ドレッドなツノが生えてきた   作:魚介(改)貧弱卿

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どうも読みづらいそうなので、今回は会話より主人公の思考を文のメインとしてます


これからの事

ガデ、ギボグバ(さて、行こうか)

 

オラクルも回復したし、

そろそろ日が沈んでしまうから、もうここにいる意味もないだろう

タイミングがなかったから、今まで誰にも見せていなかったけど

私の現状の暫定的な拠点となっている場所である、ステージ『愚者の空母』へと二人を案内しようじゃないか

 


 

 

……行きと違って、帰りは早かった

何故って?

 

ここに(シユウ)がいるじゃろ?

これをな

 

こう(ヘイタクシー)じゃ

いや、ヒッチハイク?ってやつなのかもしれないけどね

…コクーンメイデンはどうしたのかって?それはね

 

実際のところ、コクーンメイデンというアラガミは、体のサイズだけで言えばそこそこ大きい部類に入る

小型種として認知されているのはその一番上の部分だけ、という事で

いわゆる『氷山の一角』みたいに、地下に体の大半が存在しているんだよ

だからその半分くらいが喪失しても、すぐに霧散して消えなかったんだね

 

…その、ですね

一回リオくんを置いて帰った後

道を教えたタケにお願いして、コクーンメイデンの『根』の部分を丸ごと引き抜いてもらって、それを丸ごと運んでもらいました

 

…私のような小型に力仕事を任せてはいけない(教訓)

 

まぁ、それはともかく

まずコクーンメイデンの『根』はコアを有さない末端部分で、多分結合崩壊させることも可能だと思うんだけど、さすがにそれを試そう!と言って切断できるようなチャレンジャーではなかった私たちは

切断を諦めて根ごと運んできたわけだ

 

大きい場所ではあるけど、3メートルくらいの身長があるシユウには少し足りないかな?

 

「ギジャ、ロンザキバギ」(いや、問題ない)

ゴグ?バサ ギギンザ ベゾ(そう?ならいいんだけど) キュグブヅ(窮屈) ジャガ バギ(じゃあない)?」

 

「ザギジョグヅザ、ロンザキバギ」

それ、絶対問題ある人のセリフだよね

一番いいのは頼まなくていいの?

 

maa.(まぁ)honninga (本人が)ii tteitterusi (いいって言ってるし)iindeshyo(良いんでしょ)

 

そういうものなのかな…

明らかに身長のせいで小型専用の通路に引っかかってるんだけど…無理しちゃダメだよ?

 

「…ジョギ(よし)

 

身をかがめてなんとか小型用通路を抜けるタケ氏、 あまりにもあんまりな光景に笑ってしまいそうになるけど、根を経由して地面から生えてきた(?)リオくんと一緒に耐える

 

なんというか…シュールだ

 

ちなみに、いま私が拠点にしている場所は『愚者の空母』のエリアC.D.Eの間、つまるところ大穴の下…あんまり知られてないけど愚者の空母は本当に空母の甲板上がステージなので、その穴から下の空母の艦体に入り込んでいる

 

私には元は何があった所なのかはよく分からないけど、司令室?っぽいところを寝室としている

 

地下なのでコクーンメイデンも人(神)為的に引っ張り抜かなければ出てこないし、ザイゴートとかもいない、もちろんオウガテイルも入ってこない

 

さらにいえばちょっと前にも話題に出てきた水中適合型アラガミであるウコンバサラはまだ存在しない

そう、アラガミは上には(ヴァジュラとかカリギュラとかボルグ・カムランとかバルファ・マータとか)出没するけど、下にはほとんどこないのです!

 

つまり私の拠点とするには十分!

ストーリー進行的には要所要所でミッションのステージになる『鎮魂の廃寺』を拠点とするのが一番なんだけど、あの寒さと立地では流石に拠点化するのは無理だと思うので、初期シオが歌っている、つまりここに来ることが確定している

 

『愚者の空母』で妥協した

 

そこ、諦めとか言わない

 

「…ドシガゲズ キョデンパ(とりあえず拠点は) ボボゼジョギ(ここで良い) ドギデロ、ザ(としても、だ)

 

zikeiretuno (時系列の)kakunin(確認)wo ()sinaito(しても) ne () three (3)ninattara(になったら) haininomaretyausl(灰に飲まれちゃうし)

 

そうなんだよねぇ…

2RBはまだいい、このステージは壊れていないし、ルフス・カリギュラとの決戦ステージにもなるから、ギルのイベントを見れば時系列の把握ができる…ランク2のイベントなんだし、私達でも多分介入できる

 

エリナのシナリオ、ジュリウスの宣言もここで行われるし、コウタやジーナ、カレルもここに用事がある

その点を考えれば、キャラクターエピソードの進行度合いもわりと把握できるだろう

 

でも残念ながら

レゾナントオプスに進んでしまった場合はブラッドメンバーもリンドウさん達クレイドルも去ってしまうので、基本的に地獄

 

さらに3に進んだ場合でも灰嵐の耐性などない上に、船自体には偏食因子もへったくれもないので、即破壊されてしまう

いくら鋼の壁であろうと、暴走する偏食因子の乗った嵐の爆進の前には遮る力を持たない

 

何故かは分からないが

灰域は人間や基本的な生態系の存在を許さないエリア、アラガミたる私達はその例外に当たるかもしれないが、最外壁の活性化、拡大現象である灰嵐にぶつかれば死亡あるのみであろう

 

ハリケーンの進行速度は時速120キロにも及ぶという、巨大アラガミとも呼べる灰嵐にそれが適用できるかは分からないけど、最低でもその程度の速度を振り切れるレベルでなければ逃げ切れないと考えよう

 

…うん、詰んだね

 

永続的に灰域に耐えられるようになるためには、灰域適応能力を得る必要がある

そのためには灰域に侵入する・灰域適応種の強敵アラガミを捕食する必要がある

ただでさえ生存自体が難しい領域(アウェー)で、しかも一般的な第一種接触禁忌種を超えるレベルの力を持った敵を討伐する必要があるのだ

 

それに最低でもそれだけのタスクをこなした上で、求められるのは時速120キロ以上の速度での移動、普通に無理だろう…ロケットエンジンでも付けるのか?

 

まぁそれは最低でも20年後の話

そこまで生き延びることを最優先にしつつ、スピード系のアラガミ

『カリギュラ』『サリエル』を取り込んで速度を上げることにしよう

 

ザギビ ヅギデザ(灰については) ゴンドビビ(その時に) バンガゲジョグ(考えよう)

 

私は暗い未来に対する絶望的な思考を放棄して、無印の鬼難易度世界を生き抜くために話を変えた

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