私は一体何をしているのだろう?
草原を歩く黒髪の少女、暁美ほむらは、自問してはその答えを見いだせない。
『ほむらさん!まどかちゃんは救うことができるかもしれないんです!』
『貴方が仮面ライダーになったことで、貴方たちの世界は崩壊しかけた。今ならあの子を救えるかもしれない』
あの時、彼女らの声に耳を傾けていれば何かが変わっただろうか。・・・いや、本当は分かっていたのだ。私がしていることが、あの子を救うことにつながっていないことに。だがどうしようもない。まどかを裏切ってしまったことには変わりない。私は逃げたのだ。まどかを救えない焦りから、おかしくなってしまった自分から。
その時、視界の端に車(この世界では動力車と呼ぶのだったか)が止まるのが見え中から2人の男女、ドレス姿の女性とスーツの男性が降りるて近づいてきた。
「少し宜しいですか?貴方のような女の子が1人でどうされましたか?」
緑色の髪の女性がほむらに尋ねる。来ている服から相当のお金持ちだと分かる。実際彼女、ミュゼ・イーグレットはこの世界に存在する貴族の中でも、かなり上位の人間である。
「・・・・あの、もしどこかに行く途中なのならば、場所にもよりますがある程度お送りしますよ?」
ほむらが何も答えないからか、ミュゼは質問から提案に変える。しかしほむらが答える前に、獣のような叫び声がミュゼたちの鼓膜を揺らす。そして2人が降りてきた車とは反対の場所に、光を放ちながら巨大な獣が現れる。
「っ!?おい下がってろ!」
そう言ってスーツ姿の男性、アッシュ・カーバイドは2人の前に立ち巨大な鎌のような斧「ヴァリアブルアクス」を、ミュゼを銃身が長い「魔導騎銃」を取り出し構える。
因みにさっきまで2人は何も持っていなかったように見えていたが、気にしてはいけない。
「こんな時に幻獣なんて、ついてませんね。貴方はあちらの車に・・・ってちょ、ちょっと」
現れた獣を幻獣と呼んだミュゼは、ほむらを車に避難させようとしたが、そんなの関係ないと言わんばかりにほむらは2人より前に、幻獣に近づいていく。
「おい何してやがる!」
「いけません!下がってください!」
ミュゼとアッシュはほむらを咎めながらも下がらせようとするが、ほむらがカードを一枚取り出すと幻獣とは違う叫び声が響き渡る。
「新手!?」
「くそがっ!」
新たに現れたのは人型に近い龍。それはミュゼたちには見向きをせず幻獣に襲い掛かる。その様子はまるで興味がないというより、守るためという風に感じられた。
「これは一体・・・・」
ミュゼの困惑した声が聞こえるが、ほむらはそれに構わずカードデッキを取り出す。
「変身」
Vバックルにカードデッキを差し込み、仮面ライダー焔に変身する。そして即座にドミネイトバイザ―にカードをベントインする。
《SHOOT VENT》
パニッシュメントガンナーが召喚され、すぐさまそっちにカードをベントインする。
《FINAL VENT》
背後に降り立った龍、ドミネイトドラグーンが両手の間にエネルギーをためていく。
「フッ・・・」
ほむらはパニッシュメントガンナーで狙い澄ました一撃を放つと同時に、ドミネイトドラグーンが貯めていたエネルギーも撃ちだされる。
強大なエネルギーの奔流が直撃した幻獣は、悲鳴のような叫び声をあげながら消えていった。
「貴方は・・・・」
「てめえ・・・いったいなにもんだ?」
その圧倒的な力を見せつけられた2人は、ほむらに対して警戒する。しかしほむらは変身を解くと、2人に向かって言う。
「さっき、送ってくれるって言ったわよね?なら、リーヴスという場所に送ってほしいのだけど」
最近新しく投稿し始めた方の伸びが思った以上に良くて、そっちの方を投稿していたんですが、ちょっとそれでこっちの話が書きにくくなった(?)ので、更新ペースがかなり遅くなります。投稿はするつもりです。
1つの世界の話を前章、後章に分けてるんだけど、後章の挿入歌っている?
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入れてほしい
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邪魔。入れなくていい
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前章にも入れてほしい
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後章だけで良い