仮面ライダーディケイド 現実と幻想の狭間   作:神咲胡桃

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~仕事に必要な思い~

「くっ・・・。変身!」

《KAMENRIDE DECADE》

 

斬りかかってきたアナザーブレイドを躱し、士はディケイドに変身して、再度斬りかかってきたアナザーブレイドの攻撃を受け止める。

 

「はあ!」

「くくく・・・。その程度効かんわ!」

「ぐわぁ!」

 

士がライドブッカーで斬りかかるも、アナザーブレイドの装甲に阻まれる。そして逆に、アナザーブレイドの攻撃を食らってしまう。

 

≪ソニック≫

「ガッ!」

 

アナザーブレイドの背後に、1枚のカードの幻影が現れると身体に吸い込まれていく。

見た目とは裏腹に、素早い移動で士を翻弄し剣で斬りつける。

 

「このやろッ!」

《ATTACKRIDE BLAST》

≪メタル≫

≪タックル≫

「なに!?・・・うわっ!」

 

士がライドブッカーガンモードで銃撃を放つが、鋼鉄と化したアナザーブレイドの身体に弾かる。さらに威力を増した突進が、士を吹き飛ばした。

 

「きゃあ!」

「ぐあ!」

 

さらにアンデッドと戦っていたミラとユウスケも、士の元まで吹っ飛ばされてきた。

劣勢に追い込まれた士たちに、オロカが嘲笑を投げかける。

 

「貴様らもこの程度か・・・。まさかこの力がここまで役に立つとはな」

「それがお前の歪んだ願いか」

「・・・なに?」

「オロカ・シュタインベルク。管理局に入る前は、内通者の管理する研究所で研究を行う。だが誰にも認められなかったお前は、やがてその承認欲求を深めていったんだろ?」

「なんでお前がそれを・・・」

「お前が言ってただろ?それから考えただけだ」

『ボクの研究を認めないやつらはぁ!すべて皆殺しだぁ!』

 

オロカはアナザーブレイドに変身した時に、口をついて出た言葉を思い出し拳を握りしめた。

 

「・・・まあいい。貴様らは後だ。まずは、散々僕の計画を邪魔してくれたそこの女から始末してやる・・・あん?」

「やらせない・・・フェイトちゃんはやらせない!」

「ははは!お前程度の実力で僕を倒すだと?貴様に出来るものか!・・・安心しろ、貴様を殺して後は、幼馴染とかいう教導科の総合責任者さんも、同じ場所に送ってあげますよぉ」

「ッ!やらせない・・・あう!」

「フェイトちゃん!」

 

アナザーブレイドがフェイトに向かって雷撃を飛ばす。フェイトは何とか回避するも、それを見たなのはがアナザーブレイドに光弾を撃ちだす。

 

「無駄無駄無駄!友情だの愛情なんだの言ってるような奴らに、僕を倒せるわけがないんだよぉ!」

≪マッハ≫

「・・・くっ!」

「なのは!」

 

アナザーブレイドがマッハの力を使い、なのはを切り裂こうとするが、フェイトがなのはに飛びついたことで、攻撃を免れることができた。

 

「ちぃ・・いい加減にしろよ。仲良しごっこのやつらが・・・」

「そいつは違うな」

「なに!」

 

2人から離すために、士がアナザーブレイドに斬りかかる。

 

「確かに友情や愛情は、時にいがみ合う原因になりうる。それでも、その友情が切れることはない。あいつらの思いは、多くの人を救う仕事に就く人間に必要な思いだ!」

「貴様・・・」

「はあ!」

「ぐお!」

 

アナザーブレイドを蹴り、距離を開けた士は2枚のカードを取り出す。

右手に持った2枚の内の1枚を、ディケイドライバーに投げ入れる。

 

《FINALFORMRIDE NA、NA、NA、NANOHA》

「え、え!?」

 

なのはに光が集まり、光が晴れるとなのはの姿が変わっていた。

機械的なバリアジャケット、膝辺りから伸びる光の翼、そして彼女が持っていた杖は巨大な銃型の武器に変わっていた。

 

「これって・・・」

「それはお前の可能性、お前たちの友情が起こした奇跡だ」

「私たちの・・・」

「友情・・・」

 

なのはの目が決意を表すと、立ち上がり巨大な銃「ストライクカノン」をオロカに向ける。

 

「貴様らなど、捻りつぶしてくれるわ!」

 

オロカが剣を突きだし、荒ぶる雷撃がなのはを襲う。

 

 

 

 

 

「この!」

 

ミラがジカンギレードで斬りかかるが、ギラファアンデッドが剣で受け止め斬りかえす。

 

「きゃあ!」

「ミラちゃん!うわあ!」

 

ユウスケもパラドキサアンデッドの攻撃を食らってしまい、変身が解除される。

 

「ユウスケさん・・・!」

「ミラ!」

「私たちも!・・・?これは・・・」

 

月乃とマリアも変身しようした時、2人のゲイツウォッチとウォズミライドウォッチが光を放った。さらにミラのジオウウォッチも同様に光を放つ。

 

「え、なになに!?」

「この現象は・・・」

「あれは、ウォッチ・・・?」

 

3つのウォッチから光の線が伸び、やがて交わる。線の交点に1つのウォッチが生まれ、ミラの手に収まる。

 

「新しいウォッチ・・・よーし、なんかいける気がする!」

《ジオウトリニティ!》

《ジオウ!》

 

新たに生まれたウォッチ「ジオウトリニティライドウォッチ」を起動し、ジクウドライバーの左スロットにセットする。

更にウォッチの左側についている「ユナイトリューザー」を捻ると、プレートが開きジクウドライバーの中央に重なる。

 

《ゲイツ!》

「・・・は?」

 

もう一回捻るともう一枚プレートが開く。その瞬間、空から光が月乃に降り注いだ。

 

《ウォズ!》

「これは、私たちを導いている」

 

さらにミラがもう一度捻ると、再びプレートが開き、マリアにも青い光が降り注ぐ。

 

《ライダータイム! 仮面ライダー!ジオウ!》

 

ミラがジクウドライバーを回すと、月乃とマリアが自動でゲイツとウォズに変身してしまう。

そしてあろうことか、月乃の身体が士のファイナルフォームライドよろしく、人体構造を無視して頭部と胴体のみの、腕時計のような状態に変形した。

 

《トリニティタイム!》

 

そしてウォズも月乃同様に、頭部と胴体のみの、腕時計のような状態に変形した。

 

「え?ちょ!?こわッ!」

《三つの力、仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ! 》

「お、おおお!」

《トーリーニーティー!》

 

変形した2人がミラの肩に装着される。そんでもってミラの顔が、胸部まで下がった(・・・・)

 

「私の顔ぉぉおおおお!」

《トリニティ!!》

 

3色の「ライダー」と書かれた文字が刻まれ、ミラの新たな顔となる。

 

「なんかすごいことになってるーー!」

 

 

 

 

 

「うおっ!?」

 

気づくと、ミラは暗い空間にいた。目の前には大きな時計が置いてあり、月乃とマリアも三角形のになるように立っていた。

 

「なに、これ?」

「私に聞かないで・・・」

「私たちが1つになるとは・・・」

 

それぞれが混乱する中、中央に置いてある巨大な時計の長針がマリアの位置に動く。

 

「とりあえず…やらなければ!祝え!どうやら3人のライダーの力が結集し、多分、未来を創出する時の王者。その名も仮面ライダージオウトリニティ! ・・・きっと、新たな歴史が創成された瞬間である」

 

現実ではマリアの動きに合わせて、ジオウトリニティの身振り手振りする。

 

「それ、祝ってる?」

「・・・・・・・」

 

ミラの問いにマリアは黙秘する。

そしてマリアの位置にあった長針が、月乃の方向に動き・・・・通り過ぎようとした。

 

「いやいやいや。ちょっと待て」

 

別に何がと言うわけではないが、なんかむかついたので針を掴んで自分の前に動かす。

 

「何かあるの?」

「・・・・・・・・・なにもないや」

「ないんかい・・・」

 

そして長針はミラの前に・・・・

 

「・・・・いやちょっと」

 

・・・なんか少しだけずれた位置で止まった。

そのずれを自分で直して、自分に向けさせる。

 

「よし、行こう!」

 

ミラがファイティングポーズをとると、現実のジオウトリニティもファイティングポーズを取り、2体のアンデッドと戦闘を開始した。

 

 




あと次がラストだぜ~!

1つの世界の話を前章、後章に分けてるんだけど、後章の挿入歌っている?

  • 入れてほしい
  • 邪魔。入れなくていい
  • 前章にも入れてほしい
  • 後章だけで良い
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