「食らいやがれ!」
杏子とさやかは突然現れた魔女、『バラ園の魔女』の延ばす蔓を切り落とす。だが、魔女は次々と蔓を伸ばし続ける。
しかも敵はそれだけではない。先ほど士が倒した、魔女の使い魔である毛玉もわいてきているのだ。
マミは自分の周囲に複数のマスケット銃を展開し、とてつもない速さで襲い掛かってくる毛玉を撃ち抜いていく。
「へえ、なかなかやるな」
士は魔法少女と言っていた少女たちの戦いを見て、感心した様につぶやく。
実際彼女たちの強さは確かであり、このままいけば魔女とかいうのも倒せるだろう。
だが、
「おいさやか!邪魔してんじゃねえ!」
「それはこっちのセリフだよ!」
「喧嘩するならどいてくれるかしら?」
「「おまえ(マミさん)はダメ!!」」
などと喧嘩をしているのを見ると、不安しか出てこない。
「たくっ。あいつら」
呆れたように言いながら飛んできた毛玉を、魔女に向かって蹴り飛ばす。飛んできた自身の眷属を目にした魔女は、怒ったように士に目を向ける。
「まあいい、俺がやるか」
《FINALATTACKRIDE DE、DE、DE、DECADE》
士がカードを装填し飛び上がると、カードを模したエネルギーが現れる。
「ハアアアアア!!」
ディケイドの必殺技ディメンションキックが魔女の蔓を突き破り、魔女は爆発する。
「「ああああああああ!!!」」
魔女を横取りされた杏子とさやかは、息ぴったりの叫び声をあげる。マミも少なからずショックを受けているように見える。何がいけなかったのだろうか。
「あらあら、まあ今回は仕方ないわね」
「なんだよお。今日は骨折り損か」
「あんた何にもしてないでしょ」
「ああ!?!?」
「なによ!!」
いつものように言い争う二人を尻目に、マミは士に目を向ける。
彼は一体何者なのか、目的は?、その力は?、聞くことはたくさんある。いつもはここで戦いは終わる。
・・・そう、普通ならば
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ
「なっなんだあ!?」
「・・・・まさか!?」
マミは最悪の可能性を思い浮かべ、顔を青ざめる。
そして地面から出てきたのは、蛇のような体にまだら模様、メルヘンチックな顔、何よりその大きさは先ほどの魔女を超えるほどだ。
「おいおい、なんだよこれ・・・」
杏子が体と声を震わせながら、新たに現れた魔女を見上げる。
魔女は体を思いきり振り回す。それだけで、とてつもない衝撃が全員を襲う。
「「「きゃあああああ!!!」」」
「ぐっ!」
魔女は壁にぶつかり倒れているマミを見ると、口を開け近づいていく。
まずいと士は助けようとするが、ダメージのせいで動くことができない。
その時、突如として降り注いだ大量の矢が魔女の動きを阻害する。
「みんな!」
「なんだ!?」
三度降りてきた少女はピンク色の服を着ており、手には弓を持っている。
「「「まどか(さん)!?」」」
「みんな大丈夫?!結界から一旦退こう!」
「んなことできるかよ!あの魔女は私が倒すんだ!」
「無理だよ!そんなボロボロじゃ・・」
まどかと呼ばれた少女に宥められ、撤退を開始する。魔女はそれを阻止しようとするが、まどかそしてダメージから回復した士が気を引くことで、3人の撤退を支援する。
そして、3人の撤退が完了したところで2人も撤退する。
「わわわ!」
結界から出た士は、周りを見渡すが先に出た3人はいない。全く恩知らずな奴らだなと溜め息をついていると、まどかに声をかけられた。
「あ、あの!」
「ん?」
「さっきは、さやかちゃん達を助けるの手伝ってくださってありがとうございます」
「別に気にするな。それよりなんだ、お前ら」
「えっと・・・私は、私たちは、魔法少女です」
まどかはどこか不安そうに言う。そりゃあこんなことを言っても信じられるか、不安になるのは当たり前だろう。だが、あんなものを見れば信じるしかないだろう。士がもっと詳しく聞こうとすると
「うわあっ!」
近くにあった鏡から、人が飛び出してきた。士が警戒すると見たことのある姿に、思わず声を上げる。
「おまえ・・・」
「いってて・・・ん?」
「シンジか?」
はい、いかがでしたでしょうか。
今回は、ついにまどか登場です。
ん?黒髪の子はどうしたって?・・・この作品は、変なところでリマジする予定なので・・・ね?
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1つの世界の話を前章、後章に分けてるんだけど、後章の挿入歌っている?
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入れてほしい
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邪魔。入れなくていい
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前章にも入れてほしい
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後章だけで良い