~互いの正義~
前回の仮面ライダーディケイド アナザーストーリー
「このクッツ・キーガン様の力に恐れおののくがいい!」「実力を行使する!」「あんたのお宝、いただくぜ!」「元の世界への道を確実に開くことが出来る」「近いものを感じるのさ」「ディケイドを倒してくれればいいからな」
九つの世界をめぐり、その瞳は何を見る
カランカランッとドアのベルが鳴る。あの後魁利たちと昼食を取ったミラ、月乃、切歌、クリス、エルフナインは、一旦光写真館に戻ってきていた。リビングの扉を開けると士たちがすでに帰っていた。
「ただいま~」
「ただいまデース!」
「みんな無事でしたか」
「えっと、どうしたんですか?」
「皆が快盗と一緒に居たって聞いて心配してたんですよ」
心配そうにミラたちを見つめる夏海の言葉にミラたちは目を見開く。何故それを夏海が知っているのか。ミラたちは夏海とユウスケから、圭一郎たちから聞いた話を伝えられる。
「ノエルさんが警察?」
「それってスパイデス・・・?」
「でも、彼らが捕まってないということは、逆スパイということも・・・」
中でも一番驚いたのは、ノエルが国際警察の拠点にいたということ。だが月乃が言ったように、魁利たちが未だに捕まってないことから、逆スパイという可能性が浮上し、話しはお預けになった。
「それで、お前らはどうだったんだ。快盗と一緒だったんだろ?」
「えっ?い、いやぁ、えっと・・・」
士が聞くと、全員思い切り顔を逸らす。
「別に警察に告げ口なんかしないさ。俺はただ・・・この世界での俺のやるべきことを知りたいだけだ」
士も、ミラたちが言いたくないことを察したのだろう。圭一郎たちに言わないことを約束し、ミラたちもそれを信じて今までのことを話す。さすがに魁利たちが正体であることは伏せたが、魁利たちの戦う理由や海東が協力していることを話した。
「海東さんが・・・」
「やっぱり後悔してるんでしょうか・・・あの時のこと」
「さあな、それはあいつ次第だろ」
コーヒーを飲みながら、士はただそう答えた。
「はあ・・・」
少し遅めの昼食を取ろうと「ビストロ・ジュレ」に行くも臨時休業になっており、仕方なく別の店で食べ戻ってきた圭一郎は、屋上に佇んでいた。その時圭一郎に缶を持った手が差し出される。
「やあ圭一郎くん。どうしたんだい?」
「ノエルか・・・」
「俺を笑いに来たか?」
ノエルから差し出された缶を受け取り、珍しく自虐めいたことを言う。
「まさか。・・・彼の言葉を気にしているのかい?」
「・・・・・」
ノエルの予想は当たっていた。圭一郎は士に言われてから、ずっと悩んでいた。
「クッツ・キーガンを倒すのに快盗と協力するべきかどうか、悩んでいるのだろう?別に僕は協力してもいいと思うけどね。あの彼が言った通り、彼らはギャングラ―の用に破壊活動をしている訳じゃない。それにギャングラ―が現れた際はお互い、ギャングラ―を優先する。そういう風に約束を交わしているのだろう?」
そう、ルパンレンジャーとパトレンジャーは少なくとも友好的ではない。が、ギャングラ―に対しての利害は一致しており、ギャングラ―が現れた際はそちらを優先することを約束している。
じつはこれ、ほとんどルパンレンジャー側にしかメリットがない。ルパンレンジャーにとってルパンコレクションの回収が優先事項であり、警察はその邪魔をしないというのだから。その分コレクションを取り返す前に倒される確率は高くなるが、それは以前から同様であったため、結果的にメリットになる。パトレンジャーの持っているVSチェンジャーやトリガーマシンもいずれ回収するつもりである。なので魁利たちはこの約束をたがえるつもりはない。
しかし圭一郎はそれを知らないため、自身が持ちかけたこととはいえ信じきれていなかった。
「確かにそうだが、所詮は口約束だ」
「圭一郎くん。彼らと関わっている僕が言っても、説得力がないだろうけど・・・。彼等にも、彼等なりの正義があるんだ。君たちが市民を守りたいと言う思いを持っているのと同じように」
「・・・・お前にもあるのか?警察と快盗のどちらとも関わってでも、成し遂げたい正義が」
「ああ、僕も助けたい人たちがいるんだ。その人たちを助けることが、ボクの正義だ」
それを最後にノエルは屋上から去る。圭一郎は未だに晴れないもやもやとした何かを振り切るように、ノエルから受け取ったちょうどいい温度になった缶を開け、中身を一気に喉に流し込んだ。
「・・・・・むぐっ!?・・・あまっ!?」
口に広がったひどく甘ったるい液体に吹き出しそうになるも何とかこらえる。缶を見てみるとそこには「虫歯に注意☆激甘おしるこ」と書いてあった。
ミラ「それではプチ次回予告!今回は切歌ちゃんだよ!」
切歌「どーもデスよ!というか、今回これだけデスか?」
いやですねその、改めてここ最近のを投稿した話を読み返してると、長っ!?ってなったんですよ。
ミラ「それでこの少なさですか?いやそれでも短くないですか?」
切歌「今回3000字もいってないデスよ」
いや~。今回はちょうど話を切りやすくってね~。ここ逃したら結構書いちゃいそうだったし、いったん切ることにしたの。
切歌「そうなんですね~。・・・って次回予告してないデスよ!?」
ミラ「そうだった!?それでは次回予告に行きます!・・・クッツ・キーガンの能力を知った圭一郎さんは、快盗と協力するべきか答えが出ないままでいた。」
切歌「そんな中クッツ・キーガンが再び現れ、私たちは現場に向かうのデス!そして私の活躍がドドーン!と書かれるのデスよ!」
ミラ「うん、切歌ちゃん?ちゃんと台本に書いてあることを読んでね?」
切歌「それでは次回もお楽しみにデス!」
ミラ「切歌ちゃん!?」
1つの世界の話を前章、後章に分けてるんだけど、後章の挿入歌っている?
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入れてほしい
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邪魔。入れなくていい
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前章にも入れてほしい
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後章だけで良い