仮面ライダーディケイド 現実と幻想の狭間   作:神咲胡桃

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遅くなってすいませんでしたーー!!(ジャンピング土下座)
ミラ「どうしたんですか!?」
月乃「なんてことない。・・・アンケートやってるでしょ」
ミラ「ああ、やってるね」
月乃「この話で期間終わりになるんだけど、思ったより投票数が少なくて意気消沈してたって」
ミラ「それ、なんてことないで済ませていいんですかね?」(困惑)
いや、違うんですよ?違わないけど・・・。アンケした時は10票ぐらいあればいいかな、なんて思ってたんだよ?
ミラ「実際はそれより少なくてショックを受けたと?」
はい、その通りでございます。
月乃「はあ・・・この小説の出来で、読者が次を期待してくれてると思ってるの?さすがに夢見すぎ」
うるせえええ!!すこしは夢見さしてくれよおおお!!
ミラ「うわあ・・・」
月乃「・・・・」
ミラ「月乃?」
月乃「それでいいの?」
へ・・・?
月乃「自分の作品のクオリティの低さが分かってるんでしょ?だったら、次やることは分かってるでしょ」
・・・わかってるよ。この作品のクオリティを上げるためにやれることやっていくんだろ!
月乃「ん・・まあ、及第点」
ミラ「月乃は優しいね」(頭ナデナデ)
月乃「んう///・・・別にミラの可愛さが十分伝わらないのが嫌なだけ///」(テレ)
ミラ「素直じゃないなあ」(ニコニコ)


というわけで読者の皆様!まだまだ未熟な私ですが、読者の方々に楽しんでいただけるようにこれからも頑張って行くので、ぜひ温かい目で見守りながら、応援していただけたら幸いです!


~再戦 説得 勝利 絶望~

「ここか?あの時の魔女が現れた場所は」

翌日、士とシンジ、ミラ、まどかは再び現れたという昨日の魔女、通称お菓子の魔女の結界へと向かっていた。

「・・・ん?あんたらは」

「あっ!まどかと・・げっ!あんたは昨日の横取りしたやつ!」

士たちが結界と思わしき場所に着くとそこには、杏子とさやか、マミが先に来ていた。

「待って皆!私たちは・・!」

「うっせえ!やる気がないならそこで黙って見てろ!」

「そんな・・さやかちゃん!」

「・・・・・」

「マミさん!」

「・・・・・」

まどかの呼びかけにだれも応じない。全員が黙って俯くばかりである。

その時、結界の模様がドクンッ鼓動するように音を立てる。それに杏子は口に含んでいる棒つき飴をかみ砕き、赤いソウルジェムを取り出すと魔法少女に変身する。そして手に持つ槍を他の全員に向ける。

「やっとお出ましか。おい、邪魔するんだったら容赦はしねえぞ。しつけえようなら、ぶっ殺してy――――」

その言葉にまどかが声をかけようとすると、それより早くシンジが前に出る。

「ああ?なんだてめえ」

「今の言葉は本気で言ったのか?」

「ふん、何かと思えば。私たちは自分の願いのために戦ってんだ。そのためならどんな手だって使ってやるよ」

「・・・そんなことをすれば、君は戻れなくなる」

「うるせえ!んなもん今更なんだよ!」

杏子とシンジのやり取りに俯いていたさやか、マミも自身のソウルジェムを取り出し魔法少女に変身すると、3人は結界の中に吸い込まれるように侵入する。

「みんな・・・」

項垂れるまどかの肩にミラが手を乗せる。

「ここでしょんぼりしたって、何にも変わらないよ」

「ああ、俺達だっているんだから十分頼ってくれよ。・・・士、ミラちゃん!」

「ああ」

「はい!」

シンジの声に2人は頷き、士はディケイドライバーを装着し、ミラもジクウドライバーを装着する。

 

《ZI-O》

 

シンジはそばにある大きな窓ガラスにカードデッキを左手で突き出す。するとシンジたち龍騎の世界のライダーの変身ベルトであるVバックルが現れ、回転するようにシンジの腰に装着される。

士はディケイドのライダーカードを、シンジはそのまま右手を左斜め上に突きだし

 

「「「変身!」」」

 

《KAMENRIDE》

《DECADE》

《ライダータイム! 仮面ライダージオウ!》

 

士はディケイドに、ミラはジオウに、シンジは仮面ライダー龍騎に変身する。

先に変身したまどかは3人を見て目を輝かせる。

(カッコいい・・・これが仮面ライダーなんだ)

「いくぞ」

「シャッ!」

「わかりました!」

「頑張ります!」

士たちは魔女の結界に飛び込んでいく。

その目に飛び込んできたのは、お菓子の魔女と倒れ伏している先に飛び込んだはずの杏子たちだった。

 

 

 

士たちが結界に飛び込む少し前、杏子たち3人は結界に侵入するとさっそくクッキーや飴といったお菓子の形をした使い魔が、攻撃を仕掛けてくる。

しかしこの程度は慣れたもので、1分とかからず撃破する。

「簡単だな」

「さてと、魔女はどこにいるのかな~」

「どうせなら、先に誰のもんにするか決めとくか?」

杏子が挑発的にさやかに槍を向ける。さやかも剣を握り向かい合う。だがマミはそれに待ったをかける。

「ちょっと2人とも、ここはすでに結界の中よ。何バカなことをしてるの」

「うるせえ!善人ぶりやがって。この間の横取り忘れたとは言わせねえぞ!」

「あらあら、この間のはあなたたちが喧嘩してたのが悪いでしょう?」

この瞬間、1人でも周りを警戒していればよかっただろう。少女たちは根っからの悪人というわけでもない。異変に気が付けば他2人に声をかけるぐらいはする。かけられた方も戦いの中で培った反射神経ですぐに対応できるはずだった。しかし、この時全員が周りを疎かにしていた。

そしてその代償は、魔女による奇襲という形で払わされる。

 

 

 

 

「ぐっ、くそ」

「はあはあ、はっあ」

「皆!大丈夫?!」

「おい!何があった!」

シンジとミラが魔女の気を引いてる間に、士とまどかが3人に駆け寄る。

「お前らか・・くそっ、油断した」

「杏子ちゃん!」

「・・・あの魔女に奇襲を仕掛けられたんだよ」

「油断したわ・・・」

「さやかちゃん、マミさんしっかりして!」

杏子が立ち上がるとさやか、マミを起き上がるがどう見ても無理をしているのが明らかだった。

「もうこれ以上は無理だよ。3人ともここは逃げて――――」

「んなことできるか!あの魔女は私が!」

 

「こんなのおかしいよ!」

 

「「「っ!?」」」

突然まどかが挙げた大声に3人は身をすくませる。

「なんで、何でここまで無理をするの?生きていくには魔女を倒すしかないのは分かってるよ。それでもここで死んじゃったら意味ないんだよ!?」

「・・・ちっ、分かったよ。ここは退いてやる」

まどかの言葉に、杏子は舌打ちすると結界から脱出する。残るさやかとマミも同様に脱出していく。

 

一方魔女を抑えているシンジとミラは手こずっていた。

「これが魔女か、強いな!」

「まさかここまで強いなんて・・・」

お菓子の魔女は体当たりや尻尾を振り回したりしかしないものの、巨体から放たれるだけあって十分脅威である。同時に周囲から現れる使い魔もうっとおしいことこの上ない。

シンジは魔女の体当たりをかわすと、剣が描かれたカードを引き、それを左腕の召喚機ドラグバイザーに装填する。

 

《ソードベント》

 

無機質な声が響くと同時に、虚空から飛んできた剣を掴むと飛びかかってきた使い魔を切り払う。

「ミラちゃん!こいつらは任せてくれ!」

「分かりました!」

 

《ジカンギレード》

《ジュウ!》

 

ミラはジカンギレードガンモードで魔女に攻撃していく。

「よし、このまま・・・きゃあ!」

突如飛んできた竜巻と炎の攻撃がミラを襲う。攻撃が飛んできた方向を見るとそこには

「・・・月乃」

「ん、ミラ、またあったね」

月乃が複数のアナザーライダーを引きつれていた。

 

(ダブル)

≪WIZARD≫

≪RYUGA≫

 

「悪いけど、後にしてくれたら助かるんだけど?」

「そうもいかない」

「やっぱり?」

 

《GEIZ》

 

月乃はゲイツライドウォッチを取り出し、ジクウドライバーにセットする。

「・・・変身」

 

《ライダータイム! 仮面ライダーゲイツ》

 

右手でジクウドライバーを回転させ、月乃は仮面ライダーゲイツに変身する。

(さすがにきついなあ)

月乃たちを相手にしつつ、魔女の相手もするのはきつい。どうするかと悩んでいると

月乃たちの足元に火花が起こる。

「なかなか面白そうなことをしているじゃないか」

「・・・仮面ライダーディエンド」

「この世界のお宝をまだちゃんと調べられていないんだ。だから、君たちに好き勝手されるのは困るんだよね」

月乃たちに攻撃を仕掛けたのは、ディエンドに変身していた海東大樹であった。そこに士も合流している。

「ミラ、無事か」

「士さん、魔女は?」

「シンジとまどかが相手している」

士、海東と並んだミラは、月乃と向かい合う。

「よおし、今ならなんかいける気がする!」

「行くぞ!」

 

 

 

「はあああ!」

ミラは月乃と一対一に持ち込み、ジカンギレードで攻撃する。月乃はジカンザックスで攻撃を受けながら反撃する。

「月乃!あなたは、貴方たちは何がしたいの!?」

「教える義理はない、よ!」

月乃の攻撃がジカンギレードを弾き、ミラを斬りつける。

「きゃあ!・・・くっ、この」

ミラはすぐさま起き上がり、ライドウォッチを取り出す。それを見た月乃もライドウォッチを取り出す。

 

OOO(オーズ)

《HIBIKI》

 

ジクウドライバーにセットし回転させる。

 

《 《アーマータイム!》 》

 

《タカ!トラ!バッタ! オーズ!》

《ひーびきぃー!》

 

ミラはタカ、トラ、バッタを模したアーマーを、月乃は紫色のアーマーを身にまとう。

仮面ライダージオウオーズアーマー、仮面ライダーゲイツ響アーマー。

異なるアーマーに身を包み、再びぶつかろうとした瞬間

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウオーズアーマー。また一つライダーの力を継承した瞬間である」

「・・・何あれ」

「気にしないで・・・」

マリアのお決まりのセリフに月乃は首を傾げ、ミラは羞恥に悶える。とりあえず気を張りなおすと、右手の「トラクローZ」を構え月乃に向かう。月乃も仮面ライダー響の武器、音撃棒を両手に構え接近するミラに向けて振るう。

音撃棒から炎弾が撃ちだされるが、脚部の「バッタスプリンガー」による跳躍力によりすべて交わすと同時に接近する。

着地と同時の攻撃を月乃は、音撃棒をクロスさせ受け止め押し返す。今度は逆に月乃が接近し音撃棒を振るうが、ミラはバックステップで回避、さらに後方にあったケーキの塔に着地しそのまま塔を蹴り、再び月乃に攻撃を仕掛ける。

此れには月乃も対応できず、もろに攻撃を食らいアーマーから火花が激しく舞う。

しかしミラは、手を緩めず必殺技の体勢に入る。

 

《フィニッシュタイム!》

《OOO》

《スキャニングタイムブレイク!》

 

ミラは飛び上がると、3つのリングを通りキックを放つ。

「っ!?くっ」

 

《フィニッシュタイム!》

《響》

《オンゲキ!タイムブレイク!》

 

月乃も慌てて必殺技で対抗しようとするが、無茶な体勢から放ったためミラの必殺技は月乃の必殺技を難なく突き破り、月乃に命中する。

「うああああああ!!!!」

必殺技を受け転がる月乃は、受けたダメージにより響アーマーが解除される。

「うぐっ、くうっ」

「ハアハア、これでどう?」

「ふ、ふふふっ」

「っ!?何がおかしいの!?」

「ううん、何もおかしくないよ?むしろ嬉しいの」

突然笑い出した月乃にミラは”何か”を感じる。状況だけ見れば、ミラの方が優勢である。だが、ミラは知っている。月乃がまだ”アレ”を出していないことを。

その時、月乃が懐から長方形のウォッチを取り出す。

「ミラが強くなってくれることは嬉しいよ?でもね、まだ足りない」

 

《ゲイツリバイブ 剛烈!!》

 

砂時計のような絵柄のウォッチをジクウドライバーにセットし、ベルトを回転させる。

 

《パワードタイム!》

《リ・バ・イ・ブ 剛烈!》

《剛烈!!》

 

ゲイツの装甲に上半身にはオレンジのアーマーが装着された姿。

仮面ライダーゲイツリバイブ 剛烈

ミラが敗れ、半ばトラウマと化している存在。

月乃は電動丸鋸が付いたナックル型の武器「ジカンジャックロー」を手に出現させる。

「いくよ。こんどは、少しはもってね?」

そう言うと月乃はミラに向かって走る。ミラも反射的に構えるが、シンフォギアの世界での敗北を思い出し、体が硬直する。月乃はそれにかかわらず攻撃を仕掛ける。

「はあぁあ!ふん!」

「きゃあ!あぐっ、ああぁあ!!」

鋸による切り上げの一撃がミラの体を吹き飛ばす。

「くっ、くううう」

「どうしたの?たりないよ、これじゃあ・・・」

「・・・なめるなぁ!」

 

《ディ、ディ、ディ、ディケイド》

《アーマータイム!》

《ディ・ケ・イ・ドォー!》

 

「ああああ”あ”あ”あ”」

叫びを怒りに染めながら、ライドヘイセイバーを振るっていく。

月乃はそれを避ける素振りを見せない。ミラが振るうライドヘイセイバーが月乃の左肩に命中する。だがそれだけである。アーマーに阻まれ攻撃が通らない。

「なっ!?ぐ、ぐううう!」

両手でつかみ、力を込めるがビクともしない。

「ふん!」

「あぐぁ!」

月乃は構うことなくジカンジャックローを振り上げる。

吹き飛ばされたミラは転がり、変身が解除される。しかもダメージが残っているのか、意識はあるようだが起き上がらない。

「・・・ねえミラ」

「何!?」

「どうしてあれを使わないの?」

その問いにミラは顔を逸らす。月乃は見透かしたように、しかし何も言わず語り始める。

「今のミラじゃ勝てない。私とミラとじゃ、思いの強さが違う」

「なんですって?」

「教えてあげるこの世界に起きていることの顛末を――――」

 

 

「ふん、ハア!」

「ハッ、ヤア!」

ミラが月乃と戦っている頃、士と海東はアナザーライダー3体を相手にしていた。

「ダブル、ウィザードか。これならどうかな?」

 

《KAMENRIDE ACCEL》

《KAMENRIDE BEAST》

 

海東が2枚のカードをディエンドライバーに装填し、トリガーを引くと仮面ライダーアクセルと仮面ライダービーストが召喚される。

「さあ、振り切るぜっ!」

「さ~て、ご飯の時間だ!」

これで4対3となり、士たちが優勢となる。

アクセルとビーストがそれぞれの剣で近接攻撃を仕掛け、士と海東の射撃がさらに追い打ちをかける。

 

《エンジン! マキシマムドライブ!》

《フォー! セイバーストライク!》

 

「フン!ハアア!」

「オリャアァ!」

アクセルとビーストの必殺技が放たれ、3体のアナザーライダーに向かっていく。

その時、アナザーリュウガが他の2体を庇うように前に出る。アナザーリュウガが手をかざすと、鏡のような物体が現れ攻撃が吸い込まれた。それだけではなく、アクセルとビーストが放った必殺技と全く同じものが、加太みの中から放たれる。

「なっ!?」

その攻撃を食らったアクセルとビーストは消滅する。

「今のは一体・・」

「だったら・・・!」

 

《 《ATTACKRIDE BLAST》 》

 

士と海東も自身の攻撃を放つが、またしてもアナザーリュウガが出した鏡に吸い込まれ、同じ攻撃を返される。

「うあああ!」

「これは、反射されているのか・・・?」

「いや、おそらく鏡の中の僕たちが同じ攻撃をしているんだろう。さすがは、鏡の世界・・・ミラーワールドから生まれた存在のアナザーライダーだけあるね」

「ほう、なかなかの洞察力だな」

「スウォルツか」

アナザーリュウガの隣に現れたのは、鳴滝と手を組んでいるスウォルツだった。

「このアナザーリュウガは、お前たちの考えたとおり、ミラ―ワールドを操ることができる。力のほどは・・・お前たちがその身で感じただろう?」

「いよいよ、ミラちゃんを潰しにかかってきたようだね」

「ふん、俺の狙いは元より逢魔ジオウのみ。お前たちが邪魔をしないのであれば、命だけは見逃してやろう」

「悪いが、断らせてもらう」

「君が指図をしないで貰えるかな。僕の旅の行先は、僕だけが決める」

「ふん、その選択を後悔するが―――」

 

《STRIKE VENT》

 

突如として飛んできた火球がアナザーリュウガを呑み込み、周囲にいた他2体のアナザーライダーも巻き込み爆発する。

「なに・・・?」

スウォルツが火球が飛んできた場所に目を向ける。士と海道も目を向ける。

そこには、龍騎の姿をした黒いライダーが佇んでいた。

「うわあ!」

「シンジ!」

そこに、どうやら魔女の攻撃で吹き飛ばされたらしいシンジが飛んできた。

「いてて・・・って、あいつは仮面ライダーリュウガ!?あいつ・・っ!」

「おい待てシンジ!」

「なんだよ士!」

怒りのあまり今にも飛びかかろうとするシンジの肩を掴み、士は尋ねる。

「お前がここにいるっていうことは、魔女の方はまどか一人なのか?!」

「それは・・でも!」

「あの魔女を倒すには、お前の力が必要だ!」

そう言って、一枚のカードをシンジに見せる。

「・・・・・」

「こっちは俺たちに任せろ」

「・・・・分かった。あいつは士たちに任せる。」

そう言い残しシンジはまどかのところに向かう。スウォルツの方も何か言い争っているようだった。

「貴様、どういうつもりだ!」

「貴方がやろうとしていることは私には関係ない。・・・貴方の、アナザーリュウガだったかしら?得意げに自慢していた割には、オリジナルを相手にすると対して強くないのね」

小馬鹿にした様にリュウガが言う。驚くことにその声は女性、いや少女の声であった。

「それに、私は私の目的を果たしに来ただけ・・・ほら」

リュウガが向いた先には、いつの間にかもう一人の仮面ライダーがいた。

「金色の仮面ライダー。あれは仮面ライダーオーディンかな?」

海東が金色の仮面ライダーの正体を言う。

「貴様らか?ライダーバトルに歪みを起こしたのは」

「歪みというのが何を指すか分からないけど、待っていたわ。さあ、渡してもらうわよ。タイムベントのカードを」

そう言い、リュウガはオーディンと戦闘を開始する。

「ちいぃ!」

スウォルツは身をひるがえしどこかに消える。

「どうするかい?士」

海東が士に問いかけると同時に、シンジたちの方から爆発音が聞こえる。

「シンジたちの方に向かうぞ」

 

 

 

「うわあ!」

「きゃあ!」

「くっ!まどかちゃん大丈夫?!」

「は、はい」

「くそっ・・・っ!?士!」

シンジとまどかに迫る魔女は、合流した士と海東の銃撃に怯む。

「お前・・結局こっちに来たのかよ!リュウガはどうした!?」

「事情が変わった!」

「もう一体の仮面ライダーが現れて、そいつと交戦している」

「なに!?」

シンジが驚くと、魔女が雄たけびを上げる。全員が構える中、士は先ほどシンジに見せた1枚のカードを取り出す。

「まずはこいつを倒す!いいな!」

「よし、分かった!」

 

 

♪九つの世界と、表と裏♪

 

「シンジ、ちょっとくすぐったいぞ」

「ん?・・お、おう!いつでもこい!」

 

♪どこだって追跡可能だから♪

 

《FINALFOAMRIDE》

《RYU、RYU、RYU、RYUKI》

 

♪極上の獲物がいる場所なら♪

♪飛んでいくさ♪

 

士がディケイドライバーに装填すると、シンジの両肩に「ドラグシールド」が装備される。さらに士が後ろに倒すように肩を引くとシンジは変形し、仮面ライダー龍騎の契約モンスター「ドラグレッダー」に似た姿、「リュウキドラグレッダー」になる。

「え、えええええ!?!?」

「GYAAAAAA!!」

ファイナルフォームライドを知らないまどかは、目の前で起きた明らかに人体構造を無視した変形に目を丸くし、リュウキドラグレッダーは咆哮をあげながら魔女に向かっていく。

 

♪標的に決めたTreasures 他のだれにも渡さない♪

♪探し出したその瞬間に 狙いを定めて・・・♪

 

「GAAAA!!!」

リュウキドラグレッダーはたいあたり、薙ぎ払い、炎弾などで着実にダメージを与えていく。さらに尻尾による薙ぎ払いが魔女は吹っ飛ばす。

 

♪この世界 輝ける 強さのすべてを♪

♪この手で掴めば 何かが変わって♪

 

それを見た士はカードを取り出し装填するのを見て、海東も同じように動く。

「一気に決めるぞ」

「ああ、頼むよ。魔法少女ちゃん」

「わ、分かりました!」

 

《 《FINALATTACKRIDE》 》

《RYU、RYU、RYU、RYUKI》

《DI、DI、DI、DIEND》

 

♪この野望果てしなく 彼方まで駆ける♪

 

「ハアッ!」

士は飛び上がり、その周囲をリュウキドラグレッダーが旋回する。

海東はディエンドライバーを魔女に向け、カードのトンネルで狙いを定める。

まどかは自身の弓に目いっぱいの魔力を矢に込め構える。

「ハアアアアア!」

 

♪一つ残らず奪う Sniper♪

 

士はリュウキドラグレッダーの炎を纏ったキックを。

海東は狙いを定めた銃口からエネルギー波を撃ちだし。

まどかは強大な威力の矢を放つ

「GUAAAAAAA!!!!!」

命中した魔女は断末魔を挙げ爆発した。

「やった・・・」

ポツリとまどかが呟く。そしてソウルジェムが光っていることに気が付き取り出すと、倒したお菓子の魔女から出てきた粒子が、ソウルジェムに吸い込まれていく。

「そうだ、リュウガはどうなってんだ!」

シンジが思い出したように叫ぶ。

 

 

 

士たちが魔女を撃破した頃、リュウガをオーディンの戦いも佳境に入っていた。

「・・・そろそろ終わらせましょうか」

「ほう・・・良いだろう」

リュウガとオーディンはお互いにカードデッキから、カードを引き装填する。

 

《 《FINALVENT》 》

 

リュウガの後ろに黒い龍である契約モンスター「ドラグブラッガー」が現れ、オーディンの後方にも金色の不死鳥を模した契約モンスター「ゴルトフェニックス」が舞い降りる。

リュウガは空中にドラグブラッガーと共に浮かんでいき、ゴルトフェニックスもエネルギーを貯める。

オーディンはこの時点で自身の勝ちを確信していた。なぜなら、龍騎の世界のライダーが使うカードには攻撃力を表す値(以降AP)があり、自身のファイナルベントのAPは1万であり、ライダーのカードの中では最高のAPを誇る。

このぶつかり合いになった時点で分があるのはオーディンなのである。

しかし、

 

《FRIEZE VENT》

 

リュウガがそれを覆す手を持っていないことが前提である。

無機質な声が響くと同時に、ゴルトフェニックスの動きが止まり、溜まっていたエネルギーも霧散する。

「なにっ!?」

ありえない状態にオーディンは明らかに動揺し、リュウガもそれを見過ごさない。

リュウガが放った「ドラゴンライダーキック」がオーディンに命中し吹き飛ばす。

倒れこんだオーディンは、最後の力を振り絞るように上半身を起こし、リュウガの方を向き問う。

「なぜ、そのカー、ドを、持ってい、る・・・」

「簡単よ。貴方が強いと言うのはあらかじめ聞いていたから、準備(・・)をして置いただけよ」

フリーズベント

その効果は相手の契約モンスターの動きを封じること。契約モンスターと放つファイナルベントを相手が発動した際に使えば、相手の必殺技も防ぐことができるという強力なカードである。しかし本来このカードを持っているのは、仮面ライダータイガという仮面ライダーである。なら何故リュウガが持っているのか。リュウガは準備(・・)といった。

つまりオーディンと戦う前に入手していた(・・・・・・・・・・・・・・・・)。どうやってか、それはもちろん仮面ライダータイガを倒すことによって(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)である(・・・)

それを察したオーディンは、上半身を完全に倒す。そして爆発が起こる。

「・・・はあはあはあはあ。なっ!?なんだよこれ・・・」

そこにシンジたちが到着する。だが、リュウガは気にすることなく爆発跡に向かい、そこに落ちている金のカードデッキを拾う。

「・・・フッ、フフフ、ハハハハハハハハッ!!!」

オーディンのカードデッキを手にしたリュウガは、大声で笑い出す。

「おい!、何がおかしい!」

シンジが叫ぶがリュウガはそれを無視し、まどかに目を向ける。

「ヒッ」

目を向けられたまどかは、怯えて短く悲鳴を零す。しかしリュウガはそれすらも気にしない。むしろその姿は悦に入ったように見える。

「ああ・・・やっと、やっとこれで・・まどか・・・貴方を救える(・・・・・・)

「え・・・?私、を・・・?」

まどかが困惑した声を上げる。

リュウガは自身のカードデッキに手をかけ、ベルトから外す。そして返信が解けたその姿は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほむら、ちゃん?」

まどかは膝から崩れ落ちる。

なぜなら、目の前にいる黒髪の少女はまどかの友達(・・・・・・)なのだから

 

 

 

 

 

 

 

 

次回の仮面ライダーディケイド アナザーストーリー

「まどか・・・」「ほむらちゃん!」「私はこのカードで、過去を変える」「これが彼女の戦う理由」「そんなの関係ない」「私がやることは決まってる」《ジオウツー!》

「私の願いは・・・!」「誰かの為の思いが、こいつの願いだ!」

~思いが願いに 奇跡は現実に~

 

 

全てを破壊し、全てを繋げ




はい、いかがでしたでしょうか!
前書きにも書いていますが、この話が投稿された時点で、アンケを締め切らせていただかせてます。つけてほしい設定などは今ならまだ対応することは可能ですので、活動報告からどうぞ!(必ず対応できるわけではないのであしからず)

そして今さらになりますが、今回のクロスオーバー先である「魔法少女まどか☆マギカ」の提案をしていただいた、名もなきA・弐様、ありがとうございました。
まだまだ意見、提案を受け付けていますので、こちらも活動報告からどうぞ送ってください。
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1つの世界の話を前章、後章に分けてるんだけど、後章の挿入歌っている?

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