プリキュア NEW GENERATIONS   作:萊轟@前サルン

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・過去と今の大罪

 グランドキュアクロックに変身した靉はロゼッタ、アンジュ、サニー、ルージュ、マーチを召喚する。

 

「プリキュア・ロゼッタリフレクション!!」

 

「フレ!フレ!ハート・フェザー!!」

 

 ロゼッタとアンジュは必殺技で靉の前に盾を作る。そしてサニー、ルージュ、マーチは盾の上辺りまで跳び上がってアナザートゥモローに向けて必殺技を放つ。

 

「プリキュア・サニーファイヤー!!」

 

「プリキュア・ファイヤー・ストライク!!」

 

「プリキュア・マーチシュート!!」.

 

 アナザートゥモローは3人のプリキュアが自分に向けて放った技を避けず、自分の前方に手をかざす。すると技の軌道が逸れてアナザートゥモローに当たらなくなった。

 

「何っ!?」

 

「フフッ…」

 

「まさか事象操作を使うとは…」

 

「どうやら、未来のプリキュアであるキュアトゥモローの力を奪って正解だったようだねぇ…今のプリキュア達の力とは大違いだ!!」

 

「……だが、お前はもう一つの"存在"であり、偽物だ……そんな偽物にプリキュアを語られてたまるか!」

 

「…"プリキュアを語られてたまるか?"私は今のような醜いプリキュアを後世に語り継がれないようにするだけだ!!」

 

 アナザートゥモローはそう言いながら両拳に黒い気弾を作ってサニー、ルージュ、マーチに向けて放つ。

 

「「「うわぁぁ!!!」」」

 

 黒い気弾を受けたサニー、ルージュ、マーチは力尽き、消えていった。その後もアナザートゥモローの攻撃は止まる事なく、今度はロゼッタとアンジュに向けて黒い気弾を放つ。

 

ロゼッタとアンジュは黒い気弾を自分の技で防ごうとするが、黒い気弾の威力は凄まじく、2人の技は破られてしまう。

 

「「うわぁ!!」」

 

 ロゼッタとアンジュも先ほどの3人と同様に黒い気弾を受け、力尽きて消えていった。

 

「強い…!どうすれば奴を倒せるんだ?」

 

「どうすれば私を倒せるかだと?結論から言うとお前は私を倒せない…逆ならすぐに出来るがな」

 

「なら、今の私に出来る事は一つ…!」

 

「ん?」

 

「時間稼ぎだ」

 

「フン、時間稼ぎだと?笑わせるな!お前は次の一撃で消える…」

 

「私は消えない…平成と令和の架け橋になるまでは!」

 

「フン、どう言おうが無駄だ!!」

 

「ルーク、のどか…未来の世界は頼んだよ!」

 

 靉は歴史について調査している2人に向けてそう言った後、全平成プリキュアを呼び出してアナザートゥモローへと向かっていくのだった。

 

 

 その頃、ルークとのどかはすこやか市の図書館に来ていた。辺りを木々に隠されているせいか図書館には日が当たっていなかった。あと、図書館の中にいる皆は今起きている事態に気付いていないようだ。

 

「地域・情報系の本なら奥の方にあるみたい!」

 

「時間がない。早く行こう!」

 

「うん!」

 

 2人は駆け足禁止の館内を駆けて行き、地域・情報系の本が置いてある場所に向かう。地域・情報系の本の場所に着くと早速、この町の歴史について書かれている本を探す。

 

「あっ、あった!」

 

「本当か!んじゃ、読んでみて!」

 

 のどかは案外早く町の歴史についての本を見つけた。のどかが本を開いて中を読んでみるとそこには驚くような事が書かれていた。

 

「えっ…嘘でしょ…!?」

 

「どうした?」

 

「私が前に読んだ歴史と違う…」

 

「やはりな…で、何が違うんだ?」

 

「5年前に2019という数字が身体に書かれた未知の生命体が現れたって書いてある…本来の歴史に怪物なんているわけないのに…」

 

「5年前に2019の数字が書かれた未知の生命体…か。どうやらアナザープリキュアになってる3人に聞くしかないようだな…」

 

「どういう事?」

 

「よく考えてみろ。5年前に2019の数字のアナザープリキュアがいた…そこから奴らが確実にタイムトラベルをしていことが分かる」

 

「って事はまさか!?」

 

「そう、奴らは"今の人間"ではなく"未来の人間"の可能性がある…だが、ここにある本ではそんなことまで知る事が出来なかった……だから、奴らに直接聞くしかないんだ。いつの時代にアナザープリキュアになったのかを!」

 

「でも、そのアナザープリキュアっていう怪物はどこにいるの?」

 

「あっちから来るはずだ」

 

 と、ルークがそう言った時、図書館の入り口の方からコツコツと何者かの足音が聞こえてきた。

 

「噂をすれば来たか、アナザープリキュア!」

 

「……人は消す、そして環境を守る!」

 

「いつの時代から何しにここへ来たんだ?」

 

「私は2070年の世界から来た…この時代の良い環境をこの先もずっと保つ為にな!」

 

「なるほど…で、環境を守るのになぜ無関係なこの時代の町や人を襲う?」

 

「憎いからだ!!過去の人間達は未来に生きる私達のことを考えずに平気で森林を伐採したり、不要物を海に捨てて水質を悪くしたりする!!!だから私達の時代が悪い環境になる道を辿らぬよう、過去の人間達を消す」

 

 アナザーグレースはそう言う。どうやら、今回現れたアナザープリキュアの主な目的はこの時代の環境を自分達の生きる時代まで保つという事らしい。

 

「はぁ、歪んだ正義だな…悪いが、ここで終わらせる」

 

 ラウムはそう言いながらドライバーを取り出し、ドライバーを装着しようとするが、装着する直前でウォズリンが現れた。

 

「ルーク、ここは私に任せて花寺のどかと共に2070年へ向かってくれ」

 

「ウォズリン……分かった、頼んだぞ!」

 

 ルークはアナザープリキュア達との戦闘をウォズリンに頼み、のどかと共に2070年の世界へと向かうのだった。

 

 

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