡は神界か……氷鏡とは…誰だっただろうか?

「せっかくの日々なんだもの、寝てるのは勿体ないわ」

それを聞き目の前のぬらりさんは

私の頭を少し撫でてから

「では私は仕事に行ってきます」

そう告げられる

…私もどこか散歩してこようか?そんな事を考えていると

桜によく似た姿が見える、私は誰かとも覚えていないが笑顔を作る、がそれをすぐに無理しなくていいよと

言われてしまうのだった

「誰だか私の事思い出せなくてもいいよ、教えてあげるから、私は祭王路桜花、四季姫様の部下で神様なんだよ」

私はもう長くない、それに覚えても忘れてしまうだろう

魂が石化し続けて記憶なんてほとんど無い

体は全然動くのだ、ただ魂が動いてくれない

前はツンデレだったとか桜花?に言われたが

なんでそんなにツンしてたのか思い出せない

何か理由があった気がしたのに

そんな事を思っていると

「あのね、光、言いづらいんだけどもうすぐあなた死なないと駄目なの」

私はそれを聞き

「えぇ、わかった、殺してちょうだい」

と言うと桜花は私の手を引っ張りどこかへ連れていく

閻魔屋敷だ、時々ぬらりさんが連れてきてくれた

そこに立っていたのは大王様ではなく少女2人

白髪か銀髪の髪の毛の子と黒髪の子、そして桜花に話しかけられる

「今一瞬だけでも1部だけでもあなたの石化を解く、だから言いたいこと言って欲しい」

何故ここに…そう思ったが

きっとこの2人は前は大切だったのだろう

その時もやっとして見えなかった場所が少し見えた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

…これが私が背負うべき最後の過去の罪、

桜花ちゃんの力が元々のようにあればそのまま治せたのだという

桜花ちゃんが

石化を解くと光はポロリまたポロリと涙を流す

すると…少し強気な顔で

「随分と楽しそうじゃない、未だに馬鹿やってんの?…ま、じゃあね…心配かけたわね…」

そう言った

その瞬間瞬き桜花ちゃんが呟く

「いままでありがとう、なぎさちゃん」

スッキリと桜花ちゃんが浮かべる笑みをしっかり見れていただろうか?

気づく次には光と桜花ちゃんはいなくて何も言えなかった

…そんな罪悪感は記憶とともにすぐさま

封印されはするのであるが…

それはまた別の話。

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