…まだ問題が残ってたのか…
私はなぎさに呼び出された理由を聞いていた
たしかに叶…彼女は前の世界には存在してなかった
今のなぎさなら余裕で力でねじ伏せる事が
可能よね…絶対…
「あんたなら簡単でしょ?なんでやらないのよ」
すると明らかに呆れた感じに言う
「神界に魂を移動させるんだよ」
神界に…ってぁあ…最終的には記憶を
戻してやらないとダメなんだっけか面倒ね…
まぁだから私を呼んだのだろうけれど
「あんたが思ってるほどあいつは弱くないわ…
それに責任負わせればいいのよ甘いこと言ってないで」
それを聞くとなぎさは少し考えてから
「…なぎさがやばくなったら頼む」
そう言い直したのだった
「はいはい、んじゃ、頑張りなさいよね…別に
期待どか応援はしてないから、勘違いしないでよ?」
私が笑顔でそう言うと
「ほいよ、任せとけ!」
笑顔で返ってきた、まぁコイツアホなのは変わらないわ
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…私に何か出来るのだろうか?
ううん、出来るかじゃない!やる!
頑張って…しっかりやってみせる…
そう頬を叩いて覚悟を決めるそれには意味は無い
まぁいいや…先に情報収集かな…一旦なぎさに
知ってることだけでも聞く方が良さげかな?
まぁでも…大体状況は改めて見てみると
わかりやすい、元々モノマネキンは他者の影響を
受けやすい妖怪、そこに大量の妖気が流れ込めば
軽く化け物が完成するだろうな…
こんなこと誰かに知られたらヤバそうだし…
それにこれは確かに私の仕事かも…
大王様を護ること同じに妖魔界を守ることも重大
これがもし悪用されたとしたら
妖魔界は混沌の渦に飲まれて大変な事になる
その前に止めなきゃ…私が
情報を集めるならどこがいいだろう…
とりあえずあんのん団地、あとは前の家
だろう…正確には前の家の跡地であるが…
先に前の家に行った方がいいかも…
『"テレポーテーション"』
…その時だ
ザッザッザッザッ
辺りの地面はアスファルトで覆われているはずなのに
砂利を歩くような音がする
…敵…か?
そう思い辺りの様子を確認するために
妖気を散らす、今まで無かったはずの場所で
反射したらそこに何かいる、それだけ
…?あれ…おかしい
一切として帰ってこない
今さっきまであったはずの反射すらない
ふと集中する為に瞑っていた目を開く
!?
また?…
ここはおそらくあの頃の家の中
そしてやはりそこには叶が2人
何か話している、前のあれと変わらない状況
でも話してる内容が
「ねえ、貴方なんのためにまだ生きてるの?」
「明日を追いかける為に生きてるんだよ」
幼かった頃の叶が話すような内容では無かった
「この記憶は意味があるの?」
「この記憶…私は知らないからわからないよ」
一体…この様子だと同じ人物が片方は記憶を
封印されて…
「ねぇあの子は気づかないの?」
「まだきっと知らないんだよ、
いつかまた訪れる今日の日この記憶をみるんだ」
…妖気じゃなくて…記憶が移ってるの?
その時、頭がくらりとして、私はその場に倒れた
次起きた時には元の場所に戻っていたが
あの頃のようなものは無かった
あと少しで…何かがわかる気がするのに…