仮面ライダーディケイド 現実と幻想の狭間   作:神咲胡桃

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ひとまず、シンフォギアの世界編は一段落です。


アクセス件数1500件超えました!ありがとうございます!


~狂った運命~

士たちの前に1人の仮面ライダーが生まれた。

 

仮面ライダーファイズ

 

「灯・・・」

「響・・私も戦うよ」

「うん!」

響は笑顔で頷く。

「えーい、たかが1人増えたところで!」

アークオルフェノクは憎らしげに叫ぶと、手下のオルフェノクが士たちに向かう。

「ここからは、私たちのターンよ」

最終決戦が、今始まった。

 

 

「ふっ、でやああ!」

「むっ!?こいつ強い」

「当たり前よ。そんな何度も!」

マリアはライオンファンガイアに反撃させないように素早く連撃を叩き込む。

「調!」

「切っちゃん、分かってる!」

調はヨーヨー型の武器でスワローテイルファンガイアを牽制、切歌が強烈な一撃を叩き込む。

海東は2体のパールシェルファンガイアと遠距離で撃ち合う

 

《ATTACKRIDE BLAST》

 

ディンドライバーから撃ちだされた大量の光弾がパールシェルファンガイアを追尾、確実に当て怯ませる。

そこにブレイド、キバの攻撃が当たっていく。

「おのれ!こうなれば、我が配下たちよ。私の力となれえ」

バットファンガイアが両手を広げると、マリアたちが戦っていたファンガイアたちが吸い込まれていく。なすすべなくファンガイアたちは、断末魔をあげながら吸い込まれた。しかし、代わりにバットファンガイアからは強大なオーラが溢れ出る。

「い、いったいなんデス!?」

「まさかあいつ、自分の仲間を吸収して強くなったの!?」

「その通り・・・配下は全て私の駒に過ぎない・・・」

「自分の仲間をそんな風に言うなんて、許せない!」

仲間を仲間と思わない所業に怒りがあふれるのを感じる。

「まずは貴様らからだ。がああああ!!!」

「「「きゃああああ!!」」」

バットファンガイアの強烈な攻撃にマリアたちは吹き飛ばされる。

しかし、そこにブレイドとキバ、ディエンドの援護が入り、追撃は免れた。

「くっ、2人とも無事?」

「な、何とかデース・・・」

「あいつ、強い」

そこに、攻撃をくらった海東が転がってくる。

「じゃあ、諦めるかい?」

「そんなことできるわけないでしょ!」

「いいだろう、じゃあ覚悟を決めたまえ」

そう言い海東は一枚のカードを装填する。

 

《ATTACKRIDE  CROSSATTACK》

 

このカードは召喚したライダーに必殺技を撃たせる効果を持つ。

その声と共に、ブレイドとキバは各々の必殺技を放つ。

 

《ライトニングブラスト》

《ウェイクアップ!》

 

2人のライダーキックがバットファンガイアに当たり、バットファンガイアは吹き飛ばされる。

「さあ、後は任せるよ」

「~~~ああ、もう分かったわよ!切歌、調お願い!」

「分かったデス!」

「任された」

マリアに任され張り切る2人は同時に飛び上がる。

 

《切・呪りeッTぉ》

《α式・百輪廻》

 

切歌の鎌の刃が分裂しそれをブーメランのように投げつける。調はヘッドギアのホルダーから小型の丸ノコを連続で放つ。

その攻撃は立ち上がろうとしていたバットファンガイアに左右から強襲。バットファンガイアはそれを防ぐが、代わりに動けなくなる。

マリアは左腕に接続した大剣を構え、動けないバットファンガイアに急接近し叩きつける。

 

《SERE☨CANNON》

 

「ぐ、ぐおおおおお!!!!」

「はあああああああ!!!!」

大剣を振りぬき、マリアはバットファンガイアを切り裂く。そして堪えられなくなった切歌たちの攻撃もその身体を切り裂く。

「やったデス、やったデース!」

「ふう」

切歌の声を聞きながら、緊張に硬くなった体をほぐそうと一息つく。

 

 

それが決定的な油断となった。

 

 

「・・・?、っ!?油断するな!まだ倒してない!」

「えっ?」

唐突に自分にかぶさる陰に、マリアは後ろを振り向く。

「貴ざまだけでも、みぢ連れだああああああ!!!」

振りぬかれる拳。何かに叩きつけられたような衝撃。銃声。何かが爆発する音。

それをマリアは、朦朧とする意識で辛うじて感じ取る。食らった一撃は明らかに致命傷と思うほどで。

暗くなる意識の中、最後に聞こえたのは

 

「「まりああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」」

 

 

悲痛にまみれた、叫び声だった。

 

 

 

 

「はあああ!!」

「せやあっ!」

響たちはオルフェノクを相手に持ち前のコンビネーションで戦う。

響の拳と翼の斬撃がドラゴンオルフェノク、センチピードオルフェノクにダメージを与える。

「ちょせい!」

クリスは、ロブスターオルフェノクとクロコダイルオルフェノクを銃弾の嵐で、足止めする。しかし、クロコダイルオルフェノクは装甲の厚さで強引に突破、クリスに接近する。

「なっ!?くそ」

ここまで近づかれては避けれない、そう考えたクリスは防御の体制を取るが、結果としてそれは無駄に終わった。

「はっ!」

「ガアアア!?」

灯が変身したファイズが、クロコダイルオルフェノクを横から蹴り飛ばす。クロコダイルオルフェノクは灯に襲い掛かるが、その攻撃を左腕で受け止め右腕でのブローをお見舞いする。その威力にクロコダイルオルフェノクは後ずさる。灯は左腰からデジタルカメラ『ファイズショット』を取り出し、ファイズフォンから『ミッションメモリー』を取りファイズショットにセット。するとパンチングユニットに変形し、右腕で握る。

「グ、グアアア・・・」

「・・・・」

灯は立ち上がるクロコダイルオルフェノクを見て、されどファイズフォンを開きボタンを押す。

 

《エクシードチャージ》

 

ファイズフォンを閉じると、灯は高く飛び上がり構えを取る。落下と共にクロコダイルオルフェノクに向け、拳を振りぬく。その必殺技グランインパクトを食らったクロコダイルオルフェノクは倒れこみ、灰となり絶命した。

それを灯は見ることなく、次のオルフェノクの元へ向かう。

「くっ!?」

「翼さん!」

「ちい!?こいつら!」

「はあ!」

「灯!」

苦戦していた響たちに灯が2体のオルフェノクを掴み、強引に響たちから離す。

「こいつらは私がやる。貴方たちはそこの1体を!」

「うん、分かった!」

響は元気よく返事し翼とクリスに向く。

「あの、今こそあのコンビネーションで行きましょう!」

「フッ、いいでしょう」

「よっしゃ、じゃあまずは私からだな!くらえや!おらあ!」

 

《CUT IN CUT OUT 》

 

クリスは小型ミサイルをセンチピードオルフェノクに向けて放つが、触手のようなもので叩き落とされる。しかし本命はそれではない。爆炎から出てきたのは、翼と響。

「でやああああ!!!」

 

《蒼の一閃》

 

本来遠距離で放つことの多い技を、あえて零距離での使用しオルフェノクに強烈なダメージを与える。だが、それだけではない。響はオルフェノクの懐に潜り込み、パイルバンカー式の拳を打ち込む。

「でやあああああああ!!!!!」

「グアアアあああああ!!!!!」

その攻撃に、センチピードオルフェノクは灰化し絶命した。

「やった、のかな?」

「ああ、やったんだ!私たち」

「ふう・・・」

オルフェノクを倒せたことに喜ぶ3人。

「って、灯の方に行かなきゃ!」

 

「ふっハア!」

「ヌグウ!?」

響たちがオルフェノクを倒した頃、灯は2体のオルフェノク相手に圧倒していた。

「このお、裏切者めえ」

ドラゴンオルフェノクは灯に憎悪を向け罵る。今さらだ、そんなことはとっくに分かっている。それでも戦うんだと、この世界を守りたいのだと思うのだ。

灯は左腕に装着されたデジタル腕時計『ファイズアクセル』から、ミッションメモリーを取りファイズフォンにセットする

 

《COMPLETE》

 

中央のアーマーが開き、アクセルフォームへと姿が変わる。

 

《START UP》

 

灯はファイズアクセルのボタンを押し、腰だめに構える。10秒間のカウントダウンが始まると同時に、通常の1000倍の加速を持って動く。2体のオルフェノクからしたら、それは消えたように見えるだろう。しかし灯は逃げたわけではない。突然消えた灯を探す2体のオルフェノクに、囲うようにそれぞれ3つの円錐状の赤い光が現れる。逃げ道を塞がれ戸惑うオルフェノクたちに、ほぼ同時に必殺技のクリムゾンスマッシュが叩き込まれる。

 

《3、2、1 TIME OUT》

 

灯が止まるころには、ドラゴンオルフェノクとロブスターオルフェノクは灰と化していた。

「すげえ・・・」

「あれが、仮面ライダーか・・・」

灯のもとに駆け付けたクリスと翼は感嘆の声を漏らす。灯はまた、灰を見ることはなかった。

 

 

響たちはアークオルフェノクと戦っているはずの士の元に行く。士は何とか互角には戦えているようだったが、それでもきついらしい。クリスが援護射撃をし、その間に士の元に向かう。

「士さん!だいじょうぶですか!?」

「おまえら・・・」

「ほう、あいつらを倒したか。・・・ウルフオルフェノク、王として命じる。再びこちらにつけ」

突然のアークオルフェノクの言葉にクリスは怒鳴る。

「はあ!?てめえ、何ふざけたことを!」

「ふん、無知な貴様らに教えてやろう。オルフェノクは短命の存在。そして、ウルフオルフェノクの寿命も残りわずかだ」

「えっ・・・」

いきなり突きつけられた事実に響は灯を見る。しかし灯は何も言わない。その沈黙が肯定であるのだと、全員が気付くには十分だった。

「私なら、他のオルフェノクに永遠の命を与えられる。どちらに着くのが良い判断か、直ぐに分かるだろう?」

「・・・私は・・・」

「決めるのはお前だ」

灯は迷う素振りを見せるが、覚悟を決めたようにアークオルフェノクを見据える。

「私は戦う。ファイズとして、人間として・・・響の友達としてえ!!」

「灯!」

「永遠の命を拒むとは・・・!?」

「それがこいつの選択っていうわけだ」

 

《KUUGA AGITO RYUKI FAIZ BLADE HIBIKI KABUTO DEN-O KIVA W OOO FORUZE WIZARD GAIM DRIVE GHOST EX-AID BUILD PERFECTKAMENRIDE DECADE》

士はケータッチを取り出し、コンプリートフォームに変身する。

「うわあー!なんですかそれ!?」

「てんこ盛りってやつだ」

 

《FAIZ》

《KAMENRIDE BLASTER》

 

ファイズの紋章をタッチすると、体中のカードがファイズブラスターフォームのカードに変わる。

いつもここで、ライダーが召喚されるが今回は灯がブラスタフォームに姿が変わる。

「これは・・・」

突然姿が変わったことに驚く灯。それに対して、士はカードを1枚取り出して

「行くぞ」

「・・・はい!」

 

《FINALATTACKRIDE》

《F,F,F,FIZE》

 

灯は手に持ったファイズブラスターを、士はライドブッカーソードモードを灯を同じように構える。

アークオルフェノクはやられまいと触手を伸ばすが、2人から撃ちだされたビームは触手を蹴散らし、アークオルフェノクを穿つ。アークオルフェノクは灰化し絶命した。

「やったー!倒したー!」

「うむ、これで・・」

変身を解除した士に、ライドブッカーからカードが飛び出し、士はそれをキャッチする。今さらか・・・と思いながらカードを見ると、何かの影以外、描かれていなかった。いつもなら、ちゃんとした絵柄が浮かぶはずだがそれがない。この世界での役割を終えていないということだろうか?

その時、勝利に喜ぶ響たちに、士以外の変身が解除される音が聞こえる。その音に目を向けると、変身が解除された灯が響たちに微笑えんでいた。そして見えたのは、服の袖から零れ落ちる灰。思わず響が手を伸ばすと同時に、その身体は灰となり崩れた。

響の慟哭が戦場に響き渡る・・・

 

 

しかし士は別のことに気が向いていた。なぜなら、目の前に・・・

 

 

 

 

一方、月乃を連れていくために彼女と戦っていたミラ。

その姿は、

 

 

 

変身解除され、地面に這いつくばっていた。

 

 

「なんで?どうして・・・」

ミラの視線の先には、見たことのないオレンジ色のアーマーを纏う仮面ライダーゲイツこと紅守月乃。

奥の手(・・・)を使ったにも関わらず、負けた。その事実は今の姿が否応なしに叩きつけてくる。

「これで私の勝ち。さ、一緒に帰ろう?・・・・?、何あれ?」

ミラを連れて行こうとしていた月乃が、突然他の場所に目を向ける。ミラもそこに目を向けるとそこには、とてつもなく巨大なオーロラカーテンがあった

そして、世界は呑み込まれた。

 

 

 

 

次回、仮面ライダーディケイド アナザーストーリー

「なんで、急に世界を移動したんでしょう?」「仮面ライダー龍騎?」「あんたは?」

「魔法少女?」「私たちは願いを叶えるために戦ってるのさ」「邪魔すんなら、誰だろうとぶちのめす!」「こんなのおかしいよ!」

~魔法少女大戦~

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

 




はい、いかがでしたでしょうか。
突然ですが最近、妙にスランプ気味と言うか、あまり筆が進まなくなってきました。
もちろん失踪することはしないので、どうか温かい目で見守って頂けたらなと思います。
また、スランプ(?)克服の為に新しい作品を考えてみるのはどうかと思い、現在執筆中です。これに関しては、いくつか書き溜めをしておいてから投稿しようと思っているため、まだしばらくかかると思います。どうぞお待ちください。
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1つの世界の話を前章、後章に分けてるんだけど、後章の挿入歌っている?

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  • 邪魔。入れなくていい
  • 前章にも入れてほしい
  • 後章だけで良い
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