さて、アバドンも帰ってきて私の背中で寝ているけど、今から私がなにをするかと言うと…
ずばり、お食事…ではなく
最近発見したステージ、嘆きの平原に移動します…ちょーっと嫌な空気の漂ってるここだけど、最近はなんか頻繁にゴッドイーターが来てるっぽい
だったら別に、私がいってもおかしくはないのだろう?
遠い…ぁぁ…
足が早くなったのは別にいいんだけど、長距離の移動は時間がかかるし辛いな…クアドリガにでも乗ってこうかな…車輪ついてるし
足が棒になりそうな距離(比喩)
走って移動し、取り敢えず到着しました、嘆きの平原…そこ!私(達)の胸とはなんの関係もないからね!
わたしの胸囲は63センチです
しかしわたしのおっぱいはここからさらに二段階の変身を残しています…
さぁ!わたしを超えて見なさい!
(FのBGM)
でもサクヤさんとかさ
なに食ってどうすればあんなに大きくなるの?血統的にデカいのであろうアリサとかシエルは置いて、食性のはっきりしてる某猫娘も置いて
謎に超サイズのサクヤさんの謎に迫りたい
具体的にはラーニングのために
…うん、大きなおっぱいってのは、男だけじゃなく、女も惹かれるんだよ
尊厳的な問題で、
貧乳だと悲しくなるし
仮にだよ?仮に大きい()子と小さい()子、どっちと付き合うかという話になれば、男の視線というのはやはり顔、胸、脚の三箇所を比べる以上、小さい()方にはなんらかの特異的な利点がなければ勝てないんだよ
やめよう、悲しくなってきた
「ガァ…」
永木の平原ステージ
エリアEのあたりで草むらに隠れている私、実はこれ、ゲーム的には全く隠蔽効果はないのに、視界を遮れるとかジュリ公は言うんだよね
…そんなことできるのはスナイパーくらいだっての…それにブラストが出てからスナイパーは要らない子になってしまったし…
「ガギォ…」
とりあえず潜伏していた私は
そこに…うん、頭のおかしいシユウを見た
「ミュ?」「ギッ!」
頭を出したアバドンをサッと身をかがめることで隠し、そのまま藪に隠れる
シユウ観察日記の始まりだ
…私よりも看護婦さんのほうがよほど観察している植物観察よりマシか
あればもう心療科の先生に言われるがままに鉢植えを置いていただけだし
私は種〜枯れるまで一回も触ったことなかったし、ろくに様子見もしていなかったから、観察日記というか写真の貼り合わせ状態だったけど
…うん、食べられるものでも無いし
持続性のあるものでもなかったからね、枯れて消えるのは当然だよ
まぁともあれ今はシユウだ
あっ、ちょっとアバドン!
…………
シユウ視点
ヌッ!ヘァッ!ヌゥゥン!
…いや私はホモじゃ無いが
そうじゃなくて、普通に声を出そうとしたらギャァァっ!みたいな謎のシャウトしか出ないんだよ、手を見てみたら翼だし、足はなんか結晶?みたいなのが覆ってるし
なにより視点が高い
私は高所恐怖症なんだが
…どうにもならないか
とりあえず蹲ると立ち上がるのに(精神的に)苦労するので、それだけは避けてゆっくりと立ち上がる
そして、私は自分が『ゴッドイーター』の世界に転生?していることを悟った
「…………グ…」
あたりには草むら、蝶の一匹もいなければ虫の這いずる音もない、
羽虫の一匹たりとも残ってはいない
だが、それだけが問題じゃ無い
私がこのステージの壁となっているコンクリを見たときに、抱いた感想は
『食えそうだ』…いよいよ持って人外である
どうにかできないものか…
…「
これだもんな…体は動かせる
ナチュラルに翼も使える、蹴りも使える、それでもなお言語は使えるっぽい感覚がしない
それじゃぁダメなんだよ…
「ミュ?」
「グッ!?ガァァッ!」
何かが視界に入った
その瞬間、私はとっさに回し蹴りを放ち
何かが視界から消失したために空振った
「ガァッ!?」
「
そう、ソレが視界から消えたのは
のちに友となる彼女の仕業だった
危ないからよせばいいのに…
アバドンは呑気なもの
こっちが心配になってくるわ
「…
「…ゼンギン!」
変身、その掛け声とともに
私はオラクル細胞を暴走させ、肉体は拡大し、収縮し、急激に成長して再形成する
その瞬間、虫型の私は消失し
人型への変身を遂げていた
「…
「ッ!グァッ!?」
私のグロンギ語に、シユウが驚愕したような声を上げるが、そんなことは知らない
私のアバドンを傷つけようとした報いは受けてもらおうじゃ無いか
「パパン ドググ グシギ
ザギザザ ビブブ!うぉりゃぁぁっ!」
1.2.3のカウントとともに
ゴッドフィンガーを発動した私は
駆け出し、飛び上がり
そのまま飛び蹴りに移行して
ーシユウの顔面に右足を叩き込むー
「ッ!ゼェゥアッ!」
その瞬間、シユウの右手が閃き
私の全力の一撃が受け流される
「ゴンバッ!?」
「ッ!」
私の足が受け流されると同時に
カウンターパンチで吹き飛ばされる
しかし、私も空中で停止してビームを放つ
「ギジィッ!」
「グッ!」
シユウは中国拳法みたいな構え
(例:武闘派の癒し系青トラマン)
を取って、謎の動きと共に
ビームを受け流していく
まずい、これは
でも、まだやれるわよね?
「ガァっ!」「ギジィッ!」
左手からかめはめ波を拡散連射
右手にゴッドフィンガーを収束
そのままぶっ放す!
「ゴォッゾゾ! ジィッガァァーッ!」
叫びとともに解放したゴッドフィンガーで突進し、当然ながら躱され…しかし
私の左手には
すでにチャージを終えた『かめはめ波(偽)』が待機している
「バレザレパ!」
高度なオラクルのコントロールによってなされた奇跡的なコンボ攻撃が炸裂し
見事に敵の片腕を焼き払う
「グァァァァガァァァァッ!」
「ラザザ!」
敵の絶叫を聴きながら、
朝からオラクルを噴射
距離をとって、限界までオラクルエネルギーをチャージする…そして
脚から炎を吹き上げ
「ラギディ ビブブ!」
「ッ!」
体勢を整えた私が、再度蹴りを放ち
シユウは思いもよらない手段に出た
シユウの方から、威力が乗り切るまえの一瞬のタイミングに体をねじ込み
強引に受け止めたのだ
同時に、紋章が浮かぶが
それは染まり切る前に紋章の刻まれた右の羽ごと引きちぎられ、爆発は小規模に終わった
「…
初見で技の特性を見抜いてくるなんて
戦いなれてるのか…?
「…グ、グガ…ギザ」
「ギ?…グギィ!」
片腕がなくなったシユウが残った左の羽をパタパタ動かしながら何か発音し始める
…意味不明だけど、発話したいのか?
「…ギジュッ!」
まってて、の一言と共に駆け出して
空へと上がり、ゆっくりと四方を見渡して
………いた!ザイゴート!
「ダッ!」
細く調整したオラクル細胞の槍を使って、投げることで卵体を貫き、一撃で仕留める
全速力で高速移動して
その卵体を捕らえ、再度急降下してシユウの元へ向かい、それを渡して
「
とりあえず、声帯を提供することにした
ザイゴートをいくつかそして、私自身の喉及び声帯を抉り取って与える、オラクル製故の再生能力に頼った方法だけど、これが最も数を稼げるから有利だと思う
体を維持できなくなるギリギリまで与えて、残さずにちゃんと食べてね、と言った直後に体が崩壊し、虫型に戻ってしまう、しかし
シユウも覚悟を決めたのか
ザイゴートと私の細胞を喰らうことで、一気に声帯を獲得して見せた
「…
「…
これで世界初のグロンギ仲間の誕生…というわけだ、アバドンも戻ってきたし
シユウも戦うつもりもなさそうだ
とりあえずお互いに矛を収めることにして…
「
「
とりあえず話は通じた、よし
言語関係の第一目標達成だ
これからはまず、
がんばるぞい!