〜未来的な世界〜
前回の仮面ライダーディケイド
「世界の破壊者ってなんなの?」「士くんは世界の破壊者なんかじゃありません!」「少しは信用してあげる」「あんたをブッ飛ばして、教官を助ける」「互いが互いを支え合い、共に戦い、共に成長していく」「誰にもこの絆は壊せない!」
数多の世界を巡り、その瞳は何を見る
「ここが次の世界ですか・・・」
「なんというか、今までの世界より未来的・・・な感じがするな」
光写真館を出た夏海とユウスケが、並び立つ巨大な高層ビルを見上げ、感心したように呟く。士は周囲の風景をカメラで撮り、かぶっている帽子のつばをクイッと上げる。
「この世界でも、魔法が存在するんですね?」
「正確には、魔導と呼ばれているけどな」
「ん?それって何が違うんだ?」
「魔法を超常的な力とするのなら、魔導はいわゆる超科学といったものですね」
魔導という馴染みのない言葉に、ユウスケが首を傾げる。すると士たちの背後から、ミラ、月乃、マリア、エルフナインが歩いてきた。マリアはこの世界における”魔導”について説明する。
「う~ん。何となく分かったような、分からないような・・・」
「ま、馬鹿には分からないってことだ」
「なんだよ士!・・・というか、お前の格好なんだそれ?」
「その恰好が、士くんのこの世界での役割でしょうか?」
士の格好は、黒を基調としたスーツで頭には帽子をかぶっている。ユウスケと夏海の問いに、士は胸ポケットから手帳を取り出す。
「時空管理局所属教導官、門矢士。どうやら俺の役割は、教導官らしい」
「時空管理局ってなんですか?」
「多分、あれじゃないですか?」
そう言ってミラが指差した先には、「管理局員最終選考」と書かれた看板が置いてあり、そこには主催の会社、その本社と思わしき場所の住所も書いてあった。それを見た士は、マシンディケイダーにまたがる。
「ちょっと士くん!どこに行くんですか!?」
「とにかく行ってみる。もしかしたら、何かわかるかもしれない。それに俺は、教導官だしな」
「答えになってませ・・・って士くん!」
夏海の声を無視し、士はバイクを走らせる。夏海が追いすがる暇もなく、士の背中は見えなくなった。
「行っちゃった」
「ええと、その、大丈夫ですか夏海さん?」
エルフナインが恐る恐る夏海に声をかける。しかし夏海は予想外に、あっさりとした感じだった。
「仕方ありません。いつものことです。・・・それより私たちは私たちで、この世界について調べてみましょう」
「はあ・・・」
一方バイクを走らせていた士は、看板で見た住所の場所に着いていた。門のところで警備員に、ユウスケ達にも見せた手帳の提示を指示されたので、取り出して見せる。すると門が開き入れるようになる。どうやら手帳は社員証の役割も兼ねているらしい。
とにかくバイクを進め敷地内に入る。前方には一際巨大なビルが堂々と佇んでおり、その周囲にいくつかの施設らしき建物が見える。バイクを駐車場に止め、士はビルの中へと入っていく。中は清潔感を感じられ、街よりもさらに未来的な装飾だった。
「さて・・・どうするか」
呟きながら手当たり次第にウロウロしてみる。ロビーと思わしき場所を抜け、たくさんの部屋がある廊下でどの部屋に入ろうかと考えていると、背中から声がかけられた。
「あ、あの・・・」
「ん?」
「もしかして教導官の方、ですか?」
士が振り向くとそこには、白を基調としたスーツを着ている女性がいた。両手を胸の前で組み、怯えているような表情で士を見上げていた。
「ああ。何でわかったんだ?」
「胸ポケットの・・・」
「うん?・・・ああ、なるほど」
女性が指差した胸ポケットを見ると、マークがついていた。おそらく教導官のスーツにはついており、このマークでどんな役職かを判断するのだろう。
「それで、俺になんのようだ?」
「そ、そのぉ、教導官の方なら、集まらなくていいのかなと」
「ん?」
女性の言葉の意味が分からない士は、女性の背後に貼られているポスターが目に入る。そこには「教導官は3階フロアに集合」と書いてあった。しかも時間までもうすぐだ。
「そうだな。そろそろ行くか。じゃあな」
「え、あ、はい・・・」
士は女性に声をかけてその場を立ち去る。女性は立ち去る士の背中を、ジッと見つめるのだった。
1つの世界の話を前章、後章に分けてるんだけど、後章の挿入歌っている?
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入れてほしい
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邪魔。入れなくていい
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前章にも入れてほしい
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後章だけで良い