妖怪ウォッチなぎ+   作:蕾 咲来

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3章・日常
水に流されて


そんな顔を察したのか咲が言う、

「あ、いえ!なんでもありませんよ!」

そう言ったそんな風にわさわさしていると

ピンポンが鳴った、咲が出ると

「すいません、ニャン輩が住んでるお家はここでしょうか?」

と言った、つまり猫妖怪…みるとニャン系って言うかまんま誰かのマイニャン。

「すいません、となりの方では?」

そう答えた、多分ジバニャンではという事だろう。

「いえ!ここには使い方がとても上手い妖術使いのマイニャンでありながら猫妖怪として最強に上り詰めた方がいると」

最…強?うちにはそんな子…

「ビター…なぎさちゃん、悪いんですけどビタ呼んできてください。」

「え、あ、うん。」

ビタは弱いはずだし(バランス型だからかなり弱かった気がする)

誰か知らないか聞くのかな?…

「ビタ?」

何やらもぞもぞしている、男の子だもんね

と思ったら大間違い、ビタは至って健全だ

「あ、はいなんでしょうか?」

私に気づき慌てて返事をするどうやら新作ゲームのβテストをしていたらしい。

「実は最強の妖術使いのマイニャンを探してる?のかな、まぁとりあえず後輩さんが来てるの。」

「本当ですか!!?」

キラキラと目を輝かせる、この輝きはもはや

幼児だ…といっても見た目はパッと見ショタ

なんだけどね…

「はーい御用ですか!!?」

勢いよく駆けて行った、久しぶりにビタの走るところを見たよ

あ、そうそう、うちの子達はいっつもは人型に変化してるんだよね…って何の話だ。

「もしかしてあなたが…最強のマイニャン…?」

するとビタは言う

「確かに限界値を超えて強くはなっていますが咲には敵いませんね、まぁ妖術使いとしては限界値を超えた分は強いでしょうが僕はそんなに強くないですよ」

お、珍しい、ビタが咲を褒めたいつも喧嘩してばっかりだし良きかな良きかな。

「あの!弟子にしてください!」

「え!?」

隣で見ていた私がびっくりしてしまった。

とりあえずここから後輩マイニャン、

タキニャン、通称タキかタッキーが我が家で訓練っと言っても戦い方を始めた。

もちろん練習試合も少しするのでビタにはいい運動になるだろう、ちなみにビタは楽しそうに教えている、そんなに仲間が欲しかったのだろうか…

 

そうえばこの子もご主人様いるはずだよね

心配してないのかな…

「ねぇ滝ちゃん、ご主人様は?」

そう聞くときまりが悪そうな顔をする、

そして言った。

「実はどこにいるのかわからなくて…

この首のリボン、実はご主人様の手づくりなんですよ。」

よく出来ていた為市販の物というかクエストクリアの報酬出でるリボンかと思っていたが違ったらしい、まぁ名前と付与ステータスが違うのだろう、あの付け方は多分装備の部類だ。

「ねぇ、もし良かった探しに行かない?」

「ぇ、まぁ…有難いですけど」

更に何か隠している口だろう…

「どうしたの?」

私が滝の頭に撫でようと手を伸ばすと滝は言う。

「実は最後のご主人様との思い出というか記憶を無くしてしまったんです。」

「それって見つからなくなる直前って事?」

「はい。」

ふむ、とりあえず情報はありそうだしすぐに見つかるのかも

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とりあえず思い出の箇所を探した、けどそんな子は見つからない。

次々に行く、ちなみにその子の家には行ってみたが誰もいなかったので家族でお出かけ中かも

「うーんやっぱり見つからないね」

「…!!?」

交差点に差し掛かった時だ、明らかに滝の様子がおかしい…そう思って警戒していると

「ぁぁ…ア゙ア゙…思い…出しました」

記憶が戻ったにしては緩やかに歩を進めた

1歩、2歩、3歩。

彼女は歩いてそこで立ち止まった

「僕は…大切な事まで…君との最後の約束さえ…君との別れさえ…水に流そうとしていた…何より1番大切な君の事を」

滝の目から溢れる涙、つまりは…彼女の主人は死んだのだろう、ここで。

その時の約束を忘れていた事

いや、多分辛くて水に流してしまったったんだろう。そして忘れて何も無かった事に…

そして彼女は泣きながら

「ごめんなさいっ…別れる時言えなかったちゃんと言えなかったありがとうっ…一緒に居てくれてもう二度と忘れたりしないからぁあ…」

うーんなんか悪い事しちゃったかな…?

とりあえずこんな感じで滝のご主人様探しは終わったのだが…

ご主人様もいないのでということで…

「では!今日から改めてよろしくお願いします!!」

元気な声が響き渡る…そう、なんでか滝もうちで面倒見るようになったのだ

………静かがいいな

「大丈夫?滝」

「えぇ。」

…!!?

パァン

「『"結界"』!!…誰!?」

足がくすむ…銃声は違うがやはりあれから怖いのだ。

すると電柱の影から出てきた金髪ロングの大きな赤いリボンが特徴的な少女?幼女?

が出てきて言った。

「貴様に答えてやる義理はない…まぁ主があなたの事をお呼びだから」

「ぇ!?ちょっと待って!」

手を伸ばした先にいたのは…

さっきの子とは違う人、なんかケモ耳?が

生えててそしてその人は言った

「よぉ!お前が潮風なぎさか?俺はシシ王猫妖怪の王だ!」

私がえーと?

という顔をしていると彼女は言う。

「強い奴を求めて相手を探してるんだ、俺と手合わせしろ!!!」

強引ダナァ…1番面倒なパターンの人な気がするんだよね…まぁでもしょうがないか…

『"結界"』『"物質転換"』

「ではお願いします…ハァッ!!!」

サッサっと終わらせるっ!

「そう来なくちゃなっ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あの後バトルは中々続いて夕方ぐらいだったのにもう深夜帯に感じる…(ちゃんと結界で防音はしてます。)

「ははっ強いね!」

今、勝負が終わったのだ、

「私の勝ち…ですよね?」

かなり時間をかけてしまったせいかフラフラだ。するとシシ王は言う

「あぁ間違いなく。今度戦う機会があったら俺が勝ってやるけとな…おい!クロイド」

「はい、なんですか?」

先程の大きな赤いリボンの子が返事をする

やっぱりシシ王の従者?

そんな事を考えながら見つめているとシシ王は言った

「こいつは俺の義理の娘、クロイドだ。といっても親は知ってるんだがな…とある理由で親の所に行けないんだ。」

つまり保護している感じ?とりあえず…

「もう遅いので帰りますね」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「で…なんで居るんですか!!?」

そうなんかシシ王がもはや家で寛いでる

そして…

「おい、そこのピンク、お菓子寄越せ!」

実はネコ目妖怪基本従わせる事が出来るらしい、が問題が起きた

「はぁ!?なんであなたの言うことなんか聞かなくてはいけないのですか!!?」

なんでかうちの子シシ王のスキルが効いていない!?実は低ランク限定どか?…いやでも…どか考えてたら結構すぐ分かった

ぁ…咲はネコ目じゃ無くて電子目なんだ。

電子目ネコ科ニャン妖怪つまりシシ王のスキルは適用されない!!?なんか可哀想




あ、裏設定、シシ王は実はネコ2世のお姉ちゃん
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