「・・・・つまり、そのリィンさんという方を見つけることが、この世界での役割だと?」
「正確には、そいつは見つかってるが様子がおかしくなってる」
ユウナとミラが、エルフナインとアルティナをある程度抱きしめた後、ミラたちにもユウナたちの話を聞かせた。
「話を聞いた限り、こちらの話を聞く気がないみたいだけど・・・どうするの?」
「とりあえず倒す。あとは・・・それから考えるか」
「ええー!?そ、そんな無茶苦茶な」
「どうやって見つけるの?」
「見つけると言うより、勝手に現れるだろ。なぜならあいつは・・・」
月乃の問いに対する士の行き当たりばったりな答えに、ユウナは思いっきり焦る。もしかしたら相談する相手を間違えたのでは?そう思ってしまうのも無理はないだろう。
その時、外から爆発音が鳴り響いた。
「きゃっ!な、なに!?」
「爆発音・・・しかも近いです!」
全員急いで外に様子を見に行く。そこには、士官学院を襲った初級インベスと呼ばれるインベスやそれから進化した上級インベスが、リーヴスの街を襲っていた。
「何でこいつらがここに居るのよ!」
「話は後で!まずはこいつらを町の外に!」
ミラがユウナたちに声をかけながら、月乃と共にジクウドライバーを装着する。
《ZI-O》
《GEIZ》
「「変身!」」
《 《ライダータイム!》 》
《仮面ライダージオウ!》
《仮面ライダーゲイツ!》
変身した2人はリーヴスの街を救うために、インベスたちのもとに向かう。
ユウナたちもその2人の姿に、ハッとなり自分たちも戦うために武器を取り出す。しかしそれを止めた人物がいた。
「ちょっ、士さん何で止めるんですか!」
「どうやら、来てくれたようだぜ」
「えっ・・・」
士が視線を追うとそこには、太刀を持った1人の青年がいた。
「―――教官・・・!?」
「―――教官・・・」
「なぜ、このタイミングで」
「グウウウウウ・・・」
獣のような声を上げるリィンに、ユウナたちは呆然とする。それは自分たちが信頼している教官の変わり様に、ではない。彼女たちが今のリィンの状態を知っているからだ。
「とりあえず、話し合いじゃあ収まらないみたいだな。変身!」
《KAMENRIDE DECADE》
「セカイノハカイシャ・・・キサマヲ、オオオオアアアアア!!」
「まったく、少しは落ち着けっての!―――――――――――!」
士が変身するなりリィンは斬りかかり、それをライドブッカーで受け止める。しかし士の胸の中には違和感がふつふつと浮かぶ。
(なんだ?この違和感)
「ガアアア!」
「くっ!この!」
考え事をしながら勝てる相手じゃないと、気持ちを切り替えリィンを町の外まで誘導する。
そこにはすでにインベスを誘導し、戦っていた2人の姿が見えた。
「フッ、はあ!・・・っ。士さん!誰ですかその人!?」
「こいつが例のやつだ!はあ!」
「その人が・・・っ!?とにかく、私たちはインベスをどうにかします!」
「ああ!」
「グアアア!」
士に向けて太刀が振るわれるが、士はそれを受け止め敢えて接近することで動きを阻害する。
「おい!しっかりしろ!あんたの生徒たちが悲しんでるぞ!」
「ガ。・・・グウウウ。オレハ・・・」
「あんたがしっかりしろ!生徒たちを導いてきたんだろ!」
「グア。ガアアアア!」
「うわっ!」
士の呼びかけに躊躇う素振りを見せたものの、士を突き飛ばし太刀を切り上げる。士は地面を転がり、リィンはさらに追撃をかけようとするが、足元に銃弾が撃ち込まれ足が止まる。
「やれやれ。今回はさっさと次のお宝に行こうとしたんだけどね」
「海東・・・」
銃弾を撃ち込んだのは海東大樹だった。リィンは人間だからか、襲うそぶりは見せない。
《KAMENRIDE》
「変身!」
《DIEND》
「グア、ガアアア!」
「おっと。やはりか」
しかし、海東がディエンドに変身した途端攻撃する。それを避けながら海東は、自身の予想が当たっていることを確信する。
「ふっ」
「ガアア!」
「おい海東!どういうつもりだ」
「僕はこのお宝を狙っていた。だけど、僕が狙っていたお宝はすでになかった」
「だからどうした?」
「彼がああなった原因は、少なからずそれが原因さ」
「ガアアア!」」
一方ミラと月乃は、順調にインベスを倒していた。
「ハアア!月乃!」
「フッ!分かった」
「「でやああ!」」
月乃がジカンザックスで複数の矢を打ち込み、インベスが怯んでいる内にミラがジカンギレードで次々と切り裂き、インベスを撃破していく。
「やった!月乃、ありがとう」
「気にしないで良い。・・・っ!?ミラ!」
インベス撃破に喜んでいると、月乃が何かに気付きミラに注意を促す。2人が警戒する先には真っ黒の仮面ライダーがいた。そしてそのライダーの名を、2人は知っていた。
「あれは、仮面ライダービルド?」
「でもあれって・・・」
《マックスハザードオン!》
「「っ!?」」
《オーバーフロー!ヤベーイ!》
何の前触れもなしに仮面ライダービルドが2人に襲い掛かる。2人も応戦するが、そのパワーとスピードに武器を弾かれ、殴り飛ばされる。
「キャアッ!」
「クゥッ!」
「グッ・・」
月乃が転がったそばに、リィンの攻撃で飛ばされた海東が転がってくる。
「・・・苦戦してるようだね」
「うる、さい・・・」
「ふっ。そんな君にプレゼントだ」
「? これは・・・」
海東が渡したのは、ディエンドのライドウォッチ。真意が分からず、月乃は海東を見るが。
「言っただろ。プレゼントさ」
それだけ言うと、すぐに戦いに戻ってしまう。月乃は少しだけ悩むが、立ち上がってウォッチのボタンを押す。
《DI、DI、DI、DIEND》
《アーマータイム!》
《カメンライド ディーエーンードー!》
月乃の周囲に現れたカード状の物体から、アーマーが出現し月乃に装着されていく。最後に複眼にディエンドの文字が刻まれ、仮面ライダーゲイツディエンドアーマーになる。
「くっ!・・・ん?何それ!?」
「プレゼント、らしいよ?」
《ライドサモンバスター!》
月乃の右手に専用武器「ライドサモンバスター」が召喚され、月乃はビルドに向かって撃つ。
ビルドはそれを防ぎ、月乃に接近する。月乃は銃型の武器に慣れていないせいで、迫ってくるビルドをうまくねらえない。
「・・っ。・・・ああ、もう!使いにくい!」
そうこうしている間に、接近したビルドがパンチを放つ。それをサモンバスターで弾き月乃もパンチを放つが、ビルドもそれを弾く。しかし、月乃が一瞬の隙を狙って蹴りを叩き込む。
ビルドをふっとばし距離を開けた月乃は、サモンバスターのスロットにビルドライドウォッチをセットする。
「仮面ライダービルド。これならいいかな?」
《ファイナルライドタイム!ビ、ビ、ビ、ビルド!》
引き金を引くと、月乃の目の前に仮面ライダーゲイツビルドアーマーが召喚される。召喚されたゲイツはドリルクラッシャークラッシャーを構えビルドと戦う。
「へえ。楽でいいや」
月乃もビルドとの戦闘に向かう。一方ミラは何が何だかわからなかった。
「な、なにあれ!?」
「――あれはディエンドアーマーの能力。ライドサモンバスターにセットしたウォッチを使用した自分自身を召喚する能力です」
「うわびっくりしたぁ!マリア、なんかすっごい久しぶりな気が・・・」
「それには触れてはいけません。それより、あちらを」
「え?・・・うわっ。インベスがまだあんなに」
すっと現れたマリア・イグナイトが指差した方向には、大量のインベスが再び現れていた。
「ご安心を、我が魔王。ここからは私も戦いますので」
「へ?」
ミラが目を丸くする中、マリアは緑色のベルトとミラが使っているのとは違う形のライドウォッチ、ミライドウォッチを取り出す。
《ビヨンドライバー》
《WOZ》
ウォズミライドウォッチをドライバー右側のハンドルにセットし、ウォッチのボタンを押しカバーを開く。
「変身」
マリアがそう呟くと同時に、ハンドルを前に向ける。
《投影!フューチャータイム!》
《スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ! 》
緑色の光がマリアを包み、仮面ライダーウォズに変身する。
「うそー・・・」
「なっ!?」
「祝え!過去と未来を読み解き、正しき歴史を記す預言者・・・。その名も仮面ライダーウォズ!新たなる歴史の1ページである!」
あまりの展開にミラはついて行くことを放棄し、ビルドと戦っている月乃も思わず声に出して驚く。
《ジカンデスピア!》
マリアは槍型武器「ジカンデスピア」を構え、ミラに話しかける。
「さあ、参りましょう。我が魔王?」
「ライドサモンバスター」は仕方ないんや・・・。「ライドヘイセイバー」みたいな洒落た名前が出てこんかったんや・・・
1つの世界の話を前章、後章に分けてるんだけど、後章の挿入歌っている?
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入れてほしい
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邪魔。入れなくていい
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前章にも入れてほしい
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後章だけで良い