仮面ライダーディケイド 現実と幻想の狭間   作:神咲胡桃

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ジオウトリニティの時の一人称は、「ミラ」です。



3つの力

「はあああ!」

 

ミラはギラファアンデッドに助走をつけた拳を放つ。そのまま拳打を浴びせ、蹴りの一撃で吹き飛ばす。

その隙を狙い、パラドキサアンデッドがミラに飛びかかる。

 

『ミラ!ジカンザックスで!』

「分かった!」

《ジカンザックス!》

《you!me!》

 

ミラは月乃の声のアドバイス通り、ジカンザックスゆみモードを召喚する。

 

「はあ!」

「・・・ッ!?」

 

飛びかかってきたパラドキサアンデッドに向け矢を放ち、パラドキサアンデッドを撃ち落とした。

 

「次は、私の武器を。我が魔王」

「よし・・!」

《ジカンデスピア!》

 

ジカンデスピアヤリモードを取り出したミラは、ギラファアンデッドの剣を弾き飛ばし、突き攻撃を食らわせる。

そしてパラドキサアンデッドと纏めて、薙ぎ払いで吹っ飛ばす。

 

「次はこれ、使ってみようか!」

《ライドヘイセイバー!》

《ライドサモンバスター!》

 

次に召喚したのは、ライドヘイセイバーとライドサモンバスター。

ライドサモンバスターを撃ちながら、ライドヘイセイバーで斬りかかる。

 

「フッ!セイヤァ!」

『ん、いい感じ』

『一気に決めてしまいましょう』

「一気に行くよ!」

 

ミラは2人の声に応え、ライドヘイセイバーの針を動かし、ライドサモンバスターのボタンを押し、仮面ライダーギャレンの紋章を選ぶ。

 

《ヘイ!ウィザード》

《ウィザード デュアルタイムブレイク!》

《ギャレン サモンライダー!》

《ギャレン デュアルタイムバースト!》

「ハアアアア・・・セイ!ヤアアア!」

 

炎の斬撃と炎の弾丸が、パラドキサアンデッドに命中し爆発した。

 

「あとは、アイツだけ!」

《フィニッシュタイム!》

《ジオウ! ゲイツ! ウォズ!》

 

ジオウライドウォッチのスイッチを押し、ジオウトリニティライドウォッチの起動スイッチは3回押す。

ミラが跳びあがると、ギラファアンデッドの周囲に3人の必殺技のエフェクトが出現する。

 

《トリニティ!》

《タイムブレークバーストエクスプロージョン!》

『『「ハアアアアアア!」』』

 

ミラの放ったキックはギラファアンデッドを吹き飛ばし、背後に現れていたキューブ状時計型エネルギーに拘束される。

そして、エネルギーはギラファアンデッドと共に爆発した。

 

 

 

「貴様らなど、捻りつぶしてくれるわ!」

 

オロカが放った雷撃がなのはを襲うが、なのはの前方に出現した2つの盾が、なのはを雷撃から守った。

 

「な、なんだその装備は!?」

「フォートレス・・・そしてストライクカノン・・・フェイトちゃんとの友情の結晶・・・これなら、いける!」

「このぉ!」

 

オロカが再び雷撃を放つも、なのはは飛行することで回避。

ストライクカノンから光弾を発射し、オロカを攻撃する。

 

「俺も、本気を出すか」

《PERFECTKAMENRIDE DECADE》

《DEN-O KAMENRIDE LINER》

 

士もコンプリートフォームに変身し、仮面ライダー電王ライナーフォームを召喚する。

さらにカードを取り出し、右腰部のバックルに投げ入れる。

 

「やめろ・・・来るなぁ!」

≪フュージョン ジャック≫

 

オロカの背中に6枚の翼が追加され、飛んで逃げようとする。

 

《FINALATTACKRIDE DE、DE、DE、DEN-O》

 

士の後ろから出現した光のレールが、オロカを追うように伸びていく。

助走をつけた士は、レールに飛び乗りオロカの後を追う。

 

「ぬぉぉおおお!」

「ハアア!」

 

オロカに追いついた士がライドブッカーを振るう。

士と電王の斬撃が、オロカの翼を切り落とす。

さらに、オロカは士から逃げるのに必死で気づいていなかったが、オロカをとっくに追い越していたなのはが、ストライクカノンの砲撃でオロカを地面に叩きつける。

 

「グアア!・・・おかしい。高町なのはぁ!なぜ、貴様にこれほどの力が・・・」

「・・・レイジングハート。リミッターを解除して(・・・・・・・・・・)

「・・・・・・なに?貴様、まさか・・・普段からリミッターで自分の力を抑えていたというのか・・・?」

「そうですけど、何か?」

 

まさかの事実に、オロカは愕然とする。そして思い知らされた。自分と彼女の実力の差を。

 

「私は・・・私はぁ!」

「うるさい奴だ。さっさと決めるぞ」

「はい!」

 

♪この世界 散らばった♪

♪強さの歴史を♪

 

《FINALATTACKRIDE NA、NA、NA、NANOHA》

「やらせるかぁ!」

 

オロカが雷撃を放つが、なのはのフォートレスに阻まれた上に、フォートレスの体当たりを食らう。

 

♪この手に掴んで 特別になって♪

「レイジングハート、ディバイーン・・・」

 

なのはがストライクカノンを構え、士もライドブッカーを構える。

 

♪その夢は永遠に 僕を誘って♪

「・・・バスター!」

「ハアアア!」

 

ストライクカノンとライドブッカーから、ピンク色のビームが放たれオロカを貫く。

 

♪まだこれからも 旅は続くさ♪

「ガアアアアア!」

 

オロカは絶叫を残して、爆発した。

排出されたアナザーブレイドウォッチも、粉々に砕け散った。

 

 

 

「士たちが向こうに目を向けてくれていたおかげで、いいお宝が手に入ったよ」

 

管理局から抜け出した海東は、今回の収穫を眺めながら呟いた。

海東の手にあるのは、この世界に残るロストロギア、いわゆるオーパーツにあたる「夜天の魔導所」の1ページである。

 

「そこまでや!」

「・・・まさか、気づいてる人間がいるなんてね」

「大人しく投稿しなさい」

 

海東の前に立ちはだかった人物、ハヤテは海東に杖を向け投降を促す。

しかし、海東は不敵に笑い、ディエンドライバーにカードを装填する。

 

《ATTACKRIDE》

 

「ッ!?待ちなさい!」

「いいことを教えてあげるよ。君のスパイの子に連絡を取ってみると良い。きっと、朗報が来るはずさ」

「逃がさへんで!」

《INVISIBLE》

「バインド!」

 

ハヤテが海東を拘束しようとするが、それより速く海東の姿が消えた。

海東を逃したことを悔やみながらも、ハヤテはどこかに通信を繋げた。

 

 

 

 

オロカの撃破後、ハヤテが手配した管理局員たちによって後始末がされる中、士の元になのはが訪れる。

 

「ありがとうございました。士さん」

「別に気にする必要はない。上官殿(・・・)

「ッ!?気づいてたんですか・・・」

「ああ」

 

士の指摘に、なのはは身を硬くする。

 

「・・・改めて、私は教導科総合責任者補佐官、高町なのはです。あの・・・どうして気づいたんですか?」

「俺を”士さん”って呼んでただろ。もし俺より下の階級なら、そんな呼び方しないだろ」

「あ・・・・」

 

気づいて呆けるなのはを、士はカメラで撮る。

 

「あ!ちょっと撮らないでくださいよぉ!」

「士さーん!」

 

呆けた表情を取られたなのはは慌てて、カメラに手を伸ばす。

そこにミラたちが合流する。

 

「お疲れ様です、士さん」

「あ、そうだ。ねえ、これって貴方たちのだよね?」

「え?」

 

そう言ってなのはがミラに渡したのは、なのはの顔が描かれたウォッチと、フェイトの顔が描かれたミライドウォッチだった。

 

「さっきの戦闘が終わった後に、気づいたら持ってたの。あなたなら、これをちゃんと使える気がするから。・・・それでは、私は後始末の方に」

 

そう言ってなのはは、管理局員たちのもとに向かう。

オロカに端を発した事件も、終わりを迎えた。

 

 

 

 

 

 

 

「これで、この世界ともお別れか~。いや~、すごい世界だったな~」

「お!いい写真だね~」

「ふ、オレが撮ったからな・・・」

「いや、被写体の話」

 

「この世界の技術・・・一回隅々まで調べて見たかったです・・・」

「よしよし。エルフナインは可愛いな~」

「むう・・・」

 

光写真館に帰った一同は、各々の次の世界までの時間を過ごしていた。

そんな中、夏海は気になっていることがあった。

 

(私が見た夢・・・あれは本当に起こることなんでしょうか?)

 

ジオウの世界で見た、ライダー大戦に似た夢。いつか起こるのではないかと内心怯えていたが、その兆候はない。その事を疑問に思っているのだ。

そして、その様子を離れた場所から見つめるマリア。

その時、背景ロールの絵が音を立てて切り替わった。

 

また、新たな世界での戦いが始まる。

 

 

 

 

次回の仮面ライダーディケイド 

「なにも、ないのか・・・?」「俺はソラ!」「ずっと一人・・・?」「俺が相手になってやる!」

~夢幻の世界の住人~

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

 

 

 

 




リリカルなのはの世界編は終わりです!
次の世界は・・・書くのが難しいかも・・・。

1つの世界の話を前章、後章に分けてるんだけど、後章の挿入歌っている?

  • 入れてほしい
  • 邪魔。入れなくていい
  • 前章にも入れてほしい
  • 後章だけで良い
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