それではご覧ください。
目が覚めたら、ある夫婦の子どもになっており10年の月日が流れた。
ある日、母親に買い物を頼まれ、近くの雑貨屋に行ったが売り切れていたので少し離れた場所にある雑貨屋に買いに行った。
頼まれていた物が多かったため、家に戻って来たときには太陽が沈んだ後であった。
ただいま、と言いながら家に入ったが返事が無かったため警戒しながら居間にむかって歩いていると、何かを喰っている人物がいるのが見えた。
「おい! 何をやっている!」
俺がそう問い掛けると、その人物は微笑を浮かべ振り返り手に何かを持ちながら答えた。
「喰っていたんだよ。
「...は? ....何を....言っている...」
ふざけた事を言っていると思ったので、再び問い掛けようとしたが手に持っているのを見て一気に血の気が引いた。
「俺は幸せそうな家庭を見ると喰いたくなってしまってな。まぁ運が無かったんだよ。お前らは」
俺は恐怖のあまり腰を抜かしながら化け物から離れるように後退りした。しかし、その化け物な追い掛けるように俺に近付いてきた。
「安心すると良い。お前もすぐに両親の元に行かせてやろう」
ゆっくりと俺に手を近づけてきた瞬間
化け物の首が胴体から離れた。
「なっ!? いつの間に斬られたんだ...」
そう言って化け物は灰になって消えていった。俺は呆然としてその光景を見ていると目の間に1人の男性が現れ、俺に問い掛けた
「大丈夫か? 坊主」
「..あ....ああ」
すると、助けてくれた男性が急に俺を持ち上げ
「坊主、俺と来ないか?」
そう聞いてきたので思わず
「はい...」
と、答えたしまった
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助けてもらってから4年の月日が流れた。
あの時、助けてくれた男性は
師匠が教えてくれた呼吸は、桜の呼吸と言う派生の呼吸であり壱から捌まで型がある。
また、稽古中に全集中の呼吸・常中も出来るようになり、先週末に師匠から「最終選別に行くことを許可する」と言われ現在 藤襲山の麓にいた。
すでに、何十名か居るようだった。
すると、白髪の女の子が喋り出した。
「皆さま。今宵は最終選別にお集まり下さり、ありがとうございます」
最終選別は、藤の花の柄の着物を着た、白髪の少女の説明から始まる。
そして、同じ柄の着物を着た、白髪の少女と瓜二つの黒髪の少女が口を開く。
「この藤襲山には、鬼殺の剣士様が生け捕りにした鬼が閉じ込められており、外に出ることは叶いません」
説明を聞きながら回りを見渡した所、参加者は約三十名
「山の麓から中腹にかけて、鬼が嫌う藤の花が一年中狂い咲いているからでございます。しかし、これから先は、藤の花が咲いておりませんので鬼共がおります」
そして、白髪の少女は言った。
「山の中で七日間生き抜く。──それが、最終選別の合格条件でございます」
少女たちは頭を下げ、
「──では、行ってらしゃいませ」
それを聞いてから、俺は鳥居を潜り山の中に入る。
──これから、最終選別が開始される
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