仮面ライダーディケイド 現実と幻想の狭間   作:神咲胡桃

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旅の目的地
~俺はお前、お前は俺~


 

キャロルが振り下ろしたバグヴァイザーを、ミラはジカンギレードで受け止める。

 

「ハッ!」

「キャア!」

『いったいどういうつもり?』

『なぜ私たちを攻撃するのですか?』

「………」

 

月乃とマリアが問いかけるも、キャロルは沈黙を返すのみ。

 

「ああ?なんだアイツ……まあいいや!」

「おいてめえ!」

「その程度で俺に勝てると思ってんのか?お前は何も取り戻せねよ」

「ッ!?お前、俺の記憶を知ってるのか!?」

「というより、俺はそのものだ。じゃあな」

 

そう言うと、”闇”の持っているカギが二丁拳銃になり、地面に向かって乱射する。

巻き起こった粉塵によって、”闇”の姿は見えなくなり、粉塵が消えた後もその姿はどこにもなかった。

 

「くそッ……」

「終わったか」

「キャロルちゃん…」

 

”闇”が消えたのを見ると、キャロルは変身を解除する。

それを見て同じように変身を解除したミラは、キャロルに近寄る。

 

「どうして…」

「……良いだろう。お前たちに説明してやる」

 

そして場所は移り、光写真館。

 

「そもそもオレがこの世界に来た理由、それはこの世界の崩壊を防ぐことだ」

「崩壊?この世界が…!?」

「もしかして、アポロガイストが復活したというのか!?」

 

コーヒーを一口含み、キャロルの語った目的にその場の全員が驚愕する。

中でも驚いていたのは、士や夏海、ユウスケだ。

世界の崩壊という危機に直面したことのある彼らは、この世界でも同じことが怒っているのかと考えた。

しかしそれは、他ならないキャロルの言葉で否定された。

 

「いいや。世界の崩壊の原因は、貴様らがこの世界で戦うことだ」

「俺たちが…?」

「この世界は特殊な背景を持つ。オレたちがいるこの場所は、とある世界に出来た空間だ」

「それじゃあ、キャロルの言う世界の崩壊っていうのは……」

「そうだ、エルフナイン。この空間が崩壊することを差す。そして、そこの男がいる時点で崩壊すると、それこそ世界が崩壊することになる」

「どういうこと?」

 

キャロルの説明に全員が首を傾げる中、ソラだけが顔を上げた。

 

「もしかして、あのオレの偽物野郎か?」

「……ほう。案外早く思い立ったな。そうだ、貴様はあの”闇”を倒さなければならない」

「だったら話は早いってんだ!俺、アイツ探してくる!」

「え?ちょっと!?」

 

光写真館を飛び出したソラを、ミラと月乃、マリアが追いかける。

士は気になっていたことを、キャロルに聞く。

 

「なぜあいつがあの偽物を倒さなければいけない?あの偽物は、ソラにとって一体なんだ?」

 

その問いに、キャロルは口角を釣り上げる。

 

「奴が言っていただろう?アイツはあの男自身だと。もうオレは行くぞ。それとエルフナインを少し借りるぞ。すぐに返す」

「えっキャロル!?」

「行くぞ」

 

エルフナインを連れ、キャロルはオーロラカーテンを呼び出して姿を消してしまった。

次に士は、海東に目を向ける。

 

「次はお前だ。海東」

「なんだい?士」

「キーブレードとはなんだ?お前が知っていること、全て教えてもらうぞ」

 

 

ミラにオリジナルの最強フォームいる?

  • グランドジオウが最強フォームで良い
  • オリジナルフォームが良い
  • グランドジオウ抜きでオリジナルフォームで
  • 逆にゲイツにどうだろう?
  • 逆の逆でウォズにどうだろう?
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