ひとまわりほど小さいとはいえ、ヴァジュラ種のサイズを持つラーヴァナを食べた事で
シユウはサイズを増し、
コクーンメイデンも傷を修復した
もちろん私もオラクルを回復した
そもそもなんでこんなことになったんだっけ?…いや、オラクル源として利用したコクーンメイデンはともかくだよ?…時系列を整理しようか
まず私はシユウと出会い系サイト…いや、出会い、意思疎通を可能にして
しかるのちに一緒に昼食を食べに行ったわけだ…女の子としては初対面の男と昼食とかだいぶ軽率だけど、今の私は虫なんだから構わない
…んでその後に
例のゴッドイーターと遭遇してシユウが一乙、私は逃げて来た、と…ダメじゃん
全く整理できてないよそれ
…いや、仕方ないんだけどさ
「
そう、まずは先のことを考えなきゃならない、なし崩し的に新しく仲間になったコクーンメイデンとか、シユウとか、私自身とかのことも考えなきゃだし、方針も立てなきゃならないし、ゴッドイーターから逃げるのか、積極的に殺しに行くのか、ふてぶてしく不干渉非暴力で押し通すか
まぁ、全体的に元人間?っぽいし
私とて殺したいわけじゃない
積極的に殺しに行くのは
『アラガミ絶対殺すマン』と称される鬼畜、無印主人公の登場以後になるだろう
主…アニメ版か、ゲーム版か、それとも小説版かはわからないけど、最有名なのが
小説版無印男主『神薙ユウ』その影であんまり知られてないけど女主『霊代アキ』
両性具有の2主『神威ヒロ』
さらにはレゾナンス オプスの主人公
レゾ主『神木 レオorリオ』
まぁ誰にせよ神の名を冠する連中は頭おかしいくらい強いのはわかり切っている
「
「
「
逃げるしか無いのはたしかなんだけど
そもそもコクーンメイデンは動けないでしょ?だから拠点を構えてそこを防衛するって言う考えを提示しておく
「boku ga ugokenai kara ka」
「
私はコクーンメイデンを見捨てるつもりはないし、コクーンメイデンは現場から動けない、ならその生息地点を拠点に指定したほうが早いだろう
…というか、まずコクーンメイデンと、私と、シユウ、この三人は自己紹介が必要だと思うのだけれど、なんでどちらも提案しなかったのだろうか
というわけで
やってみました自己紹介
「saisyoha bokukara 」
「bokuha Rio-nunobe 16 da 」
「
私は実年齢13だし、
え?10越えたらもうロリじゃない?女として終わってる?失礼な
私はまだ…いやそもそも虫か
「
「
「
「
「rorl ka douka ha tomokaku kimi namaeha?」
「…
あまり名乗りたくは無い
だってそれは、わたしにとって面倒なしがらみそのものなのだから
古くは天皇家に繋がるという公家の家系で、政治中枢に食い込む人間も多い権力者家系、当然ながら腐り切った連中だらけのお家柄
私にとってはこんな
だから
「…
「
かつての名前は、
この世界では意味を持たない
アラガミである以上は、
個体名なんて必要ない
そう、私は【甲蟲】ドレッドパイク
これで、病弱で虚弱な
「
「bokutatimo sorede iikai?」
「
「
「ミッュ!?ミュウ〜」
背中になったアバドンが(ラーヴァナのコアはわたしがいただいたが)ラーヴァナを食べ終わったのか、何か騒ぎ始めたので、一旦話を中断して
アバドンの方を見る
「ミュウッ!」
私のツノに飛びかかってきたアバドンは、そのまま背中に乗って目を閉じる
…何もしないのかよ…
「…naka iindane」
「
アバドンを背中に乗せたまま走る事だってできるし、このアバドンは通常個体より早いから戦闘時に先に逃せば注意を引く囮代わりにも使える
持ちつ持たれつという関係の体現であろう…やや一方的だけど
…どっかのアバドンみたいに彼女とか彼氏みたいになってくれないかな…
まぁわたしは恋愛経験ないけど