仮面ライダーディケイド 現実と幻想の狭間   作:神咲胡桃

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~呪いを纏いし者~

「ふっ、はっ!」

「ギシャア!」

 

仮面ライダーウォズに変身したマリアは、手にしたジカンデスピアでインベスを突き、薙ぎ払い、次々と撃破していく。

 

「ハア!この・・・!?」

「フン!」

「マリア・・・。ありがとう」

「礼に及びません我が魔王。私はあの方に、貴方に救われた。なればこそ私がお守りいたしましょう」

「それって・・・」

 

どういうことかをマリアに問いだたそうとすると、2人に向かって上級インベスが飛びかかる。

2人はそれを避けミラはジカンギレードにウィザードウォッチを、マリアはジカンデスピアのカメンアイコンをタッチ、スクリーンをスワイプする。

 

《フィニッシュタイム!》 

《ウィザード ギリギリスラッシュ!》

「セイヤ!」

 

ミラがジカンギレードを袈裟切りで振るうと、炎の渦がインベスを巻き込む。

 

《フィニィッシュタイムゥ!》

《爆裂DEランスゥゥ!》

「ハア!」

 

そしてマリアがジカンデスピアを突きだし、発生した衝撃が炎の渦ごとインベスを爆散させる。

 

 

 

 

一方月乃の方も終わりかけていた。

 

「ハッ!」

 

至近距離で発砲した月乃の銃撃でビルドは後ずさり、そこに召喚した分身の攻撃が突き刺さる。分身は消滅し、月乃はライドサモンバスターのパネルの左横についているボタンを押すと、仮面ライダークローズの紋章が映し出される。

 

《クローズ サモンライダー!》

《クローズ デュアルタイムバースト!》

 

サモンバスターを構え、月乃がトリガーを引くと斬撃のような銃弾が放たれ、ビルドに命中しても爆発せず押し込むように複数ヒットする。

更にボタンを長押しすると、次々と紋章が切り替わり仮面ライダーG3の紋章に変わる。

 

《G3 サモンライダー!》

《G3 デュアルタイムバースト!》

「ぐっ!?」

 

再びトリガーを引くと、ガトリング砲のように銃弾が高速発射される。その反動に月乃は思わず両手で支え、ビルドは銃弾の嵐が襲い掛かる。

吹き飛ばされたビルドは、起き上がると背後に現れたオーロラカーテンをくぐる。カーテンが消えた時にはその姿は消えていた。

 

 

 

「グアアアア!」

「くっ!ハア!」

「ハッ!」

 

ミラとマリア、月乃が決着をつけた頃、士と海東は苦戦していた。

今回の相手は手強いとはいえ人間である。そのことが2人に躊躇させていた。

 

「どうする士?」

「戦いづら過ぎる・・・」

「教官!」

「ガア・・・・」

 

リィンが声の方を向くと、そこには怪我していた人たちを救助していたユウナたちがいた。

 

「―――教官!早く目を覚ましてください!」

「皆、貴方を待っています!」

「だから・・・いつものあなたに、優しい―――さんに戻ってください!」

「グ、グウウウウウウ・・・」

「あ、戻って・・・」

「やれやれ。面倒な手間をかけないで貰おうか」

「スウォルツ・・・!?」

 

ユウナとクルト、アルティナの必死の呼びかけにリィンは悶え苦しむ。正気を取り戻しかけているのではないか。そんな希望が生まれた時、悶え苦しむリィンの傍にスウォルツが現れる。

 

「な、なんなのよあんた!」

「ふん・・・」

 

ユウナの声を無視し、スウォルツはアナザーライダーのウォッチを取り出す。

 

≪GAIM≫

 

「何をする気だ!」

「こうする気さ」

 

そう言ってリィンをを無理矢理立たせ、その胸にウォッチを押し当てる。

 

「グ、グアアアアアアアア!!!」

「「「教官!」」」

 

ウォッチを押し当てられたリィンは苦しみの叫びをあげ、その姿を変える。

 

「なに、あれ・・・」

「そんな・・・」

「スウォルツの野郎。アナザーライダーにしたのか」

「ふはははは!さあ、まずは貴様の手で、大切な生徒を殺してもらおう」

 

アナザーライダーへと変貌したリィンの姿に、ユウナたちは絶望しアルティナに至っては座り込んでしまう。

しかしスウォルツはリィンに向かって、ユウナたちを殺すように命令する。リィンは呻き声をあげながら、ユウナたちに向かって歩いていく。しかし、ユウナたちは自分たちの教官が、怪物のような姿になったことを受け止めきれず動く様子がない。

 

「やらせるか!おい、しっかりしろ!」

「あ゛あ゛!」

「ぐわっ!」

 

士と海東が間に立ちふさがるが、巨大な大剣を振り回すアナザーライダーの攻撃で吹き飛ばされてしまう。そしてアナザーライダーがユウナたちに向かおうとする。

しかし、道端にある街灯のガラスから何者かが飛び出てくると、アナザーライダーの背中を斬りつける。

 

「なに?」

「おまえは、暁美ほむら」

 

なんとユウナたちを救ったのは、仮面ライダー焔に変身している暁美ほむらだった。

 

「暁美ほむら・・なぜ邪魔をした」

「・・・・・・」

 

スウォルツが問いかけるが、ほむらは何も答えない。アナザーライダーがほむらに襲い掛かり大剣を振るうが、ほむらはドミネイトバイザ―で大剣を弾き、逆に斬りつける。

さらにカードを取り出し、ベントインする。

 

《SWORD VENT》

 

ほむらの両手に、金色の双剣「ゴルトセイバー」が召喚される。ダメージでふらつくアナザーライダーを連続で斬りつける。

 

「ユウナさん!みなさん!」

「おいおまえら!これは一体どうなってやがる!」

 

その間に未だに茫然自失しているユウナたちに2人の男女が近づく。

 

「ミュゼ・・・」

「アッシュさん・・・」

「戻ってきてたのか」

「何をボケッとしてやがる。どうなってんだ!」

 

そうこうしている間に、ほむらの攻撃を食らっていたアナザーライダーを逃がすように、オーロラカーテンが現れる。

 

「おのれ・・・。おぼえていろ」

 

そんな捨て台詞を吐いて、スウォルツもオーロラカーテンをくぐる。

 

 

 

「何で急に増えたりしたの!」

「インベスの急な発生。まさかアナザーライダーが・・・?」

 

アナザーライダーが誕生した頃、ミラたちの方でもインベスが三度発生しており、ミラたちが撃破していた。

 

「伏せてください!」

 

その時、少年と思わしき声がミラたちにかけられる。その瞬間、周囲のインベスたちに火炎球が次々と放たれる。

 

「キャッ」

「この攻撃は・・・」

「ご無事ですか!」

 

そう言ってかけられた声の方を向くと、そこには紫色の鬼がいた。

 

「あなたは・・・?」

「僕はアスム。響鬼として、みなさんに協力します!」

 

 

次回 仮面ライダーディケイド

「教官が、化け物に」「仮面ライダー響鬼。鬼をやってます」「だからオレは反対だったんだ!」「別にあなたの許可を得る必要はないでしょう」「誰かの手を引くのは、こいつだけじゃない」

〜灰の絆〜

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

 

 

 

1つの世界の話を前章、後章に分けてるんだけど、後章の挿入歌っている?

  • 入れてほしい
  • 邪魔。入れなくていい
  • 前章にも入れてほしい
  • 後章だけで良い
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